怪獣娘×令和ウルトラマン クロスオーバーユニバース   作:特撮恐竜

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いよいよ2人目の闇の巨人の登場です‼︎

吸血怪獣『ギマイラ』登場
剛力闘士『ダーゴン』登場


明日への飛翔(前編)

怪獣が現れてから数日後、ミツクニはGIRL東京支部の講義室で教壇に立っていた。その横にはトモミが立っている。

 

「怪獣娘諸君、先日は大変ご苦労だった。数十年ぶりに怪獣が襲来するも君達のお陰で死人を出さずに済んだ。」

「ええ、けど・・・怪獣を倒したのは再び現れたティガにそっくりのウルトラマンです。私達はあのウルトラマンに比べたら無力と言ってもいいでしょう。」

 

ミツクニの言葉にトモミが返事を返す。トモミはモニターにトリガーと戦うカルミラを写し出して、ミツクニに問いかける。

 

「それで・・・シズマ会長、貴方に聞きたいのはこの巨人の事です。会長はこの巨人を闇の巨人と仰っていましたが・・・。」

「そうだ・・・我がシズマ財団が火星で人類の居住区を築き上げ、第二の居住区となる土地の調査をしていた頃・・・その土地から遺跡が見つかった。遺跡には明らかにかつて人為的に作られたとしか思えない出土品が幾つも発見された。・・・そして遺跡の調査が進むにつれ火星の古代遺跡から1つの石板が発見された。それがこの石板だ。」

 

ミツクニはその場にいた怪獣娘達にある石板を見せる。それは中心に祈りを捧げるような仕草の女性の後ろに先日現れたウルトラマンにそっくりな巨人が描かれていた。

 

「そ、その石板の絵・・・‼︎」

「先日現れたウルトラマンにそっくり・・・‼︎」

 

サチコとミサオが驚いた表情で石板に注目する。ミツクニは2人の言葉を聞いて全員に石板の事を伝える。

 

「そうだ。恐らくこの石板には先日現れたウルトラマンが描かれている。恐らく私達が君達と協力して火星から運び出したあの石像と同一のものだろう・・・。」

「やっぱり会長は知ってたんだな‼︎あの石像が本物のウルトラマンだって‼︎」

「でも、どうしてわたし達にもその事を黙っていたの⁉︎それにわたし達、あの女巨人について何も教えてもらってないよ‼︎」

「ちょっと、レッドキングさん、ゴモたん‼︎シズマ会長に向かって失礼な‼︎」

「アギラ、お前は知らないだろうが俺達はわざわざ火星に行ってあの馬鹿重い石像を運んできたんだ‼︎」

「せや‼︎このまま何も教えてくれなきゃ納得せぇへん‼︎」

 

ベニオとミカヅキが撃昂するのを宥めようとするアキだが、2人は自分達に秘密を知らせていなかったミツクニへの追及は止まらない。そんな2人の言葉を聞いたからかは知らないがミツクニは石板の左側を指差した。

 

「そして未だ完全では無いが石板をある程度は解析する事が出来た。その結果、三千万年前の超古代文明を滅ぼした巨大な闇の存在が明らかになったのだ。それがこの部分に描かれた闇の巨人だ。ピグモン君、この部分をズームアップしてくれ。」

 

トモミはミツクニの言葉通り、石板の左側をズームする。するとその部分にはトリガーに酷似した巨人が剣を奮って女性型の異形と戦う絵が描かれていた。その部分にミコとクララが反応する。

 

「ちょっと‼︎その絵に描かれているそれ・・・‼︎」

「先日現れたウルトラマン・・・そしてあのウルトラマンと戦った女性型の巨人にそっくりデス‼︎」

 

ミコとクララの言葉を一通り聞いたミツクニは再び石板を解読した結果を伝える。

 

「石板によれば先日現れたあの女性型の巨人の名は『カルミラ』。闇の巨人達を纏める残忍な女戦士だ・・・。」

「カルミラ・・・・それがあの巨人の名前・・・。」

「石板によれば先日現れたあのウルトラマンと超古代の巫女によって闇の巨人達は封印され、宇宙に追放された・・・しかし、遠い未来奴らは復活すると予言されていたんだ・・・。」

「どうして言ってくれなかったんですか‼︎知ってたらある程度対策も立てられたのに・・・‼︎」

「私もGIRLSの上層部に何度も訴えたんだ。しかし、『古代のお伽話を鵜呑みにするなんてシズマ会長らしくない』『そんなお伽話は信憑性に値しない』と聞く耳を持たず話を打ち切ってしまった・・・。それで今日まで伝えられなかったんだ。」

