前回読め
昼。
漆喰をつくってもらったのでお礼に蒸留用の土器をたくさんつくって壁に漆喰塗ってる。
道具が道具だからきれいに塗れないと思ったそこの都会野郎。
そんなの関係ねえんだよ技術でなんとかなるもんだ!
あとは布団と瓦がほしい。簡易の布団だったら鹿を乱獲してなんとかできるが冬までにはモコモコぽかぽかの布団がほしいな。
よし漆喰塗り終わったら鹿を乱獲して来よう。
「大猟だ千空!」
でかいのが帰ってきた。
千空すげえな、一瞬で仕分けてやがるぜ。
「トリカブト…誰殺すんだバカ」
「毒矢に使っても殺したあと怖くて食えねえよ、大樹先輩」
「案外なんとかなるぞ?」
千空先生天才過ぎね?
「その辺の動物から毛皮を剥いでくる。」
「何に使うんだ?」
「お布団。」
そうして自分は鹿を乱獲しに向かった。しかしそれがすべての崩壊の始まりだとも知らずに
「千空!最近動物の数が少なくないかー」
「ああ。その事で今ゆうたを説教してる。」
「なにー!ゆうたは動物を乱獲してたのか!」
「うっせーよんじゃお前が説教しろ」
大樹先輩の説教は暑苦しそうで嫌だな…
「まずなー!生態系が崩壊するんだぞー!知ってるかー!」
大樹先輩の説教を受けていると自分達が結構ヤバイ状態におかれていることを知った。
「ほんとに言いにくいんですが大樹先輩、」
「なんだー!」
「自分近くでライオンを見たんですよ。ライオンの群れを。」
とたんに千空が震え出す。
「…このドアホ!乱獲して動物がこんなに目に見えて減ってたらライオンは明らかに何でも食うようになるぞ!」
「つまり俺たちは食われるってことかー!?」
その夜。千空に睨み付けられながら横になったので寝られませんでした。
翌日。
復活液(ナイタール液)が完成した。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「「うっせえええええええええ」」
ツバメの石化が解けて空を飛んでった。
けど自分はツバメの石化がしゅわしゅわーって解けていくところを見て呟いてしまった。
「カルピスソーダのみたい。」
「そこはコーラじゃないのかー!?」
「大樹のコーラは作ってやる。ゆうたのカルピスソーダは乱獲の罰でお預けだ。」
「マジか」
「マジだ。」
「…漆喰全部剥がしてやる」
「わーった作ってやる」
「やったあ」
「んんー!?ゆうたの闇を見た気がするぞー!」
「気のせいです大樹先輩」
ガルルルルルルルル
ガルルルルルルルル
「ゆうた、お前フラグ回収が常人より百億倍はえーよ」
「えっライオン?」
「なにー!ライオンかー!」
石化前から自分のフラグ回収が常人より異常に速かったのを思い出した。フラグ回収技師一級なんて言われてたっけ?
そしてあの男が復活する。