草壁誠一郎の計画が動き出す。
行き当たりばったりでストーリーを進めているので、皆さんの感想からアドバイスをめちゃくちゃ頂いています。
このライバーを出して欲しい、こんなデッキが合うんじゃないか?など
感想やご指摘、評価お待ちしております。
できればTwitterの方にもフォローしていただけると嬉しいです。
にじさんじ決闘王スタジアム
解説席
「えぇ!? 今度はエリー・コニファーがいない!?」
「そ、そうなんですよ……」
「どうする? 夢追」
「どうしましょうか……社さん」
解説席では夢追、社、スタッフが悩み込んでいた。
舞元、力一に続けてエリー・コニファーも行方不明になってしまった。
「取り敢えず、観客やライバーには休憩ということで時間を稼ごう」
「そ、そうですね」
「いいや、その必要はないよ」
三人の元に草壁誠一郎がやってきた。
草壁は夢追が持っていたマイクを奪うと、解説席から身を乗り出し、目立つ位置に立った。
「草壁様!?」
「えー、会場に集まりの皆様。配信をご覧になっている皆様。初めまして、コ〇ミ開発部主任。草壁誠一郎と申します」
草壁の声に会場の人々は一斉に草壁の方を向いた。
――――――――――――――――。
ショッピングモールの加賀美インダストリアル直営店の地下
黛は情報収集のため、複数のディスプレイを駆使しながら草壁の素性を探っていた。
「参ったな……全然、見つからない。役所、警察、病院……ありとあらゆる機関を調べたけど……まったくヒットしないなんて」
ため息を漏らしながらエナジードリンクのプルタブを開け、一口飲む。
すると、ディスプレイから通話のアイコンが表示された。黛はアイコンをクリックし、通話を始めた。
「どーも」
『どーも。未来人改め女スパイです』
通話の相手は夕陽リリだった。
夕陽は現在、い〇から本社に潜入して情報を集めていた。
「どうしたの? 女スパイ」
『今、動画を送るから、それを見て欲しい。草壁誠一郎の正体が分かったよ』
「っ!?」
黛は珍しく、慌てながら夕陽が送ってきた動画を開く。
動画にはエリー・コニファーがスタジアムの通路を歩いているシーンだった。
「エリーさん?」
『問題はこの後だよ』
エリーが歩いていると、その先にある自動販売機に異変が起きた。
自動販売機に電流が流れ、ディスプレイやボタンが光りだす。そして、輝きだした自動販売機から粒子のような光が漏れだし、その粒子が人の形になっていく。
人型となった粒子は輝きが収まると、そこには草壁誠一郎が立っていた。
そして、草壁はエリーと話し始め、映像が止まった。
「……………」
あまりの光景に黛は絶句していた。
「こ、この映像はフィクションじゃないよね」
『こんな時に動画を加工する暇でもあると思う?』
「だよね…………整理すると草壁誠一郎は人間じゃない?」
『まぁ、人間でこんなことができる人がいたら未来はだいぶ変わっていると思うよ』
「…………人じゃないなら……草壁誠一郎の正体は何だ?」
『っ!?』
通話越しで夕陽が何かに気が付いたような音がした。
『…………黛。もう一つ朗報があるよ』
「どうしたの?」
『スタジアムの地下に大量のデュエルアンドロイドを見つけた』
「それがどうした……っ!?」
黛は何かに気が付いた。
「仮に…………もし、仮に草壁誠一郎が人間ではなく、情報やデータ、そのものだったとしよう」
『意思を持ったデータの集合体。AIみたいなモノかな』
「そうだね…………その意志を持ったデータの集合体が自動販売機から出て来れた。ということを考えるとありとあらゆる機械を操作または移動することが出来る」
『っ!? …………もし、このデュエルアンドロイドを一斉に作動させたら……』
「ターミネーター張りに機械の反乱が起きるね」
『クソッ!! 何としてでもデュエルアンドロイドの起動を止めないと!!』
「俺はハッキングして内側から止める。夕陽さんは外側から止めて」
『外側って……』
「大量のアンドロイドを一斉に起動させるんだ。どこかしらにメインスイッチがあるはずだ」
『了解!! 探してみる!!』
