【完結】金木犀匂ふ<鬼殺隊列伝・森野辺薫ノ帖>   作:水奈川葵

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第二章 遺思(三)

 さすがに風柱ともなると、相応の住居は用意されるようだった。

 道場などを含めた複数の棟が連なる広壮な屋敷は、おそらく将来的には継子を育てるであろうことも考えられているのだろう。

 余計な装飾が一切ない質素な造りではあったが、柱の住まいとしての威容を感じさせる。

 

 守についてその家に入ると、誰もいないようだった。

 玄関は薄暗く、シンと静まり返っている。

 

「実……不死川さんは?」

「伊豆の方に行ってます。柱になってから、やっぱ忙しくて。この一週間はずっと出ずっぱりです」

「そう…」

 

 聞いて薫は少しホッとした。

 それならば実弥と顔を合わさずに済む…。

 

 縁廊下を歩きながら、少し殺風景な庭を眺めた。

 松の木が塀沿いに植わっている以外は、白洲が広がっている。外の稽古場だろう。

 

「守くん、修行の方はどう?」

 

 尋ねられて、守は立ち止まるとうーんと思案した。

 

「正直…あんまり。不死川さん…粂野さんみたいに教えてくれないんです。なんだったら、鬼殺隊なんて入るなって」

「……言いそうね」

 

 身に覚えがあって薫は苦笑する。

 守も困ったように話した。

 

「仕方ないから、今は独学…っていうか、粂野さんから教わったことを復習したり、師匠のところから持ってきた呼吸の教本みたいなの見ながらやってます」

「そう…いろいろと大変ね。守くんくらいの年頃なら、体を動かせばご飯もいっぱい食べるでしょう? これからどんどん大きくなるでしょうし、よければ私が着物を用意しましょうか? 不死川さんも柱の仕事でお忙しいでしょうから」

 

 にこやかに指摘され、守は恥ずかしそうに俯いた。

 着物が丈が短くなっているのを、しっかり見られていたらしい。

 

「すいません。いや、あの…実は粂野さんからお下がりをもらってはいるんですけど…ちょっと……俺、縫い物が苦手で…」

「あらあら。だったら、私に寄越しなさい。仕立て直しておくわ」

「え!? いや…いいです! 薫さんだって忙しいんだし…」

「問題ないわ。後で持ってきて頂戴ね」

 

 薫はそれ以上、守に遠慮することを許さなかった。

 

「え…と…じゃあ……あの…頼みます」

 

 恐縮したように守は首をすくめ、再び歩きだす。

 

 裏庭に面した客間に案内されると、守は「ちょっと待ってて下さい」と言って、出て行った。

 

 鹿威しの置かれた裏庭は苔むした岩に萩の花が散り、そこだけは季節を感じさせる風情だ。

 コーン、と清しい音が響く。

 妙に穏やかすぎるその場が、薫にはどこか落ち着かなかった。

 早く出て行きたいと思いながら、待っているかのような…ちぐはぐな気持ちを持て余す。

 

 そろそろ守を呼ぼうかと腰を浮かせかけた時に、守が小走りに戻ってきた。

 

「すいません。お待たせして」

                                                         

 薫の前に座ると、卓の上に小さな巾着を置いて、恭しく差し出す。

 

「これは……」

 

 少し古びた唐草模様の錦の袋。すぐにそれが何かはわかった。

 

「粂野さんから、薫さんに渡してほしい…って」

「私に?」

「はい。それでこれが…えっと…あれ?」

 

 守は懐から手紙らしき白い封筒を取り出してから慌てだす。

 

「どうしたの?」

「すいません! 一緒に渡すように頼まれた手紙があったんですけど、僕のと間違えて持ってきちゃった……。すぐ、持ってきますから、待ってて下さい!」

 

