にじさんじ決闘王   作:七倉八城

11 / 37
年の瀬で仕事が忙しく、更新が遅くなり申し訳ございません。

何故か、どんどん書く量が増えていっている気がしますが、書いていて楽しくて仕方ないので、ご了承ください。

行き当たりばったりでストーリーを進めているので、皆さんの感想からアドバイスをめちゃくちゃ頂いています。

このライバーを出して欲しい、こんなデッキが合うんじゃないか?など
感想やご指摘、評価お待ちしております。
できればTwitterの方にもフォローしていただけると嬉しいです。


BATTLE.11「加賀美ハヤトvsDuelAndroido-Σ-」

都内のショッピングモール。

 

 加賀美、葛葉、笹木はショッピングモールを駆け抜けていた。

 人混みをすり抜けるように差しり抜ける。葛葉は笹木を背負っていた。

 

「社長! なんでショッピングモールに!?」

「ここにウチの直営店があるんですよ! そこを地下を私達のアジトにしているんです」

「確かにここならバレずらいですけど! 人が多い!!」

「何とか駆け抜けてください」

 

 二人が走りながらやり取りをしていると黛から通信が入った。

 

『どーも。二人に良いニュースと悪いニュースがあるよ』

「良いニュースで!」

「悪いニュースで!」

「「あ、そちらからどうぞ!」」

『…………ネタやってないで……。では、良いニュースから。不破君が【Unknown】カードを所有してた尊さんを倒したよ』

「おぉ、さすが不破っちFC!!」

『でも、カードは力一さんに取られちゃったみたい』

「そうですか……ということは力一さんさんは黒幕に近い存在みたいですかね」

『それで悪いニュースはチャイカさんがエリー・コニファーに。明那が鈴原るるに負けたよ』

「鈴原るる!? ちょ、何でよりによって、あの人なの!?」

「これはマズいですね……ですが、【Unknown】カードの所有者が半分以上、判明したのは朗報です。叶さん、エリー・コニファーさん、鈴原るるさん、そして……ジョー・力一さん。残りは二人です」

『そうだね。残りも見つけて、なんとか止めないと』

「黛さん。とりあえず、私たちはこれからそちらに合流します」

『了解。不破君に明那とチャイカさんの回収をお願いしてる。ついでにセレ女の五人もいたから協力してもらってる』

「かしこまりました……っ!? 葛葉さん、止まってください」 

 

 加賀美の声で葛葉は急ブレーキをかけて、止まった。

 すると、正面からリゼとアンジュが加賀美たちの方に向かって走ってきた。

 

「お? 皇女様にアンジュさん?」

「黛さん……あの二人は?」

『……どうだろう?』

「いや、あの二人は大丈夫そうっす。叶の時みたいな何かが取り憑かれている感じがしないので」

「そういえば、葛葉には判別できたんでしたね」

「とりあえず、お二人の話を聞いてみましょう」

 

 リゼとアンジュが加賀美たちの元に駆け寄ると息を切らしていた。

 

「はぁ……はぁ……す、すみません! とこちゃん見ましたか!?」

「そ、それか力一さん!」

「お、落ち着いて下さい。戌亥さんも力一さんも見ていません」

『力一さん……これは……もしかすると』

「えぇ、そうですね。お二人ともちょっとお話を聞きたいので、私たちに着いてきて貰ってもいいですか?」

「で、ですがとこちゃんが!!」

「落ち着いて下さい。もしかしたら私たちもお力になれるかと」

「何か知っているんですか!?」

「それを含めてお話ししたいので」

「リゼ、闇雲に探しても仕方ないから、ここは社長たちの所に行こう」

「あ、アンジュでも……とこちゃんが……」

『そこは心配ないと思うよ』

 

 社長は通話をスピーカーに切り替えて、皆に聞こえるようにした。

 

「あ、黛君!?」

『こっちも力一さんを探しているんだ。たぶん、戌亥さんはそれに巻き込まれたみたい。でも、すぐにどうこうするわけではないと思う。俺の方からも今の状況を説明したいから良いかな』

「…………分かった。あんじゅ行こう」

「そうだね」

「では、いきますか。申し訳ございませんが速足で行きますよ」

「…………社長。そうもいかなくなった見たいです」

 

 葛葉が何かを察して、自分たちが走ってきた方を指を指すと、人混みが何かを避けるように左右に広がった。その先には人型のロボットが加賀美たちに向かって来ていた。

 

「あれは?」

『もしかして……通知で来ていたデュエルアンドロイド……っ!? マズい、運営の息が掛かっているロボットってなると』

「十中八九、私たちの排除ですかね……。葛葉さん!! 申し訳ございませんが先に行ってください! 道は黛さんが案内してくれます!」

「っ!? 危険っすよ!」

「私が足止めしつつ、あれを倒します!」

 

