ゲゲル愛好家達と行くハイスクールな世界   作:紋章

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 色々ダグバを調べて分かった事。
 その1色々と隠された能力があった
 その2情報がありすぎてどれが本物のダグバの能力かの見分けが難しいこと。
 尚、本編には全く関係ない。


教会に攻め込むそうですよ

 ゴオマが戦っていた頃、レイナーレ達との戦いを終えドルドの背中で眠りについていた桃花は夜に眼が覚め、何を思ったのかオカ研の部室に来ていた。オカ研の部室には一誠を除いた全員が揃っていた。

 

悪魔の駒(イーヴィルピース)ですか?」

「そうよ。イッセーを蘇生する際にも使ったものよ」

「これがですか……」

 

 桃花は机の上に置かれた赤いチェスの『騎士』の駒を訝しげに見ていた。

 

「……(見ただけじゃ分からないですね。せめて構造さえ分かればザジオさんに頼んで量産も考えたんですけどね)」

「この悪魔の駒(イーヴィルピース)は基本的に上級悪魔なら誰もが持ってる物よ。『兵士』(ポーン)の駒が八個、『戦車』(ルーク)の駒が二個、『僧侶』(ビショップ)の駒が二個、『騎士』(ナイト)の駒が二個、『女王』(クイーン)の駒が一個で一セットよ。私の場合はイッセーを眷属にする際に『兵士』(ポーン)の駒を全て使ってしまったのだけどね」

 

 リアスはそう言ったがその顔に後悔は無く逆に満足気だった。

 

「やけに満足そうだけど、『兵士』(ポーン)の駒を全て使ったのに後悔して無いの?」

「ええ。むしろ運が良かったと思うわ。神滅具(ロンギヌス)の一つである赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の所有者を眷属に出来たのだからね」

「そうなんだ。……でも一誠の前ではあんまり言わない方が良いと思う」

「どういうことかしら?」

 

 レイの質問にリアスはキョトンとした顔で聞いた。

 

「その言い方だと一誠なんかどうでも良くて赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の方が大事みたいに聞こえるから……」

「っ!!そ、そうね。私も予想外の事で少し動転してたわ」

「あらあら、しっかりしてくださいよ部長?」

「わ、分かってるわよ!!」

 

 リアス達の言葉を聞きながら桃花だけは自分の持論で今のリアスの発言を考えていた。

 

「(……王としてはリアス・グレモリーの方が理に適ってますよね。レイさんの考えは甘い。眷属は自分の手足の延長と考えた方が戦いに情を挟まずにすみますし。……まあ、綺麗事だからこそ叶えたいとも言いますし其処は考え方の違いですよね)」

 

 桃花はそう心の中で締めくくった。

 それから少しして一誠が校舎の前に運ばれた事を知った桃花はさり気無く校舎前に行き部室まで連れて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一誠への説教の途中に掛かってきたゴオマからの電話を部室の外に出て聞き終えると通話を切った。そのまま外で桃花は状況を整理し始めた。

 

「(ゴオマさんの話と私の得た情報にベ集団の皆さんが調べた情報を纏めると……相手の主力確定は堕天使四名にフリード・セルゼン、あのGに似た触角怪人、そしてアーシア・アルジェントですかね?唯、触覚野郎は来るか分かりませんね。それとヴァルゴ・ゾディアーツが居るかも不明ですね)」

 

 其処まで整理すると桃花は一誠を拾った時に買ったお茶を飲んでから再度考え出す。

 

「(堕天使四名はレイナちゃんも含めて此方側に引き込みたいとこですから……漁夫の利が取れそうなグロンギを配置するとして、次はレイナちゃん個人ですかね。

彼女は私達とのゲゲルがありますし確実に一誠とぶつかるでしょうから其処は心配し無くて良いですね。フリード・セルゼンに関しては……木場祐斗と塔城小猫の二人で抑えれるでしょうね。キャンサー・ゾディアーツは硬い防御性が売りですけど塔城小猫のパンチならダメージが通る筈。本人の動きも木場祐斗クラスなら何とかできる筈ですよ。……いや一応誰かに待機させておこう)」

 

 祐斗と小猫の考察をしていた桃花は心配になったのか心の中で相性の良さそうなグロンギを考えながら呟いた。

 

「(触覚は私がやるとすると後はアーシア・アルジェント対策と万が一のバックアップとイレギュラー対策に数名を駆り出しますか。ついでに手の空いているメンバーにはアーシア・アルジェントの過去の情報でも調べさせましょう。彼女がジェミニ・ゾディアーツなのは気になりますし)」

 

 桃花はアーシアがジェミニだったのが気になったのかそう決めると状況の整理を終えて部室の中に入って行った。

 

「イッセー、何度頼んでも駄目なものは駄目よ。これ以上教会や堕天使に関わることは認めれないわ」

「何でですか!!」

 

