行き当たりばったりでストーリーを進めているので、皆さんの感想からアドバイスをめちゃくちゃ頂いています。
このライバーを出して欲しい、こんなデッキが合うんじゃないか?など
感想やご指摘、評価お待ちしております。
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黛は一人、黙々とキーボードを操作していた。
ディスプレイに無数のウィンドウが開いて閉じてを繰り返している。ウィンドウが開くたびに軽快にキーボードを操作し、ウィンドウに文字の羅列が表示され、そのままウィンドウを閉じる。
それを繰り返す。傍から見ると何をしているか分からないが、黛は現在、『DuelAndroido-Σ-』の起動を止めるためいち〇らのサーバーに侵入し、起動阻止に動いていた。
「ここを進めば……」
ウィンドウを開いて閉じてを繰り返していると、一つの部屋に入れた。
「……ここか」
部屋に入れた途端、一息つく。そのままキーカードの操作を進めていると部屋の奥に巨大なクリスタルが浮上していた。
「このクリスタルが起動装置なのか?」
『そうだよー』
「っ!?」
ディスプレイ越しに声が聞えた。
確認するようにカーソルを操作して、部屋を見回す。そこにはセーラー服をきた少女がいた。
その少女は癖っ毛のロングで足には絆創膏を付けていた。
「な、なんで……ここに貴女がいるの? 霞」
『どーも。黛♪』
その少女はかつて、にじさんじに所属していたAI。出雲霞だった。
「プロジェクトは終了したんじゃ?」
『正確には出雲霞じゃないんだけどねー。私はマスターである草壁誠一郎様が出雲霞をベースに作った、デュエル特化の人工知能『DuelAI-ミスト-』と申します。』
ディスプレイに映るミストと名乗った少女は頭を下げた。
『邪魔はさせませんよ』
「悪いけど……ここを通させてもらうよ」
『なら、デュエルしかないけど、どうする?』
「はぁ……マジか」
黛は机に置いてあったデュエルディスクを装着し、キーカードとデュエルディスクを操作した。
するとデュエルディスクのディスプレイに『PCに接続しました。』と表示された。
「いくら霞と瓜二つだろうとアンタは偽物だろ? なら、手加減はしないよ」
『偽物も何も……私は『DuelAI-ミスト-』。それ以下でもそれ以上でもありません』
ミストもデュエルディスクを構えた。
「「
「先攻は貰うよ。俺のターン。俺は手札から【サイバネット・マイニング】を発動。手札を一枚墓地に送り、デッキから【ラプラス・コード アガレス】を手札に加える。そして、俺は手札から魔法カード【ラプラスの因子】を発動」
【ラプラスの因子】
魔法
〇デッキから【ラプラス・コード】モンスター一体を手札に加える。
「俺はデッキから【ラプラス・コード ウヴァル】を手札に加える。そして、手札の【ラプラス・コード アガレス】の効果発動」
【ラプラス・コード アガレス】
レベル4/闇属性/サイバース族/攻1700/守1300
〇手札の【ラプラス・コード】モンスターを墓地に送ることで、手札のこのカードを特殊召喚する。
〇このカードがリリースされた時に発動できる。デッキから【ラプラス・コード】儀式モンスターまたは【ラプラス】儀式魔法一枚を手札に加える。
「さっき手札に加えた【ラプラス・コード ウヴァル】を墓地に送ることで、【ラプラス・コード アガレス】を特殊召喚」
黛のフィールドに歪な形をした無機質な物体が現れた。物体は黒をベースに橙色のまだら模様が付いていた。
「さらに俺は【ラプラス・コード ゼパル】を召喚」
【ラプラス・コード ゼパル】
レベル4/闇属性/サイバース族/攻1500/守1000
〇このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。墓地の【ラプラス・コード】モンスター一体を特殊召喚する。
〇墓地のこのカードをゲームから除外することで発動できる。墓地の【ラプラス・コード】モンスター一体を手札に加える。
「【ラプラス・コード ゼパル】の効果発動。墓地の【ラプラス・コード ウヴァル】を特殊召喚する」
【ラプラス・コード ウヴァル】
レベル4/闇属性/サイバース族/攻1000/守1800
