怪獣娘×令和ウルトラマン クロスオーバーユニバース   作:特撮恐竜

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どうしよう・・・トリガーが進むにつれてこっちではどうするか悩ましくなってきた・・・。(ガッツウイングとかシズマ会長の秘密とか登場怪獣とか・・・。)
そもそも本当に本格連載するかも決まっていない・・・本当にどうしよう・・・・。


超古代の光と闇(前編)

ある日の夕方、トモミの耳にマルゥルからある出来事が伝えられた。マルゥルの言葉を聞いてトモミは驚いた表情を見せる。

 

「地球で再びクリッターが観測された⁉︎」

「ああ・・・シズマ財団が地球の電離層に無数の生命反応を観測して調査したところ、クリッターと思われる生命反応が出たらしい。」

「クリッターって・・・確かガゾートの・・・。」

「ああ、変異前の姿だ。だからもしかしたら再びガゾートが現れる可能性もある。十分に気をつけた方がいいぜ。」

 

『クリッター』それはかつてプラズマの影響で怪獣になった電離層に生息している生命体だ。過去に地球を去った筈のクリッターが戻って来た事で再びガゾートが現れる可能性が出来た事で彼女は緊張に満ちた表情になる。トモミは再び怪獣が現れるかもしれないという事に危険を感じずにはいられなかった。

 

「もしもガゾートが現れたら多くの人々が犠牲になります!それだけじゃない‼︎地球からいなくなった筈の怪獣が三度に渡って現れるという事に・・・‼︎」

「GIRLSももしものために備えておいた方がいいぜ。」

「分かりました。もしものために他の皆にも伝えます‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

トモミとマルゥルが話をしている間、ツバサはレイカ、ユナ、アキトと共に下校してGIRLSに向かう途中だった。

 

「アキト先輩とユナ先輩と一緒に学校から帰れる日が来るなんて思いませんでしたよ!僕達には縁が無いものと思ってましたから‼︎」

「・・・・ウザ・・・・。別に行き先が同じだけだろうが・・・。」

「ちょっとアキトさん‼︎」

「駄目だよ、アキト。後輩に対してそんな口を聞いちゃ。御免ね、レイカちゃん。色々と」

「い、いえ・・・気にしないで下さい‼︎ユナさんが謝る事じゃ無いですから‼︎」

 

4人は並んで歩いていた。暫くしてユナが何かを思い出すと3人に向き合って発言する。

 

「ねぇ、3人とも着替えを取りに家に寄ってもいい?」

「僕は大丈夫ですよ。」

「ええ、大丈夫です。」

「ありがとう。ちょっと待っててね。」

 

 

 

 

 

 

ツバサ達がユナの家に向かっていた頃、ベニオ、ミカヅキ、ラン、トモミ、ミコ、クララの4人は休憩スペースでお茶を飲みながらTVを見ていた。TVでは再び現れた怪獣とウルトラマントリガーの話で持ちきりだった。

 

『地球からいなくなった筈の怪獣が現れる事件が2度も起きましたがどの現場も再び現れた新たなウルトラマン『ウルトラマントリガー』によって倒されました。しかし、GIRLSや政府はトリガーと戦闘を繰り広げた新たな巨人とウルトラマントリガーに何らかの関連があると指摘し、ウルトラマントリガーを監視対象とする方針を・・・・』

「おい‼︎監視対象って何だよ⁉︎アイツは俺達を助けてくれたんだぞ‼︎それなのにGIRLSはトリガーを敵と疑ってるっていうのかよ‼︎」

「レッドン・・・確かにこれまでの場合だったらトリガーは今まで現れたウルトラマン同様人類の味方と断定されていたでしょう・・・ですが今回はウルトラマンと共通した特徴を持つ闇の巨人も共に現れています・・・それに闇の巨人が復活してから地球からいなくなった怪獣が現れる事件も起こりました・・・・怪獣・・・そして闇の巨人に継ぐ新たな脅威になり得る存在になると考えた結果GIRLS上層部はトリガーも人類の味方である保障が無いと判断しました。」

「何だよ、それ⁉︎俺達の為にアイツは戦ってくれたのに・・・‼︎」

「そもそも今までウルトラマンをあっさりと信用しすぎていたというものもあると思うわ。」

「おい、エレ‼︎」

「2人ともちょっと落ち着きなよ‼︎」

 