 中ではリアスと一誠が向き合って話していた。桃花は二人に気付かれないように近くに居たレイの元まで行き小声で話しかけた。

 

「あれは一体何をしてるんですか?」

「一誠が部長に教会にアーシアさんを助けに行きたいと言ってて、部長がそれを断ってるとこ」

「そうなのですか……(ちっ、めんどくさいのですよ)」

 

 そのまま桃花は二人の会話を壁にもたれて見守っていた。

 

「……(一誠は眷属を外れてでもアーシア・アルジェントを助けに行くの一点張り、リアス・グレモリーはそんな事は出来ない上に教会に関わった際の影響も考えて承諾を拒絶してますか……それにしても美人が怒った顔は中々に良い物ですね)」

 

 桃花が呑気に分析をしていると朱乃がリアスに近づき耳打ちをした。

 それを聞いたリアスの表情は激昂していたものから思案するようなものに変わっていた。

 

「…………」

 

 そうして考えた後、一誠を一目見てから部室にいるメンバーに向かって言った。

 

「大事な用事が出来たの。悪いけど私と朱乃は外に出てくるわ。……イッセー」

 

 その言葉を聞いて何かを言おうとしていた一誠の言葉を遮る形でリアスが言った。

 

「貴方の中に眠っている力は確かに強力よ。でも、これだけは覚えておいて。意思の無い力はいつか自分の身を滅ぼす事になるわ」

「え、どういうことですか部長」

 

 リアスはその質問には答えず朱乃と一緒に部屋から出て行ってしまった。

 

「…………あー!!」

 

 一誠は今のリアスの言葉の意味を考えていたが、理解が出来ずに頭を掻き毟った。そうした後で部屋を出て行こうとする一誠をずっと黙っていた祐斗が引き止めた。

 

「兵藤君、行くのかい?」

「ああ」

 

 その質問に一誠は迷い無く答えた。

 

「幾ら君の神器が赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)とは言え教会には間違いなくはぐれエクソシストの集団と堕天使、未知の怪物がいる筈だよ。君一人じゃ殺されるよ?」

「俺なんかの命でアーシアの命が救えるなら安いもんだ」

「……いい覚悟だね。でも、やっぱり無謀かな。それに、そのアーシアさんを救えるかも微妙な所だね」

「だったら、どうしろってんだよ!!!」

 

 そんな一誠の叫びに祐斗は一切臆さずに言い切った。

 

「僕も行く」

「なっ……!?」

 

 その祐斗の発言に一誠が驚いてる間に祐斗は続けて話して行く。

 

「僕はアーシアさんの事は知らないし、特に思い入れも無い。けど、仲間である兵藤君が助けたがってるのなら動くのには十分すぎるよ。それに、教会関係者は個人的にだけど嫌いなんだ」

 

 そう言った時の祐斗の表情はいつもの爽やかな笑みだったが瞳の奥だけは笑っていなかった。

 

「一誠、ついでに教えておきますがリアスさんも表現をぼかしてましたが許可は出してましたよ」

「本当なのか桃花!?」

「ええ。さっきリアスさんは力について言ってましたよね?」

「ええーと……ああ言ってた」

 

 桃花は少し思案した後に答えた一誠に一瞬呆れたが続きを話し出す。

 

「行くなと言ったのに力について話すのは可笑しいでしょう?」

「そう言えばそうだよな」

「ま、要するにですよ。行くんならちゃんと怒られる覚悟をして行けって事ですよ」

「ああ、成る程!!」

「さてと、残りのお二人はどうします?」

 

 一誠が納得したのを確認すると桃花は残りの小猫とレイに声を掛けた。

 

「……私も行きます。人数は多いほうがいい筈です」

「私も行くよ」

「と言う訳で一誠。号令をどうぞ」

 

 桃花に言われた一誠だったが全員協力してくれるのが余程感無量だったのかしばらく動かなかった。

 

「よ、よし。それじゃあ五人でアーシア救出と行きますか!」

 

 その言葉を聞き終えた五人は教会に向かって動き出した。




 補足を一つ。この世界の一誠は何処かの殺戮集団の暗躍でイーヴィル・ピースの事を知りません。




 此処から先は息抜きで考えた組み合わせです。本編では実現する事は絶対にありません。

王と言われたor名乗った怪人でレーティングゲームのメンバーを組んでみた。

『兵士』
ブラック(世紀王)
『騎士』
シャドームーン(世紀王),コーカサスアンデッド(スペードのキング)
『戦車』
ガメル(重量生物の王),ロシュオ(フェムシンムの王)
『僧侶』
ン・ガミオ・ゼダ(グロンギの王),アークオルフェノク(オルフェノクの王)
『女王』
バットファンガイア(ファンガイアの王)
『王』
ン・ダグバ・ゼバ(グロンギの王)

一部可笑しなのがいる気がするのは気のせいです。次回の更新は出来るだけ早くにしたいと思います。
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