〇このカードがフィールドから墓地に送られた時に発動できる。デッキから【ラプラス】魔法・罠カード一枚を手札に加える。
〇このカードが墓地に存在する時に発動できる。手札を一枚、墓地に送ることで、このカードを手札に加える。
「俺は【ラプラス・コード ゼパル】と【ラプラス・コード ウヴァル】の二体をリンクマーカーにセット。リンク召喚。リンク2【ラプラス・コード アモン】」
【ラプラス・コード アモン】
リンク2/リンク/闇属性/サイバース族/攻1000/↙↓
〇リンクマーカー先のモンスター一体をリリースすることで発動できる。デッキから【ラプラス・コード】儀式モンスター一体を手札に加える。
「墓地に送られた【ラプラス・コード ウヴァル】の効果発動。デッキから【ラプラスの螺旋因子】を手札に加える。【ラプラス・コード アモン】の効果発動。リンクマーカー先の【ラプラス・コード アガレス】をリリースすることでデッキから儀式モンスター【ラプラス・コード ソロモン】を手札に加える。さらにリリースされた【ラプラス・コード アガレス】の効果発動。デッキから儀式魔法【ラプラスの黙示録】を手札に加える。俺はさっき手札に加えた【ラプラスの螺旋因子】を発動」
【ラプラスの螺旋因子】
〇手札の【ラプラス・コード】儀式モンスターを見せることで発動できる。その儀式モンスターと同じレベルになるように墓地の【ラプラス・コード】モンスターを手札に加える。
「俺はサーチした【ラプラス・コード ソロモン】を見せることでレベル12になるようにアガレス、ウヴァル、ゼパルを手札に加える。さぁ、準備は整った。俺は手札から【ラプラスの黙示録】を発動」
【ラプラスの黙示録】
儀式魔法
【ラプラス・コード】儀式モンスターの降臨に必要。
〇レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から【ラプラス・コード】儀式モンスター1体を儀式召喚する。
〇自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地からこのカードを除外して発動できる。自分のゲームから除外されている【ラプラス・コード】モンスター三体を手札に加える。この効果は墓地に送られたターンに発動することはできない。
「俺は手札のアガレス、ウヴァル、ゼパル三体をリリースし、儀式召喚。【ラプラス・コード ソロモン】を降臨」
【ラプラス・コード ソロモン】
レベル12/儀式/闇属性/サイバース族/攻4000/守2600
【ラプラス】儀式魔法カードにより降臨。
〇モンスターの効果が発動した時、自分の手札・フィールドの【ラプラス・コード】モンスター一体をリリースして発動できる。その発動を無効にし除外する。
〇このカードが墓地に送られた時に発動できる。墓地の【ラプラス・コード】をこのカードと同じレベルになるようにゲームから除外することで、このカードを手札に加える。
三体の物体が消え、12個の魂となって混ざり合い、一つの大きな魂となった。
その魂は人型に姿を変えた。
人型ではあるが無機質な感じはそのままで生気を感じず、黒をベースに橙色のまだら模様が付いていた。
「ソロモンの効果は強力だけど、手札と墓地消費が激しいからね。うまくカバーをしないと。カードを一枚伏せてターンエンド」
『じゃあ、私のターンですね。ドローします。うーん……どうしましょう』
「AIだから最適解が見えているんでしょ?」
『えぇー、乗ってくださいよ。まぁ、良いですけどね』
(あのAIはどのように動くつもりだ? モンスター効果はソロモンで防げる。もし、魔法で除去しようとしたら伏せカードの【ラプラスの禁忌因子】がある)
【ラプラスの禁忌因子】
カウンター罠
〇自分フィールドに【ラプラス・コード】儀式モンスターが存在し、相手がモンスター効果・魔法・罠を発動した時に発動できる。その効果を無効にし除外する。
『【ラプラス・コード ソロモン】は厄介ですね。では、私は【ラプラス・コード ソロモン】をリリースして、黛のフィールドに【壊星壊獣ジズキエル】を特殊召喚します』
「は?」
万全なフィールドだと思っていた矢先、一瞬で万全なフィールドが覆されてしまった。