「頭の固い上層部ならあり得る話ね・・・。」

「シャドウ以外には人類の敵となる存在がいませんでしたからね・・・上層部が話を打ち切ってしまうのも無理は無いです・・・。」

「しかし闇の巨人は復活してしまった・・・このままでは怪獣娘だけでなくこの星に生きる全ての命が危機に晒されるだろう‼︎今まで奴らの事を黙っててすまなかった‼︎だが、この星に生きる全ての命の為にも私達に協力してくれないだろうか‼︎」

 

ミツクニは頭を下げてその場にいた怪獣娘全員に頼み込む。その様子を見たトモミが慌てて話しかける。

 

「い、いえ、シズマ会長‼︎こちらこそ色々と申し訳ありませんでした‼︎それで・・・この件ですが勿論力をお貸し致します‼︎いや、むしろ力を貸させて下さい‼︎これは間違いなくGIRLSが設立されて以来初めて私達怪獣娘に・・・いえ全ての人類に訪れる最大の脅威です‼︎」

「そうデス‼︎ワタシ達怪獣娘は怪獣の魂を持って生まれてきましシタ‼︎人々を守る為に戦うのもワタシ達の使命デス‼︎」

「俺達怪獣娘には人間の心があります‼︎そいつがあれば元の怪獣の力も超えられる‼︎」

「それをいつ振るうか・・・闇の巨人が復活した今な筈です‼︎」

 

トモミに続き、クララ、ベニオ、ミカヅキが声を上げる。まだ怪獣娘になって経験が少ないレイカ達は彼女達に唖然としていたがやがて覚悟を決めた表情を浮かべる。

 

「そうですね・・・私達は役に立たないかもしれませんがそれでもお供させて下さい‼︎」

「よーし、闇の巨人に打ち勝つぞー‼︎」

 

ミクが決意を叫ぶ横でアキは考え事をしていた。そんなアキの様子を心配したミコが話しかけた。

 

「どうしたの、アギ?」

「あ、いや・・・少しシズマ会長の話で気になる事があって・・・。」

 

そう言ったアキの言葉を聞いたミツクニはアキを見て尋ねた。アキもこのまま黙ってるだけじゃ駄目だと思って意を決意してミツクニに尋ねる。

 

「何か気になる事でも?」

「あっ・・・いや・・・シズマ会長、シズマ会長は闇の巨人『達』と言いましたよね・・・。それって・・・闇の巨人はあのカルミラだけじゃないって事ですか?」

『⁉︎』

 

アキの言葉にミツクニ以外の全員がはっと思い出した顔をする。ミツクニはアキの言葉を聞いて石板の左側に指を刺す。そこにはトリガーらしき巨人と戦うゴツい鎧の異形と腕が翼になった異形が描かれていた。

 

「そうだな・・・その辺も説明しなければな・・・実は闇の巨人はカルミラだけではではない・・・。」

「ええっ⁉︎闇の巨人って他にもいるんですか⁉︎」

「そうだ・・・力に長けた巨人『ダーゴン』、スピードに長けた『ヒュドラム』・・・カルミラを合わせて3体の闇の巨人が存在している。」

「ふええええぇぇぇっ⁉︎あんなのが3人も⁉︎」

「そうだ・・・恐らくだが・・・カルミラが復活した以上・・・残り2体が復活するのも時間の問題だろう・・・。」

 

ミツクニの言葉に驚いたヨウとユカの声が反応する。最後のミツクニの言葉に怪獣娘達は思わず沈黙してしまう。明らかにシャドウどころか自分達を遥かに上回る力を持つ存在が3人もいると知ってしまい途方に暮れ始めたのだ。マコが一言呟くまでその場にいた全員が言葉を話さなかった。

 

「あんなのが3人も・・・そんなのとどうやって戦えと言うのよ・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇宙空間の何処かの惑星で逆さになって頭が埋もれた石像があった。その石像の隣に降り立ったのは地球でトリガーと激闘を繰り広げたカルミラだ。彼女はカルミラウィップを振るいその石像をヒビを入れた。するとその石造が割れて中から赤と黒が基調の鎧を纏ったような見た目に頭に3本の角が付いた巨人が目を覚ましたのだ。その巨人こそ剛力闘士『ダーゴン』。ミツクニが復活を恐れた闇の巨人の1人だ。

 

『ぐっ、ぐおおおおっ・・・。』

『いつまで寝てるんだい‼︎』

 

目覚めたばかりのダーゴンは頭を抑えるがカルミラはそんな彼に対して蹴りを入れる。再びダーゴンは背中から倒れた。

 

