怪獣娘×令和ウルトラマン クロスオーバーユニバース   作:特撮恐竜

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試作版はこれで終了です。

『試作版』はね。


生中継!ロボット怪獣解体大作戦(後編)

巨大なメカゴモラを見上げる怪獣娘達。ミクラス、アギラ、レッドキングが計画を意見する。

 

「とはいっても、どうやって何処から解体すればいいの⁉︎」

「人数はいるから、二手に分かれる?人班が内側から、人班が外側からとか。」

「いや、それだと手間が余計に掛かる。全員で外側から解体するぞ!!」

 

そう言ってレッドキングを筆頭にメカゴモラの外壁を剥がそうとする。しかし、それは人間離れした力の怪獣娘達でも剥ぎ取るのに手間が掛かるくらい硬かった。

その、硬さにミクラスとノイズラーが愚痴をこぼす。

 

「これ、本当に2時間以内に解体できるの?」

「絶対に無理だと思います。下手したら、1日どころでは済まないかもしれません・・・・。」

「ミクちゃん、ノイズラー、諦めちゃ駄目だよ。ボク達の力を信じて力を振り絞ろう。」

「アギラの言う通りだ!俺達怪獣娘の意地を見せるぞ!!」

「私達の、怪獣娘の本物の怪獣に負けない無限の可能性を信じて!!

 

弱気になるミクラスとノイズラーをアギラ、レッドキング、ゴモラが喝を入れる。その言葉を聞くと、2人は頷き、力を取り戻す。

 

「・・・・そうだよね・・・。こんな所で諦めちゃ駄目だ!見習いだった頃に戻っちゃう!!」

「アタシ達なら絶対に出来る!!よっしゃあー!!行くぜーー!!!」

 

2人は外壁を掴み、思いっきり引っ張る。

 

 

 

 

 

 

その頃、高いオフィスビルの最上階の会議室に世界各国のGIRLSの上層部が集まっている。中には多岐沢の姿もあった。欧米人と思われる男が外の怪獣娘がメカゴモラの解体に苦戦している様子を見て、多岐沢に質問する。

 

「Mr.多岐沢、本当二彼女達ハアノ怪獣ヲ解体出来ルノデショウカ?」

「それは分かりません。しかし、怪獣娘には無限の可能性がある。本物の怪獣と違って、人間の心がある彼女達には元の怪獣を超える事が出来る力がある。彼女達は誰だって無限の可能性があります。僕はその可能性を信じたいと思っています。」

 

 

 

 

 

 

 

その頃、遠く離れた場所からヘビクラとピグモンが双眼鏡を持って彼女達の様子を覗いていた。

 

「おいおい、なんだかやる気満々じゃねえか。」

「あの子達ですからね、きっとやってくれますよ。」

「ミコ・・・、頑張れ・・・!!」

 

ハルキは幼馴染の奮闘を祈った。

 

 

 

その頃、ザンドリアスとウインダムはマガバッサーとマガジャッパと一緒に、ゼットンとキングジョーはガッツ星人とエレキングと一緒にメカゴモラの装甲を掴んでいた。

 

「ぐぐぐぐぐぐぐっ!!駄目ーっ!!力が抜けてきたーーっ!!」

「頑張って下さい、ザンさん!!お母さんもこの生中継を見てるんでしょう!!」

「先輩、諦めちゃ駄目です!!あたしだって頑張りますから!!」

「私の両親も見てくれているんです!!だから、やりましょう!!」

 

その時、ザンドリアスは遠くの野次馬の中に母親がいるのを確認した。母親にいいところを見せたい。その思いが彼女をつき動かす。

 

「あたしだって、やれば出来るんだーーーーーっ!!」

 

彼女の装甲を持つ手の力が確かに強くなった瞬間だった。

 

 

 

 

その頃、ガッツ星人もキングジョー、ゼットン、エレキングの4人と力を合わせてメカゴモラの解体に励んでいた。

彼女達は解体しやすいようにゼットンの火の球で金属を炙り、溶かす作戦に出た。しかし、彼女は周りを気にして手加減している。その為、未だに彼女達も装甲を一つ剥がす事が出来ずにいた。

 

「く、熱いのは怪獣娘に変身しているからどうにかなるけど・・・。」

「これ、予想以上に硬いよね・・・。」

 

弱音を吐いてしまうエレキングとガッツ星人。しかし、ガッツ星人の目に偶然幼馴染のハルキが写った。ガッツ星人はハルキに恰好悪い所を見せたくないと思い、再び力を入れる。

 

(ハルが見てくれているんだ・・・・。こんな所で挫けていたらダサダサだよ!!しっかりして!!私!!)