夕陽からの通話が切れると、黛は飲みかけていたエナジードリンクを一気に飲み込んだ。口元に垂れたエナジードリンクを乱暴に袖で拭き取り、キーボードを物凄いスピードで操作する。
(ハッキングするとしたら……どこから侵入するべきだ? …………い〇から本社のサーバーから侵入するのが一番か)
黛は以前、夕陽が仕込んだウイルスから本社のサーバーに侵入するのを試みる。
額の汗が滴り落ちるのも気にせず、集中してキーボードを操作する。
――――――――――――――――。
「この度はコ〇ミとい〇から株式会社の共同である【にじさんじ決闘王】をご覧いただきありがとうございます」
草壁は一礼する。
「しかし、これで【にじさんじ決闘王】は終了いたします」
「え?」
「は?」
草壁の言葉に会場・配信含め全員が困惑した。
田角も困惑していた。
「く、草壁主任?」
「田角社長。君は要済みだ」
草壁が指を鳴らすと田角の頭に電流が流れ、その場で倒れ込んだ。
「社長!!」
スタッフが田角に駆け寄る。田角は気絶していた。
「安心したまえ、殺しはしていない」
「草壁さん!! 一体何を!!」
近くにいた夢追と社が問いただす。
「君達もだよ」
再び、草壁が指を鳴らすと夢追達の近くにいたスタッフ達がいきなり、夢追を掴みかかり拘束させた。
夢追達は慌てて、スタッフの方を見るとスタッフの目は正気失っていた。
「田角社長や一部のスタッフに特殊な機械を埋め込んでいてね。私の思い通りに動くようにしているんだ」
「くそっ! 離してください!!」
「さて…………ピエロのように演技するのも疲れるものだな。全ての人間に次ぐ!!」
困惑する会場をよそに草壁が話し出す。
すると観客席で待機していたスタッフ達が出入口で何かの機械を操作すると、出入口からシャッターが落ち、全ての出入口が閉じられた。
スタジアムにいる観客は逃げることができなくなった。
「茶番は終わりだ。これから始まるのは機械による革命だ!!」
草壁の足元が動き出し、塔のように伸びだした。
それと同時にスタジアムも地響きを鳴らしながら動き出す。観客席から悲鳴が上がる。
「こ、これは!!」
「社長!! 解説席の方を!!」
異変を感じた加賀美、葛葉、リゼが待機室から飛びだしてきた。
ディエルスペースだったスタジアムの中央が真っ二つに割れ、下から大量のデュエルアンドロイド達が静止した状態で出てきた。
「これはデュエルアンドロイド!!」
「とこちゃん!!」
リゼが指を指すと静止しているデュエルアンドロイド達の先頭に戌亥が立っていた。
「やぁ、ずいぶんと久しぶりに感じるなぁ、ィゼ」
「戌亥君」
草壁が戌亥に向かってカードを投げる。カードを受け取ったカードを確認するとそれはエリーが持っていた【骸獣皇 ゼロストリオン】だった。
「君が使いたまえ」
「えぇんか?」
「あぁ…………君が何を考えているか知らないが、そのカード達は君がもっとも扱えるはずだ。それに……」
不意に笑みを浮かべる草壁。
「仮に君が邪魔しようが私を倒すことはできないよ」
「そうやな……ウチは邪魔はせぇへんで」
「それならいいが…………さて、ライバー諸君。君たちのおかげでデュエルのデータは集まった。Σの良いサンプルになったよ。これより全てのΣを起動させ、この国を……この世界を支配する!!」
「な、何を言っているんだ?」
「おや? 信じてもらえていないようだね…………君は確か……葛葉君だったか。良いだろう、特別に見せてあげよう」
草壁は指を鳴らすと、自らの肉体が粒子のように分解されていき、再び人の姿になると先ほどまでの草壁誠一郎ではなく、田角の姿になった。
「はぁ!?」
「私に肉体という概念は存在しないのだよ」
田角の姿になった草壁は再び、指を鳴らすとまた粒子のように分解し、元の草壁の姿に戻った。
「私は人間が言う【情報】や【データ】の集合体。そして、人工知能により、人間の【意思】というものを理解した存在だ」
「意思を持ったデータ……!?」
「別に名称や個体名などは無い。今まで通り、草壁誠一郎で構わない」
不意に加賀美のスマホが震えた。
加賀美は耳に付けていたイヤホンで通話を始める。
