七倉八城と申します。
ずっと遊戯王×にじさんじの二次創作が書きたかったので
今回、頑張って書いて投稿しました。
投稿が始めてなので、何か誤字脱字などがありましたらご指摘ください。
また、今回は完全オリカになります。
理由としましてはにじさんじライバーの数が多いので、それぞれ合ったテーマを見つけてプレイするのが困難だったため、オリカにさせて頂きました。
ハチャメチャな効果は基本、付けないと思いますが、「これはやり過ぎだろ……」などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
デュエルのプレミや間違いがありましたらすみません。
どうぞ、最後まで読んでいただけると助かります。
ある日。
全にじさんじライバー宛にとある通知が一斉に送信された。
『○月○日正午より【にじさんじ決闘王】を開催します。優勝賞品は好きな企業の企業案件となります。詳細は追ってお知らせします。』
――――――――――。
都内某所
いちから事務所。
「うーん……このカードはこのカードと組み合わせて……それで……」
にじさんじライバー、月ノ美兎は事務所の待合室で腕を組んで唸っていた。
「おはようございまーーーす」
「あ、楓ちゃん。おはようございます」
元気な挨拶と共に事務所に入ってきたのは樋口楓だった。
目が合った美兎は腕を組みながら挨拶を交わす。
「美兎ちゃん何しとるん?」
「実は……今度行われる【にじさんじ決闘王】で使うデッキを考えているんですよ」
「【にじさんじ決闘王】? ……あぁ、遊戯王のか」
「楓ちゃんは参加しないのですか?」
「ウチも参加するで! やっぱり好きな企業の企業案件は魅力やからな!!」
楓はカバンからデッキを取り出し、美兎に見せる。
それを見た美兎はテーブルに散乱していたカードを片づけ、楓を手招きした。
「楓ちゃん。私とデュエルしましょう!!」
「おっしゃ! えぇで!!」
2人はデッキをシャッフルし、デュエルの準備を始める。
「私のデッキは強いですよ!!」
「負けないで!!」
「「決闘!!」」
「先攻後攻は?」
「楓ちゃんに譲りますよ」
「んじゃ、行かせてもらいで! ウチのターン! 【
【花歌姫 アネモニ】
レベル3/風属性/植物族/攻800/守1000
召喚・特殊召喚時、デッキから【花歌姫】魔法・罠カードを一枚手札に加える。
楓のフィールドに牡丹をモチーフにした可愛らしい妖精のモンスターが現れた。アネモニが美兎に向かって手を振ると美兎もつられて手を振った。
「そして、さっき加えたフィールド魔法【花歌姫 フラワーステージ】を発動!! 発動処理としてデッキから【花歌姫】カードを一枚手札に加える! ウチは【花歌姫 プリンセスブーケ】を手札に加えて、そのまま発動! そして【花歌姫 フラワーステージ】の効果を発動!! フィールドのアネモニをデッキに戻し、手札の【花歌姫 マリーゴールド】を特殊召喚!!」
【花歌姫 フラワーステージ】
フィールド魔法
○発動処理としてデッキから【花歌姫】カードを一枚手札に加える。
○一ターンに一度、フィールドの【花歌姫】モンスターをデッキに戻すことで、手札の【花歌姫】モンスターを特殊召喚する。
楓の展開は止まらない。
楓のフィールドは一気に豹変し、事務所が美しい花が咲き誇るライブステージに変わった。
そして、活発そうな妖精のモンスターが現れるとアネモニとハイタッチをして、アネモニが消えていった。
「プリンセスブーケとマリーゴールドの効果を発動! プリンセスブーケの効果でデッキから【花歌姫 リリー】を特殊召喚!! マリーゴールドの効果で手札の【花歌姫 ロータス】を特殊召喚!!」
【花歌姫 プリンセスブーケ】
永続魔法
フィールドの【花歌姫】モンスターがデッキに戻った時、デッキから同じレベルで名前の異なる【花歌姫】モンスターを特殊召喚する。
【花歌姫 マリーゴールド】
レベル3/風属性/植物族/攻1200/守500
このカードが特殊召喚に成功した時、手札からこのカードよりレベルの低い【花歌姫】モンスターを特殊召喚する。
フラワーステージの中央に美しく輝く花束が現れると、マリーゴールドがブーケを手に取り楽しそうに歌って踊り始めた。すると、お嬢様風の妖精と鋭い目をしたクールそうな妖精のモンスター二体が現れた。
三体の妖精は歌いながら美しく舞い踊る。
【花歌姫 リリー】
レベル3/風属性/植物族/攻1000/守1000
このカードが【花歌姫】リンクモンスターの素材として墓地に送られた時、墓地のこのカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚した、このカードが墓地に送られた時、ゲームから除外される。
【花歌姫 ロータス】
レベル1/風属性/植物族/攻100/守500
フィールドの【花歌姫】モンスターをデッキに戻すことで、墓地のこのカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚した、このカードが墓地に送られた時、ゲームから除外される。
