IS補完計画 作:スタァアーリィイーン!!
SHRが終わり、休み時間だと机に突っ伏してグテーっとしていると急に斜め上から声をかけられた。
「ちょっと、よろしくて?」
…はい、原作一夏君のくだりでチョココロネが声を掛けてきました、はい。
─イギリス貴族様が現れた─
逃げる←
話す
殴る
「訊いてますの?お返事は?」
逃げられない☆
「あ、ああ。訊いてるが…何のようだ?」
「まぁ!なんですの、そのお返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」
あー、やだやだ。この手合いは嫌いなんだよ…委員会の意向の真反対だし
「すまないが、俺は君の事を知らないもので」
「まぁ、わたくしを知らないと?このイギリス代表候補生にして主席入学のこのセシリア=オルコットを?入試主席のこのわたくしを⁉」
ご丁寧にセシリアは原作通りの台詞だ。女尊男卑はヤダねー…と思いながら軽く流す。
「ああ、知らないな。初めましてだ」
「まぁ!何ですかその態度!だいたい私に話しかけられただけで光栄な事ですのよ。それ相応の態度というものがあるでしょう!だいたい…」
話が長そうなので…
「知らんもんは知らん‼初めて聞いたわ!」
「そ、それは……っ!また来ますわ‼」
そう言われて一歩引いたセシリアだったがすぐに ハッとして我に帰えると怒鳴られた事で頭がこんがらがり話すことを忘れてしまい、捨て台詞をはいて自分の席に戻と今度はSHRでの一夏(?)らしき少女に話しかけられた。
「夕凪、ちょっといい?」
(なんかよく話しかけられる日だな~ハハハハ~)
夕凪は一瞬現実逃避したがすぐに現実に戻って来た。
「廊下でいいか?」
「うん」
そう言うと一夏と夕凪は廊下に出た。
「い、一夏か?」
「うん!久し振りだね。夕凪」
恐る恐る名前を呼ぶと良い笑顔で返してくた。
「お前って女だったのか…」
「え?気付かなかったの?」
「あ、ああ…恥ずかしながらな」
「最後に会ったのはドイツでだしね。そりゃあ、成長もするよ!」
夕凪は頭に手をやり視線を斜め下へと外し、とぼける。それから一夏がハッと思い出した質問をしてきた。
「そうだ!夕凪!何んでISに乗れてるの?」
「あ、ああ、それは何処からか漏れたみたいだ。乗れたのは謎だ(特典だから)。束姉さんも分からず仕舞いらしいしな」
夕凪が説明し終わると一夏は頭を抱えつつ唸る。
「そうだったんだ…あの束さんでも分からないなんて…」
「気にしてないよ。その内バレただろうし」
それに夕凪はあっけらかんと答える。
「そ、そう」
それから夕凪は教室に戻るように促す。
「そろそろ教室に戻らないと千冬さんの鉄拳が落ちるぞ?三分前だし」
「そうだね、戻ろっか」
三分前だと分かると二人は教室にそそくさと戻って行った。チャイムが鳴ってから数分後、教室のドアが開かれて千冬と山田先生が入ってくると授業が開始された。