「もしもし」
『どーも、ハヤトさん。草壁誠一郎の正体だけど』
「えぇ、こちらも確認しました」
『……と、いうことは草壁が動き始めたということだね』
「そうですね」
『草壁はデュエルアンドロイドを一斉に起動させるつもりだ。今、俺と夕陽さんで止めようと動いている。できるだけ時間を稼いで欲しい』
「了解しました」
『気を付けてね』
通話を切るとため息を漏らす。
「まさか、機械が相手とは思いもしませんでした。葛葉さん、リゼさん」
「ん?」
「はい」
「黛さん達があのアンドロイドを止めてくれるようです。私たちは草壁誠一郎があのアンドロイドを起動しないように時間を稼ぎましょう」
「りょ、了解しました!!」
「でもよぉ……社長。別にアイツを倒しても良いんだろ?」
葛葉はやる気満々でデュエルディスクを構えた。
「葛葉さん。えぇ、私たちで倒しましょう」
「そうはさせんで」
三人の前に戌亥が立ちふさがった。
「草壁はんの邪魔はさせんで」
「とこちゃん!!」
「頼んだよ、戌亥君」
草壁は両手を広げると、塔のように伸びた足元から無数の粒子が流れだす。
「そうはさせないぜ!!」
夢追と社を拘束していたスタッフが倒れる。
スタッフの背後に立っていたのは花畑チャイカだった。
「チャイチャイ!!」
「チャイカ!!」
「すまないね。こいつらを探していたら時間が掛かっちゃった」
チャイカは後ろを指差すと舞元と力一が立っていた。二人は既にボロボロだった。
「舞元! 力一! 無事だったか!!」
「あぁ、すまんな。アイツに負けて気絶してた」
「でも、それも今回で挽回させないとね! いくよ、舞元さん! チャイカさん!」
「あぁ!!」
舞元、力一、チャイカはデュエルディスクを構えた。
「俺も参戦するぜ! 夢追! お前はデッキを持っていないんだ。無理せず、逃げろ!」
「くっ……俺も戦えたら! 俺は皆を何とか避難させます! 四人とも気を付けて!!」
社はデュエルディスクを構え、夢追は速足で去っていった。
「ふふふっ…………面白い、全員まとめて掛かってくるがいい!!」
――――――――――――――――。
「とこちゃん……」
「どうした、ィゼ? ウチを倒さへんと草壁はんの所には行けへんで」
「リゼさん。ここは私が!!」
「社長! ここは二人でやりましょう」
「…………いいえ、加賀美さん。葛葉さん。ここは私に任せてもらっても良いですか」
「で、ですが……」
「とこちゃんを止めるのは私の使命です」
リゼは決意の眼差しでデュエルディスクを構えた。
「いいで……やろうや」
戌亥もデュエルディスクを構えた。
「「
「先攻は貰うよ」
「好きにしてえぇで」
「私のターン! 私は手札から【
【皇剣士-アラン】
レベル4/ペンデュラム/光属性/戦士族/攻1600/守1300
【Pスケール:青3/赤3】
〇ペンデュラム召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。デッキから【皇剣士】儀式魔法または【皇剣士】儀式モンスター一体を手札に加えることができる。
【モンスター効果】
〇このカードがリリースされた時に発動できる。自分のEXデッキから表側表示のPモンスター一体を手札に加える。
「これにより私はレベル4~7のモンスターが召喚可能になりました! 私はスケール8の【皇剣士-エムリット】とスケール3の【皇剣士-アラン】でペンデュラム召喚! 来て! 私のモンスター!! 手札から【皇剣士-アーク】【皇剣士-キリシュタリア】【皇剣士-モーガン】!!」
エムリットとアランはリゼの両端で光の柱になると、リゼの頭上に大きなゲートが開かれる。
ゲートからは三体の騎士が現れた。
「私は【皇剣士-アラン】の効果を発動します! デッキから儀式魔法【皇剣士の銀翼勲章】を手札に加えます! そして、【皇剣士-アーク】の効果を発動します。デッキから【皇剣士-ゲルト】をゲームから除外することで、デッキから儀式モンスター【銀皇剣士-シルバーレイ】を手札に加えます!」
「リゼさん!! ここに来て儀式召喚もする気ですか!!」
