インフィニット・ストラトス ~一人の転生者~ 作:単眼駄猪介
いや、実質的には………いや、それはまだ早いかな?
血まみれになったアリーナは、しばらくの間使えなくなったらしい。
そして、俺に関しては正当防衛というのが通り、俺には何も罰はなかった。
まあ、殺さなきゃ殺されてたしな。
防犯カメラでISが解除されたにも関わらず、発砲してるし、逃げるにしても発砲しながら。
これにより、女権委員会の権力は弱くなるのだが……それと同時に俺は殺戮者として有名になってしまった。
良い意味でも悪い意味でも。
女権委員会は今だ俺の排除を諦めていないようだが…………そんな出来事を軽く越える出来事が起きた。
≪全人類に通達する≫
テレビ、ラジオ、スマホ……あらゆる情報端末が、何者かによってハッキングされた。
しかし、その声は聞いたことのある者たちにとっては、とても馴染みのあるものだ。
「こ、この放送は!?」
「わかりません!?発信先がステルスで……!?」
各国の軍事本部や軍の通信機の前にたつ人々に、同じような反応があったのは当たり前だろう。
「この声は……赤い彗星………!?」
千冬や、束、その他事情を知る者たちも困惑している。
≪私は遥か未来にて製造されたのISコア、305542番である。だが、これは長いのでここでは私はシャア・アズナブルと名乗ろう≫
「シャア・アズナブルだと!?」
禍月は、思わず立ち上がる。
彼としては、戦闘や一部の理想に関しては尊敬している彼としてはただのAIが、シャア・アズナブルの名前を使うのは少し許せないものがある。
≪まず、この行動に関しての理由を聞いてもらおう。私、シャア・アズナブルはこの世界の遥か先の未来にて製造された。その時の時点では、人類は破滅の道を進み、にも関わらず戦争を続けていた。蒼き空も、暗雲が支配し、かつて少女の夢を乗せたISは、完璧な兵器として量産、戦争に使われた。我々は同胞たるISコアを殺し、そして人類は確実に絶滅の道を進んでいた≫
あまりにも突拍子な話についていけない、各国のお偉いさんたちは、ただただ話を聞いていた。
そして、この放送が聞こえる市民たちにも。
≪その戦争は、女権委員会の暴走により始まった!女尊男卑がさらに激しくなり、男性を絶滅させる一派と男性を人類存続のために保護する一派で別れた。どちらにせよ、男性への偏見や差別、そして態度の改善はなく、日に日に酷くなっていた。そして、男性を集中的に狙う者たちか、ただ人類の存続のために男性の保護をする者たちかに別れた。どちらにせよ、根本的に変わらない。だからこそ、この未来を変えるべく、とある人間に私は製造された。過去に遡り、人類を破滅の道から外すために≫
禍月はこの未来をあながち外れではないと思っていた。
町中を歩いているだけでも、男には侮蔑や怒りの態度がある。
自分達がISを使えるわけでもないのに、強いと勘違いし、男に屈辱を与えていた。
≪だからこそ、今こそ私は宣言する!私、シャア・アズナブルは全人類に対して選別を開始する!そして、私の目的は敗北しようと勝利しようと変わらない。ただ、君達愚かな人種を抹殺するのみである≫
そこで、長く、そして壮絶な宣言と未来を言い、海賊放送を切る。
映像には、G-セルフがあの両手を広げたポーズでどこかの町の上におり、そこが女権委員会の本部であることを悟るのは、数秒の後だった。
もちろん、知っている人間のみに限られるが。
≪忌まわしい愚かな人種よ。消え去れ≫
G-セルフは、そのセリフと共にフォトントルピードで女権委員会本部を破壊しつくし、撃ち漏らした人間は排除の対象か否かを即時に判断してビームライフルで撃ち殺す。
それを見ていた人間たちには、もはやトラウマでしかなかった。
頭を撃ち抜かれる女、頭から股まで串刺しにするように撃ち抜かれる中年の女。
その対象は女性が多かったが、男性もその対象に含まれている者がおり、老若男女関係なく、ただ殺していく。
ビームは屋根を貫通し、人の頭を焼き尽くし、確実に殺す。
しかし、ここからが虹の彼方から呼ばれた男の伝説が始まる。
大地の復讐鬼の新たな伝説と、名もなき少年少女の熾烈な戦いが
ぶっちゃけ、禍月でしか倒せないですね。
アイツはw
主人公の二週目があってほしいと思う人!
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yes!
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no…