怪獣娘×令和ウルトラマン クロスオーバーユニバース 作:特撮恐竜
精強合成獣『スフィアザウルス』登場
突如現れた謎の飛行物体による襲撃でロケット発射基地は大混乱になっていた。GIRLSの怪獣娘達や職員達による案内で避難誘導が進められている。
「皆さん、慌てないでください‼︎」
「こちらです‼︎こちらです‼︎」
青い翼の怪獣娘『マガバッサー』と赤いひれを備えた怪獣娘『マガジャッパ』が会場に集まった人達を避難誘導する中、謎の飛行物体『スフィアソルジャー』は緑色のビームを放ちながら人々を襲う。その時、1つのスフィアソルジャーを何者かが踏み付けた。
「させマセン‼︎」
スフィアソルジャーを踏み潰した金色のメカニカルな怪獣娘『キングジョー』は空を見上げると再びスフィアソルジャーに向かっていく。スフィアソルジャーもキングジョーを敵と認識すると彼女にそのまま突っ込もうとする。その時、上空から放たれた火球がスフィアソルジャーを焼き尽くした。
「ゼットン‼︎」
「・・・待たせた。」
額に黄色の結晶を備えた黒い怪獣娘『ゼットン』がキングジョーの隣に浮くと彼女達はこちらを認識したスフィアソルジャーに向かって構える。2人は目を合わせると額からの破壊光線と火球でスフィアソルジャーを撃墜していった。
「お、おい‼︎ミク、あれって何だ⁉︎もしかしてシャドウか⁉︎」
「分かんないよ‼︎でも、こいつら・・・シャドウとは違う・・・そんな気がする‼︎
その頃、カズマは突然現れた襲撃者に混乱していた。カズマは襲撃者を見て幼馴染達が戦う人類の脅威『シャドウ』を思い起こすが実際にシャドウと戦っているミクラスは今、街を襲っている敵の姿にシャドウとは違う異質を感じていた。そんな中、スフィアソルジャーはカズマとミクラス達にもビームを放ってきた。
「うわっ⁉︎攻撃してきた⁉︎」
「コイツら、問答無用かよ‼︎」
「カズマ、近くに避難所があるからここから逃げて‼︎案内係もいる筈だからその指示に従って避難して‼︎」
「お前はどうするつもりだ⁉︎」
「コイツら全部やっつける‼︎」
「大丈夫なのか⁉︎数が多いぞ‼︎」
「先輩やアギちゃんもいるから大丈夫‼︎だから早く行って‼︎」
「分かった‼︎気を付けろよ‼︎レッドキングさん、ミクを頼みます‼︎」
「ああ‼︎」
カズマが2人から離れていくとレッドキングとミクラスにスフィアソルジャーが迫ってくる。レッドキングはそれを見ると大きく飛び上がりスフィアソルジャーを殴り付けた。
「オラァ‼︎」
スフィアソルジャーを拳で叩き落として着地したレッドキングの後ろではゴモラが角から超震動波を放っている。
「いくでぇぇ‼︎超震動波ぁぁ‼︎」
ゴモラの放った超震動波か次々とスフィアソルジャーに命中し、奴らを撃ち落としていく。その後ろではミクラスがアギラの手を借りて高く飛び上がり、スフィアソルジャーを拳で叩き落としていた。
「どりゃあああああああああ‼︎」
ミクラスの放った拳がスフィアソルジャーを撃墜するが高く飛び上がって無防備になった彼女に向かって1体が突進する。そのままミクラスにぶつかるかと思われたが先にウインダムのレーザーでそのスフィアソルジャーは爆散した。
「サンキュー、ウインちゃん‼︎」
「ミクさん、油断は禁物ですよ‼︎」
「うん‼︎・・・にしてもコイツら一体何なの⁉︎」
「分からない・・・はっきり分かるのはシャドウとは全く違うことと・・・人々を襲うボク達の敵だって事だけだよ。」
かぷせるがーるずは互いの背中を合わせ合うと空中を飛びながらビームを放ち街を破壊するスフィアソルジャーに視線を向ける。
「まだあんなに沢山・・・。」
「ていうかこいつら一体何なのよ・・・。」
「過去にこれに似た生命体が地球を襲ったという記録があったような気がしますが・・・。」