GIRLS上層部の判断にベニオは歯を食いしばって握り拳を作る。トモミの言葉に補足したランの態度にベニオは食ってかかるもミコに止められる。そんなベニオにミカヅキが明るく話しかける。

 

「大丈夫だよ‼︎トリガーが味方だとGIRLSのお偉いさん達に分かってもらえるようにすればいいんだから‼︎」

「ゴモラ・・・そうか・・・そうだよな‼︎」

 

 

 

 

 

 

その頃、ミカヅキ達が見ていたニュースが街のビジョンに映し出されていた。そしてそれを見ていた人々の中でトレジャーハンターを思わせる男は興味深そうに呟いた。

 

「ふ〜ん・・・・ウルトラマンねぇ・・・・・。」

 

そしてその男は後ろを振り向いて少し足を進めると一瞬で姿を消してしまった。

 

 

 

 

 

その頃、ツバサ達はユナの家に辿り着いた。そこはかなり大きな豪邸でツバサとレイカは唖然としていた。思わずツバサとレイカは思った事を口に出してしまう。

 

「ここがユナ先輩の家なんですか⁉︎」

「かなり大きな豪邸ですね・・・流石お嬢様と言った感じです・・・。」

「というかこの家でシズマ会長と2人で暮らしているんですか⁉︎」

「まぁ、お父様は仕事で殆ど家に帰らないけど・・・それにアキトも一緒だよ。」

「「えっ⁉︎」」

「アキトがまだ小さかった頃に家に来たの。その後にマルゥルも家に住んでた時期があったから兄弟みたいに暮らしてきたの。ちょっと待ってて。」

 

ユナが自分の部屋に向かうとアキトは小さい声で浮かない表情を浮かべながら呟いた。ツバサとレイカは思わずアキトの顔を見る。

 

「だな・・・。」

「?」

「アキトさん・・・?」

 

ユナは支給されたGIRLSの制服を鞄に詰め込んだ。その時、自分しかいない筈のこの部屋でユナの後ろから声が聞こえた。

 

「こんな物かな。」

「いいねぇ・・・ゴクジョーだ!」

 

ユナが振り向くと後ろのソファーに腰掛けるトレジャーハンターを思わせる男がいた。男はユナを見て指を鳴らす。

その頃、ツバサとレイカはアキトの様子を伺っていた。するとユナの悲鳴が聞こえてきた。ユナはアキトにしがみ付いてきた。

 

「嫌ーっ‼︎もう・・・何⁉︎」

「どうしたんだ、ユナ⁉︎」

「ユナ先輩⁉︎どうしたんですか⁉︎」

「悲鳴を出していましたが・・・‼︎」

 

レイカが前を見ると階段からトレジャーハンターを思わせる男が降りてきた。男はユナに呼び掛ける。

 

「何で逃げるのかねぇ・・・。」

「逃げるに決まってるでしょ‼︎」

「誰ですか、貴方は⁉︎ここに何処からどうやって入ってきたんですか⁉︎」

「ユナに近付くな‼︎」

 

アキトは男に向かって突進するもあっさりと避けられる。すぐに男に体の方向を向けたアキトは男の胸ぐらを掴んだ。男は降参したかのように両手を上げるがアキトの腕を振り払うとすぐに突き飛ばしてアキトから距離を取る。アキトは拳を放つがすべて受け流され投げられてしまう。そしてアキトの体は近くのテーブルを破壊しながら倒れる。

 

「アキト先輩‼︎」

「よっ!」

「えっ?うおあああ⁉︎」

 

ツバサは目の前の男に向かっていくが男はその場のテーブルに置かれていたグラスなどをツバサに放り投げる。ツバサは思わずそれを掴むと男はテーブルクロスをツバサに放り投げた。テーブルクロスを顔面に被ってしまったツバサは視界が遮られ転んでしまう。アキトは男を羽交い締めにして動きを封じようとするが男はすぐに振り切った。

ツバサもテーブルクロスを振り払うと男に向かっていくが受け流されてしまう。アキトも立ち直って突撃するが男の蹴りを受けて倒れてしまう。ツバサは男に突撃するが腕を掴まれて投げられてしまう。投げられたツバサにレイカとユナが駆け寄った。