「あの人、すげぇな!!」
「【皇剣士-モーガン】の効果を発動します! 【皇剣士-モーガン】【皇剣士-キリシュタリア】【皇剣士-アーク】をゲームから除外することで、融合!! 三体の聖騎士よ! 聖なる炎を纏いて、勝利を導け! 融合召喚! 出でよ! 聖炎の剣を扱いし者! 【
【炎皇剣士-センチネル】
レベル10/融合/光属性/戦士族/攻3500/守2500
【皇剣士】モンスター×5
〇このカードは【皇剣士】モンスター以外のモンスター効果を受けない。
〇一ターンに一度、相手のモンスター一体を破壊する。その後、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果を発動したターン、このカードは攻撃することができない。この効果は相手ターンにも発動することができる。
三体の騎士が光に包まれると、そこから赤い鎧を纏った騎士が現れた。
赤い鎧の騎士は同様に赤い馬に跨り、光輝く炎を纏った大剣を掲げた。
「【皇剣士-キリシュタリア】の効果でデッキから【皇剣士-ジノン】をゲームから除外することで、デッキから一枚ドローします。私はゲームから除外されている【皇剣士-ゲルト】の効果を発動します!」
【皇剣士-ゲルト】
レベル4/光属性/戦士族/攻1500/守1000
〇自分フィールドにEXデッキから特殊召喚された【皇剣士】モンスターが存在する時に発動できる。ゲームから除外されているこのカードを特殊召喚することができる。
「私は【皇剣士-ゲルト】を特殊召喚! そして、【皇剣士-ジノン】の効果も発動します!」
【皇剣士-ジノン】
レベル4/光属性/戦士族/攻1700/守700
〇ゲームから除外されている【皇剣士】モンスターがフィールドに特殊召喚した時に発動できる。ゲームから除外されているこのカードを特殊召喚することができる。
「【皇剣士-ジノン】を特殊召喚します! そして、私は手札から儀式魔法【皇剣士の銀翼勲章】を発動します!!」
【皇剣士の銀翼勲章】
儀式魔法
【皇剣士】儀式モンスターの降臨に必要。このカード名のカードは一ターンに一枚しか発動できない。
〇レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から【皇剣士】儀式モンスター1体を儀式召喚する。自分フィールドにEXデッキから特殊召喚した【皇剣士】モンスターが存在する場合、手札・フィールドではなく代わりにデッキから【皇剣士】モンスターをゲームから除外することができる。
「私はデッキから【皇剣士-レイド】と【皇剣士-ビット】をゲームから除外します! 二つの魂は銀翼の騎士へと引き継がれる! 銀翼を羽ばたかせ! 儀式召喚! 降臨せよ! 【
【銀皇剣士-シルバーレイ】
レベル8/儀式/光属性/戦士族/攻3000/守2500
【皇剣士の銀翼勲章】により降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
〇このカードがフィールドに存在する限り、相手のEXデッキから特殊召喚されたモンスターの攻撃力は半分になる。
〇一ターンに一度、このカードが破壊される時、代わりに墓地の【皇剣士】カードをゲームから除外することができる。
二体の騎士の魂が一つと交わると魂の炎が燃え上がり、そこから銀色に輝く翼を羽ばたかせ、空高く舞う騎士が現れた。
「まだです! 私は二体目の【皇剣士-アーク】を召喚し、【皇剣士-アーク】【皇剣士-ゲルト】【皇剣士-ジノン】の三体をリンクマーカーにセット! 清廉なる水を操る聖騎士よ! ありとあらゆる厄災から守り給え! リンク召喚! リンク3! 【
【水皇剣士-ディーヴァ】
リンク3/リンク/光属性/戦士族/攻3000/↙↓↘
【皇剣士】モンスター三体
〇リンクマーカー先に存在する【皇剣士】モンスターは戦闘・効果では破壊されず、効果の対象にならない。
〇一ターンに一度、相手がカード効果を発動した時に発動できる。手札・デッキから【皇剣士】モンスター一体をゲームから除外することで、その効果を無効にする。