 

その時、怪獣娘に異変が起こる。レッドキングはマグマが固まったような色になり、ゴモラは体のあちこちに刺々しい棘が生える。

ガッツ星人は桜色になり、キングジョーは黒くなり、右腕にランチャーが装備される。

ゼットンは翼のようなものが生え、

突然変わったその姿は一瞬だったものの、怪獣娘の力が確かに強くなった瞬間だった。そして、遂に硬い装甲が剥がれたのだ。

 

「やった!!剥がれた!!剥がれたよ!!」

「よっしゃあ!!このままの勢いで行くぞ!!」

 

ミクラスとレッドキングの言葉でやる気にみち溢れる怪獣娘達。

オフィスビルの最上階にいたGIRLSの上層部もこれを見て希望を持っていた。

下で見ていたハルキにヘビクラとピグモンもだ。一緒に喜ぶ妖艶な女性もいた。ザンドリアスの母親だ。

 

「よっしゃあーーっ!!いいぜ、ミコーーーっ!!」

「いいわよ、ザンちゃん!!」

「ザンザンのお母さん。」

「ピグモンさん、こんにちは。あの子、頑張っているようですね。」

「ええ、きっとこのままなら・・・。」

「・・・・・・。」

 

ヘビクラは皆と一緒に歓声を上げないもの、嬉しそうだった。

しかし、彼らの喜びは一瞬でかき消される。なぜならメカゴモラの腕が一瞬動いたからだ。メカゴモラの手が一瞬だけだが、ドリルの様に回転した。

それを見て怪獣娘は凍りついた。

 

「ね、ねぇ。今、手が動かなかった・・・。何か・・・一瞬・・・・動いた様に・・・・見えたのは気のせいかな。」

「き、気のせいだと思う・・・よ・・・。気のせいだと思うけど・・・なんか嫌な予感が・・・。」

 

その時、メカゴモラの左胸のランプの部分が紫色に光った。そして、左胸のランプからビームが発射され、町を焼き尽くす。

 

「ギャアオオオオオ!!」

ビームを発射したメカゴモラは体からミサイルを発射して行進し始めた。ミサイルが当たり一面を火の海に変えていく。今まで動かなかったロボット怪獣が突然動き出し、破壊活動を始めた。

 

 

 

「どうなってんだ・・・・?あのロボット、急に動き出したぞ?」

「ザンちゃん!!ザンちゃーん!!」

「落ち着いてください!!お母さん!!ザンザンなら大丈夫ですから!!だから、大至急避難してください!!」

「皆さん、怪獣が動き出しました!!慌てないで、落ち着いて避難してください!!」

「博士!!一体何が起こっているんだ!!」

 

ハルキは突然ロボットが動き出した事に困惑する。その横でパニックになる人々の中でザンドリアスの母親が娘の名前を叫んでいた。ピグモンはザンドリアスの母親を落ち着かせ、GIRLSの職員達が避難誘導を行う中で、ヘビクラは多岐沢に連絡を取る。

ハルキは彼らから離れ、ヘビクラとピグモンが見えなくなった辺りでメカゴモラに向かっていた。

 

 

 

 

その頃、GIRLSの上層部達も混乱していた。その中でさっき自分に質問した欧米人を落ち着かせながら、多岐沢はヘビクラからの通信に答える。

 

「ネェ、動イテルヨ!!何デ、何デ!?」

「分かりません!!分かりませんが、落ち着いてください!!恐らくですが、今まで損傷していた起動回路か何かが自動的に回復し、今の状況になっているのではないのでしょうか!?」

『じゃあ、今まで動かなかったのは、損傷した部分を回復させるためって事か!?』

「恐らくは!こうなった以上、作戦は中止です!!彼女達を引き上げさせてください!!」

『分かった!!』

 

 

 

 

「ギャアオオオオオ!!」

 

メカゴモラは角から指からミサイルを放ち町を破壊する様子を見ている男がいた。セレブロだ。実はセレブロはメカゴモラからあるカプセルが入ったボックスを回収した後、ある仕掛けをした。それは怪獣娘達が少しでも外装を剥がしたら自動的に動き出すように設定していたのだ。その事を知らない怪獣娘達はまんまと外壁を剥がし、メカゴモラを起動させてしまったのだ。

