インフィニット・ストラトス ~一人の転生者~   作:単眼駄猪介

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シャアの名言を使わせて頂きました!
いや、そこまで先を予測してませんけどねw

では、どうぞ


戦いは二手三手、先を読んで戦うもの

砂浜に立っている人影が多数。

ありゃりゃ、俺は遅刻かな?

 

「すまん、遅れたかな?」

 

「ギリギリよ!」

 

「おい鈴、戦人を叩くな」

 

おいおい、戦闘前にさっそく喧嘩かよ…まあ、それぐらいが丁度良いのかもしれないが。

 

「ほら、行くぞ」

 

俺はISを展開して、空に飛び出す。

 

「作戦を開始するぞ」

 

『了解!』

 

今回はアストレイガンダムブルーフレームセカンド改で出撃する。

一夏は俺が魔改造した白式を纏い、セシリアのブルーティアーズに掴まる。

 

「とっとと行って終わらせるぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘は膠着状態だった。

ISコアが独自に動き回り、中々当てられない。

しかも、切り札の零落白夜も避けられてしまった。

まだエネルギーに余裕はあるだろうが、まだ成長途中の一夏にそんな芸当はできない。

なので、俺がやるべきなのだが……中々どうして。

 

「くそっ!早い!」

 

「一夏!アイツらは密漁船だぞ!?守る必要がどこにある!?」

 

一夏と箒が喧嘩をしていた。

さっきの密漁船の守るかどうかの話を、今だに引きずっているようだ。

 

「箒!しゃべる余裕があるなら前向いて敵の動き見てろ!死ぬぞ?」

 

「貴様とて初めての戦場だろう!?貴様も喋れる余裕があるのか!?」

 

ごめん、何度もしたことあるし、全然余裕があるよ。

 

「自分のISを貰えて嬉しいんだろうが……それはお前の力じゃないんだぞ!?結局他人に頼って手に入れた力!傲慢になるのは勝手だが、戦いの足を引っ張るようなことはすんな!」

 

「何おぅ!」

 

「っ!バカ野郎!」

 

箒が俺の言葉にイラついたらしく、無謀にも二刀の刀でシルバリオ・ゴスペルに突撃する。

そのため、俺が無理矢理蹴っ飛ばして敵の容赦ない蹴りを受ける。

 

「ガハァッ!?」

 

そのまま、俺は近くの小さな無人島に落ちていった。

 

「戦人!」

 

「婿!?」

 

「戦人君!?」

 

マドカたちが驚きの表情でこちらを見ている。

俺はそれに何も答えず、ただ落ちていった。

 

 

 

 

 

ガゴンッ!!

 

「ウグッ!?」

 

落下の衝撃をもろに受けて、息が詰まる。

いってぇ……だが、このままだと負けるな。

しょうがない、使いたくはなかったが……最悪死ぬかもしれないな。

パイロットは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はそれを展開して、空に再び飛び立つ。

それを確認したのか、一夏が喜びの声をあげる。

 

「戦人!無事だったのか!?」

 

「なんとかな!だけど、ここまでボコられたらもう手加減はできない!流れ弾に気を付けてくれ!死ぬぞ!」

 

「え?は…ええっ!?」

 

俺はビームライフルに酷似した、いやビームライフルそのものだが中身は違うものを手にして、シルバリオ・ゴスペルと対峙する。

 

「死んでも恨まないでくれよ!」

 

ビームライフル………いや、ドッズライフルを撃った。

左腕に直撃して、砕け散る。

それに動揺したのか、明らかに動きが少しおかしい敵。

ドッズライフル……ガンダムAGEー1の標準武装である、ビームをドリルのように回転させてモビルスーツの装甲を砕くビーム兵器だ。

まあ、原作での敵が通常のビーム攻撃を弾くから元々掘削作業などのために作られた技術を主人公が応用して兵器化させたものだ。

威力が高すぎて、直撃すれば一撃でシールドを削り、そのまま絶対防御を貫いてパイロットを殺してしまうため、今までAGE系の機体は使わなかったが……逃がしたときの将来を考えるとこれの方がまだ全然いい。

ちなみに、後で知ったがパイロットは暴走する直前に脱出できており、無事だったようだ。

 

「当たれ!」

 

ドッズライフルの砲口が光り、回転するビームが飛び出る。

ビームは左足に当たり、粉砕した。

 

「動きがお粗末過ぎるな!」

 

足を破壊されたからか、急に動きが悪くなるシルバリオ・ゴスペル。

さらに撃って右腕、背部のパーツの片側を破壊する。

 

「一夏!止めを!」

 

「わかった!ありがとう!」

 

俺の指示で、一夏が零落白夜を使ってブレードでシルバリオ・ゴスペルを斬り裂く。

 

「よし!」

 

「やったぁ!」

 

……ギリギリだった。

俺が胴体をぶち抜いてれば、あっさりと終わるだろうがそれでも動く場合はもはやホラーだし、そもそもこういうのは若いやつにやらせた方が良い。

そう思いながら、俺は一夏たちに帰投するように言って、残骸を見に行った。

 

 

 

 

そこで見たものは、正直、異様としか言い表せなかった。

 

「ギギギ…ッ!」

 

「なんじゃこりゃ…!?」

 

残骸の中から、金属で出来たネズミを見つけた。

が、その姿は異様でネズミにしては大きめな上に背中にISコアらしきものが埋められていた。

そして、そもそもの話。

ISの外装の残骸を集めて形を変えて一つの人らしきものになろうとしていた。

 

「気持ち悪い…」

 

同行してきたマドカが思わず呟いた。

俺としても気持ち悪い。

 

「同じくだぜ…」

 

マドカは、サイレント・ゼフィルスのスターブレイカーをその人型に向けた。

そして、ビームが発射されて粉砕された。

つーかこのIS、束さんが強奪してきた物らしい。

開発者は何でもありだね……

 

 

 

 

破壊されたのを確認して、俺とマドカはそこから離脱した。

 

「づうぅっ!?」

 

この右腕、いや右半身痛みがなければ最高なのだが。

 

 




新たな波乱の予感……!

高評価・感想頂けたら嬉しいです。(KONAMI)

主人公の二週目があってほしいと思う人!

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