ウインダムが授業で学んだGIRLSの過去の記録を思い起こしそうにする中、再び無数のスフィアソルジャーがビームを放つ。ビームは彼女達の足元に着弾してミクラス達3人は大きく吹っ飛んだ。
「「「うわああああああああ⁉︎」」」
「助・・・けて・・・誰・・・か・・・。」
その頃、カズマは避難所に向けて足を進めていた。その時、彼の耳に女性の助けを呼ぶ声が聞こえてくる。カズマは空耳かどうか確かめるため周りに耳を済ませ、辺りを見渡す。すると瓦礫の山から右腕だけが見えた。瓦礫に埋もれた腕の持ち主は怪我をしているのか絶え絶えながらに助けを呼ぶ。
「助けて・・・誰・・・か・・・助け・・・。」
「今行きます‼︎」
カズマは瓦礫の山に向かうとすぐさま目の前の瓦礫の山を確かめる。その瓦礫は大きさはバラバラながらも声の主が見えなくなるくらい埋もれており、カズマ1人では撤去出来そうにないくらい積もっていた。しかし、それでもカズマは自分の手でどけられる瓦礫をどかして瓦礫の山に埋もれた女性を助けようとする。その時、爆風でミクラス達がカズマの方に飛んできた。
「痛てて・・・2人とも大丈夫⁉︎」
「うん、なんとか平気・・・。」
「けど、どうしましょう?シャドウ以上に数が多すぎます・・・このままじゃ・・・。」
「ミク‼︎アギラさん‼︎ウインダムさん‼︎」
「カズマ⁉︎アンタ何で⁉︎避難してって言ったじゃん‼︎」
「瓦礫の中に人が埋まってるんだ‼︎力を貸してくれ‼︎」
「「「ええっ⁉︎」」」
カズマに続いてミクラス達3人が瓦礫から延びる腕を確認する。すると彼女達は即座に怪獣娘特有の怪力で瓦礫をどかし始める。
「カズマ‼︎危ないから下がってて‼︎ここは危険だって分かるでしょ‼︎」
「こんな事になってるのに俺だけ逃げられる訳ねえだろ‼︎お前が何と言おうと俺はこの人を助けるのを手伝うからな‼︎」
「ミクさん、今は猫の手も借りたい状態です。カズマさんの協力も受け入れましょうよ。」
「うん、手伝ってくれるならそれに越した事ないよ。」
「うう・・・う"〜ん・・・。」
ミクラスは幼馴染を危険に晒したくないという思いと手伝ってくれたら助かるという2つの気持ちの狭間に揺れる。考えること数秒後、ミクラスは答えを出した。
「確かに・・・人の手が多い事に越した事はないよね・・・カズマ、手伝って‼︎」
「ああ、勿論だ‼︎」
カズマはミクラス達怪獣娘と共に瓦礫をどかして下に埋まっていた女性を助け出そうとする。そんな中、空中を浮かぶキングスフィアの方は怪しげな光を地上に放った。そして光が収まると同時に大きな雄叫びが聞こえてくる。
「グオオオオピギャアアアアア‼︎」
「何⁉︎眩しっ・・・って嘘でしょ・・・。」
「どうした、ミク⁉︎」
「あれ・・・マジでヤバい事になったかも・・・。」
「一体何が・・・う、嘘・・・。」
「そ、そんな・・・まさか・・・。」
ミクラス達が女性を抱えながらキングスフィアから光が落ちた場所を見るとそこには巨大な存在がいた。白い体色に爬虫類を思わせる姿をしたそれはクリスタルを纏った巨大な前足を地面に着けて大地に立っていた。その頭には赤い角が生えており、青白く発光した瞳のない眼、スフィアを思わせる突起を背中に生やしたその存在はまさしく地球からいなくなった筈の怪獣だった。スフィアによって怪獣のいなくなった地球に再び姿を現した怪獣である精強合成獣『スフィアザウルス』は再びその場で雄叫びを上げた。
「グオオオオオオオオオピギャアアアアアアアア‼︎」
「そ、そんな・・・馬鹿な・・・。」
「本物の・・・怪獣だと・・・。」
「初めて見た・・・。」
「あの生命体・・・怪獣まで・・・生み出せるなんて・・・。」
現場にいた怪獣娘達は目の前に現れた本物の怪獣であるスフィアザウルスに唖然としている。一方でGIRLS東京支部では赤い髪と服とは言えない獣殻に身を包んだ背の低い怪獣娘『ピグモン』と頭部に2本の角を生やしたピンク色の長い髪に白と黒の豊満な胸元が空いた怪獣娘『エレキング』がモニターに写る怪獣を見て冷や汗をかきながら司令室の職員に指示を出す。