セレブロはメカゴモラによって町が燃えるのを無表情でただ見ていた。

 

 

 

 

 

アギラとレッドキングとガッツ星人はヘビクラからの通信に答えていた。

 

「作戦中止・・・ですか!!?」

『ああ、メカゴモラは動き出した。よって作戦を中止して、お前らも退避・・・・。』

「駄目だ!!作戦は中止しない!!こいつを食い止めなきゃ、多くの被害が出るぜ!!」

「私達は絶対に引かないよ!!」

 

レッドキングとガッツ星人はヘビクラの言葉を却下した。メカゴモラによる被害を食い止めるため、作戦を続行する決意をしたのだ。

ヘビクラは声を上げるも、彼女達が一度言い出したら聞かないと分かっていたのか、彼女達の作戦続行を認めた。

 

『おい!!・・・・って言って聞くお前らじゃねえか・・・。十二分に気をつけろ!!』

「「「了解!!!」」」

 

3人はヘビクラからの通信を切るとメカゴモラに向かっていく。

まずはレッドキングがドロップキックを、ミクラスがストレートをメカゴモラにお見舞いする。

 

「オラァッ!!」

「どりゃああ!!」

 

続いてウインダムが額からのレーザーを発射し、マガジャッパも水流を発射してメカゴモラを攻撃する。しかし、メカゴモラは微動だにせず、進行する。

幾ら攻撃を受けても、微動だにしないメカゴモラにメンバーの中で一番幼いザンドリアスは怯えてしまう。

 

「やだ・・・こんなのと・・・どうやって戦うの・・・。」

「諦めんな!!」

 

そんなザンドリアスに発破を掛けたのは自分と同い年のノイズラーだ。ノイズラーはザンドリアスに言い放つ。

 

「今、アタシ達が諦めたらこいつは町を破壊し続ける!!お前のお母さんも家も通ってる中学校も何もかも破壊しちまうぞ!!」

「!!!」

 

ザンドリアスは後ろにいる母親の事を思い出し、勇気を振り絞ってメカゴモラの前に飛び上がる。そして、メカゴモラの顔を口から吐く炎で攻撃した。

 

「うがーーーっ!!ママも友達も・・・皆傷付けてたまるもんかーーー!!」

 

炎の威力は増し、命中した箇所が爆発する。しかし、メカゴモラは爆炎の中から姿を見せ、ザンドリアスを手で叩き落とす。

 

「きゃああああ!!」

「ザンドリアス!!」

 

メカゴモラは下にいるザンドリアスに狙いを定め、角にエネルギーを溜め始める。メカゴモラ版超振動破『メガ超振動波』を放とうとする。

 

「あ・・・ああ・・・・。」

「逃げろ!!ザンドリアス!!!!ザンドリアスーーー!!」

 

ザンドリアスは叩きつけられた痛みで体が思うように動かなかった。この状況で角から放たれる攻撃を受けたら、命はない。ザンドリアスは覚悟を決めて目を閉じた。

それはハルキがウルトラゼットライザーのトリガーを押してヒーローズゲートを通った時と同じだった。

ハルキはウルトラアクセスカードをゼットライザーに読み込ませる。

 

〈Haruki Access Granted〉

 

腰のメダルホルダーからメダルを取り出し、ゼットライザーにセットする。

 

「宇宙拳法、秘伝の神業!!」

「ゼロ師匠、セブン師匠、レオ師匠!!」

 

〈ZERO〉、〈SEVEN〉、〈LEO〉

 

『ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェット!』

「ウルトラマンゼェェェット‼︎」

 

ゼットの掛け声と共にゼットライザーを上に掲げ、トリガーを押す。

ハルキはゼットと一体化し、ウルトラマンゼットとなって現れる。

 

〈ULTRAMAN Z Alpha Edge〉

 

 

メカゴモラがメガ超振動波を放つもそれはザンドリアスの後ろに放たれた。ザンドリアスは何故自分が助かったのか目を開けて確認する。

メカゴモラの首に足を絡め、体重を後ろに掛ける何かがいた。それは光り輝いており、最初は見えなかったものの光が晴れて、その姿を現す。それはウルトラマンゼットだった。ゼットは体を捻り、メカゴモラを倒れさせる。

 

「う、ウルトラマン・・・ゼット・・・。ウルトラマンだーー!!来てくれたんだね!!」

 

 

 

