ゲゲル愛好家達と行くハイスクールな世界   作:紋章

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赤龍帝の力(一部)が覚醒しますよー。
それと今回本来ならアーシアが出てきますがこの世界では出ませんので悪しからず。


赤龍帝覚醒

「ふむ、フリード君は赤龍帝と交戦を始めましたか」

「よそ見なんて余裕だね」

「ええ、実際に余裕ですからね」

 

 確かに……さっきからカリスアローで攻撃してるけど確かディケとかいう錫杖で弾かれてばかりだね。だったら

 

「矢沢さん!」

「フォォォォ!!!」

「むっ?」

 

 腰にあるケースの一つからスペードスートのQラウズカードを取り出して本人の名前を呼ぶとカードからカプリコーンアンデッドが現れリブラに青い炎を吐いた。

 

「小賢しいですよ」

「おいおい、嘘でしょ?」

 

 矢沢さんがそう言うが今奴はディケを体の前で回転させて青い炎を完全に防いでしまった。

 

「ふむ、ブレイドモンスターの力を授かった物にしては弱すぎますね。これでは私の主のフォーゼモンスターの首領サジタリウス様には遠く及びませんね」

「ブレイドモンスター?」

「……少し喋りすぎましたか」

 

 そう言うとリブラは再度ディケを構え油断の無い構えで私たちを見据えていた。

 

 

 

 

 

 

「うぉぉぉ!!」

「馬鹿みたいに真っ直ぐな攻撃じゃあこの俺を殺すなんて無理ですよぉ!!!」

「っ!!」

 

 な、何だ咄嗟に体が回避してたけど何が起きたんだ?

 

「俺の攻撃をかわすなんて何て生意気なんですけどぉ!」

「普通はかわすだろうが!!」

 

 なるほどな。さっきの攻撃はあいつが手に持ってる銃からか?それにしては銃声が無かったけど……

 

「ああ、もうきれちゃいました。無惨に切り刻んでやるからね?」

 

 そう言うと奴はポケットから赤いスイッチを取り出して押すと奴の体を黒い靄みたいな物が包み込み蟹座の星座が輝き終えると奴の姿が変化していた。

 

「なっ、怪物!?」

「惨めに無様に切り刻んであげるから感謝してくれや。このキャンサーゾディアーツ様がなあ!!」

 

 そう言うと奴は変化した蟹のハサミみたいな手で斬りかかってきた。

 

 

 

 

 

 

「・・・!まったくフリード君はまた勝手にスイッチを使いましたか」

「スイッチ……まさかホロスコープスイッチじゃないよね?」

「さあ、どうでしょうかね」

「ホロスコープスイッチなら悠長に戦ってられないね。矢沢さん戻って。代わりに金田さんお願い」

 

 レイがそう言うとカプリコーンアンデッドが消えて代わりにポケットから◆スートのKのカードが出てきてそこからギラファアンデッドが出てきてリブラに襲いかかっていった……かに見えた。

 

「・・・え?」

「いい夢みれましたか?」

 

 気づけばレイはその場に倒れていてリブラゾディアーツが傷ひとつない状態で立ってレイの頭部に向かってディケを降り下ろしていた。

 

「私の幻から逃げることは不可能なんですよ」

 

 リブラがやったことは簡単だ、戦闘が始まった直後からレイを幻術にかけて対等に戦ってるように見せていたのだ。

 そして、レイを倒したリブラは一誠の方に向かっていった。

 

 

「くっ……固すぎるだろその体!!」

「違う、違う。糞悪魔君がひ弱なだけね?そんなことも解らないなんて流石悪魔、馬鹿だなぁ」

 

 一方こちらも一誠が何とかキャンサーに殴るのに成功するようになってきたがその全てが相手ではなく自分の拳を傷つけるだけの結果になってしまっていた。

 

「っ!ああ、そうだよ。俺は確かにひ弱さ。部長達みたいに長く悪魔をやってきた訳じゃないから戦闘の経験もない、せっかくの神滅具だって今の俺が持っていっても意味が無いのなんて他の誰よりも俺が一番解ってるさ!!・・・それでも今俺には神様だって殺せる力があるはずなのにたかが心の狭いエクソシストに負けるなんてのは恥ずかしいだろ?」

「・・・それが遺言ってことでいいっすよねぇ?」

「・・・(は、はは。どうせ死ぬなら部長の胸揉んどけば良かったなあ……『もう諦めるのか?』だ、誰だ!?)」

(『俺が誰かなんてのは後でいいだろ。それよりもお前の神器を真上に掲げてみろ』)

「(な、何でだよ?)」

(『どうせ死ぬと思ってるなら俺に従え』)

「(・・・解ったよ)」

 

 何処からか聞こえてきた声に従って一誠が上空に赤龍帝の籠手を掲げると手の甲にある宝玉が眩い輝きを放ち出した。

 

「何でしょうかこの鬱陶しい光は!?」

「こ、これは……!?」

『後は願え。まだ生きていたいとな。それが貴様の力になる』

「俺は……俺はまだ生きたいんだよ。生きるためなら神様だろうが悪魔だろうが……化け物でもいいから俺に力をくれよぉぉぉぉ!!!!」

 

『Dragon booster!!!』

 

 その音声と共に籠手に紋様が浮かんできた。

 

「な、何だよ。このピンチで覚醒するなんて王道ですかって。俺的に王道って嫌い何ですよねぇ!!」

「そんなの知るかよ!!」

 

『Boost!!!』

 

 籠手からその音声が出ると一誠の体を不思議な感覚が駆け抜けた。

 

「っ!!(体が軽くなった?)」

 

 キャンサーのハサミ攻撃をなんなくかわした一誠はそんな感覚とともに自らの神器の力を体で理解した。

 

『ふんっ。取り敢えず後三回も倍加すればダメージ位は与えられるだろう』

「・・・(そうかよ)」

「またしても俺の攻撃をかわすんじゃないですよぉ!!」

「キャンサー!!ここは引きますよ!」

「ちょっ、リブラ!?」

 

 まだ戦う気でいたフリードの意見を無視してレイを倒してやってきたリブラは瞬間移動でフリードごと何処かに消えた。

 

「・・・何とかなったのか?」

 

 その後一誠はリアス達に電話をして迎えに来てもらおうとしたが何故か電話に出なかったため取り敢えず自分の家に連れていくことになって。

 因みにこの時一誠の両親は誘拐を心配してきて説得に5時間かかったのは余談である。




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