IS補完計画 作:スタァアーリィイーン!!
見渡す限りの
青い空!
白い雲!
…って
「…どこやねん…」
◇
どうも、川崎三樹です!ピチピチの17歳!男子高校生ですっ!キラッ☆…我ながらキモい…
─ゴホン!
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!目の前の人の話までに言っておくッ!
「俺は、自分の部屋でガンプラを弄っていたと思ったらいつのまにかこの空間に来ていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか幻術だとか、そんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
「…ねぇ、もういい?」
「あ、はい」
茶番劇が終わった所で話しかけてくれた。お主、なかなかやりますなぁ~
「では…ゴホン…川崎三樹さん。残念ながら貴方は亡くなってしまいました」
「うん、で?」
「でって…死んだんですよ!?もっと、こう…ここは何処だー!とか、死んだだと!?とか!?」
だって、死んだら終わりだし…
目の前の女神?天使?まぁいいが、なんか焦ってるなぁ~
「ちゃんと女神ですよ!それに自分の生き死に興味無いんですか…」
「で、女神さんよ。俺はどうなるの?天国?地獄?それとも輪廻転生か?」
三樹は軽く落ち込む女神をスルーして先を聞いた。
「…まぁ、いいです。輪廻転生に近いですが…全部違います」
「輪廻転生に近い?」
なら何なんだ?
「なんとですね!貴方の世界の物語の中に転生してもらいます!」
「へぇー。そーなの」
「あ、あれ?物語ですよ!アニメですよ!」
女神がまた焦りだした。
「なら、ガンダムで。あ、ファーストの」
「無理ですね」
「な、ならSEED!」
「無理です」
「ビルドファイターズ!」
「無理です」
…即答!?
「というか、ガンダムシリーズの世界は人気で無理ですね」
…マジですか?
「マジです」
これにも即答する。
「な、なら…なんかガンダムシリーズの機体を作れて乗れる世界はッ!!」
三樹はそう要求する。すると女神はどこからともなくタブレットを取り出し、調べていた。
「え~っと…機体を作れて乗れるっと…あ、ありました」
「何処だ?」
「インフィニット・ストラトス?っていうアニメですね」ハイ
タブレットの画面を女神の方に向ける。
「うん、ここでいい」
「わっかりました!あ、いけない、いけない。物語系に転生する方には特典をつけて送り出すんですが…何がいいですか?あ、四つまでOKですからね」
四本の指を立てて見せてそう言う。
「う~ん…四つかぁ~なぁ、女神さんよ、その世界の…そう、ISにの適正はデフォでくれるの?」
せっかくロボットのある世界に来ても乗れませんじゃ…面白くないしな
「まぁ、ありますけど…以前に転生した人達は『女尊男卑の世界で注目されたくないし乗りこなせる自信がない!』とか言って軒並み拒否られてますけど「いる」…さいですか…」
即答である。
「なら、四つの特典はどうします?」
「なら…一つ目は、機体を作れる頭脳、二つ目は、それを操れる身体能力、三つ目は、ガンダムシリーズの情報、ラスト四つ目は、機体を作れる設備と資金だな」
「頭脳に身体能力…はい!わかりました!後おまけで運値を上げておきますね」
女神はタブレットにメモを取り終わるとおまけをつけてくれた。
「運値?どれくらい上がるんだ?」
「う~ん、例えるなら宝くじを買ったら大抵(上位賞が)当たる位です」
マジか…
「ありがとな…えっと…「アテネ」え?」
「です。創造と転生を司る女神のアテネです」
「ありがとな、」
女神─改めて創造と転生を司る女神アテネに礼をする。
「はい、どういたしまして。じゃあ、転生してもらいますね」
「ああ」
「では、次なる貴方の人生に祝福があらんことを…」
アテネがそう唱えると三樹は急な睡魔に襲われ、意識を手放した。
「頑張ってくださいね、川崎三樹さん」
姿が消え、自身のみになった世界でアテネは転生していった三樹に向け、届かぬ言葉を送った。