一方、オフィスビルにいたGIRLSの上層部達もその姿を見て笑顔を浮かべる。彼らもその姿が現れた事を喜んでいた。

 

「It'S Ultraman !!」

「そうです!!あれこそ、再び地球に来た新たなウルトラマン『ウルトラマンゼット』です!!」

 

 

 

「ありがとーーーっ!!ウルトラマン!!」

 

ザンドリアスの声に下を向くゼット。ゼットはメカゴモラの方に向き、ファイティングポーズを構える。

 

「ギャアオオオオオオオ!!」

 

ゼットはメカゴモラに飛び蹴りを放つ。しかし、メカゴモラは数歩後退しただけだった。

 

「ジィアッ!デュア!デアッ!!」

 

ゼットは接近して、右手で正拳、左手で再び正拳、右足で膝蹴りを放つ。それでもメカゴモラは数歩後退するだけだった。ゼットは一旦距離を置くも、メカゴモラはロケットパンチを放つ。ゼットはそれを回し蹴りで弾いた。

 

『こいつ、ウルトラ硬いな・・・。』

(作戦を変えましょう!!)

 

メカゴモラは今度は体からミサイルを発射する。

ゼットはゼットスラッガーを形成してミサイルを弾き、ゼットスラッガーを繋ぎ合わせアルファチェインブレードを形成する。

ゼットはアルファチェインブレードでミサイルを弾きながら、メカゴモラを何度も斬りつける。

メカゴモラは6度目の斬撃を読んでたのか口で咥えて受け止め遠くに投げ飛ばした。メカゴモラは角で突進してきた。

ゼットは抑えつけられずに腹で受け止め、後退する。

 

『しかもウルトラ馬鹿力だぜ・・!!』

(このまま戦ってたら不利だ・・・。)

 

メカゴモラは胸のランプからビームを発射しながら、体からミサイルを発射した。

ミサイルは手刀で弾きながらも、ビームはまともに食らってしまう。

 

「ジェアッ!?」

 

ゼットはビームを受けて後ろに倒れ込む。ゴモラはその姿を見て、駆けだしていった。

 

「ちょっと、ゴモ!?」

「そっちは危ないよ!!ウルトラマンと怪獣の戦いに巻き込まれちゃうよ!!」

 

ガッツ星人とミクラスがその姿を追う。

 

「ジィィアッ!!」

 

立ち上がろうとするゼットの横にゴモラがやってきた。その後を追うようにガッツ星人、ミクラスと怪獣娘がやってくる。

 

「うわぁ、こうして近くで見ると本当に大きい・・・。」

「ゼットちゃん!!これって貴方のモノなんだよね!?」

 

ゴモラは持っていたウルトラマンのメダルをゼットに見せる。ゼットとハルキは驚いていた。

 

『あ、あれはウルトラマンのメダルだ!!』

(ウルトラマンってまさか、初めて地球で戦った初代ウルトラマン!?)

『ああ、俺達皆の憧れの兄さんみたいな人だ!!』

(そのウルトラメダル・・・・ゴモラさんが持っていたのか・・・。)

「これを返すよ!!だから、頑張ってウルトラマン!!」

 

そう言ってゴモラはゼットにメダルを投げる。ゼットのカラータイマーに吸い込まれたそれはハルキの手に渡った。

 

『ハルキ、ウルトラフュージョンだ。真っ赤に燃える、勇気の力を手に入れるぞ!!』

(はい!!)

 

ハルキは腰のメダルホルダーから2枚のメダルを取り出す。ウルトラマンエースとウルトラマンタロウのメダルだ。

 

「真っ赤に燃える、勇気の力!!」

「マン兄さん、エース兄さん、タロウ兄さん!!」

 

〈Ultraman〉〈Ace〉〈Taro〉

 

ウルトラマンゼットが腕を広げて胸を張る。

 

『ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェット!』

 

「ウルトラマンゼェェェット‼︎」

 

ゼットライザーを上に掲げ、トリガーを押す。

メダルに描かれたウルトラマン、エース、タロウが飛び交う。そしてアルファエッジの時と同じく一点に光が集中して、赤く染まったパワータイプのウルトラマンゼットが握り拳を作り両腕を挙げて現れた。

 

〈Ultraman Z Beta Smash〉

 

 

 

 

 

「ウルトラマーン!ゼェーット!ベータスマァーッシュ!!」

 

