IS補完計画 作:スタァアーリィイーン!!
モンドグロッソ当日、空港にて─
大会当日、夕凪と岩本大尉は空港にある人物を迎えに来ていた。
「そろそろの筈だけど…」
「夕凪!」
時計に目をやると後ろから声をかけられた。
「久しぶり、一夏」
「ああ!久しぶり、夕凪!」
「こっちはうちの副隊長だ」
「岩本大尉です」
「あ、どうも」
そう、ISの鈍感主人公オリムーこと織斑一夏君で~す。実は大会のつい三日前に日本政府から日本代表の千冬さんの応援に一夏が来るから護衛のドイツ軍がいるホテル渡るまでの護衛…つまりは迎えの仕事をいただきました。─ッチ、警備の合間の休みだったのに…
「元気そうで何よりだ」
「うん。夕凪も元気そうで嬉しいよ」
この鈍感主人公とは幼稚園で同クラスだったから数年振りに会った。
「んじゃ、行くか」
「うん」
「ハッ」
そう言い夕凪達は一夏を一夏の止まるホテルへと送り届け、再び警備に就くのであった。
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prrr…prr…
ケッ…馬鹿兎かよ…
「はい、此方休日を潰されて任務に着いてる中島ですよー」
『ゆうくん!!大変だよ!!』
急な叫び声に耳に指で栓をし、携帯を耳から放す。
「…ったく、何ですか?」
『いっちゃんが誘拐されちゃった!!』
「…は?何だって?」
夕凪は静かになると聞き返す。
『ドイツ軍の無線盗聴してたら対象をロストしたって言ってたの!ドイツ軍なんかよりはやくいっちゃんを助け出してあげて!!』
「…。こっちで必ず見つけてみせるよ」
『頼んだよ!?ゆうくん!!』
そう言うと通信が切れた。夕凪は何処からか某タヌキ型ロボットの真似をしつつ、道具を取り出した。
「テテテッテレ~盗tじゃなくて…発信器~」
…prr…prr…
「…っと、千冬さんからか?」
「はい、中島ですよ」
『夕凪か!一夏が!!』
「わかってますよ。こっちに馬鹿兎姉さんから連絡がありました。千冬さんは大会に」
『だが…』
「国家代表の仕事をしてくださいよ。一夏の事はこっちでやります」
そう言い夕凪は通話を切ると、発信機に視線を落とす。
「…廃工場、か?」
それは近くの廃工場を示していた。それからすぐに目標地点に向かいつつ中隊に指示を出す。
「中隊長より各機、日本代表の姉弟がテロリストに拐われた。」
「日本代表の要請により、俺の少隊は織斑一夏救出に向かうが他の各員は岩本副隊長。各機はポイント──に急行せよ」
『『『『了解』』』』
そう言うと少隊隊員から直ぐ様返信が入った。