IS補完計画   作:スタァアーリィイーン!!

4 / 19
第三話 白騎士、赤騎士事件

「こちらセイバー。防衛省よりの依頼により迎撃に参加する」

 

ミサイルが飛来してきている空域に入ると既に数機、空自のF-4EJ改戦闘機が迎撃を行っており、その戦闘機隊に向けて無線を繋ぐ。

 

『こちらアルファ1、増援に感謝する!随分小型だが…頼みます!』

 

それから無線を切るとミサイル群に向けてブースターを吹かせて接近すると“アムフォルタス”を発射する。一発で約20~30本のミサイルを撃墜できた。

 

「次、行きますよッ!!」

 

そう言いブースターを吹かせてミサイル群に突入していった。

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────

 

 

 

 

 

 

飛来してきたミサイルの8割を叩く事に成功した時、後方から近づいて来る不明機をレーダーが捉えて警報が鳴った。

 

「新手か!?」

 

直ぐ様、縦方向に180度U字ターン───インメルマン旋回を行い機体を反転させ、不明機にセイバーの機首を向けると機首“アムフォルタス”を放った。

 

「正体を現せッ!!」

 

すると不明機の反応があった辺りの空間が歪み、人形の機体が現れた。──白騎士だ。

 

『ひ、人型のろ、ロボットだと!?』

 

無線から空自パイロットからの疑問の声が上がった。そして、勇敢なパイロットの中から白騎士に向かって突撃する戦闘機が現れた。

 

「なっ、不明機にF-4じゃ敵わない!下がって下さい!!」

 

『このテロリストがァァアア!!』

 

『アルファ4!!岡島ァ!!』

 

そして、突撃したF-4は呆気なく翼を切られ、パイロットは脱出したが主人を失った機体は回り回って墜ちていった。

 

「このやロォ…!アルファ1!!不明機は自分がやります!」

 

夕凪はアルファ1に無線を入れるとブースターを噴かして白騎士に接近し、空中で変形をすると肩のビームサーベルを抜き放ち白騎士に肉薄する。

 

『変形ッ…!お前の機体はなんだッ!!』

 

白騎士からパイロットの声が聞こえた。

 

「お前の姉妹機だよッ!!白騎士ィ!!」

 

白騎士の動きが一瞬の戸惑いによって遅くなった。そこを見逃さずに反対の腕でもう一本のビームサーベルを抜き放ち、斬りかかる。

 

『チッ…お前の機体もISだとでも言うのか!!』

 

白騎士の一部に損傷を与え、白騎士が少し下がり再度斬りかかってくる。

 

「ISだよ!!別の製作者のなァ!!オラッ!!」

 

盾をフリスビーのように投げ、それに向けて腰にあったビームライフルを取ってビームを撃つ。するとそれが白騎士の腰付近と後ろの浮遊物付近に当たり、煙を噴いた。

 

『─ネ!!…クソッ!』

 

白騎士は何処からかの通信を受けたのか悪態を吐き、周囲に紛れて居なくなった。

 

「光学迷彩か…」

 

夕凪は白騎士の居た場所を見つめ、そう呟いた。丁度その時、アルファ1から無線が入り、正史上での白騎士事件は終了した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。