 再び立ち上がって走っていく守を見送った後、薫は卓の上の巾着をぼんやり見つめた。

 見覚えのあるその錦の巾着袋は、前に匡近の母である徳子(のりこ)が薫に託したものだ。

 

 確か…中には数珠が入っていた。

 お守りのようなものだと言っていたから、もしかすると最後の任務でも持って行ったのかもしれない……。

 

 少し迷ってから、薫はその巾着に手を伸ばすと、中からそっと数珠を取り出した。

 

 琥珀の玉を連ねた数珠。

 三つある木の玉からは、フワリと白檀の香りが漂った。

 庭から差し込んでくる西日を通して、掌に飴色の影が落ちる。

 

 薫はしばらくの間、その数珠を眺めていたが、ふと視線を感じた。

 守が戻ってきたのか…と、何気なく振り向いて、薫は固まった。

 

 実弥がこちらを凝視している。

 

「…なんでここにいる……?」

 

 平坦な声で尋ねられ、薫は身を竦めた。

 実弥を避けたいと思っていた気持ちを見透かされた気がして、さっと目を伏せて頭を下げる。

 

「……勝手に上がり込みまして、申し訳ございません」

 

 実弥は険しい顔で薫を見つめながら、低い声で尋ねてきた。

 

「それ…匡近のだぞ。抽斗(ひきだし)にしまってあったはずだ」

「あ…はい。あの……私に渡すよう頼まれたと…守くんが」

「お前に? 匡近が?」

 

 珍しく大声になった実弥に、薫は戸惑いつつも頷く。

 

「…お前……」

 

 実弥は何か言いたげに唇が震えたものの、拳を握りしめただけだった。

 そのまま立ち尽くしていると、守が廊下を駆けてきて「あれっ?」と声を上げる。

 

「帰ってたんですか?」

「……あぁ」

「なんだぁ、気付かなかった。お風呂の用意しましょうか?」

「いらん。それよりお前…あれ……匡近に頼まれたって……本当か?」

 

 実弥はチラと薫を見やった。

 

「え?」

 

 守がきょとんと首を傾げると、苛立たしげに薫の持っていた数珠を指で示す。

 なぜそんなに実弥の機嫌が悪いのかわからず、守は困惑した。

 

「あ…えと…そうです。粂野さんに…もし、何かあったら薫さんに渡して欲しいって」

「…………」

 

 実弥はもう一度、薫を見つめた。

 睨みつけるかのような、強烈な視線。

 薫はふっと目を逸らせた。

 

 薫に会って実弥が不機嫌なのはいつものことだが、今は直視できなかった。

 なぜか申し訳ない気分になってくる…。

 

「………」

 

 結局、実弥は何も言うことなく、廊下を歩いて行った。

 

「どうしたんだろ…?」

 

 守は首をひねった。

 一緒に暮らすことになってまだ短い期間とはいえ、決して風柱は理不尽に怒りを向ける人でないことはわかっている。

 振り返ると、薫がひどく苦しげに眉を寄せていた。

 

「大丈夫ですか?」

 

 守が尋ねると、薫はハッとした様子であわてて笑顔を繕った。

 

「ごめんなさい。大丈夫よ。それで? お手紙というのは?」

「あ…はい。これです」

 

 守が渡したのは、通常のものより少しばかり大きな封筒だった。

 宛名に『森野辺薫様』とある。封を開けると、中には便箋ともう一通手紙が入っていた。

 

 便箋を開くと、懐かしい匡近の字が並んでいた。

 

 

『薫へ

 

 守からこれをもらって読んでいるなら、僕がどういう状況かは言うまでもない。

 

 あれから僕も少しだけ幸晴との楽しかった日々を思い出せるようになってきた。あいつが西瓜が好きで、いつも食べ過ぎて、夜中に厠に連れて行ったことや、その時にお化けの真似をして驚かせて後から父にこっぴどく怒られたことも。

 

 懐かしい気持ちになると、少しだけ自分が許せる気がする。

 