「皆さん、連絡を取れる怪獣娘は至急宇宙開発センターに向かわせて下さい‼︎」
「ベテラン格は浮遊物体との戦いを中断して怪獣の迎撃に向かって‼︎少しでも被害を食い止めるのよ‼︎」
「まさか・・・地球に再び怪獣が出現するなんて・・・あの物体は何なのでしょう・・・。生命体である事は間違いなさそうですが・・・。」
「・・・過去に似た一例があったわね・・・かの第一次大怪獣時代、地球を襲った球体状の宇宙生命体が・・・モニターに写っている生命体はアレによく似ているけど・・・。」
「・・・宇宙球体・・・スフィア・・・。」
「グオオオオオオピギャアアアアアア‼︎」
その頃、スフィアザウルスは背中を光らせて衝撃波を放つ。怪獣が放った衝撃波で周囲の建物や道路が砕け散り、爆発が起こる。
その一方で瓦礫に閉じ込められた女性の救出活動をしていたカズマ達は完全に瓦礫をどかして女性を助ける事に成功した。今は救出した女性をウインダムが抱えている。
「もう大丈夫ですよ‼︎私達が安全な場所に連れて行きますから‼︎」
「ありがとう・・・ございます・・・。」
ウインダムの横で安心したのか女性は意識を失う。その隣でアギラがソウルライザーに電話を掛けて救護班を呼ぼうとする。しかし、電話が通じる事は無かった。
「もしもし、こちらアギラ‼︎こちらアギラ‼︎誰か応答して‼︎」
「どうしたの?」
「電話が繋がらない・・・救護班が必要なのに・・・。」
「ええっ⁉︎・・・もしもし、こちらミクラス‼︎こちらミクラス‼︎誰でもいいから応答して‼︎」
今度はミクラスが電話に出るも電波が一向に繋がらなかった。ウインダムはスフィアザウルスを見て先程の光景を思い出す。
「まさか・・・さっき怪獣が放った衝撃波に通信機能を妨害する機能があったんじゃ・・・。」
「ええっ⁉︎」
「なぁ、怪獣が何がしてるぞ‼︎」
カズマの声で3人がスフィアザウルスを見る。するとスフィアザウルスは前足を地面に着いて地面から何がエネルギーを吸収していた。その様子にカズマとかぷせるがーるずは漠然とする。
「あの怪獣・・・何してるの?」
「まるでエネルギーを吸い取っているみたい・・・。」
そんな中、再びスフィアソルジャーかビームを放って攻撃を仕掛けてきた。ミクラス達は前に飛んで攻撃を避ける。
「うわああっ⁉︎」
「そういえばコイツらもいるんだった・・・。」
「どうしましょう・・・この人を放ってはおけませんし・・・。」
「俺がコイツらを引き付ける。その隙にミク達はその人を頼む‼︎」
「はっ⁉︎・・・待ってカズマ‼︎」
ミクラスは自分達にとって驚く事をさらっと発言して飛び出したカズマを静止する。しかし、カズマは既に瓦礫の一部を投げてスフィアソルジャーの注意を自分に向けていた。
「お前ら地球に来て好き勝手な事しやがって・・・俺達地球人を舐めんなぁぁぁぁ‼︎」
カズマはスフィアソルジャーが放つビームから逃げながら必死に走る。しかし、スフィアソルジャーの1体が突然カズマの先に回り込んだ。カズマは急にこちらに向かって突進してきたスフィアソルジャーをかわしきれず、目の前に現れたスフィアソルジャーに飲み込まれてしまう。幼馴染が目の前の謎の生命体に飲み込まれた様を目の当たりにしたミクラスは思わず叫んだ。
「カズマぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「俺は・・・死ぬのか・・・。・・・あれ・・・俺って・・・誰だっけ?」
スフィアソルジャーの中でカズマは自分が何者か分からなくなっていた。しかし、カズマはすぐに自分を取り戻した。
「俺は・・・俺は・・・俺は俺だ‼︎俺は明日見カズマだぁぁぁ‼︎」
