ゲゲル愛好家達と行くハイスクールな世界   作:紋章

11 / 29
長らく待たせてしまった癖に出来は微妙で大変申し訳ありません(^U^)



赤い龍と方針決め

「いや、ここ何処だよ?」

 

 ええーと確か昨日は桃花を家に連れてきて父さん達を説得してその後寝た筈だよな?だったら何でこんな訳の解らない空間にいるんだ?

 

「にしてもこの辺凄く熱い……な?」

 

 何故に周囲が炎に囲まれてるんだろうか?……てっ!

 

「炎ぉ!?ま、まさか火事!?」

 

 や、ヤバいって!水……嫌それよりも父さんや母さん、桃花を探さないと駄目だろ!!そうしたら次は『少し落ち着いたらどうだ』……へ?

 

「誰だよ……てっドラゴン!?」

 

 後ろから声が聞こえてきて振り向くと全身が赤いドラゴンが後ろに存在していた。

 

『ドラゴン程度で驚かないで欲しいのだがな……まったく今回の宿主は今までと本当に違うな』

「はっ?宿主って……俺が?」

『何を今更散々力を貸せと言ってきたのはお前だろう』

 

 力を貸せ?そんなこと最近じゃ俺の神器にしか言って……神器?

 

「ま、まさか赤龍帝の籠手(ブーステッドギア)!?」

『本来の名前は 赤い龍 (ウェルシュ・ドラゴン)ドライグだが今はそちらの名前の方が有名だろうな』

「それで何の用だよ?ていうかここの温度どうにかならないのかよ?」

 

 このままだと身体中の水分が無くなりそうなんだよな。

 

『ああ、そう言えばそうだったな。いかんせんここに人を呼んで会話と言うのも久しぶりだからな、加減を間違えた』

 

 ドライグの奴がそう言うと周囲に在った炎が消えて代わりに扇風機が……

 

「てっ、何で扇風機が出てくんだよ!?」

『ここは精神世界だぞ?何が出てきても可笑しく無いぞ』

「な、納得いかねえ」

 

 て、ちょっと待てよ。何で俺、こんなドラゴンと普通に会話出来てるんだ?ドラゴンとなんて初めて話す筈だよな?

 

『ドライグそこの小僧に自己紹介は済んだのか?』

 

 俺がそう考えてると何処からか声が聞こえてきた。

 

『ああ、終わったが……お前はしないのか』

『ふんっ、自己紹介は大分昔にした。そこの変態エロ小僧が忘れてるだけだろう』

「昔?……ていうか変態エロガキって何だよ!?」

『何か間違ったことを言ったか?』

「嫌……間違ってはないけど」

 

 姿も見せない奴に何かそんなこと言われると認めたくない。

 

『まあいい。イッセー、そろそろ時間のようだぞ』

「時間?」

 

 ドライグの奴が思い出したかのように言い出した。

 

『何か大事な用の時は籠手の宝玉に話しかければ会話ができるからそうしてくれ』

「嫌だから時間って何だ……」

 

 ドライグにもう一回質問をしようとしたら突然視界が暗転した。

 

 

 

 

 

 

「……ハッ!?」

「漸く起きましたか。客人に起こしに来させるとはマナーを疑いますよ」

「桃花か……てっ何で家に居るんだよ?(さっきのは夢だったのか?)」

 

 次に一誠が目を覚ますと自分の部屋のベッドに寝ていて、不機嫌そうな桃花がそんな一誠を上から見下ろしていた。

 ため息をつきながら桃花が一誠と話し出す。

 

「気絶した私を誘拐してきたのはイッセー、貴方ですよね」

「ああそう言えばそう……じゃねえよ!?確か気絶した桃花を放置するのも不味いからって部長達に連絡を入れたけど繋がらなかったから取り敢えず家に連れてきたんだ」

「成る程。だからと言って女性を自宅に連れて帰るのはどうかと思いますよ?(それにしても連絡が取れなかったですか……何が在ったのでしょうか?)」

 

 一誠の話を聞いて取り敢えずは納得したのか表では一誠に注意しながら内心で連絡が取れなかった理由を考え始めた。

 

「嫌別に桃花だしいいだろ」

「ほぅ?それはあれですか、私が女性じゃないと?今すぐリンチにして欲しいと言うことで良いですか?(一番可能性の高いのはリアスさんよりも上級の……確か大公とか魔王とかそう言った人達からの連絡ですけど」

「ち、違う!ただ桃花とは友達で恋愛対象に今更思ったりはしないんだよ!!」

 

 一誠の説明を聞いた桃花はヤレヤレと言った表情をしながら言った。

 

「まあ、そういう事にして置いて挙げますよ。所でレイさんはどうしたのですか?」

 

 桃花にそう言われた一誠は「アッ……」と言うと額から汗を出し始めた。

 

「……生きていたら今度しゃぶしゃぶを奢ってあげますよ」

「その前に助けるって選択肢は?」

 

 一誠が懇願するかのように言い、それを聞いた桃花は良い笑顔で

 

「無理ですよ♪」

 

 そう言い放った。

 

 

 

 

 

 

 そしてその日の夕刻時、授業が終わりオカルト研究部に桃花が向かうとオカルト研究部の面々と地面にズタボロで倒れている一誠の姿と満足そうなレイの姿があった。

 桃花が見た感じでは一応生きてはいるようだ。

 

「レイさん、一体何をしたんですか?」

「別に。ただ殴ってただけ」

「そうですか……まあ、私は今回の件に関しては即気絶してしまいましたからね、口は出しませんよ。ただ……」

 

 そう前置きをするとリアス達の方を向いて言った。

 

「一誠が電話をしたそうですけどその時何をしていたのですか?」

「そうね……桃花にも説明した方が良さそうね。

私達もその時敵、多分貴方たちを襲ったのと同じ組織だと思うわ。確かその時の相手はゾディアーツって言ってたわね」

「ゾディアーツ……その敵は倒せたのですか?」

 

 桃花がそう聞くとリアスは苦々しげな表情になった。

 その様子を見た朱野が代わりに答えた。

 

「いいえ。どうやら時間稼ぎのためだけに襲ってきたみたいですわ。15分ぐらいしたら逃げられてしまいましたわ」

「追いかけなかったのですか?」

「一応僕が追いかけようとはしたんだけどね……ただ途中で転移するかのように消えてしまってね」

「成る程。それで逃げられてしまったと……」

 

 木場の話を聞いた桃花はそう言って常に所持してる手帳にメモをした。

 

「それで今後の方針は?」

「そうね。敵のアジトが分かるまでは防衛に回って貰うわ」

 

 リアスの命令に部員(気絶している一誠は除く)は全員賛成しレイと桃花はと言うと。

 

「私はいいけど」

「そうですね。私も私の手の届く範囲なら防衛に回りますよ」




次回は取り敢えず1ヶ月以内を目安にして下さい何でもしますから
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。