『おおっ‼︎カルミラか‼︎』

『3000万年経っちまったよ‼︎』

 

再びダーゴンは起き上がる。カルミラはダーゴンを見ず言葉を放った。

 

『ダーゴン、聞きな。トリガーを見つけた。』

『何と⁉︎我が好敵手と再び戦えると言う事かぁぁぁぁぁぁ‼︎』

 

ダーゴンはカルミラの言葉に歓喜の声を上げた。ダーゴンの声が宇宙空間に響き渡る。そしてダーゴンは地球に向かって飛んで行った。

 

 

 

 

地球ではシズマ財団に怪獣娘達が再び集まっていた。再びミツクニに呼び出されて彼女達はシズマ財団に訪れていたのだ。シズマ財団の講義室に彼女達が座る。

 

「集まってもらって申し訳ない。我がシズマ財団の誇る優秀な者を紹介しよう。GIRLSに出向を考えている彼らと共に闇の巨人に立ち向かって欲しい。」

「シズマ会長、一体どんな人が来ているんですか?」

「まあ、そう急かさないでくれ。今から紹介する。入っていいぞ。」

 

そこに入ってきたのは3人の人物だった。1人は怪獣娘達と同年代のレイカの学校の制服を着た少年と少女だった。レイカはその姿に見覚えがあったのか驚いた顔をしていた。

 

「えっ⁉︎ど、どうして2人が⁉︎」

「ウインちゃん、あの人達の事知ってるの?」

「は、はい・・・私の学校の先輩です。」

『ええっ⁉︎』

 

するとミツクニは2人の事を紹介した。

 

「紹介しよう。私の娘のユナと我がシズマ財団の優秀なメカニックのアキトだ。」

「初めまして、シズマ・ユナです。」

「ヒジリ・アキトです・・・・よろしくお願いします。」

「ユナは私の娘でね・・・あらゆる英才教育を施した・・・中には怪獣との戦いも教えてね・・・君達の役に立つ筈だ。」

「娘に怪獣との戦いを教えたんですか⁉︎」

「ああ、いつかの日に備えてね・・・GUTSスパークレンスの使い方も教えている・・・それとアキトはGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを作った開発者だ。君達の力になるだろう。」

「ええっ、あの武器を作ったの君なの⁉︎すっごーい‼︎わたし達と同じ歳くらいなのにそんなに頭がいいなんてー‼︎」

「・・・・ウザい。」

 

ミカヅキはアキトがGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを作ったと知って彼に近付いて褒めるも距離の近さに鬱陶しさを感じたのか彼女の顔を見ずに思った事を言ってしまう。その言葉に頭に来たのかミクが立ち上がって抗議した。

 

「ちょっと、アンタ‼︎そんな言い方無いんじゃないの‼︎」

「アキト‼︎初対面でそんな事言っちゃ駄目だよ‼︎御免なさい、アキト、少し無愛想なの。気にしないで。」

「アハハハハ‼︎平気平気!気にしてないよ‼︎」

 

ミカヅキもアキトの言葉に対して気にしている様子を見せずにホッとするユナ。そこに1人の人物が入ってきた。

 

「ったく・・・アキトの奴・・・怪獣娘が相手でも相変わらずだな。」

「普段からそうなんですね・・・・って・・・えっ⁉︎」

 

怪獣娘はその顔を見て驚いた顔をしていた。それは人間ではなかったからだ。大きな赤い頭に顔に黄色い発光体を備えたその存在を見た怪獣娘達は声を揃えて叫んだ。

 

『メトロン星人⁉︎』

「何だお前ら、俺様達メトロン星人を知ってるのか?だったら話は早いな。俺様はマルゥル。由緒正しい本物のメトロン星人だ‼︎よろしくな‼︎」

「な、何でメトロン星人がこんなところに⁉︎」

 

ミコの言葉を聞いたミツクニとマルゥルは昔の事を語り出した。それは怪獣娘達を驚かせるものだった。

 

「昔・・・宇宙を放浪してこの星に流れ着き行き場を無くしたマルゥル君を我々が保護してね・・・。」

「助けられた恩返しに俺様は会長にメトロン星のテクノロジーを提供してやったのさ。シズマ財団が火星着陸に成功したのも初めて火星で人が住めるコロニーを建設できたのも俺様が提供したメトロン星のテクノロジーが由縁なんだぜ‼︎」