 ありがとう。

 言ってなかったかもしれないから、もう一度言っておく。ありがとう。

 

 それから、一つ頼みがある。

 

 僕が持っていた琥珀の数珠を母に渡してもらいたい。

 元々、粂野家に伝わってきたものなので、やはり返そうと思う。

 一緒に母達への手紙も。

 

 忙しい中、申し訳ない。

 身勝手なことだが、引き受けてもらいたい。

 

 会ったこともない実弥や守にいきなり僕の死を告げられるよりは、君から伝えられた方がきっと母には受け入れられやすいだろう。母は君のことをとても誉めていたから。

 

 では。

 互いに明日も知れぬ身ではあるが、少しでも長く生きてくれることを願っている。

 

 それと実弥と仲良く、ふたりで幸せに生きろよ。元気で。 匡近』

 

 

「薫さんッ!」

 

 読み終えるなり、胸を押さえてうずくまった薫に守はあわてた。

 

「薫さんッ!? 大丈夫ですか?」

 

 泣いているのかと思ったが、うずくまったままの薫の返事は案外としっかりしていた。

 

「…大丈夫よ。御免なさい……少しだけ一人にしてもらえるかしら? ほんの少しでいいから……」

 

 守は小さく頷くと、部屋から出た。そっと障子を閉める。

 よくよく聞き耳をたてなければわからないほど、押し殺した嗚咽が弱く漏れてくる。

 

 お茶の用意をしておこう…と台所に向かう途中で、顔色を変えた実弥とぶつかりそうになって、あわてて後退った。

 

「ど…どうしたんですか?」

「なにかあったのか?」

 

 普段はどちらかというと無口で無愛想な実弥の、いつになく切迫した様子に守は目を丸くした。

 

「いや…薫さんが粂野さんからの手紙を読んで…」

「匡近から手紙?」

「はい…」

「なにか書いてあったのか?」

 

 そりゃ、そうだろう…と守はやや呆れながらも、一応答える。

 

「薫さんに宛てたものなので、俺は読んでないですから…わかりません」

 

 実弥は困惑した様子だったが、怪訝に見上げる守の視線に気付くと目を逸らした。

 

「……俺、お茶淹れてきます」

 

 守が再び台所へと向かった後、実弥はしばらくその場に立ち尽くしていた。

 

 放っておいた方がいいとわかっているのに、胸がひどく掻き毟られるようで落ち着かない。

 行きかけては止まり、踵を返し、自室に戻ろうとしては止まる。

 自分でも説明のつかない行動に、自分自身に苛立ってきて舌打ちする。

 

 もう部屋に戻ろうと踵を返した時に、背後から呼ばれた。

 

「さね……不死川さん」

 

 弱々しい声に、びっくりして振り返る。

 暗く、憔悴した表情の薫が立っていた。

 そのまま倒れそうで手を伸ばしかけたが、薫は深く頭を下げただけだった。

 

「すみません。あの数珠は、とりあえず私が預かってよろしいですか?」

「……預かる?」

「はい。匡近さんに…ご実家に返してほしいと頼まれて」

「返す?」

「はい……そうしてほしいと…」

「なんでお前に…?」

 

 意外な展開に実弥がつぶやくと、薫が弱々しい笑みを浮かべた。

 

「匡近さんのお母様とお会いしたことがあるので。知らない人間がいきなり尋ねるよりは、まだ少しはつらさも和らぐだろうと……」

 

 実弥は愕然とする自分に戸惑った。

 薫が匡近の母親と面識がある…という事実が、なぜか胸をざわつかせる。

 

「最後まで人のことを心配して……匡近さんらしいですね」

 

 無理に微笑む薫は、秋の残照に消え入りそうに儚かった。

 

「もし、不死川さんが形見として必要であれば、お伝えして、ご家族の了承を頂いたら、持ち帰ってお渡しします」

 