顔に赤いマスク、胸にプロテクターを着けた赤のカラーリングの筋肉質なウルトラマンが空中で体を捻り、ドロップキックをメカゴモラに叩きこむ。

 

「デュワッ!!」

 

ドロップキックを決めたせいで倒れ込むもメカゴモラよりも先に起き上がる。

 

「イィイチ、ニィ、サァァン・・・・!!ダアアアアアア!!」

 

力に優れたウルトラマンゼット『ベータスマッシュ』が右腕を掲げ高らかに吠えた.。

 

「おお~!!いかにも強そうな姿に~!!」

「まさしくパワースタイルって感じになったな!!」

 

ミクラスとレッドキングが目を輝かせてその姿を見ている。ゼットとメカゴモラが睨み合う中でミクラスはどこからともなくゴングを出す。

 

「よーし、行くよー!!試合開始ー!!」

「ミクさん、そのゴング何処から出したんですか!?」

 

ミクラスがゴングを鳴らしたのと時を同じくして、ゼットがメカゴモラに組み付いた。

 

「ディアアアッ!!」

 

力比べは僅かにゼットが勝り、メカゴモラが押し返される。メカゴモラから手を離すとその首にチョップを右手で叩きこむ。続いて顔に力強い拳を叩き込み、メカゴモラをを後退させる。

メカゴモラは指からミサイルを放つも微動だにせず、突進する。突進の後はメカゴモラの右横腹に蹴りを2発叩きこむ。

 

「ギャアオオオオ!!」

 

メカゴモラはメガ超振動波を放つも、両手を左腰の位置で合わせて右腕を斜め垂直上に持っていくことで繰り出す切断光線『ベータクレセントスラッシュ』を放つ。切断光線はメガ超振動波を突き破りメカゴモラに確かに切り傷を付ける。

ゼットは再びメカゴモラの首に力強いチョップを放ち、上へ投げ飛ばす。ゼットは赤く光り、その右手には既にエネルギーが溜められていた。

 

『(ゼスティウムアッパー!!)』

 

光エネルギーを纏った拳が直撃し、メカゴモラは大爆発。その機械の体は完全に砕け散ったのであった。

 

「やったーー!!」

「よっしゃあーー!!」

 

怪獣娘達は喜び、ゴモラはゼットを嬉しそうに見る。ゼットはゴモラに頷き、空へ飛び立っていった。

 

 

 

 

 

 

 

その後、GIRLS本部では怪獣娘達がピグモンと多岐沢に謝っていた。

 

『すみませんでした!!』

「作戦は失敗してしまいました!!」

「大丈夫ですよ~、皆さん。」

「大丈夫なわけないじゃないですか!!結局はウルトラマンに助けられてしまいましたし・・・。」

「そんな事ありません。上層部の皆さんが言っていましたよ。ウルトラマンも苦戦した相手に一歩も引かず戦った日本の怪獣娘は凄いって。暫くは皆さんにかこれからを任せてもいいと言っていました。」

「本当ですか!?」

「はい、だから自信持ってください!!」

 

ピグモンと多岐沢の言葉に顔を喜ばせる怪獣娘達。外ではそんな怪獣娘達をハルキがGIRLS東京支部の前から見つめていた。その顔には笑みが浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、セレブロは人里離れた海岸にいた。その足元には、カプセルが幾つも転がっていた。

 

「ピギシャアアアアア!!」

「グオオオォォォン!!」

「グアアアァァァ!!」

「ウオオオオン!!」

 

その前には幾つもの怪獣達がいた。実はセレブロが回収したボックスに入ったカプセルには怪獣が入っていたのだ。そして、たった今カプセルに入っていた怪獣達を地球に解き放ったのだ。怪獣は地面に潜り、空に飛び立ち、海に潜って消えていった。

セレブロはそれを無表情で見届けると、夜の闇の中に消えていった。




怪獣娘×Zですが、こちらも本格的に連載することに決定しました。
Z原作がウルトラマンシリーズ最高傑作といえる位面白かったので、その反面プレッシャーも大きいですが、どうか応援よろしくお願いいたします。

正式タイトルは


怪獣娘Z ~ウルトラマンゼット登場計画~


となります。

新作ウルトラマンが始まるまでここは更新が出来ませんが皆さん何卒ご理解ください。
そして2作同時進行になりますが、絶対に完結させる事を約束しますので皆さんこれからも私の小説をよろしくお願いいたします。

怪獣娘×Z 本格連載してほしい?

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