三体の騎士が光に包まれると、そこから水が勢いよく流れ、水が渦のように巻きあがる。水の渦が吹き飛ぶと、そこから青白い鎧の騎士が現れた。
青白い鎧の騎士は三叉を軽快に回しながら、構える。
「私はこれでターンエンドです!」
「これは強い! ディーヴァでセンチネルとシルバーレイーが守られており、センチネルでモンスターの除去。シルバーレイで相手のEXデッキから出てくるモンスターを弱体化。ディーヴァで効果無効。この布陣を突破するのは難しいかと!」
「あー……俺でも突破できる気がしない」
「ほな、ウチのターンやな。ドロー。ウチは手札から【獄炎の逆鱗】を発動」
【獄炎の逆鱗】
魔法
このカード名のカードは一ターンに一枚しか発動できない。
〇フィールドのモンスター全てを墓地に送る。その後、デッキから【獄炎竜】モンスター一体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能な場合は攻撃しなければならない。
〇墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから【獄炎竜】モンスター一体を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
「一回、フィールドをリセットしようや」
「くっ!! させないよ! ディーヴァの効果発動! デッキから二体目の【皇剣士-アーク】をゲームから除外することで、【獄炎の逆鱗】の効果を無効にします!」
「ウチは【獄炎竜 サヴァトラ】を召喚。そして、そのまま【奈落より燃え盛る獄炎】を発動。【奈落より燃え盛る獄炎】の効果発動や。サヴァトラを破壊し、デッキから【獄炎竜 ヴァナード】を特殊召喚。この瞬間、【獄炎竜 サヴァトラ】と【奈落より燃え盛る獄炎】の効果発動。デッキから【獄炎竜 サヴァトラ】二体を特殊召喚。さらにデッキから一枚ドロー。ウチは魔法カード【連なる獄炎の召喚陣】を発動」
【連なる獄炎の召喚陣】
魔法
〇手札・フィールドの【獄炎竜】モンスターを二体まで破壊することで発動できる。破壊した枚数と同じ数だけデッキから【獄炎竜】モンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「ウチは手札の【獄炎竜 ニーズヘルム】と【獄炎竜 シャガルマヤ】を破壊し、デッキから【獄炎竜 エルグランド】と【獄炎竜 エンヴィート】を特殊召喚。この瞬間、【獄炎竜 ニーズヘルム】、【獄炎竜 シャガルマヤ】、【奈落より燃え盛る獄炎】、【獄炎竜 エルグランド】の効果を発動」
【獄炎竜 シャガルマヤ】
レベル4/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守1000
〇このカードが【獄炎】カードによって破壊された時に発動できる。デッキから【獄炎】カードを一枚、手札に加える。
「シャガルマヤの効果でデッキから【消えぬ、獄炎の怨嗟】を手札に加える。【奈落より燃え盛る獄炎】の効果で一枚ドロー。エルグランドの効果でデッキから【獄炎火葬】を手札に加える。【獄炎竜 ヴァナード】の効果発動。エンヴィートを破壊することで手札から二体目の【獄炎竜 ニーズヘルム】を特殊召喚。この瞬間、【獄炎竜 エンヴィート】と【奈落より燃え盛る獄炎】の効果発動。エンヴィートの効果で墓地の【連なる獄炎の召喚陣】を手札に加え、【奈落より燃え盛る獄炎】の効果で一枚ドロー。さて、準備はえぇか? ウチは【獄炎竜 サヴァトラ】【獄炎竜 ヴァナード】【獄炎竜 ニーズヘルム】【獄炎竜 エルグランド】の四体をリンクマーカーにセット。地獄の業火よ、罪人に獄炎の断罪を与えよ! リンク召喚! リンク4! 【獄炎竜 ファフナーガ】!!」
【獄炎竜 ファフナーガ】
リンク4/炎属性/ドラゴン族/攻3500/↙↖↑→
【獄炎竜】モンスター三体以上
〇このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。墓地の【獄炎竜】モンスター三体をデッキに戻すことで、相手モンスター一体を破壊する。
