にじさんじ決闘王   作:七倉八城

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今年ももう終わりです。この小説を投稿し始め、改めて『書く楽しさ』を再認識することができました。

寒い時期が続きますがお体に気を付けてお過ごしください
来年もよろしくお願いいたします。

行き当たりばったりでストーリーを進めているので、皆さんの感想からアドバイスをめちゃくちゃ頂いています。

このライバーを出して欲しい、こんなデッキが合うんじゃないか?など
感想やご指摘、評価お待ちしております。
できればTwitterの方にもフォローしていただけると嬉しいです。




BATTLE.16「リゼ・ヘルエスタvsDuelAndroido-Σ-」

戌亥襲来後、倒れた夜見、葉加瀬、アンジュを連れ、リゼたちは帰還した。

 そこには先に到着していた不破君や椎名が待機していた。

 

「椎名さん!」

「お? リゼやん。話は聞いたで、強くなりたいならウチも手伝うで」

「本当ですか!?」

「えぇねん。ウチも力一の野郎をボコしたいし」

「そのことでご相談が」

 

 奥の部屋で夜見達の看病していた加賀美が部屋に戻ってきて、椅子に座った。

 

「我々の中で決勝トーナメントに進出しているのが、私、舞元さん、不破さんの三人。対する【Unknown】カードの所有者は五人です。このままだと最悪、【Unknown】カード所有者と連戦する可能性も出てきます」

「それは避けたいな……」

「えぇ、そこでまだ星を持っていて、決勝トーナメントに進出していない葛葉さん、リゼさんには是非とも決勝トーナメントに上がって欲しいのです」

「もちろん、そのつまりです。アンジュと約束したので」

「俺も叶の野郎を倒さないと気が済まない! ……あれ? 椎名、お前は?」

「ウチは他にやることがあるから無理やねん。代わりに特訓は付き合うで」

「やること?」

「椎名さんには他に協力してもらえる人がいないか探してもらいます。できれば既に決勝トーナメントに進出している方々の協力を得たら良いのですが……」

「それは向こうさんも一緒だろ?」

 

 アンジュを運んで疲れたのか舞元は額の汗を拭くながら、ペットボトルの水を飲んでいた。

 

「確か力一が【Unknown】カードを二枚持っていたんだろ? その一枚を誰かに渡すかもしれんな」

「なるほど……では、椎名さんには先に決勝トーナメントに進出している方々に声を掛けてくださっても良いですか」

「いいでぇ……そんなら先に舞元の特訓を受けて、あとでウチが付き合ったる」

 

 椎名はそう言うと部屋から出ていった。

 

「そういうことで葛葉さんとリゼさんは舞元さんには特訓を受けてもらい、その後、あのアンドロイドを倒してもらいます」

「あー、確かに腕試しには持って来いですね」

「それに星を集めるにはちょうどいいもんすね」

「んじゃ、さっそくやりますか!」

 

 舞元はペットボトルの水を飲み干すと勢い良く立ち上がった。

 

「まずはお前らの実力を知りたいから二体一でかかってこい!」

「お願いします!」

「しゃっす!」

 

 

 

 

――――――――――――――――。

 

 

 

 

 社長室に訪れた力一は嫌な顔をしながら部屋の前に立っていた。

 

「はぁ……面倒なことになっちゃったな」

「力一はん」

 

 落ち込んでいる力一の背後に戌亥が現れた。

 

「うぉ!? びっくりした」

「言われた通り、向こうさんのラボは全て破壊したで」

「おぉ! 仕事が早い!」

「これでウチの望みを聞いてきれるんやろ?」

「そりゃ、もちろん。こっちも協力するさ」

「忘れんといてな」

 

 そう言い残すと戌亥はまた姿を消した。

 

「くくっ……もう少しでピースが揃う。やっぱりとこちゃんにカードを渡して正解だった」

 

 さっきまでとは打って変わって機嫌がよくなった力一は扉をノックした。

 

「入りたまえ」

「失礼します」

「やぁ……お疲れ様。急な呼出しですまんね」

 

 来客用のソファーに草壁、社長のデスクに田角が座っていた。

 