「……楓ちゃん、ガチ展開過ぎません……?」
「今の遊戯王ならこのくらい普通やで。……そんじゃ、そろそろウチのエースの出番や!! ウチはマリーゴールド、リリー、ロータスの三体でリンク召喚! 召喚条件は【花歌姫】モンスター二体以上! 出番や!! リンク3【花歌姫 スイレン】!!」
【花歌姫 スイレン】
リンク3/風属性/植物族/攻2800/↙↓→
花歌姫モンスター二体以上
○フィールドの【花歌姫】モンスターがデッキに戻った時、相手に600ポイントのダメージを与える。
○一ターンに一度、リンクマーカー先の【花歌姫】モンスターがデッキに戻すことで、デッキから【花歌姫】罠カードを二枚、フィールドにセットすることができる。
三体の妖精が光に包まれると薄紫色のドレスを身にまとった美女の妖精が現れた。その姿に美兎は目を奪われてしまう。
「はぇ……ずいぶん綺麗なモンスターですね」
「綺麗だけじゃないで! 墓地に送られた【花歌姫 リリー】の効果で自身を特殊召喚! さらに【花歌姫 ロータス】の効果でリリーをデッキに戻して、自身を特殊召喚!」
「あ、なるほど……本来、リリーは自身の効果で特殊召喚した時、そのデメリットでまた墓地にいったときに除外されちゃいますが……」
「せや! ロータスでデッキに戻すことで、そのデメリットも消える! でも、それだけじゃないで! 【花歌姫 スイレン】の効果発動!! フィールドの【花歌姫】モンスターがデッキに戻った時、相手に600ポイントのダメージ与える!! 喰らえ美兎ちゃん!!」
「うぅ……初手バーンは卑怯です……」
スイレンが高らかに歌うと、その歌声の衝撃波が睡蓮の花を巻き上げ、睡蓮の花の嵐として美兎に襲い掛かる。
美兎LP:4000→3400
「さらに【花歌姫 スイレン】のもう一つの効果を発動!! リンクマーカー先の【花歌姫】モンスターをデッキに戻すことで、デッキから【花歌姫】罠カードを二枚、自分のフィールドにセットできる! ウチはロータスをデッキに戻す!!」
「げっ!? ロータスのデメリットもしっかりケアしていますね……それに【花歌姫】モンスターがデッキに戻ったっていうことは……」
「また600のダメージや!!」
「そんなぁ……くっ!!」
再び睡蓮の花の嵐が美兎を襲う。
美兎LP:3400→2800
「ウチはスイレンの効果で【花歌姫 シャウトバリア】と【花歌姫 イリュージョンダンス】をセットしてターンエンドや!!」
「や、やっと……終わりましたか……」
「どうや!! これがウチの実力や!!」
「そうですね……私も負けてられませんね!! 私のターン! ドロー……よし、これならいける! 私は【月兎の月光鏡】を発動!!」
美兎の真上に月のように輝く、大きな鏡が浮遊した。鏡はフィールド全体を写しこむ。
「そして、私は【
【月兎の月光鏡】
永続魔法
○フィールドに【月兎】モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに月兎カウンターを一つ置く。
○このカードに置いてある月兎カウンターを任意の数、取り除くことで以下の効果を発動することができる。
一個:カードを一枚ドローし、手札を一枚捨てる。
二個:デッキから【月兎】モンスターを一枚手札に加える。
三個:墓地の【月兎】カードを一枚手札に加える。
四個:カードを二枚ドローする。
五個:デッキから【月兎】モンスターを一体特殊召喚する。
【月兎 ラミィーナ】
レベル4/光属性/獣戦士族/攻1500/守1200
召喚・特殊召喚した時、フィールドに【月兎の月光鏡】が存在すれば、そのカードに月兎カウンターを一つ置くことができる。フィールドに【月兎の月光鏡】が存在しなければ、デッキから【月兎の月光鏡】を一枚手札に加える。
黄色い仮面を付けたうさ耳の少女が現れた。うさ耳の少女は手に大きなハンマーを引きずるように持っている。
「ラミィーナの効果を発動します。フィールドに【月兎の月光鏡】が存在する時、月光鏡に月兎カウンターを一つ置くことができます。さらに【月兎の月光鏡】の効果で【月兎】モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに月兎カウンターを一つ置きます」
ラミィーナが鏡に向かって手を振ると、月光鏡の縁についていた宝石が一つ輝きだした。
月光鏡:カウンター2
「さらに手札の【月兎 ナターユ】の効果を発動します。フィールドに【月兎】モンスターがいるので自身を特殊召喚します。そして、月光鏡にカウンターを置きます」
【月兎 ナターユ】
レベル4/光属性/獣戦士族/攻1700/守1000
○フィールドに【月兎】モンスターが存在する時、このカードを特殊召喚する。
○一ターンに一度、フィールドの月兎カウンターが三個以上ある時、デッキから【月兎】カードを一枚手札に加える。