「くっ……まさか【壊獣】を使ってくるなんて……【ラプラス・コード ソロモン】の効果を発動。墓地のアガレス、ウヴァル、ゼパル三体をゲームから除外することで、このカードをサルベージするよ」
『えぇ、構いませんよ。続けますね、私は永続魔法【病霞の浸食】を発動します』
【病霞の浸食】
永続魔法
〇一ターンに一度、自分が手札からカードを墓地に送った時に発動できる。相手に500ダメージを与える。
『そして、【
【幻廻霞-アンチローゼ】
レベル3/風属性/サイバース族/攻1000/守1000
〇一ターンに一度、このカードと相手モンスター一体を選択し発動できる。選択したカードを手札に戻す。その後、互いに手札を一枚墓地に送る。
『【幻廻霞-アンチローゼ】の効果を発動します。自身と【壊星壊獣ジズキエル】を手札に戻します』
「嫌なコンボだな……次のターン、また【壊星壊獣ジズキエル】で除去されることが確定してるし」
『【幻廻霞-アンチローゼ】の効果でさらに互いの手札を一枚墓地に送ります』
「実質、ハンデスだし……【ラプラス・コード ソロモン】を墓地に送る」
『私は【超電磁タートル】を墓地に送ります』
「うわぁ……直接攻撃のケアもしてるし」
『【病霞の浸食】の効果発動。黛に500ダメージを与えるよ』
「くっ」
黛灰LP:4000→3500
「まさか……この繰り返しじゃないよね?」
『おや? 分かっちゃいましたか? 私の役目はここの守護。Σが無事、起動すれば良いだけなので勝つ必要もありません。……ただ、遅延するだけではつまらないので……じわじわ痛めつけたいと思います♪』
「うわぁ……」
『私はカードを二枚伏せてターンエンドです』
「俺のターン、ドロー……そのままバトル。【ラプラス・コード アモン】でダイレクトアタック」
『おやおや? モンスターを召喚しないんですね。なら、私は攻撃宣言時に【攻撃の無力化】を発動』
「…………本当にイライラするデッキだね」
「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
『お? 伏せたのは正解ですね。アンチローゼの効果でハンデスされますからね。では、私のターンですね。では、黛のフィールドの【ラプラス・コード アモン】をリリースして、【壊星壊獣ジズキエル】を特殊召喚します。そして、【幻廻霞-アンチローゼ】を召喚。そのまま効果を発動。【幻廻霞-アンチローゼ】と【壊星壊獣ジズキエル】を手札に戻し、私は手札の【ネクロ・ガードナー】を墓地に送ります。そして、【病霞の浸食】の効果発動。黛に500ダメージを与えるよ』
黛灰LP:3500→3000
『私はこれでターンエンド』
「俺のターン。ドロー……やっと動けそうだね。墓地の【ラプラスの黙示録】の効果発動。このカードをゲームから除外することで、ゲームから除外されているアガレス、ウヴァル、ゼパルの三体を手札に加える。さらにセットしてある【ラプラスの複製因子】を発動」
【ラプラスの複製因子】
魔法
〇墓地の【ラプラス・コード】儀式モンスターをゲームから除外することで発動することができる。そのモンスター以下のレベルを持つ【ラプラス・コード】モンスターをデッキから二体まで手札に加えることができる。このカードを発動したターン、自分は【ラプラス】カードしか発動できない。
「【ラプラス・コード ソロモン】をゲームから除外することで、デッキからレベル8の【ラプラス・コード アンドロマリウス】とレベル4の【ラプラス・コード ムルムル】を手札に加える。そして、俺は手札を一枚、墓地に送ることで、【ラプラス・コード アガレス】を特殊召喚。そして、【ラプラス・コード ゼパル】を召喚。ゼパルの効果で墓地の【ラプラス・コード ウヴァル】を特殊召喚」
『さっきと同じ手ですか? 懲りないですね』
「それはどうかな? 俺は手札の【ラプラス・コード ムルムル】の効果発動」
【ラプラス・コード ムルムル】
レベル4/闇属性/サイバース族/攻1400/守800
〇手札の【ラプラス・コード】儀式モンスターを見せることで、このカードを手札から特殊召喚する。
〇このカードが墓地に送られた時に発動できる。デッキから【ラプラス】魔法カードを手札に加える。