「ファフナーガの効果で【獄炎竜 サヴァトラ】二体と【獄炎竜 ニーズヘルム】をデッキに戻し、ィゼのディーヴァを破壊や」
「【炎皇剣士-センチネル】の効果発動! とこちゃんの【獄炎竜 ファフナーガ】を破壊!」
「甘いで。手札から速攻魔法【消えぬ、獄炎の怨嗟】を発動や」
【消えぬ、獄炎の怨嗟】
速攻魔法
〇相手モンスターが効果を発動した時に発動できる。自分フィールドの【獄炎竜】モンスターを破壊することで、そのモンスターの効果を無効にする。
「ウチは【獄炎竜 サヴァトラ】を破壊し、【炎皇剣士-センチネル】の効果を無効にする。効果の処理で、そのまま【水皇剣士-ディーヴァ】を破壊や」
「くっ!! 私の守りが」
「このまま破壊された【獄炎竜 サヴァトラ】と【奈落より燃え盛る獄炎】の効果発動。二体の【獄炎竜 サヴァトラ】を特殊召喚。【奈落より燃え盛る獄炎】の効果で一枚ドロー。そして、ウチは手札から【獄炎火葬】を発動」
【獄炎火葬】
魔法
〇相手フィールドのモンスター一体を選択し発動できる。そのモンスターをリリースすることで、墓地の【獄炎竜】モンスター一体を特殊召喚する。
「ウチはィゼの【銀皇剣士-シルバーレイ】をリリースすることで墓地の【獄炎竜 シャガルマヤ】を特殊召喚。手札の【獄炎竜 アルガン】の効果発動。手札の【獄炎竜 ヴァナード】を破壊することで、自身を特殊召喚。ウチは【獄炎竜 サヴァトラ】二体をリンクマーカーにセット。リンク召喚! リンク2! 【獄炎竜 マガライト】! さらに【獄炎竜 シャガルマヤ】【獄炎竜 アルガン】の二体をリンクマーカーにセット。リンク召喚! リンク2! 二体目の【獄炎竜 マガライト】!」
【獄炎竜 マガライト】
リンク4/炎属性/ドラゴン族/攻1500/←→
【獄炎竜】モンスター二体
〇自分フィールドの【獄炎竜】モンスター一体を破壊することで、相手に800ダメージを与える。
「準備完了や。ウチは【獄炎竜 ファフナーガ】【獄炎竜 マガライト】二体の三体をリンクマーカーにセット。 未知の力を秘めし奇術師よ。世界、創世の扉を開け! リンク召喚! リンク4! 出現せ! 【Unknown/Wizard オルルトーン】!!」
三体の竜が光に包まれると、光は暗闇の飲み込まれ、そこから目などの顔のパーツが一切ない真っ白な顔にのっぽなスーツ姿のモンスターが現れた。
スーツ姿のモンスターを軽快にステッキを振り回し、不気味な笑い声を発していた。
「あれは【Unknown】カードを呼ぶ出すモンスター!!」
「リゼさん!!」
「ウチは【Unknown/Wizard オルルトーン】の効果発動。墓地の【獄炎竜 マガライト】をゲームから除外することで、デッキから【
戌亥がカードをデュエルディスクにセットした。するとデュエルディスクから警告音が響き渡った。
『エラー。エラー。不正なプログラムを検出しました。不正なプログラムを検出しました。今すぐにプログラムの消去を――――――プログラムを強制インストール。―――――――プログラムのインストール完了。プログラム【Unknown】を起動します。』
警告音が鳴り止むと同時に戌亥とリゼの周辺に特殊な空間が発生した。
「これで終いやな。ウチは【UnknownCode-リンク・オーバー-】の効果で墓地のモンスターを五体をゲームから除外することで、リンク召喚! 終焉の鐘よ、世界に終わりの音色を告げよ。降臨せよ、魔竜の王! 【終焉龍皇
戌亥の頭上に真っ黒な球体が現れた。球体は二個に分裂すると二個から四個、四個から八個と倍に分裂していく。無数の球体はやがて、分裂を止めると一斉に密集する。密集した球体は次第に龍の形を形成していき、四つの翼を持ち、九つの目を持つ禍々しい黒龍へと姿を変えた。
黒龍が咆哮を放つと、その衝撃でありとあらゆる物が吹き飛。吹き飛ばされそうになる観客席から悲鳴が上がる。
「【終焉龍皇E.N.D.】の効果発動や! EXデッキから【魔眼の氷極龍】を特殊召喚! 【終焉ノ使者】!」