「なんで呼ばれたかは分かるかね」

「闇の【Unknown】カードの件ですね……リゼ・ヘルエスタではなくて戌亥とこに渡しました」

「何故かね?」

「彼女には【Unknown】カードの適性がありました。私と同じ、カードに捕らわれず自我もあります」

「ほぉ……あのカードを所有して暴走してないのか」

「えぇ、そうです。私の独断で行ってしまい、申し訳ございません」

「…………ふむ。そうだな、今回はいい方向に進んだからお咎めは無しにしよう」

「ありがとうございます」

「ただし……今後はこのようなことがないように……君はあくまでも私の指示で動いてもらう。勝手な行動は慎んでくれ。もし、何か企んでいるようなら」

 

 草壁は鋭い眼光で力一を睨む。

 

「私、自らの手で君を粛正させてもらうよ」

「おぉ、怖い怖い。では、私は早速、仕事に戻らせていただきます。炎の【Unknown】カードはどうします? 鷹宮リオンに渡しますか?」

「……いや、警戒されているだろ。別のものを探すよ」

「かしこまりました。では、失礼します」

 

 力一は部屋から出るとデカいため息を漏らした。

 

「はぁ~~……まったく、あの人は底が見えないから嫌なんだよね。さて、炎のカードは誰に渡そうかなー、社さん辺りとか丁度良さそうだけど」

 

 頭をポリポリと掻きながら事務所を歩く、すると通りかかった部屋に視線が止まる。

 その部屋は打ち合わせ用の会議室だった。会議室を除くと、そこには鈴原るる、叶、エリー・コニファーの三人が座っていた。

 鈴原るるは携帯ゲーム機でゲームを。エリー・コニファーは三人分の紅茶を淹れ、叶はデッキを広げながら考え事をしていた。三人とも【Unknown】カードの所有者だ。

 

「おやおや……皆さん、お集りで」

「およよよ。力一様、こんにちは。紅茶飲みますか?」

「ん? あぁ、頂こうかな」

「かしこまりました」

 

 エリーは御辞儀をするとティーセットから紅茶のカップを取り出して、力一の分も淹れ始めた。

 

「叶君、どう? 強い人いた?」

「いいや、全然。皆、弱すぎる」

 

 叶はデッキを整理しながらつまらなそうにため息を漏らす。

 

「そうかい。決勝トーナメントには強い人がいればいいね」

「僕は相手が力一さんでも構わないけどね」

「よしてくれよ。俺は君より弱いよ」

 

 軽口を叩いているとエリーが紅茶を出してくれた。力一はお辞儀をすると紅茶の匂いを楽しみながら一口飲む。

 

「うーん。さすがメイドさん、最高だね」

「そう言っていただけると嬉しいです」

「鈴原さんはゲームに夢中かな」

「そうみたいですね。さっきから話しかけているのですが……」

 

 エリーは苦笑いしながらテーブルにスコーンを置いた。

 

「今朝、作ったスコーンです。良かったらどうぞ」

「へぇー、本格的だね。頂きます」

 

 力一はスコーンを手に取り、一口かじる。スコーンの素朴な甘みを楽しみながら紅茶を飲む。紅茶の風味とスコーンの甘みが口いっぱいに広がり、優雅な気持ちになる。

 

「いいねぇ……心に染みるよ。…………ところで俺があげたカードはどうかな?」

「えぇ、あのカードのお陰で僕はより強くなれる。感謝してますよ」

「はわわ、私もあのカードのお陰で皆さんの平和を保つことができています」

「はぁー、やっとクリアできた。……あ、力一さん、こんるる~」

「はい、こんるる。るるちゃん、あのカードはどう? 使い勝手良い?」

「うーん……正直、言うとあのカードが無くても十分、戦えますけど……使い勝手はいいですよ」

「へぇー」

 

 鈴原の話に叶が反応した。

 

「それならぜひ、僕と戦ってほしいな?」

「別に構いませんよ」

「ストップ、ストップ! それは決勝トーナメントで当たったらにしてくれ!」

(まぁ、トーナメント表はこっちで操作するから当たらないようにするけどね)

「…………仕方ないですね」

 

 好戦的な二人を静止していると力一のスマホが震えた。それに気が付いた力一は自分のスマホを取り出して、操作した。

 

「お? 続々と決勝トーナメントうに進出するライバーが決まってきたね。桜凛月、でびでびでびる、奈羅花の三人か……残りは四人かな。叶君がご執心の葛葉君はまだみたいだね」

「別にアイツには何も期待してないですよ。弱いやつに興味はありません」

 

 叶は広げていたデッキを片付けると立ち上がった。

 

