インフィニット・ストラトス ~一人の転生者~ 作:単眼駄猪介
終着まで、あとどれくらいだろう……
作戦内容は極めて簡単。
世界各地に束さんのニンジンロケットで出撃。
そして、現地のガンダムたちを撃退、もしくは撃破すること。
しかし、撃破自体は戦闘経験などなしに等しい彼彼女たちには厳しいだろう。
だが、それをもしかしたら覆せるかもしれない絆がある。
だからこそ、無理はしないで足止めだけでもやってほしい。
俺はそう思った。
「禍月君、コア本体は……月にあるみたい」
「月か………宇宙世紀だったら、金さえあれば月にも行けたんだよな…………」
「そんな世界があるなんて、本当に夢のある話だね……」
「いや、夢じゃなかったのさ。ただ、時代が悪かった。俺のいた時代はもう戦争を止められるほど、溝が浅くなかったんだ。人は欲深い、だが、そのおかげでここまでこの世界やあの世界は成り立ってきた。可能性という神によって………な」
「…………禍月君が私のそばにいてくれたら、私はこんなことにならなかったのかな……」
俺は暗い夜空に浮かぶ月を見上げているため、束の顔は見えない。
だが、声色でその表情は何となくわかる。
「例え、俺がいても勇気を出して自分から関わりにいかなきゃ、何も変わらないさ。まあ、その行動に伴う責任もまた、その人の物だけど」
そう話しながら、俺のニンジンロケットの準備が終わるのを待っていた……
side第三者
まず、最初に打ち上げられたのは織斑一夏と篠ノ之箒の組。
機体の相性もあって組まれた。
もちろん、鈴は悔しそうにしていたが。
「場所は……千葉の木更津か」
「意外と近場なのは驚きだな……」
それは世界規模で見たらです。
衝撃と共に、一夏と箒は放り出された。
目の前には焼け野原になった、畑や農地、そして家など。
「くっ……」
一夏は焼け焦げた家の残骸の下に、黒ずんだ人の形をした物を見て、思わず吐き気をよもおす。
だが、こらえなければここから先は死ぬと思うことで、何とか堪える。
「やるぞ……!」
「ああ……………!」
爆発による陥没が多く、そして、何かに溶断された遺体や物が多かった。
対象にならなかった人達から聞くに、翼を生やした紫のような色のをしたビームの剣で斬りまくるものとミサイルをドンドン放ち、強力なビームを放つ、横にも縦にも大きめのものがいたらしい。
その情報を禍月に知らせると、どうやら格闘戦が得意なガンダムエピオンと重装甲かつ重火力のZZガンダムという話だ。
一夏たちは覚悟する。
「うおおおぉぉぉーーー!!」
零落白夜を手に、飛びかかりながら剣を上から振り切る一夏。
その攻撃はエピオンのヒートロッドで防がれた。
一方のZZガンダムは、箒のビーム斬撃を、翼にもなるシールドを犠牲にして耐えた。
「手強い……!」
そこからは周囲の建物を巻き込んで、戦闘は進む。
容赦なく、ただ、邪魔者を排除するために。
途中で相手を交代し、今度は一夏がZZ、箒がエピオンになる。
箒はエピオンに苦戦を強いられ、一夏はZZのフルアーマー装備によるミサイルによる絨毯爆撃によって、中々近づけないでいた。
「くそっ!射撃中心なら近づいて斬るだけと思ったけど……!」
「ぐっ………確かに未来予測されている……だが、オリジナルよりは劣っている……か」
「「戦人よりは弱い!」」
そこからは逆転して、相手に隙を与えないように攻撃していく。
最初にやられたのはZZガンダム。
零落白羅で一撃でやられて、エピオンはビームソードを破壊されたため、ヒートロッドのみだ。
「「墜ちろぉぉーー!!」」
最後は二人同時で、攻撃。
まずは箒が二刀の刀で連撃。
そして、最後はトドメの零落白羅で倒された。
後は帰りのロケットを待つだけなのだが………
「つ、疲れたぁ……」
「む、むぅ///」
何気に一夏が箒の背中に背を預けており、箒は満更な感じでそのままにするのだった。
次は………何だろうねw
頑張るでい……
主人公の二週目があってほしいと思う人!
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yes!
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no…