 

「ツバサさん‼︎」

「大丈夫⁉︎」

 

近付いてくる男にレイカは思わずソウルライザーを取り出した。そしてそのまま怪獣娘に変身しようとするがその前にアキトが男の胸に1発拳を打ち込んだ。男は後ろに下がると目を光らせ顔に炎のような紋章を浮かべながら笑みを浮かべる。

 

「やるねぇ・・・。」

「顔が‼︎」

「・・・まさか宇宙人⁉︎」

「宇宙人が何で私を?」

 

ユナの言葉に男は語り始めた。4人は黙ってそれを聞いていた。

 

「俺は宇宙一のトレジャーハンター。銀河を股にかけゴクジョーな物だけを手に入れる。」

「ゴクジョー・・・?」

「そう・・・火星開拓にまで乗り出したシズマ財団。そのお嬢様であるシズマ・ユナ・・・君こそゴクジョーではないか!」

「そ・・・そうね・・・分かってるじゃん!」

「ふざけるな‼︎ユナはお前のゴクジョーじゃない‼︎ユナは・・・ユナは・・・。」

 

言葉を濁すアキトの様子にツバサとレイカは顔に疑問を浮かべる。少し言い淀んだ後、アキトは叫ぶ。その後に続いてレイカもソウルライザーを構えて叫んだ。

 

「・・・兎に角お前のものじゃない‼︎」

「・・・そうです‼︎人は物じゃありません‼︎ユナさんには手出しさせません‼︎ソウルライド、『ウインダム』‼︎」

 

レイカは怪獣娘『ウインダム』に変身して額からレーザーを放つ。男は飛び上がってレーザーを避けるとウインダムの後ろに回り込んだ。

 

「なっ⁉︎」

「ほお・・・眼鏡のお嬢さん、お前さんが怪獣娘って奴か・・・この星のお嬢さん方の中には怪獣の魂を宿して怪獣に変身出来る者がいるというのは本当だったようだな‼︎」

「くっ‼︎」

 

ウインダムは拳を放つも男はあっさりと避ける。ウインダムはパンチが避けられたと知ると今度は蹴りを放つがこれはあっさりと避けられてしまった。

 

「おっと‼︎どうやら戦いの経験は俺の方が上のようだぜ!怪獣娘さんよ‼︎」

「それでも・・・それでも退くわけにはいきません‼︎」

「へぇ・・・勇ましいねぇ。」

 

男はウインダムのレーザーを避けると再び自分が元いた位置に立つ。そしてアキトを見て宣言した。

 

「それと一つ言っておくぜ。全てのゴクジョーは俺に盗まれる運命にある!また来るぜ‼︎」

 

そう宣言した男は顔に紋章を浮かべながら緑色のオーラと共に姿を消してしまった。アキトは男を逃がさまいと駆け出すも男が立っていた位置に立つ頃には男は完全に姿を消していた。男が完全にその場から消えた事を確認するとユナは3人に礼を言う。

 

「3人のお陰で助かったよ。ありがとう。」

「いえ・・・僕達やられっぱなしでしたから・・・。」

「それにしても・・・・あの宇宙人は何者だったのでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、GIRLS東京支部に配置されたアキトの研究室にミツクニとアキトが立っていた。彼らの目の前には超古代文明が遺した石板が貼られている。ミツクニは石板に描かれた絵を指差しながら言葉を放つ。

 

「ユナが異星人に狙われるとはな・・・。かつて超古代文明を滅ぼしたと伝わる闇の巨人・・・・シズマ財団本部の前に現れたカルミラ・・・お台場に現れたダーゴン・・・・もしその男が最後の一体『ヒュドラム』なら奴らの目的は一体何だ?この石板を全てが解読出来れば・・・答えは出るのか・・・?」

「ユナに真実を話さなくていいんですか?」

 

アキトは何処か思うような表情を浮かべながらミツクニに問い掛ける。どうやらユナには何かの秘密があり2人はそれを知っているらしい。ミツクニは石板を見ながらアキトの疑問に答える。

 

「時が来れば・・・私が話す。」

「・・・・・分かりました。ユナは必ず俺が守ります。」

 

そして何の力も宿っていないGUTSハイパーキーに新たな力が宿ったのか青いトリガーが描かれたGUTSハイパーキーが完成した。

 