「おや? 出掛けるのかい?」

「もっと骨のある人を探してきます」

「叶様、紅茶は」

「あー、いらないや」

 

 叶は手を振りながら部屋を出ていった。叶が残していった紅茶をエリーは悲しそうに眺めていた。

 

「その紅茶。勿体ないから、御代わりとして欲しいな」

「あ、はい!」

 

 

 

 

――――――――――――――――。

 

 

 

 

 数日後。

 舞元&椎名の特訓を受けた葛葉とリゼはそれぞれ人型アンドロイド『DuelAndroido-Σ-』と対峙していた。

 葛葉は既にΣとデュエルしていた。舞元は葛間の後ろで、腕を組みながら見守っていった。

 

「【紅月龍 リントヴルム】でモンスターに攻撃!!」

 

 赤い龍のブレスで相手のモンスターを焼き払い、Σのライフを0にした。敗北したΣは機能を停止させ、その場に倒れ込んだ。

 

「っしゃあ! これで決勝トーナメントに出れる!」

「うし、今のデュエルは良かった! 今の感覚を忘れるなよ!」

「了解っす!」

「さて……あとはリゼの方か」

 

 舞元と葛葉がリゼの方を見ると、リゼはこれからΣとデュエルするところだった。

 リゼとΣはデュエルディスクを構える。

 

「私はこんな所で負けるわけにはいかないんだ!」

『標的確認。デュエルを開始します』

 

「『デュエル』」

 

『先攻は頂きます。私は手札から【強欲で金満な壺】を発動。EXデッキからカードをランダムに六枚ゲームから除外し、カードを二枚ドロー。そして【黒き覚醒のエルドリクシル】を発動』

「相手はエルドリッチか!」

「舞元さん、皇女と相性はどうなんですか?」

「うーん……妨害型のデッキ相手に先攻を取られたのはキツイな。どれだけ妨害を掻い潜れるかによって、このデュエルの勝敗が分かれるな」

『私はデッキから【黄金卿エルドリッチ】を守備表示で特殊召喚』

 

 Σのフィールドに黄金のモンスターが現れた。

 

『私はカードを三枚伏せ、ターンエンド』

「私のターン、ドロー! 私は【皇剣士(ロイヤル・ブレイド)-ロイ】の効果!」

 

【皇剣士-ロイ】

レベル4/光属性/戦士族/攻1800/守1600

〇デッキから【皇剣士】モンスターをゲームから除外することで、このカードを特殊召喚ことができる。

〇このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、発動することができる。相手の魔法・罠カードを一枚、破戒することができる。

 

「デッキから【皇剣士-キリシュタリア】をゲームから除外することで、【皇剣士-ロイ】を特殊召喚! 特殊召喚時、ロイの効果発動します! 右側の伏せカードを破壊します」

『永続罠【スキルドレイン】を発動』

「スキドレ!?」

「やばいっすよ!」

「っ!! それは想定済みです! 速攻魔法【皇剣士-旋風斬(ストーム・スラッシュ)】を発動!!」

 

【皇剣士-旋風斬】

速攻魔法

〇デッキから【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することで、発動。相手フィールドのカード二枚を選択し、そのカードを破壊する。

〇墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示の魔法・罠カード一枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

「デッキから【皇剣士-レイド】をゲームから除外することで、【スキルドレイン】と中央のカードを破壊します!」

「うまい!」

『私は【皇剣士-旋風斬】にチェーンして、リバースカード【黄金郷のコンキスタドール】を発動。このカードをモンスターとして特殊召喚し、【皇剣士-ロイ】を破壊』

「くっ……ロイは破壊されますがそちらのカードを二枚、破壊します!」

『【スキルドレイン】と【黄金郷のコンキスタドール】は破壊』

「ロイとスキルドレインは無くなったので効果は不発。私は手札から【テラ・フォーミング】を発動! デッキから【皇剣士の円卓(ロイヤル・ブレイド・ラウンド)】を発動します」

 

【皇剣士の円卓】

フィールド魔法

〇このカードの発動時の効果処理として、デッキから【皇剣士】モンスター一体を手札に加える事ができる。

〇一ターン一度、ゲームから除外されている【皇剣士】モンスター一体を特殊召喚することができる。

〇一ターン一度、自分フィールドの【皇剣士】モンスターが破壊される時、代わりに手札・デッキの【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することができる。

 