 加賀美はデュエルディスクを構えた。

 

「分かりました! リゼさん、アンジュさん行きますよ!」

 

 葛葉は二人を連れて走り去った。それと同時に加賀美の元にロボットが到着した。

 

『にじさんじライバー【加賀美ハヤト】を認識。敵対ライバーと認定。これよりデュエルで排除します』

(……敵対ライバー……やはり運営も動いてきましたか)

「いいでしょう! 相手になります!」

 

「「決闘(デュエル)!!」」

 

『先攻は貰います。私のターン。私はフィールド魔法【暴走魔法陣】を発動。デッキから【召喚師アレイスター】を手札に加え、そのまま召喚します。【召喚師アレイスター】の効果でデッキから【召喚魔術】を手札に加えます。私は【召喚アレイスター】でリンク召喚。【転生炎獣アルミラージ】をリンク召喚。さらに【転生炎獣アルミラージ】でリンク召喚。【セキュア・ガードナー】をリンク召喚。手札から【召喚魔術】を発動。フィールドの【セキュア・ガードナー】と墓地の【召喚師アレイスター】を除外して、【召喚獣メルカバー】を融合召喚』

 

 Σの正面に獣と騎士が合わさった機械のモンスターが現れた。

 

『私は手札の【教導の聖女エクレシア】を特殊召喚。デッキから【教導の大神祇官】を手札に加えます。そのまま【教導の大神祇官】の効果発動。墓地の【転生炎獣アルミラージ】をゲームから除外することで【教導の大神祇官】を特殊召喚。そのまま効果を発動。EXデッキから【灰燼竜バスタード】と【エルシャドール・アプカローネ】を墓地に送る』

「私もEXデッキからカードを二枚墓地に送ります」

『墓地の【エルシャドール・アプカローネ】の効果発動。デッキから【影依の偽典】を手札に加え、手札の【シャドール・ビースト】を墓地に送ります。墓地に送られた【シャドール・ビースト】の効果発動。デッキからカードを一枚ドロー。墓地の【召喚魔術】の効果発動。除外されている【召喚師アレイスター】を手札に加え、【召喚魔術】をデッキに戻します。私はカードを三枚伏せ、ターンエンド。エンドフェイズ時、【灰燼竜バスタード】の効果発動。デッキから【教導の騎士フルルドリス】を手札に加えます』

「これは……召喚獣教導ッ! ガチデッキじゃないですか。確実に私たちを排除するつもりみたいですね。私のターン、ドロー!」

『スタンバイフェイズ時に【影依の偽典】を発動』

「くっ……! 続けます。私は手札の【魔境絶唱(デモンズ・ヴォイス) ベーゼ】を墓地に送り、【ワン・フォー・ワン】を発動します!」

『【召喚獣メルカバー】の効果を発動。手札の【影依融合】を墓地に送り、【ワン・フォー・ワン】を無効にします。さらに手札の【教導の騎士フルルドリス】を発動。フルルドリスを特殊召喚』

「っ! 【天帝従騎イデア】を召喚! 【天帝従騎イデア】の効果を発動!」

『フィールドの【教導の騎士フルルドリス】の効果発動。【天帝従騎イデア】の効果を無効にします』

「まだです! 私は手札から【ワンチャン!?】を発動! ……何かありますか?」

『通します』

「私はデッキから【魔境絶唱 オロゴス】を手札に加え、効果を発動!」

 

【魔境絶唱 オロゴス】

レベル1/闇属性/悪魔族/攻200/守700

〇フィールドにレベル1モンスターが存在する場合に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚することができる。

〇このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。このターン、自分は通常召喚に加えて一度だけ、自分メインフェイズにアドバンス召喚できる。

 

『【影依の偽典】の効果発動。墓地の【エルシャドール・アプカローネ】と【シャドール・ビースト】をゲームから除外することで【エルシャドール・ミドラーシュ】を融合召喚』

「私は【魔境絶唱 オロゴス】を特殊召喚! このターンの特殊召喚を潰してきましたか! 私は【汎神の帝王】を発動! 手札の【真源の帝王】を墓地に送り、カードを二枚ドロー! 墓地の【汎神の帝王】の効果発動! このカードをゲームから除外することで、デッキから【帝王の深怨】を三枚見せます」

『左を選択します』

「手札の【魔境絶唱 ヴェートーベン】を見せ、【帝王の深怨】を発動! 【真帝王領域】をデッキに加え、そのまま発動! 【真帝王領域】の効果を発動します! 【魔境絶唱 ヴェートーベン】を見せ、レベルを二つ下げます! 【天帝従騎イデア】をリリースして、【魔境絶唱 ヴェートーベン】をアドバンス召喚!!」

