怪獣娘×令和ウルトラマン クロスオーバーユニバース   作:特撮恐竜

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初投稿且つ試験作になります。

他の方の小説と比べたら、残念な面も目立つと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

最凶獣『ヘルベロス』登場


怪獣娘×ウルトラマンタイガ
バディゴー!(前編)


ウルトラマン、それは宇宙の平和を守ってきた光の巨人の名前である。広い様々な宇宙の中で特に地球では様々な怪獣や宇宙人が現れ、地球人に脅威を与えてきた。彼らが現れた地球ではその脅威を退いてくれた英雄として知られている。

 

そんなウルトラマンが遠い宇宙の果てで、地球人が知ることがない戦いがあった。

赤い2本角のウルトラマンと青い1本角のウルトラマンと銀と赤と黒のカラーリングでOの字のカラータイマーのウルトラマンが光線を青い巨人に放つが、青い巨人は笑いながらそれをよける。

 

「フハハハハハハ、ハハハハハハ、ハーッハッハッハッハッハ!!」

 

またメカニカルなカラーの胸にXの字になったカラータイマーのウルトラマンと目つきの鋭く、両腕にヒレのようなものがあるウルトラマンも光線を放つもそれも笑いながらよけ、腕から光線を放つ。二人のウルトラマンはそれをよける。

 

その時、青い巨人は飛んだ先で黒が目立つ銀と赤の黒のカラーリングで額にV字のクリスタルと胸にV字のカラータイマーのウルトラマンと額、耳、胸部、両肩、両腕、両脚にクリスタルをつけた赤と銀のウルトラマンの拳で下にあった小惑星に叩き付けられた。

 

7人のウルトラマンが小惑星に着地し、叩きつけられた青い巨人にクリスタルが全身のあちこちについた赤と銀のウルトラマン『ギンガ』が言い放った。

 

「トレギア、もう諦めろ!お前の野望はここで終わりだ!」

 

7人のウルトラマンたちが『トレギア』と呼ばれた黒い仮面の青い巨人に向かってファイティングポーズを構える。しかし、トレギアは余裕そうに言い返す。

 

「そいつはどうかな、ウルトラマン達よ。では、ごゆっくり。」

 

トレギアは飛び立っていく。ウルトラマン達はそれを追おうとするが、小惑星のあちこちで赤い光が灯しはじめる。

 

「しまった!罠だ!」

 

トレギアは爆弾を小惑星に仕掛けていたのだ。ウルトラマン達は脱出しようとするも間に合わず、大爆発に巻き込まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわあああああああああっ、なんだ、また夢か・・。」

場所は変わってどこかの宇宙の地球で一人の少年が目を覚ました。

 

少年の名前は白鳥ヒロキ、先日、神戸から東京へ引っ越してきた少年だ。

彼はこの1か月間、ウルトラマン達とトレギアと呼ばれる巨人が戦う夢を見ていた。

最初の頃はウルトラマン達もおぼろげだったが、今日ははっきりと見えてきたのだ。

 

「どうしてウルトラマンが、それにあのトレギアってやつは一体・・・。」

「ヒロキーッ、朝ごはんよ。」

「今行くからちょっと待ってて。」

 

 

 

ヒロキは今日から通う高校に向かっていた。夢にでできたウルトラマン達の事を考えながら。

 

「昔、お爺ちゃんから聞いたウルトラマンはあんな感じじゃなかったよな。詳しいわけじゃないから分からないけど、どのウルトラマンも見たことないし。なんでこの1か月、あんな夢を見るんだろう。」

 

昔、この地球でも怪獣や宇宙人の脅威があった時代があった。怪獣と人間が戦った第一次大怪獣時代と呼ばれたその時代は宇宙からやってきたウルトラマンの助太刀により、人類側が勝利した。

ヒロキの祖父はかつて第一次大怪獣時代を生き、あるウルトラマンとよく出会っていたため、よくウルトラマンの話をしていた。

しかし、ヒロキの夢に出てきたウルトラマン達はそのどれとも一致しなかったため、不思議に思っていた。

 

夢のことを考えながら歩くと、一人の少女とぶつかった。

 

「うわっ?」

「きゃッ?」

 

ぶつかった少女は自分と同じ学校の制服を着た、黄土色の髪の外国人の少女だった。

 

「(やばい。大丈夫かな。)あの、大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫デス。」

「よかったです。じゃあ、ここで。」

 

そう言って、ヒロキは立ち去ろうとするが、少女に呼び止められる。

少女はヒロキをまじまじと見つめる。

 

「ちょっと待ってくだサイ。どこかで会ったことありまセン?」

 

そう言われて、ヒロキは戸惑う。目の前の少女は本当に一度会ったら、そう忘れることはないくらいの美少女だからだだ。しかも外国人でなれば、忘れるとは思えない。

ヒロキは考えていると、小学校の頃、友達になった外国人の少女を思い出していた。

 