「ええええええ⁉︎そうだったんですか⁉︎」

「漸くシズマ財団が火星着陸に成功した理由が分かったわね・・・。」

「彼は機械に強いだけでなく怪獣の知識もある。どうかGIRLSに加えてやってくれないかね。」

 

シズマ会長の言葉に迷いを見せるトモミ。そこにシズマ財団内部で緊急警報が鳴り響いた。

 

「何事だ‼︎」

「お台場にて怪獣が出現したらしいぜ‼︎」

『クワアアアアアァァァァ‼︎』

 

マルゥルが携帯端末を取り出して何が起こったのか確認する。するとモニターに海から大きな一本の角が生えた背中が棘だらけの黒い怪獣が現れる映像が映った。怪獣の名は吸血怪獣『ギマイラ』。かつて潮風島に現れるもウルトラマンに倒された怪獣の同種族だ。

 

「コイツはギマイラだな‼︎かつて宇宙から来て人間の生き血を吸っていた怪獣の同種族だろう。」

「確か、GIRLSのデータにもありました‼︎でも、どうしてギマイラが地球に⁉︎」

「恐らくだけど3年前にお台場の海に隕石が落ちただろ。そん時の隕石に紛れて地球に住み着いたんだろうな。」

「こうしてはいられません‼︎大至急、お台場に急行して下さい‼︎」

『了解‼︎』

 

怪獣娘達は部屋を飛び出していく。そこにユナとアキトが入ってきた。

 

「私達も行くわ‼︎」

「ユナさんに・・・アキトさん‼︎けど・・・‼︎」

「大丈夫‼︎こんな時に備えて2人とも特訓してきたから‼︎」

 

2人の眼差しとユナの言葉にトモミは2人を連れて行く決意をする。

 

「分かりました‼︎けど・・・無茶な真似はしないで下さい‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クワアアアアァァァァァ‼︎」

 

ギマイラは海から上がるたび、口から霧を吐いて街を覆ってしまった。それを吸った人々がフラフラとまるでゾンビのような歩き方になる。ギマイラの口から吐く霧は宇宙のカオスで出来ており吸った人間の意識を奪う事が出来るのだ。ギマイラの霧を吸った人間達の動きが次々と鈍くなる。そしてギマイラの口から長く無数に舌枝分かれする舌を伸びて人間の首に吸い付く。それは次々と人間に吸い付いてその生き血を吸い始めた。

 

「皆の様子が‼︎」

「ギマイラの霧の影響か‼︎」

 

そこに怪獣娘達とユナとアキトが到着した。目の前の光景を見る度、ミクラスとゴモラが人々の生き血を吸うギマイラの舌を掴んで引きちぎる。

 

「うおりゃあああ‼︎」

「でやぁぁぁぁぁ‼︎」

「何で痛みを感じないの⁉︎あの怪獣に血を吸われてるのに‼︎」

『多分だけど、ギマイラの宇宙のカオスで出来た霧の影響だ‼︎このままじゃお台場はギマイラの吸血都市にされちまう!それとギマイラの霧が怪獣娘に効くのかどうかは未知数だ‼︎けど、お前ら全員が地球人である以上、いつまで持つか分からねぇ‼︎あんまり長い時間活動するのは止めた方がいいぜ‼︎』

『了解‼︎』

 

アギラはマルゥルからの通信を切る。そして目の前のサラリーマンの生き血を吸っていた舌を角で切り裂いた。その横ではガッツ星人が光線を撃ち、ギマイラの舌を攻撃する。

 

「アキト、怪獣娘達を援護するよ‼︎」

「ラジャー‼︎」

〈BOOT UP! SHOCK WAVE‼︎〉

〈BOOT UP! THUNDER‼︎〉

 

ガスマスクを付けたユナとアキトがGUTSスパークレンスにゴモラとエレキングが描かれたGUTSハイパーキーを装填してギマイラを攻撃する。ギマイラにその攻撃が命中するもギマイラは一瞬怯んだだけだった。

 

「⁉︎・・・しまった‼︎」

「ぐっ・・・・ぐううううう⁉︎」

 

しかし、ギマイラの舌の餌食になってしまった怪獣娘もいた。レッドキングとザンドリアスだ。彼女達の首にギマイラの舌が吸い付いた。そしてギマイラは2人の怪獣娘の生き血を吸い始める。

 

「うううっ⁉︎頭が・・・痛い・・・。」

 

そしてウインダムの身にも異変が生じていた。ギマイラの霧を吸った影響が彼女にも現れ始めていたのだ。彼女は激しい頭痛に見舞われていた。そこにギマイラの舌が彼女目掛けて襲いかかる。

 