カズマが自分を取り戻した時、周りの光景が宇宙空間を思わせるものに変化する。その時、人型の光がカズマの前に現れた。
『俺・・・デッカー。力・・・欲し・・・光をつかめ!』
「デッカー・・・一体アンタは⁉︎それに・・・光って⁉︎」
その時、カズマの手元に人面像が彫られたアイテムが現れる。そのアイテムをカズマが掴むとカズマの腰にホルダーが装着され、ホルダーから光が飛び出す。カズマはそれを掴むと光はカードに変化した。
「ウルトラマンの・・・カード⁉︎デッカー、アンタは・・・ウルトラマンなのか⁉︎」
ウルトラマンとはかつて宇宙からやってきた平和の使者である。かつて幾人ものウルトラマンが地球にやってきて人類と怪獣の戦いにおいて人類に力を貸してくれた。そんな存在が描かれたカードを見ながらカズマは口を開く。
「このカードをこいつに差し込めばいいのか・・・?・・・詳しくは分からねえがやってやろうじゃねえか‼︎」
カズマは決意すると手に持った人面像が彫られたアイテム『ウルトラDフラッシャー』のスイッチを押す。そして手に持ったカードをウルトラDフラッシャーに裏向きに装填した。
〈Ultra Dimension!〉
Dフラッシャーの下部のレバーを引いて折り畳まれていた頭のクリスタルが展開する。
「輝け・・・輝け・・・輝け・・・輝けフラッシュ!デッカァァァァァァ‼︎」
そしてカズマは頭上に掲げた後で顔面の前でDフラッシャーを構えると再びスイッチを押す。その時、カズマの体は光に包まれた。
〈Ultraman Decker! Flash Type!!〉
その頃、外ではカズマを取り込んだスフィアに突撃しようとするミクラスをアギラとウインダムが必死に静止していた。
「離して2人とも‼︎カズマを助けなきゃ‼︎」
「駄目ですよミクさん‼︎」
「もう何処に行ったのか分からなくなっちゃったから‼︎」
その時、カズマを飲み込んだスフィアソルジャーが突然動きを止める。そしてスフィアソルジャーは体内から破壊され、光が迸った。光が収まるとそこには銀、赤、青のカラーリングに胸に宇宙を思わせる模様をした左胸にカラータイマーを備えたウルトラマンが現れた。『ウルトラマンデッカー・フラッシュタイプ』に変身したカズマは目の前のビルを見て自分が今どうなっているのか確認する。
『俺は一体・・・なっ⁉︎俺自身が・・・ウルトラマンに⁉︎』
一方で怪獣娘達も目の前に本物のウルトラマンが現れた事に驚きを隠さないでいた。
「嘘ぉ⁉︎あれってまさか・・・。」
「ええ、間違いありません。過去に現れた記録には無かったと思いますがあれは間違いなくウルトラマンです‼︎」
「本物の・・・ウルトラマン・・・。」
「マジかよ・・・怪獣だけじゃなく・・・ウルトラマンまで・・・。」
デッカーは自身の体に何が起きたのか確認するように自身の手を見ていた。その時、スフィアザウルスが吠えたてる。
「グオオオピギャアアアア‼︎」
『そうか・・・今の俺なら・・・コイツと・・・‼︎だったら‼︎』
スフィアザウルスはスフィアソルジャーを集めてデッカーにけしかける。デッカーは走り出すと腕を振り回しながらスフィアソルジャーを撃退し、スフィアソルジャーを退ける。
「ディアッ‼︎」
「グオオオピギャアアアア⁉︎」
デッカーは腕や蹴り、小型の光線でスフィアソルジャーを全て撃破するとスフィアザウルスにそのまま突撃し、その頭を殴り付ける。火花が迸り、スフィアザウルスの体は横に逸れた。スフィアザウルスは持ち直すと巨大な前足でデッカーを踏みつけようとする。
「ピギャアアアア‼︎」
「ディアッ‼︎」
そのままスフィアザウルスとデッカーの力比べが始まった。しかし、戦い慣れてないデッカーは力負けし、弾かれてしまう。