「そう言われても、僕の同い年の外国人の知り合いなんて、・・・あれ、もしかして・・・クララちゃん?」

「え、もしかしてとは思いまシタが、ヒロキ?」

「うん、僕だよ。小学校の頃、家が近所でクラスも6年間一緒だった白鳥ヒロキ。」

「やっぱりそうデシタか! 久しぶりデース、ヒロキ!」

 

少女の名前はクララ・ソーン。ヒロキの小学校時代、家が近所にあり、クラスも一緒だったアメリカ人の少女である。つまりは幼馴染である。

彼女は中学校時代に東京に行くことになり、今まで会っていなかったのである。

会えたのが、嬉しかったのかクララはヒロキに抱き着いた。

 

「ちょっ、ちょっと待って。恥ずかしいし、何より君のファンにばれたらやばいよ。」

「大丈夫デスよ。今は通学か通勤中デス。ワタシに気付く暇はないはずデスよ。」

「僕らも学校に向かっている途中でしょ。遅刻しちゃうよ。転校初日から遅刻なんてカッコ悪いよ。」

「そうデスねって・・・その制服、ワタシの学校に転校してきたんデスよね?じゃあ一緒に行きまショウ。」

 

今、二人は色々なことを話しながら学校に向かっていた。

お互いの中学校時代の話や、東京にきてからのクララの話で盛り上がっていた。

 

「写真集買ったよ。すごいね。かなり活躍してて。」

「本当デスか!嬉しいデース!」

「僕も父さんも母さんも中学校に上がる頃にクララちゃんが怪獣娘だったと知ったときは少し驚いただけじゃなく、心配もしたけどかなり活躍してるようだしね。」

 

怪獣娘、それはかつて地球にいたあるいはやってきた怪獣や宇宙人の魂を継いだ少女の事である。彼女たちは受け継いだ怪獣に近い姿に変身することができ、怪獣によっては凄い力を使えることもあるらしい。

怪獣娘は様々な分野で活躍して、TVで見ることも多く、怪獣娘の格闘大会『大怪獣ファイト』は誰もが知っている。クララも怪獣娘の一人であり、現在ではモデルとして活動している。

 

「おじさまとおばさまは元気デスか?」

「元気にやってるよ。父さんは今でも宇宙開発に専念してる。お爺ちゃんの遺言をウルトラマンに伝えるんだって張り切っているよ。」

「元気そうで何よりデス。今度、会いに行ってもいいデスか?」

「いいよ。」

 

会話をしている間に学校に着いたようだ。ヒロキとクララは一旦分かれた。

 

「じゃあ僕、校長室に行くから。」

「分かりまシタ。それとヒロキ。」

「?」

「今日の午後4時30分に日比谷公園でGIRLSのイベントがありマス。

今日の午後、空いてたら「行くよ。」本当デスか!」

「幼馴染の活躍を生で見たいし、予定もないからいいよ。」

「ありがとうございマス!ヒロキ!」

 

ヒロキはそう言って職員室に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして午後4時15分頃、

 

「やばい、間に合うかな?」

 

ヒロキは会場である日比谷公園に向かっていた。

しかし、時間に間に合うか気にしたのは理由がある。

 

「まさか、クラスもクララちゃんと同じだったとは、しかも幼馴染だって知られることになるとは思わなかったなー。」

 

なんとヒロキとクララはクラスも同じだったのだ。

しかも幼馴染であることを彼女が先生に話したため、彼女に学校に案内されることになったのだが、それが原因でクラスだけでなく学校中の男子に敵視されてしまったのだ。

クララは誰もが振り向く美少女であり、笑顔が眩しく輝くため、学校内でも彼女のファンは多く、ヒロキは彼女のファンから要注意人物にされてしまった。

故に彼女のファンから追い回されてしまった。

 

「走ればまだ間に合うかも・・・。」

 

ヒロキは走れば間に合うと思い、走り出した。

走って5分位たったとき、ヒロキは一人の青年にぶつかってしまった。

 

「あっ、す、すいません。」

「結構さ、少年。」

 

その男は片手に風船を持っており、半分が白、半分が黒のブラウスを着ており、まるでピエロを思わせる青年だった。

 

「何かあるのかい?何やら急いで走っていたようだが。」

「今日、この先にある日比谷公園で怪獣娘のイベントがあって・・・・・。」

「へぇ、怪獣娘の・・。」

「今日、久しぶりに会った幼馴染が怪獣娘で、彼女の活躍を生で見たくて・・・・・。」

「だったら、行くといい。今日という日は君にとって忘れられない日になるだろうからね。」

「はい、それじゃ。」

 

ヒロキは走っていった。

その男は走るヒロキの後ろ姿を見て呟いた。

 

「今日は君にとっても、怪獣娘にとっても本当に忘れられない記念すべき日になるよ。

楽しみにしててくれ。」

 

 

 

 

その頃、日比谷公園ではGIRLSの怪獣娘と職員がイベントに向けて準備していた。

 

GIRLSとは、国際怪獣救助指導組織である。

主な活動内容は怪獣娘の保護やカウンセリング、怪獣娘の研究、怪獣娘が生活できるよう支援する組織である。

他にも、未知なる脅威から人類を守る防衛組織としても活動している。

 