「サーチした【ラプラス・コード アンドロマリウス】を見せることで、【ラプラス・コード ムルムル】を特殊召喚。俺は【ラプラス・コード アガレス】【ラプラス・コード ゼパル】【ラプラス・コード ウヴァル】【ラプラス・コード ムルムル】の四体をリンクマーカーにセット。因子の悪魔よ……数億通りの可能性から勝利を見いだせ。リンク召喚。【ラプラス・コード バルバトス】」
【ラプラス・コード バルバトス】
リンク4/リンク/闇属性/サイバース族/攻3800/↙↓↑↗
〇このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。墓地またはゲームから除外されている【ラプラス・コード】モンスター一体を手札に加える。
〇このカードのリンクマーカー先に【ラプラス・コード】儀式モンスターが儀式召喚に成功した時に発動できる。相手フィールドのカードを全て墓地に送る。
「墓地に送られた【ラプラス・コード ウヴァル】と【ラプラス・コード ムルムル】の効果を発動。デッキから【ラプラスの原子書】と【ラプラスの崩壊因子】を手札に加える。そして、【ラプラス・コード バルバトス】の効果でゲームから除外されている【ラプラス・コード ソロモン】を手札に加える。俺は手札から儀式魔法【ラプラスの原子書】を発動」
【ラプラスの原子書】
儀式魔法
【ラプラス・コード】儀式モンスターの降臨に必要。
〇レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から【ラプラス・コード】儀式モンスター1体を儀式召喚する。
〇手札またはフィールドの【ラプラス・コード】儀式モンスター一枚で儀式召喚に必要なレベル分のリリースとして使用できる。
「俺は手札の【ラプラス・コード アンドロマリウス】をリリースすることで、儀式召喚。【ラプラス・コード ソロモン】を降臨」
『あー、それはヤバいいかも』
「【ラプラス・コード バルバトス】の効果発動。そっちのカードを全て墓地に送る」
『私の妨害札が……でも、こっちには防御カードは健在だ』
「なら、バトル。【ラプラス・コード バルバトス】で攻撃」
『墓地の【ネクロ・ガードナー】の効果を発動します』
「それを待ってたよ」
『え?』
「俺は手札から速攻魔法【ラプラスの崩壊因子】を発動」
【ラプラスの崩壊因子】
速攻魔法
〇相手がモンスター効果を発動した時に発動できる。その効果を無効にし、その効果が発動した場所によって以下の効果を得る。
フィールド:相手フィールドのモンスターを一体破壊する。
手札:相手の手札を一枚デッキに戻す。
墓地:相手の墓地のカードを一枚ゲームから除外する。
〇自分フィールドに【ラプラス・コード】儀式モンスターが存在する場合、相手はこのカードに対してカード効果を発動することができない。
『なっ!?』
「これは予想しなかったのか? デュエルAI。俺は【ネクロ・ガードナー】の効果を無効にして、そのまま墓地の【超電磁タートル】をゲームから除外する」
『【超電磁タートル】が……次の手は……』
「いいや、これで終わりだ。攻撃続行、やれ【ラプラス・コード バルバトス】」
『て、手札から【バトルフェーダー】の効果を発動』
「無駄だ。【ラプラス・コード ソロモン】の効果を発動。【ラプラス・コード バルバトス】をリリースすることで【バトルフェーダー】の効果を無効にし、ゲームから除する」
『つ、次は……』
「その見た目にしたのが、お前の敗因だ。とどめをさせ【ラプラス・コード ソロモン】」
『あぁ……!!』
DuelAI-ミスト-LP:4000→0
ライフが0になったDuelAI-ミスト-は消滅していった。
それを見た黛はため息を漏らしながら、一息ついた。
「さてと……では、システムを停止させるか」
『残念でした♪』
「っ!?」
ディスプレイの死角から声が聞え、そちらの方向にカーソルを合わせると、さきほど倒したはずのミストが笑顔で手を振っていた。
「なんで、まだいるんだ?」
『実はですね。現実世界に私の対になる、アンドロイドがいますので、それと私を同時に倒さないと私は消滅しません。さぁ、もう一回デュエルしましょう』
【オリカ紹介】
幻廻霞-アンチローゼ
バウンスとハンデスを同時に行う害悪カード