 まったく見当外れのことを言い出す薫に、実弥は拳を握りしめた。

 押し殺した声で尋ねる。

 

「………お前、何も聞いてないのか?」

「え?」

「その数珠のこと…」

「え…? あ…の……匡近さんの家に伝わるものですよね。お守りに…」

 

 徳子の言葉を思い出しつつ言う薫に、実弥の握り拳がまた固くなった。

 

 俯いて黙り込んだ実弥に、薫が「あの…」とおずおず話しかけた。

 

「聞きたいことがあって…」

「……なんだァ?」

「あの…匡近さんは……どのようなご最期でしたか?」

 

 実弥は眉を寄せ、ゆっくりと顔を上げる。

 

「……なんでそんなこと聞く?」

 

 今度は薫が俯いた。

 

「ご家族にも話す必要があるかもしれませんし………匡近さんが…ただ、鬼に殺られたとは思えないので……」

 

 語尾は細く消えかけた。

 その震えを抑えた声に、実弥は唇を噛み締めた。

 

 また、罪悪感が胸を締め付ける。

 

 忘れようとしても忘れられるわけがない。

 出血で靄がかかっていく視界の中で、匡近は満足げに微笑んで逝った。

 

「……人質を助けようとしたんだ。子供を…庇って……」

「子供を……」

 

 薫は呆然とつぶやいてから、更に問うてくる。

 

「その子は? 無事だったんですか?」

「無事に決まってンだろォが」

 

 吐き捨てるように実弥が言うと、薫はホッとした表情になった。

 

「そう……良かった」

 

 それであっさりと納得したように、安堵の笑みを浮かべる薫に、実弥はカッとなった。

 

「なにが()いだァ!? ふざけんなッ! そのせいで匡近は死んだんだぞッ」

 

 ただ、子供を庇ったのではない。

 その子供が鬼を庇ったがために、匡近は咄嗟にその子供に技を当てないように逸した。そこへ鬼が子供諸共に攻撃してきたのだ。

 

 ただ人質を庇っていただけなら、匡近が殺られるはずもなかった。

 いや…自分がもっと上手く立ち回れていれば……。

 

 声を荒げる実弥に、薫はすぐに笑みを消して俯いた。

 

「すみません。ただ…匡近さんが……最後に…助けることができてよかったと思って」

「…………」

 

 憮然とした様子の実弥に、薫はぽつりぽつりと話す。

 

「…弟さんを……亡くされたのが自分のせいだと…ずっと、心にかけておられたので」

 

 実弥は固まった。

 思わず問いかけてしまう。

 

「匡近の…弟のことを……知ってるのか?」

「えぇ。前に伺いました」

「本人からか?」

 

 薫は顔を上げた。

 少し戸惑いながら頷く。

 

「……はい」

 

 実弥はその目を直視しながら、見えていなかった。

 

 今の自分の気持ちの判別がつかない。

 怒りなのか、失望なのか、虚しさなのか、いやそれ以上の正体のない気持ちが、混沌として渦巻いて……ただ、苦しい。

 

 自分は御館様からもらった匡近の遺書を読むまで知らなかったことを、薫は知っていた。

 おそらく匡近は鬼殺隊の誰にも話してなかったはずだ。

 

 だが、薫には話した。

 そこまで気を許した。

 

 いや……知っていてほしかったのだ……。

 

「大丈夫ですか?」

 

 固まった実弥に、薫は心配そうに尋ねてくるが、返事もできない。

 

 匡近の死を悼んでいる…それは間違いない。

 だが、匡近の気持ちには何も気付いていない。

 平然としているようにすら見える。

 

「ほかに……何か言ってなかったか?」

 

 声が掠れた。

 動揺している自分に苛立ちを感じながら、重ねて言う。

 

「何か、言ったはずだァ……お前に…何か…訊くか、頼むか…」

「何か……?」

 