ラミィーナの隣に同じく黄色い仮面を付けたうさ耳の少女が現れた。ナターユは二丁拳銃を構えていた。
月光鏡:カウンター3
「ナターユの効果でデッキから【月兎の黄金臼】を手札に加え、そのまま発動します」
【月兎の黄金臼】
通常魔法
○デッキから【月兎】モンスターを手札に加える。フィールドに【月兎の月光鏡】が存在する時、手札に加えるのでなく、特殊召喚することができる。
○墓地のこのカードをゲームから除外することで、デッキから【満月兎融合】を手札に加える。
「私は【月兎 ラッキー】を手札に加え、黄金臼の効果でそのまま発動、特殊召喚します。ラッキーの効果で一枚ドローして、月光鏡にまたカウンターを置きます」
【月兎 ラッキー】
レベル4/光属性/獣戦士族/攻1400/守1700
○このカードが召喚・特殊召した時、フィールドに【月兎の月光鏡】が存在するすればデッキからカードを一枚ドローする。
月光鏡の前に黄金に輝く臼が現れると、そこから黄色い仮面を付けたうさ耳の少女が飛び出した。ラッキーは大鎌を手に取っていた。
月光鏡:カウンター4
「月光鏡の効果でカウンターを四個取り除くことで、デッキからカードを二枚ドローします。……よし、楓ちゃん」
「おっ? どうしたん?」
「この勝負、私の勝ちです」
「っ!? ……えぇ……この盤面で勝利宣言かい。ウチには罠が二枚もあるで」
「いいえ、私の必勝パターンが整いました。私は墓地の【月兎の黄金臼】の効果を発動します。このカードをゲームから除外することで、デッキから【満月兎融合】を手札に加えます」
「……来るんか!!」
楓は身振りいしながら身構える。スイレンも主の緊張が伝わったのか強張った表情をした。
「私は【
【満月兎融合】
通常魔法
○フィールド・手札から【満月兎】融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを墓地に送り、その融合モンスターをEXデッキから融合召喚する。
○墓地のこのカードをゲームから除外することで、デッキから【月兎の月光鏡】を手札に加える。フィールドに【月兎の月光鏡】が存在する時、代わりに【月兎】魔法・罠カードを一枚手札に加える。
【満月兎 フィリーチェ】
レベル10/光属性/獣戦士族/攻3000/守1700
月兎モンスター×3
一ターンに一度、相手の魔法・罠カードを全て破壊する。この効果に対して、相手はカード効果を発動することができない。フィールドに【月兎の月光鏡】が存在する時、魔法・罠カードではなく、相手のカードを全て破壊する。
月光鏡が輝き始めると、鏡から長身の美女が出てきた。黄色い仮面が付いたうさ耳の美女は着地と同時に手に持っていたレイピアを空に掲げると、空に満月が現れた。
月光鏡:カウンター1
「フィリーチェの効果を発動します! 相手のカードを全て破壊します! 行きなさい!!」
「なっ!?」
フィリーチェがレイピアを突き刺すようにすると満月から強烈な光を放つ。強烈な光が楓のフィールドを包み込むと、楓のフィールドが一掃された。
「くっ……ウチの盤面が……。で、でも直接攻撃を受けてもライフは残ってる!!」
「いいえ、これで終わりです! バトル! フィリーチェで楓ちゃんに直接攻撃! さらに私は手札から速攻魔法【月兎の乱舞】を発動します!!」
【月兎の乱舞】
速攻魔法
フィールドの【満月兎】モンスターを選択し、発動。墓地の【月兎】モンスター一体をゲームから除外することで、選択したモンスターの攻撃力を除外したモンスターの攻撃力分アップさせる。【月兎の月光鏡】が存在する時、選択したモンスターはこのターン、二回攻撃することができる。
「私はナターユを除外することでフィリーチェの攻撃力をアップさせます」
フィリーチェ 攻撃力:3000→4700
フィリーチェは満月の輝きと共に舞い踊るようにレイピアの剣戟を放つ。黄金の斬撃が楓に貫通する。
「くぅぅぅぅ……」
楓LP:4000→0
「くぅぅぅぅっそぉぉぉぉ!! 負けたぁぁぁ!!」
「ふふふ……勝っちゃいましたね」
楓は悔しそうに大の字に寝転んだ。
美兎はニヤニヤしながら広げていたカードを片付ける。楓は勢いよく起き上がると楽しそうにしながら服装を整える。
「大会はこうはいかんからな!!」
「また、私が勝っちゃいますよ。では、反省会ですね」
「えぇ……ご飯食べに行こうよ~!!」
オリカ紹介
【花歌姫(プリマヴェーラ)】
花と妖精とアイドルをモチーフにしたテーマ。
モンスターをデッキに戻すことで、起動する効果を中心に展開していくデッキスタイル。
多彩な罠カードで妨害しつつ、スイレンなどのリンクモンスターでバーンやビートダウンをしていく。
【月兎(ムーンラビット)】
兎の女戦士をモチーフにしたテーマ。
永続魔法の月兎の月光鏡を主力にカウンターを溜めつつ展開して、融合モンスター満月兎(フルムーンラビット)を召喚してフィニッシュするデッキスタイル。
強力な満月兎や多彩なサポートカードは月兎の月光鏡があることで本来の力を発揮する。