インフィニット・ストラトス ~一人の転生者~   作:単眼駄猪介

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投稿スピードが遅いのは許してちょんまげ。




大地の復讐鬼は空を駆ける

「なるほど。隕石…ねぇ」

 

俺は彼女たちの話を聞いて、この世界の事や俺を呼んだ彼の事を知ったが、依然彼の行方は解らない。

 

「………可能性としては、今だ宇宙で気絶しているか、大気圏の摩擦熱で燃え尽きたか」

 

「ふ、不吉なことを言うな!」

 

「確かに不吉な事だが……ラウラちゃん、この事件はかなり危険だぜ」

 

『事件?』

 

「あくまで俺の予測というか勘だが、誰かが隕石を落とし、そしてその何者かが彼を蝕み、そして何かをしている」

 

「勘にしてはやけに明確だな」

 

「人類の革新だとか言われたニュータイプ様だからね。別に誇張するわけじゃないが、俺の勘は当たる方だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、俺には戸籍も何もないので編入試験を受けることになった。

俺としてもいつまでここで世話になるか解らないが、少なくとも一人で宛もなく生きるよりはマシだろう。

ただ、情報の関係上三人目の男性操縦士として情報公開が行われるようだ。

まあ、この世界に来てしまったのでそれくらいはしなければダメかなとは思う。

で、編入試験。

何処からか情報が漏れたのか、生徒やら何やら嫌な気配を漂わせる人間たちがアリーナに集まっていた。

 

「すまないな。本当ならもう少し静かにやりたかったのだが」

 

「いえ、別に構いませんよ。漏れてしまった物は仕方がないですし」

 

俺のISはかつて俺が愛機として乗っていたモビルスーツたち。

どうやら彼もまた同じようにその場で機体変更が可能らしい。まあ、使える機体はこっちの方が少ないが。

今回使うISはアベンジャーガンダムとNEO・Hi-νガンダム。

まあ、小手調べな感じでアベンジャーガンダムだが。

カタパルトに足を乗せる。

 

「禍月桐谷、アベンジャーガンダム。出るぞ!」

 

イサリビのカタパルトとも、連邦の戦艦からの発進とも違うGが俺の体に負荷をかける。

 

「さて、試験の相手をよろしくお願いします。千冬さん」

 

「陸戦タイプとは………舐められたものだな」

 

「舐めてはいませんよ。でも、どの程度なのか知りたくてね」

 

「フッ……小手調べという訳か」

 

俺も彼女も一定の距離を開けたまま、数分。

彼女のプレッシャーと俺のプレッシャーが、ぶつかり合う。

そして、先に動いたのは…………

 

「埒があかない。やるしかないか」

 

俺だ。

マシンガンをブッパ。

それに対応して彼女は回避と弾丸を斬る行為を繰り返す。

そして、確実に近付いてきている。

 

「弾を斬るのかよ……」

 

「そちらも中々近付けさせてくれないだろう…っ」

 

一見すると俺が押されているが、実際のところはどちらも互角。

まあ、機体性能のおかげか?

 

「バズーカ!」

 

バズーカを呼び出し、発射。

しかし、避けられては斬られた。

だが、爆風によるダメージは少しぐらい入っているだろう。

 

「ちっ!」

 

「グッ!?」

 

彼女はマシンガンを撃ってきた。

もちろん、持ち前の経験則と勘で回避するがいくつか当たった。

 

「まだまだ!」

 

「はあっ!」

 

今度はビームサーベルを抜刀して、相手の刀と打ち合う。

しかし、決着はまだ着かない。

 

「はぁはぁ、やるな…!」

 

「そちらこそ、強いじゃねぇか」

 

息が少し切れる。

体を丸ごと動かして機体を動かすって、座乗式のモビルスーツに乗ってきた俺としては慣れないの一言。

元が女性専用の兵器なためか、それとも性能差と技量の差があるからか。

詳しいことは今のところよくわからないが、少なくともアベンジャーガンダムのままでは負ける。

 

「ならば、コイツを使うまで…!」

 

「っ!!」

 

俺はNEO・Hi-νガンダムに機体変更した。

会場はそれほどまで驚かないが、それでもかつて見たことのある機体に似ている上に彼もまた機体変更が使えたのだ。

若干は驚いた人が多い。

 

「姿を変えたということは、それが本気か」

 

「まあ、ある意味な。そちらも本気にならないと、死ぬぜぇ!」

 

ビームライフルを連射する。

回避されるが、そこにバズーカ。

 

「ちっ」

 

バズーカの弾を斬ろうとするが、それは悪手。

何故ならそれは散弾なのだから。

 

「があっ!?」

 

会場にいる人間たちが驚く。

初めて、明確なダメージを千冬に与えたのだから。

あの織斑千冬に。

 

「これがISの力……モビルスーツよりの劣化版に近いが、ある意味モビルスーツより驚異的なだな」

 

「やるじゃないか、禍月桐谷」

 

「久しぶりに互角に戦える相手と出会えて嬉しいんだろ。俺も嬉しいよ。まあ、俺が勝つが」

 

と言って俺はシールド裏にあるビームキャノンを使う。

 

「当たりはしない!」

 

避けられた。

 

「行くぞ、ファンネル!」

 

サザビーのファンネルを展開する。

 

「ビット兵器…!?」

 

「フィン・ファンネル!」

 

ファンネルを全て展開する。

この世界ではファンネル系統の兵器はブルーティアーズと呼ばれるシリーズが元祖のようだが、あれは見させてもらったがビット兵器に高い適正を持っていながら、静止しているのが多い。

セシリアの場合、それは克服しているようだがまだ動きに迷いや鈍さがある。

そこら辺を考えると、宇宙世紀などのガンダムシリーズのファンネル系統の兵器が一枚上手だ。

そして、俺のNEO・Hi-νガンダムはファンネル搭載数はモビルスーツサイズでは最多に入る。

 

「全て捌ききれるかな?」

 

「クッ!」

 

ファンネルによる、オールレンジ攻撃。

これによって、千冬とシノカミの戦いは決着が着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




宇宙世紀で死線を潜り抜けた猛者と所詮、大会などで力を見せているだけの強者では経験値の差でシノカミが勝ちますよ………まあ、機体性能も関係するでしょうが。

主人公の二週目があってほしいと思う人!

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