 

 

 

 

 

 

その翌日、ツバサ達4人にアキとミクが付いていた。彼女達はレイカとツバサの報告を聞いたトモミの判断によりGIRLSに向かうユナの護衛を引き受けたのだ。

 

「ユナさん・・・大丈夫?」

「大丈夫。昨日はレイカちゃん達のお陰で助かったから。」

「い・・・いえ・・・結局その宇宙人を逃してしまったから・・・大した事は出来ませんでした・・・。」

「そんな事無いよ‼︎レイカだってあの宇宙人に立ち向かったじゃん‼︎僕とアキトだけじゃあんなに対応出来たかどうか・・・。」

 

ツバサの言葉にアキトは顔を顰める。そんな中、レイカは何処となく浮かない表情だった。そんなレイカを察したのかアキはレイカに質問する。

 

「どうしたの?ウインちゃん。」

「あっ・・・・いえ・・・・その・・・・私も近接戦闘の方を磨こうかなと思いまして・・・・昨日あの宇宙人相手に上手く戦えたとは言い難いですから・・・。」

「ウインちゃん・・・・。」

 

そんな会話をしている中、青い斬撃が襲いかかる。ツバサ達は何とか避けるとその先には青と白、それに黒のカラーリングに右肩に風を象った意匠が付いた異形が立っていた。その異形は笑い声を上げながらツバサ達に近付いてくる。

 

『フッハッハッハッハッ‼︎』

「本当にまた来た‼︎」

「今度は宇宙人モード全開だね‼︎」

 

アキトは目の前の異形を見据えるとガンモードのGUTSスパークレンスに最強の怪獣娘に宿るカイジューソウルの怪獣『ゼットン』が描かれたGUTSハイパーキーを装填した。

 

「ゼットンが描かれたGUTSハイパーキー⁉︎そんなのもあるの⁉︎」

「ああ‼︎威力が高いコイツで一気に肩を付ける‼︎」

〈BOOT UP! FIRE BALL‼︎〉

 

アキトのGUTSスパークレンスから宇宙恐竜『ゼットン』の力を宿した火球が放たれた。しかし、目の前の異形はそれをあっさりと避けてしまう。レイカ達は怪獣娘に変身して迎え撃つ準備をした。レイカは額からのレーザーで異形を狙い撃つも余りにも早い動きに彼女のスコープが捉えられない。

 

「は、速すぎて捉えられません‼︎」

「だったらあたしが‼︎うおりゃああああ‼︎」

 

ミクラスが拳を放つも彼女の拳は空中を舞うだけだった。アギラは突進攻撃を仕掛けるようとするが動きの速さに追い付けず狙いを定められないでいた。

 

「ど・・・どうしよう・・・・このままじゃ。」

『〜〜〜〜〜〜。』

 

異形はツバサ達の目に捉えられないスピードでユナの後ろに回り込むとあっという間にユナに左腕に装着された剣を突きつける。

 

「ユナ先輩‼︎」

 

目の前の異形は剣から斬撃波を放つ。ツバサ達は横に分かれてそれを避ける。その間に異形はユナを連れて何処かへ飛んでいってしまった。ウインダムはユナの名前を叫ぶ。ツバサはアキトに呼びかけるとアキトは手持ちの携帯端末でユナの居場所を既に探っていた。

 

「ユナ先輩‼︎」

「アキトさん、ユナさんを追い掛けないと‼︎」

「分かってる‼︎既にGPSで追跡中だ‼︎」

 

そしてツバサ達はアキトの道案内を頼りにその場を走っていく。しかし、ツバサ達は先程ユナを連れ去った異形こそミツクニが復活を恐れた闇の巨人の最後の1人である俊敏策士『ヒュドラム』である事はまだ知らなかった。




本格的に連載する場合はもう少し可能な限り増やします。そうしないと前編、中編、後編の3部構成に出来ない以上ご了承下さい。
・・・・・そもそもこちらに関してはまだ本格連載するかも決まっていませんが・・・・。

それとこの時点ではタイマンでは戦っていませんが仮に連載するとなったらこの後のお話でウインちゃんはカルミラ、ダーゴン、ヒュドラムとタイマンで戦う事になります。

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