「あーっ、緊張するよーっ!!」

 

そう叫んだのはウエスタンを思わせるビキニのような獣殻に頭に4本の角があるカプセル怪獣の怪獣娘である『ミクラス』である。

 

「大丈夫だよ、お前なら。」

 

ミクラスを励ましたのは鍛え抜かれた太い手足と黄色の獣殻に覆われており、下半身はフリルのような飾りと尻尾の先にはリボンと可愛らしさを詰め込んだどくろ怪獣の怪獣娘『レッドキング』である。

 

「そうですよ、あたしたちだって無事ライブ出来たんすよ!」

「ミクちゃんなら絶対成功させられるよ!」

 

セーラー服にスク水のような獣殻を身に覆われ、背中に翼が生えただだっこ怪獣の怪獣娘『ザンドリアス』と頭に三日月のような角と尻尾を身に付けスク水のような獣殻に覆われた古代怪獣の怪獣娘『ゴモラ』がミクラスを励ます。

 

「そろそろ本番デース。」

「みんな、準備はいい?」

 

暗い茶色の腰まで届く髪に金色の獣殻をまとった宇宙ロボット『キングジョー』の怪獣娘に変身したクララが開始することを伝えにきた。

白と水色の獣殻に水色の髪の分身宇宙人の怪獣娘『ガッツ星人』が皆の様子を聞く。

 

「あたしは大丈夫です。いつでもギターを弾けますんで。」

 

パンクファッションを思わせる獣殻に大きな耳とギターを持った騒音怪獣の怪獣娘『ノイズラー』が答える。

 

「よし、行くか!」

 

レッドキングがそう言うと皆が日比谷公園に設置された会場に向かっていた。

今日のイベントを成功させるために。

しかし、彼女はこの時は気付いていなかった。

今日という日が最悪な意味で忘れられない日になることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、間に合った。」

『本当に来てよかったのか、さっきの男は嫌な感じがしたぜ。』

「またこの声か、いいんだよ。今日は幼馴染の晴れ舞台を生で初めて見れる日だし、約束したからな。」

 

ヒロキは頭の中から聞こえる変な声に対してそう答えた。

実は1か月前からヒロキは頭の中から突然声が聞こえてくることがあった。

最初こそ、曖昧に聞こえたものの、ここ1週間ははっきり聞こえるようになった。

先ほどの青年に会った後、その声に、今日のイベントに来ることを反対されていたのだ。

 

「友達との約束を守るのは当然だろ。」

『そうか・・・。』

 

「みんなーっっっ、今日は来てくれてありがとーーーっ!!!」

 

ゴモラが会場に現れ、イベントに来た観客にお礼を言った。

その後からレッドキングが決めポーズをきめ、ガッツ星人とキングジョーが手を振った。

 

「クララちゃん・・」

 

ヒロキと怪獣娘に変身したクララの目が合った。

キングジョーはヒロキにウインクした。

その瞬間、会場が歓喜に溢れた。

 

「すごい・・。」

 

幼馴染の影響がここまですごいとは思っていなかったヒロキは思わず、呟いた。

 

その後は、ミクラスVSレッドキングの大怪獣ファイトのエキシビションマッチ、ゴモラのトークショーがあった。その際、襟巻と角がついたパーカーのような獣殻をつけたカプセル怪獣『アギラ』がゴモラの無茶ぶりで一発ギャグをやらされたりした。その後、ザンドリアスとノイズラーの組んだバンドのコンサートも行われた。

そして、キングジョーの握手会が始まった。

ヒロキの番がいよいよ回ってきた。

 

「いよいよか・・・。」

 

そんな時、晴天だった空に黒い渦のような雲が発生した。

 

「何だ、あれ。」

 

怪獣娘達も黒い雲を気にしていて、有事に備えていた。

彼女達は、ある人類の脅威とも戦っているため、警戒態勢に入っていた。

 

 

 

 

その頃銀座の高いビルから日比谷公園をみている男がいた。

ヒロキとぶつかった男だ。

 

「いい盛り上がりだ、怪獣娘の皆。では私からも贈り物を。」

 

 

「・・・・・・・・ヘルべロス・・・・・・。」

 

男が風船を手放すと同時に呟いた瞬間、雲から赤い光弾が降ってきた。

それらは銀座の町に降り注ぎ、建物を破壊する。

 

「何だ、何が起こっているんだ!?」

 

誰かがそう言った瞬間、雲から何かが落ちてきた。

 

 

 

それは腹と背中の部分が赤いカラーで目立ち、全身のあちこちに刃物のような突起が生えた60mはある怪獣としか言えない生物だった。

怪獣の名は最凶獣『ヘルベロス』、宇宙に名を馳せる凶悪な怪獣だ。

地球から絶滅したはずの怪獣が再び地球に現れた。

その時、人々は思い出した。怪獣の恐怖とその脅威的な力を。




次回はタイガ登場です。

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