インフィニット・ストラトス ~一人の転生者~ 作:モノアイの駄戦士
最近は感想も批判もなくて(いや、批判は嫌だろ)モチベがあんまり上がんない……
そういえば、自分が最近力を入れているのは「機動戦士ガンダム 宇宙の彼方へ」という、ガンダム世界を巡る転生ものなんですが、睦月透火さんの「寝落ちしたらモビルアーマーだった件」とコラボしております。
興味があったら双方、よろしくお願いします。
とりあえず、一回戦が終わったので一度更衣室に戻る。
そしたら何が見えたと思う?
俺のパンツ嗅いでる男装痴女がいたのである!!
「な、なにやってんだ、シャルロットちゃん………??」
「スゥーー(恍惚)…え?…はわわっ!?」
めっちゃ恍惚な顔で俺のパンツを嗅いでいたシャルロットちゃん。
いや、おっさんのパンツ嗅いで何か得があるのか?
……一部の業界では需要はあるか………
「え、えーと!こ、これは!」
「わかったわかった。君は男装好きの痴女って事で、何も言わないであげるから早く帰りなさい……」
「うっ……(半分事実だから反論できない……)」
…なんでそんな大事そうに俺の替えのパンツ持ってるの?
ちょっとそろそろ元の場所に戻してくれないかな?
いい加減、こちらも恥ずかしい。
「あのー、シャルロットさん?」
「あ、あ、あ……ごめんなさいっ!」
いや、謝るのは良いけどなんで逃げるのかな!?
しかも俺のパンツ持ってったし!
最近マドカが俺のパンツ盗っちゃうから、後は明日のパンツしかねぇんだよ!!
一応、この日のクラス代表戦はもう俺が出ることはないようなので気兼ねなくシャルロットちゃんを追える。
で、追っかけて探し回った結果、彼女の部屋に辿り着いた。
「おーい、シャルロットさーん?俺のパンツ返してくれー」
「ひゃ!?す、すみません!い、今開けます!」
バタン!と開けた彼女は俺の服の裾を掴んで部屋に引っ張りこんでくる。
中は真っ暗で、うっすらとしかシャルロットちゃんが見えない。
「あのー、そろそろパンツ返して」
「……嫌です」
さんざん追いかけてこれかよ!?
「僕だって…僕だって戦人さんの事が好きなのに……!」
「ちょっ!えう!?」
「最初から女の子ってこと、解ってましたよね?」
「え?ま、まあそりゃ雰囲気に声が女だもん。気付かない方がおかしいような気がするぞ」
「僕、当初はファンだったんだ。ガンダムの」
「あー…ありがと…」
まあ、以前フランスとか色々な所でサインとか求められたしね。
よく覚えてる。
「でも、戦人さんがISに乗れることを知った時、僕は驚いて、そして思ったんだ。もう一度会いたいって」
「うん、わかった……(なんか重い!)」
「それで、お父さんから一夏さんや戦人さんのISのデータなどを入手してこいって、言われて僕は喜んで受けたんだ。また会えるって」
な、長いけど我慢だ。
聞いてあげないと、後々に面倒+死に繋がる気がしてたまらない。
「それで、転入したとき僕は戦人さんに惚れたんだ。勇ましそうでなんだか哀しそうな顔が」
「そ、そんなんで俺を好きになっても後々違うって気付いたらどうすんだ?」
「間違えるはずがない!僕は…僕は戦人が好きだ!一目惚れだよ!戦人が描いたガンダムの主人公たちに似てる!僕の好きな人物像に似てるんだ!」
つまりは、タイプだったと。
ほんとにそれでいいのか?
その判断で後悔しないのか?
と、聞いてみたところ。
「せ、戦人なら…戦人とならいつまでも一緒で構わないよ…!戦人は優しいから……!」
「………本音は?」
「筋肉と傷がカッコいいし、逞しいから惚れました!それに、さっき話したことは全部ほんとだから!」
そこまでハッキリと言われたら、俺はどうすりゃいいんだよ。
据え膳食わずはなんたらかんたらってあるけど、まだ彼女たちは未成年。
マドカの場合は特殊な立場なので、彼女の好意は素直に受け取ってあげた。
しかし、シャルロットやラウラは普通の女の子。
しかもシャルロットに関してはIS会社の社長の娘。
まあ、愛人の子供ではあるが、そうであることには変わりはない。
俺が手を出して、彼女たちの人生に悪影響を与えてしまってはただの屑に俺は成り下がる。
それに、そもそも俺はこの世界の人間ではない。
体も何故かニュータイプの力に目覚めたし、そもそも俺の持っているISは謎が多すぎる。
そんな男が、ハーレム作って突如消えたりでもしたら……
大暴走だろうな。多分。
「戦人?聞いてる?」
しかし、彼女は本気のようだ。
涙流してるし、動機はとても不安な物だが好意はわかった。
「ふぅ……シャルロットさん、ほんとに俺で良いのか?後悔しないのか?」
少し間を開けて、シャルロットちゃんは答える。
「もちろん!僕は戦人が好き!愛してるんだ!」
ガバッ、と抱きついてきた。
う、よく見ると彼女の服装はきわどいネグリジェだった。
絶対誘ってるだろ!!(焦)
「……わかったよ。あと、お前が男装してることと君の任務に関しては俺が何とかしてやる。あ、男装に関しては黙ってるだけだけど」
「え…??」
シャルロットが困惑するなか、新たな乱入者が。
「シャル!告白は済んだようだな!ならば、夜の営みというものをしようではないか!」
「ハーレムを作るのは正直反対だけど……みんな好きみたいだし、しょうがない」
ラウラにマドカだった。
え?しかもハーレムはマドカ公認!?
「いや、待てよ?まさかみんな最初から仕組んで……」
『ニヤァ』
は、謀ったな!マドカ!謀ったな!
「じゃあ、まずは私からね」
「ま、待てマドカ!マジでこれは洒落にならん!二人ならともかく、3人もなると……!」
「どうにかしてくれるんでしょ?人生の先輩?」
「ぐうっ!?」
結局、コッテリと彼女たちに搾られて疲労困憊になりながらも自室に戻った。
飯がスタミナ丼だったのは、気のせいだろう。
次の日、朝から登校したら千冬先生からクラス代表戦がなくなったことを聞いた。
何故か聞くと、なんと建築物の中に欠点があってほっとくと明日にでも壊れそうだとか。
意外なハプニングに巻き込まれながらも、結局日常に戻っていく。
まあ、次は臨海学校だ。
彼女たちの水着姿……ははは…
その日の夜、今度は夜這いされてみんなまとめて相手したのは余談である。
次の日が土曜日だったので、それもあっての行動だろう……まだハーレム人員が増えそうな気がするのは気のせいか?
ニュータイプの勘が、伝えてくるんだけど。
つーか、俺はハーレムやってるけどシバかれても俺はなにも言えん!?
はいw
炎上しそうな(いや、確定じゃね?)内容になりました(笑)
まさかの急接近。
そして、ハーレムの結成。
急展開すぎて、自分でも何やってんだか……
感想、高評価を待ってます。
主人公の二週目があってほしいと思う人!
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