それでも持ち直したデッカーはスフィアザウルスの下顎にキックをかまして怯ませる。再び蹴りで反撃しようとするがクリスタル状の巨大な腕に阻まれて失敗に終わった。スフィアザウルスはそのまま頭の角を突き立てるがデッカーは右腕で受け止めて左手からの拳を打ち込む。デッカーはそのまま攻めようと怪獣に接近するがスフィアザウルスの巨大な足に踏み付けられる。
「デュワッ‼︎」
デッカーは下から牽制光線を放ち、スフィアザウルスを怯ませると怪獣に向かって走り出す。
『うおりゃああああ‼︎』
デッカーはスフィアザウルスにチョップを振り下ろした。その一撃はスフィアザウルスの頭の角をへし折り、怪獣の戦力を大幅にダウンさせる。その隙に怪獣から距離を取ったデッカーは額の菱形状のクリスタルに手を合わせると円を描き、エネルギーを集める。そして両腕を十字に組んで必殺光線である『セルジェント光線』を放った。必殺光線を受けたスフィアザウルスは大爆発を起こす。
デッカーは怪獣が完全に倒された事を確認する。その時、空に緑色の光が迸った。それを見たデッカーはスフィアがバリアで地球を覆おうとしているのを確認する。カラータイマーが点滅し、エネルギーが残り少ない事を察しながら空へ飛んだデッカーは多くのスフィアソルジャーを牽制光線で撃破し、親玉であるキングスフィア目掛けて飛んでいく。しかし、バリアに激突し、デッカーは地表に墜落していった。そして、地球はスフィアによって完全にバリアに覆われる事になった。
カズマは目覚めると地上で横たわっていた。思わず起き上がると自身の手にはDフラッシャーが握られている事に気付く。しかし、Dフラッシャーはカズマの目の前で消えてしまった。変身アイテムが目の前で消えた事やさっきまで自分に起こった事に唖然としているとミクラスがこっちに走ってきた。
「カズマぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「うわっ⁉︎・・・ミク⁉︎」
ミクラスはカズマに近づくといきなり号泣しながら抱き付いた。怪獣娘の姿で力強く抱き締めたためカズマの骨が軋み始める。
「良かったぁぁぁぁぁぁ‼︎生きてる・・・カズマ・・・生きてたぁぁぁぁ‼︎」
「ちょっ⁉︎ミク・・・お前・・・怪獣娘の姿で・・・勢いよく抱き締めるな‼︎痛いから‼︎」
「あっ、御免‼︎」
ミクラスはカズマの声を聞いて思わず離れる。そしてカズマの胸に顔を埋めると再び口を開いた。
「馬鹿ぁ・・・あんな無茶して・・・本当に・・・心配したんだよ・・・。カズマが死んじゃうんじゃないかって・・・本当に・・・。」
「ミク・・・御免・・・。」
「・・・生きてくれたからもういいよ・・・でも・・・あんな無茶は絶対にしないで・・・あたし・・・・・・本当に怖かったから・・・。」
「悪い・・・。」
カズマは自分の胸で泣く幼馴染に謝る。しかし、これはまだ始まりに過ぎなかった。カズマはこの日をきっかけに地球を巡る大いなる戦いへ足を踏み入れていく事になるのだった。
カズマ「カズマと‼︎」
ミク「ミクの‼︎」
「「ウルトラディメンションナビ‼︎」」
カズマ「ここからはウルトラディメンションカードについて勉強だ‼︎」
ミク「今日のカードはこれだよ‼︎」
〈Ultraman Decker! Flash Type!!〉
カズマ「身長55メートル‼︎体重4万5千トン‼︎赤と青のラインが映えるバランスのいい形態だぜ‼︎」
ミクラス「両手をクロスして放つセルジェント光線はすっごく強力な必殺技なんだって‼︎」
ハネジロー「次回はハネジローが担当するよ‼︎」
「「「次回もよろしく‼︎」」」
次回予告(CV:明日見カナタ)
「スフィアが襲来してから3か月が経ったある日、雨が降った後でもないのに空に虹が出現した。GIRLSが謎の虹の調査に向かうと虹から怪獣が現れてヤバい事に!やはり、俺がやるしかねえ!次回‼︎
皆、見てくれよな‼︎」