「ひっ⁉︎」

「危ない‼︎」

 

そんなウインダムを救ったのはガスマスクを付けた彼女の幼馴染であるツバサだった。思いもよらない場所でツバサに助けられた彼女は動揺を隠せない。

 

「大丈夫か、レイカ?」

「ツバサさん⁉︎どうしてここに⁉︎」

「えーっと・・・何と言えばいいのかな・・・。」

 

実はツバサはミツクニに自分がトリガーである事は周りの人達に伏せるよう指示してきた。その上でGIRLSに入って欲しいと頼まれたが自分の正体がバレるリスクがあるため考える時間が欲しいと告げたのだ。しかし、彼が考えている間に怪獣が出現したため、ミツクニに呼ばれて至急お台場に駆けつけたのだ。そのためツバサはウインダムにどう言い訳するか悩んでいた。しかし、目の前で吠えるギマイラを見てウインダムを霧の少ない場所に連れて行く。

 

「レイカはここで待ってて‼︎僕が助けを呼んでくるから‼︎」

「ツバサさん、待ってください‼︎」

 

ツバサはウインダムの制止を振り切って霧の中に消えて行く。そしてGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを取り出した。

 

〈BOOT UP! ZEPERION‼︎〉

 

銃身を開いてGUTSスパークレンスを持った右手を前に突き出すと左側から右側に動かしていく。そして引き金を引いて天に掲げながらその名を叫んだ。

 

「未来を築く希望の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」

 

ULTRAMAN TRIGGER! MULTI TYPE‼︎

 

その光景を見ていた者がいた。GUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーの開発者のアキトだ。

 

「あ、アイツが・・・‼︎」

 

ギマイラは怪獣娘達にも舌を伸ばして生き血を吸い取って行く。怪獣娘達も一部を除いてギマイラの霧の影響で体調を崩してしまった。

 

「うう、頭が痛い・・・。」

「何か・・・意識が・・・。」

 

そしてゴモラ、マガジャッパ、アギラに狙いを付けた。体調を崩した彼女達の生き血を容赦なくギマイラが吸い取ろうとする。しかし、ギマイラの舌は切断光線で切り裂かれる。

 

「クワアアアァァァァ⁉︎」

 

光と共にウルトラマントリガーが現れた。その姿を見てガッツ星人とキングジョーが歓喜の声を上げる。

 

「アレはウルトラマン‼︎」

「やはり来てくれたのデスネ‼︎」

「ヘアッ‼︎」

 

トリガーはギマイラに向かって構えるとそのままギマイラに向かって行く。そしてギマイラにキックを打ち込むとそのまま後退するギマイラの頭にチョップを打ち込んだ。そしてギマイラの頭を抑えると再びチョップを打ち込む。

 

「クワアアアアアアァァァァ‼︎」

 

ギマイラはトリガーを振り切るとトリガーに腕をぶつけようとする。何とかトリガーはかわすがギマイラは角をトリガーにぶつける。トリガーは思わずビルに激突してしまう。

ユナはトリガーの姿を見て思わず呟いた。その声を聞いたアキトはユナにその事を訊ねる。

 

「ウルトラマン・・・トリガー。」

「ウルトラマントリガー?ユナ、あのウルトラマンの名前が分かるのか?」

「えっ、今、私何か言った?」

「いや、何でもない・・・。」

 

しかし、ユナは気付くと何も覚えていないようだった。その事を知ったアキトはそれ以上追求するのを止める。

 

一方でギマイラの角からの光線を受けたトリガーは吹っ飛ばされてビルに激突する。カラータイマーを鳴らしながらこっちに向かってくるギマイラを確認するトリガー。トリガーはギマイラに飛びかかってマウントを取るとエネルギーをチャージして至近距離からゼペリオン光線を放つ。それを受けたギマイラは大爆発してトリガーも爆風に吹っ飛ばされる。

 

「やったーー‼︎」

 

しかし、どういう形であれウルトラマンが怪獣に勝った事をキングジョーとガッツ星人が喜ぶ。しかし、彼女達にマルゥルが警告を知らせてきた。

 

『おい‼︎喜ぶのはまだ早いぞ‼︎ヤベーのが降ってくるぜ‼︎』

「ヤバいのが降ってくる?」

「ガッツ‼︎アレを‼︎」

 

キングジョーが指差す方を見ると黒いオーラと共に何かが降りてきた。それは着地と共に地面に大きなクレーターを作る。それこそが復活した闇の巨人『ダーゴン』だった。




かなり雑になってしまいました。

本格的に連載するときはある程度纏められるようにします‼︎
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