「私は発動処理としてデッキから【皇剣士-アーク】を手札に加えます。そして【皇剣士の円卓】の効果を発動します! ゲームから除外されている【皇剣士-レイド】を特殊召喚!」

 

【皇剣士-レイド】

レベル4/チューナー/光属性/戦士族/攻1600/守1500

〇ゲームから除外されているこのカードが特殊召喚に成功した時、デッキから【皇剣士】魔法・罠カードを一枚、手札に加えることができる。

〇墓地のこのカードをゲームから除外することで、ゲームから除外されている【皇剣士】モンスター一体を手札に加えることができる。

 

「【皇剣士-レイド】の効果発動! デッキから【皇剣士の生還】を手札に加えます。そして、私は【皇剣士-アーク】を召喚」

 

【皇剣士-アーク】

レベル4/光属性/戦士族/攻1900/守600

〇一ターン一度、デッキから【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することでデッキから【皇剣士】カードを一枚、手札に加えることができる。

 

「【皇剣士-アーク】の効果発動!」

『それにチェーンして【ドラグマ・パニッシュメント】を発動。対象は【皇剣士-アーク】』

「っ!!」

『EXデッキから【旧神ヌトス】を墓地に送ることで【皇剣士-アーク】を破壊』

「……チェーンはないです」

『墓地に送られた【旧神ヌトス】の効果発動。【皇剣士-レイド】を破壊』

「くっ!」

「やはり妨害豊富だな……さぁ、リゼ。ここからが勝負だぞ!」

「まだです! 私は手札から【皇剣士の生還】を発動します!」

 

【皇剣士の生還】

魔法

〇ゲームから除外されているレベル4以下の【皇剣士】モンスター一体を特殊召喚することができる。

 

「私はゲームから除外されている二体目の【皇剣士-レイド】を特殊召喚します。レイドの効果は名称ターン一なので効果は使えません。そして、墓地にいる【皇剣士-レイド】の効果発動! このカードをゲームから除外することでゲームから除外されている【皇剣士-キリシュタリア】を手札に加えます! そのまま【皇剣士-キリシュタリア】の効果を発動します!」

 

【皇剣士-キリシュタリア】

レベル4/光属性/戦士族/攻1800/守1800

〇墓地の【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することで、このカードを特殊召喚することができる。

〇このカードが融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターの素材として墓地に送られた時、発動することができる。手札・デッキから【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することでデッキから一枚ドローする。

 

「墓地の【皇剣士-アーク】をゲームから除外することで、【皇剣士-キリシュタリア】を特殊召喚! 私はレベル4【皇剣士-キリシュタリア】にレベル4【皇剣士-レイド】をチューニング! シンクロ召喚! レベル8【皇剣士-アルベルト】!!」

 

【皇剣士-アルベルト】

レベル8/シンクロ/光属性/戦士族/攻2800/守2500

【皇剣士】チューナー+チューナー以外の戦士族モンスター

〇このカードがS召喚に成功した時、ゲームから除外されているレベル4以下の【皇剣士】モンスターを二体まで特殊召喚することができる。

〇一ターン一度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動することができる。デッキから【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することで、その効果を無効にして破壊する。

 

「私は【皇剣士-アルベルト】と墓地に送られた【皇剣士-キリシュタリア】の効果を発動! キリシュタリアの効果でデッキから【皇剣士-モーガン】をゲームから除外することで一枚ドロー! そして、アルベルトの効果でゲームから除外されている【皇剣士-アーク】と【皇剣士-モーガン】を特殊召喚!」

 

【皇剣士-モーガン】

レベル4/光属性/戦士族/攻1000/守2000

〇一ターン一度、【皇剣士】融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む自分フィールドの融合素材モンスターをゲームから除外することで、その融合モンスター一体をEXデッキから融合召喚する。

 

「私は【皇剣士-モーガン】の効果発動! 【皇剣士-モーガン】と【皇剣士-アーク】で融合召喚! 召喚条件は【皇剣士】モンスター二体! レベル8【皇剣士-アストレイア】!!」

 

【皇剣士-アストレイア】

レベル8/融合/光属性/戦士族/攻3000/守1500

【皇剣士】モンスター二体

〇このカードが融合召喚に成功した時、手札の【皇剣士】モンスター一体を特殊召喚することができる。

〇一ターン一度、墓地の【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することで相手のモンスター一体を破壊する。この効果は相手ターンにも発動することができる。