 

【魔境絶唱 ヴェートーベン】

レベル8/闇属性/悪魔族/攻2800/守1000

〇このカードがアドバンス召喚に成功した時、相手のモンスター一体を墓地に送る。

〇一ターンに一度、フィールドの【魔境絶唱】モンスターをリリースすることで発動することができる。このターン、このカードはバトルフェイズ中に二回攻撃することができる。

 

 加賀美のフィールドにスーツを着た男性の悪魔が現れた。悪魔の髪は無数の蛇になっており、メデューサのようだった。

 

「ヴェートーベンの効果を発動! 【教導の大神祇官】を墓地に送ります!」

『【ドラグマ・パニュッシュメント】を発動。【魔境絶唱 オロゴス】を選択し、EXデッキから【旧神ヌトス】を墓地に送り、【魔境絶唱 オロゴス】を破壊。そして、墓地に送られた【旧神ヌトス】の効果を発動します。【魔境絶唱 ヴェートーベン】を破壊』

「手札から速攻魔法【魔境絶唱 魔王の神光】を発動します!」

 

【魔境絶唱 魔王の神光】

速攻魔法

〇フィールドのアドバンス召喚された【魔境絶唱】モンスターが存在する場合に発動することができる。このターン、【魔境絶唱】モンスターは相手カード効果を受けない。

 

「魔王の神光の効果で【魔境絶唱】に効果耐性が付与されました!」

『【ドラグマ・パニュッシュメント】の効果を処理します』

「【魔境絶唱 ヴェートーベン】の効果で【教導の大神祇官】を墓地に送り、そのまま、もう一つの効果を発動! 【魔境絶唱 オロゴス】をリリースすることで二回攻撃できます! バトル! 【魔境絶唱 ヴェートーベン】で【エルシャドール・ミドラーシュ】に攻撃!」

 

DuelAndroido-Σ-LP:4000→3400

 

「続けて、【教導の騎士フルルドリス】に攻撃!」

 

DuelAndroido-Σ-LP:3400→3100

 

「これで特殊召喚の制限は無くなった! 私は墓地の【魔境絶唱 ベーゼ】を特殊召喚! これでターンエンドです」

『私のターン、ドロー』

「【真帝王領域】の効果でEXデッキからモンスターを出すことはできません!」

『私はエクレシアを守備表示にし、モンスターを一体セットして、ターンエンドです』

「私のターン、ドロー! 墓地の【真源の帝王】の効果発動! 【帝王の深怨】をゲームから除外することで、【真源の帝王】をモンスター扱いで特殊召喚! 【真帝王領域】の効果で手札の【魔境絶唱 ショパン】のレベルを二つ下げます。私は【真源の帝王】をリリース、【魔境絶唱 ショパン】をアドバンス召喚! ショパンの効果を発動! デッキからレベル1【魔境絶唱】モンスター二体を墓地に送ることで、【影依の偽典】と【教導の聖女エクレシア】をデッキに戻します。墓地の【魔境絶唱 ヨードン】の効果を発動!」

 

【魔境絶唱 ヨードン】

レベル1/闇属性/悪魔族/攻0/守0

〇墓地のこのカードと【魔境絶唱】モンスターを一体をゲームから除外することで、デッキからカードを二枚ドローする。

 

「私は【魔境絶唱 ヨードン】と【魔境絶唱 オロゴス】をゲームから除外することで、カードを二枚ドロー! これなら! 私は手札から【死者蘇生】を発動! 墓地の【天帝従騎イデア】を特殊召喚! 効果発動、デッキから【冥帝従騎エイドス】を特殊召喚! 私は【天帝従騎イデア】と【冥帝従騎エイドス】をリリース! アドバンス召喚【魔境絶唱 シューベルト】! シューベルトの効果で相手のセットカードを全てゲームから除外する!」

『通します』

「バトル! 【魔境絶唱 シューベルト】でセットモンスターで攻撃! 【魔境絶唱 ショパン】と【魔境絶唱 ヴェートーベン】でダイレクトアタック!!」

 

DuelAndroido-Σ-LP:3100→0

 

 デュエルが終わるとロボットは力尽きるように倒れた。

 

「ふぅ……疲れました。相手がEXデッキ依存のデッキで助かりました。さて……追いかけましょうか」

 

 加賀美が葛葉たちの元に追いかけようとすると、先ほど倒したロボットと同じロボットが数体、加賀美の方に向かってきた。

 

「…………マジですか……」

 

 加賀美は再び、デュエルディスクを構えた。

 

 




オリカ紹介

今回はオリカなしなので省略していただきます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。