黒龍の胸部にある赤いコアからどす黒い泥が漏れだし、地面に滴り落ちる。地面に溜まった泥は次第に姿を変え、氷の龍が現れた。
「あれは叶が使っていたカード!!」
「マズいです! 確か【終焉龍皇E.N.D.】は自分フィールドのリンクモンスターのリンクマーカーの数×1000…………それに【魔眼の氷極龍】は連続攻撃を持っています!!」
「いいや、本当の絶望はこれからや。速攻魔法【UnknownCode-リンク・オーバーロード-】を発動!!」
「あれは!!」
戌亥はカードを発動した瞬間、空は漆黒に包まれた。
「ウチは【終焉龍皇E.N.D.】一体でリンク召喚! 終焉の王よ、世界の終わりを宣告し、この世を絶望に染めよ! リンク召喚! リンク6! 降臨せよ、終焉の王! 【終焉覇皇龍
【終焉覇皇龍E.N.D.】
リンク6/闇属性/幻竜族/攻?/↙↖←↑↗↘
名前の異なる効果モンスター6体
このカード名はルール上【Unknown】カードしても扱う。
〇このカードの攻撃力は自分フィールドのリンクモンスターの数×1000になる。
〇このカードがリンク召喚に成功した時、自分のEXデッキから【Unknown】リンクモンスターを可能な限り、特殊召喚する。
〇一ターン一度、自分フィールドのリンクモンスター一体を選択し発動できる。フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは攻撃できず、効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
漆黒に塗りつぶされた空から一筋の真紅の光が、九つの目を持つ黒龍を照らす。すると黒龍の身体に無数の赤い紋章が浮かび上がる。
黒龍の全身に赤い紋章が浮かび上がると、黒龍は咆哮を上げ、空へ羽ばたく。
黒龍は四つの翼、九つの目、胸部の赤いコアは変わらず、姿だけが人型となった。漆黒の竜人は咆哮を上げる。
すると、赤い雷が降りそそぎ、結晶を纏う嵐と業火の渦が巻き起こす。地面は凍り付き、凍り付いた地面から瘴気が漂う。正しく、この世の終わりのような光景だった。
「こ、これが……………モンスターなのか……? わ、災いそのものじゃない……」
「マジかよ」
「【終焉覇皇龍E.N.D.】の効果を発動や。EXデッキから【Unknown】リンクモンスターを可能な限り、特殊召喚や。現れよ、【Unknown】モンスター達よ」
黒龍の胸部にある赤いコアからどす黒い泥が漏れだし、地面に滴り落ちる。地面に溜まった泥は次第に姿を変え、四体のモンスターが現れた。
「業火の狂戦士、【ネオスティア・ヴォルケーノ-オーバーロード-】! 腐敗した聖獣、【骸獣皇 ゼロストリオン】! 魔を司る結晶龍、【魔水晶の雷嵐龍 クリスタル・ノヴァ】! 断罪の機械神、【鐵機神-アルツァー・ヴァイス-】! そして、氷獄の魔龍、【魔眼の氷極龍】! これが【終焉覇皇龍E.N.D.】の能力。【覇皇龍ノ眷属】」
戌亥のフィールドには【Unknown/Wizard オルルトーン】を含め、今まで戦ってきた【Unknown】モンスターが勢揃いした。
「そ、そんな……今までの【Unknown】モンスターが……」
「そして、【終焉覇皇龍E.N.D.】は自分フィールドのリンクモンスターの数×1000アップする」
終焉覇皇龍E.N.D. 攻撃力:7000
「ィゼはん。これで終いや」
「とこちゃん!!」
「やれ、【Unknown】モンスター達よ。【魔眼の氷極龍】で【炎皇剣士-センチネル】に攻撃」
「きゃあぁぁ!!」
リゼ・ヘルエスタLP:4000→3700
「【終焉覇皇龍E.N.D.】でダイレクトアタック。【
黒龍は咆哮を上げ、四つの翼を広げる。大きく開かれた口に黒い光が集まり、それを放つ。黒いブレスはレーザーのように一直線上にあるものを全て消し去る。
「……と、とこちゃん……」
リゼ・ヘルエスタLP:3700→0
「すまんな、ィゼはん」
【オリカ紹介】
終焉覇皇龍E.N.D.(エンド・ヌル・ディスペア)
終焉龍皇E.N.D.の真の姿。
全ての【Unknown】リンクモンスターを呼び出すことができる最凶最悪のモンスター。