 

「アストレイアの効果で手札の【皇剣士-ビット】を特殊召喚!」

 

【皇剣士-ビット】

レベル4/光属性/戦士族/攻1700/守1200

〇このカードー【皇剣士】モンスターの効果で特殊召喚した時、発動することができる。ゲームから除外されているレベル4【皇剣士】モンスター一体を特殊召喚することができる。

 

「【皇剣士-ビット】の効果で【皇剣士-キリシュタリア】を特殊召喚! 私は【皇剣士-ビット】と【皇剣士-キリシュタリア】二体でリンク召喚! 召喚条件は【皇剣士】モンスター二体! リンク2【皇剣士-ガルク】!」

 

【皇剣士-ガルク】

リンク2/リンク/光属性/戦士族/攻1900/↓→

【皇剣士】モンスター二体

①、②の効果は一ターンにそれぞれどちらかしか発動することができない。

〇一ターン一度、手札の【皇剣士】モンスター一体をリンクマーカー先に特殊召喚する。

〇一ターン一度、ゲームから除外されている【皇剣士】モンスター一体をリンクマーカー先に特殊召喚する。

 

「【皇剣士-キリシュタリア】の効果発動! デッキから【皇剣士-ロビン】をゲームから除外することでデッキからカードをドロー! 私は【皇剣士-ガルク】の効果を発動! ゲームから除外されている【皇剣士-ロビン】を特殊召喚します!」

 

【皇剣士-ロビン】

レベル4/光属性/戦士族/攻1400/守1800

〇ゲームから除外されているこのカードが特殊召喚に成功した時、墓地の【皇剣士】カード一枚を手札に加える。

 

「ロビンの効果で墓地の【皇剣士の生還】を回収し、私は手札の【皇剣士-ディクス】を特殊召喚!」

 

【皇剣士-ディクス】

レベル4/光属性/戦士族/攻1800/守1000

〇フィールドにEXデッキから特殊召喚された【皇剣士】モンスターが存在する時、手札のこのカードを特殊召喚することができる。

 

「私はレベル4の【皇剣士-ロビン】と【皇剣士-ディクス】の二体でオーバーレイ! ランク4【皇剣士-マーティカル】!!」

 

【皇剣士-マーティカル】

ランク4/エクシーズ/光属性/戦士族/攻2500/守1800

レベル4【皇剣士】モンスター二体

〇一ターン一度、X素材を一つ取り除くことで発動することができる。互いのフィールドのモンスターを一体ずつ選択し、ゲームから除外する。

〇エンドフェイズ時にゲームから除外されている【皇剣士】モンスターをX素材としてこのカードの下に置く。

 

 

 リゼのフィールドに融合、シンクロ、エクシーズ、リンクのモンスターが揃った。

 淡い蒼に輝く鎧を纏った騎士、四体がフィールドに結成する。アルベルトは長剣、アストレイアは盾と短剣、ガルクはトライデント、マーティカルは斧を掲げ、リゼに忠誠を誓うように膝をついた。

 

「すげぇ……融合、シンクロ、エクシーズ、リンク召喚を一ターンで……」

「さすがリゼ!! いけぇ!」

「相手のフィールドはがら空き! バトル! 【皇剣士-アストレイア】でダイレクトアタック!」

『通します』

 

 ΣLP:4000→0

 

「【皇剣士-アルベルト】でダイレクトアタック!!」

『通します』

 

 ΣLP:1000→0

 

 敗北したΣは機能を停止させ、その場で倒れこんだ。

 

「やった! 勝った!」

「おめでとう! これで葛葉もリゼも決勝トーナメントに進出だな!」

「よっしゃ! 待ってろよ、叶!」

 

 三人が盛り上がっていると一斉にスマホが震えた。三人のスマホにはいちからからの通知が来ていた。

 

『葛葉、リゼ・ヘルエスタ、メリッサ・キンレンカ、夕陽リリ。四人のライバーの決勝トーナメントに進出を確認しました。決勝トーナメントのトーナメント表は追ってお知らせします』

 

「いよいよか……」

「皆さん、頑張りましょう!」

「そうだな」

 

 

 




オリカ紹介
【皇剣士(ロイヤル・ブレイド)】
騎士をモチーフにしたデッキ。
ゲームから除外することで展開していき
融合、シンクロ、エクシーズ、リンクを使い分ける。
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