 いつになく真剣な顔で問われて、その顔と匡近のあの日の顔が交差する。

 

 すぐに思い浮かぶのはあの時の言葉。

 なぜだか頭の片隅に留まって離れない。

 

「一緒に育手にならないか…って……」

「育手…?」

 

 実弥がつぶやくと、薫は付け足す。

 

「匡近さん…先生に言われてましたでしょう? 育手になるように…って」

「……それで? お前、なんっ()ったんだァ?」

 

 威圧的に感じるその口調に、薫の声は小さくなった。

 

「それ…は……断りました」

 

 実弥の眉間の皺が深くなった。

 

 少し情けない笑みを浮かべる匡近の顔が浮かぶ。

 

 ―――――フラれたんだよ。だから、無理だって……

 

 なんで、気付かない?

 

 困惑して実弥を見返す薫の顔が無垢であるほどに、えも言えぬ苛立ちと虚しさが募った。

 奥歯がギリと軋んで、苦々しい気持ちを噛み潰す。

 

「あの…なにか…?」

 

 何も気付かず問いかけてくる薫に、苛立たしさが口をついて出た。

 

「……お前が(うん)と言って、一緒になりゃ良かったんだァ。そうすりゃ匡近は……」

 

 最後まで言えなかったのは、薫の表情が一気に凍りついたからだ。見る間に顔色も蒼ざめていく。

 

 そこで実弥はハッと我に返った。

 すぐに後悔する。

 違う! …と、心が叫ぶ。

 だが…何も言えないまま、気まずくなった空気の中で、薫を見ているしかできない。

 

 やがて、ゆるゆると薫は動いた。

 音もなく静かに客間に戻ると、あの巾着と匡近からの手紙を大事そうに胸に抱えて出てくる。

 

 実弥の前を通り過ぎさま、ぎこちなく頭を下げた。

 そのまま玄関へと向かいかけて、足が止まる。

 

 沈黙がピンと張っていた。

 

 片身だけこちらを向いて、薫は静かに言った。

 

「すみません、遅くなりました…。風柱就任、おめでとうございます。武運長久をお祈り申し上げます」

 

 あまりにも流暢な言い方は、恐ろしいほどに無機質だった。

 

「…………」

 

 角を曲がって姿が見えなくなっても、実弥はその場に立ち尽くしていた。

 

 しばらくすると、玄関口から守と薫が話す声が聞こえてくる。

 引き戸の開く音がして、二人の足音が外へと出ていくと、実弥はその場に座り込んだ。

 

 今更ながらに、自分が嫌になる。

 完全に頭に血が上っていた。

 

 また、だ。

 また、やってしまった。

 

 いつもいつも…なんで傷つけてしまうのだろう。

 こうなるとわかっていたから会いたくなかったのに…。

 

 懐かしい、涼やかな声が聞こえて、考える間もなく起き上がっていた。

 客間で匡近の形見を愛しそうに見つめる薫を見た途端、一気に胸がざわめいた。

 

 そんな顔をしておきながら、なぜ匡近の申し出を断った……?

 匡近の母親とも会っておきながら…弟のことも知っていながら。

 

 あまりに早くに逝ってしまった友の本心を知っていればこそ、実弥には何も理解(わか)っていない薫の鈍感さがもどかしかった。

 

 ドスリ! と壁に拳をぶつける。

 

 ―――――違う!!

 

 固く握りしめた拳の中で、爪が皮膚を破る。

 

 自分だ。自分が悪いのだ。

 

 この正体のわからない気持ちをどこに置いていいかわからず、ただ薫に八つ当たりしただけだ。

 

 東洋一がいたら、あの時(・・・)のように殴られていたろう。

 匡近がいたら、薫を追いかけたろう。

 

 なんて情けなくて、無様な男だ。

 吐き気がするくらい、自分が嫌いだ。………

 

 

 

<つづく>

 






次回は2021.12.25.土曜日の更新予定です。

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