オレは彼女と出会って人生が変わった   作:チャキ

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どうもチャキです!第13話どうぞ!


第13話

八幡side

 

帆波とのデートを終えて月曜日の昼休み。いつものようにベストプレイスにて弁当を食べている。

 

帆波「ねぇねぇみんな。職場見学で行くとこ決まった?」

 

八幡「いや、決まってないな。グループも行先も何一つ決まってない」

 

今、帆波が言ったように総武高では2年生になると、職場見学という行事が行われる。各人の希望を募りそれをもとに見学する職業を決定し、実際にその職場へ行く。社会に出るということを実感させるゆとり教育的なプログラムだ。

 

帆波「え?かおりと千佳と組んでいるんじゃないの?」

 

八幡「いや、それがさ。同性同士で組めって言われたんだよ」

 

帆波「え?そうなの?私のクラスは別にそんな事言われなかったよ」

 

かおり「それはJ組だけじゃない?だってJ組ってほぼ女子校だもん」

 

千佳「確かに」

 

八幡「そうだな」

 

帆波「なるほど。確かに私のクラスは女子ばっかりだもんね」

 

八幡「はぁ…マジでどうしようグループ」

 

もし、同性同士じゃなかったら折本と仲町と組んでいたのになんでだよ。けど、まぁ当たり前かこういう時は同性同士でグループを組むのが当たり前だよな。けど、どうしよう。同性の友達なんていねぇぞオレ。まぁでも余ったところに行けばいいか。

 

八幡「まぁ、それは追追考えるとしてさっさと弁当食べようぜ」

 

帆波「そうだね」

 

そう言ってオレ達は弁当を食べ終えて教室に戻った。

 

 

そして放課後になったので部室に向かった。

 

八幡「うーす」

 

かおり「おいっす!」

 

千佳「こんにちは」

 

雪乃「ええ、こんにちは」

 

いつも通りのあいさつを済ませて席に座る。けどする事も無くどうしようかと迷ったが、テストも近い事だからオレは勉強道具を取り出し勉強を始める。

 

かおり「あ、比企谷が勉強をしてる」

 

八幡「そりゃお前、もうすぐテストなんだしさ勉強する奴もいるだろう」

 

かおり「うっ…た、確かにもうすぐテストだった…」

 

千佳「また忘れてたの?」

 

かおり「ち、違うのたまたまだよ!」

 

雪乃「なんだか聞いた事のあるセリフね」

 

かおり「うっ…」

 

八幡「はぁ…まぁ、今度はまだ時間もあるんだし今からでも勉強したらどうだ?」

 

かおり「うん、そうだね…そうする」

 

千佳「私もしようと」

 

それからは部室が勉強会に変わり黙々と勉強をする。時々折本が分からない所をオレ達に聞いてくるので近くにいる帆波や仲町が教えている。オレと雪ノ下も教える事はできるが席が遠いので教えるのはちょっと難しい。まぁ、そんな感じで勉強を進める。そんな中オレは数学で詰まってしまった。中々解けない。やっぱり数学は苦手だな。そう思っていると…

 

帆波「どうしたの八幡?」

 

八幡「あ、いや、ちょっと分からないところがあってな」

 

帆波「そうなんだ。どこが分からないの?」

 

八幡「ここなんだけどさ」

 

帆波「あーそこね。ちょっとややこしいんだよね〜」

 

八幡「そうなのか?」

 

帆波「うん、えっとね。そこは…」

 

オレは帆波から分からない問題の解き方を教えてもらった。帆波の言う通り少しややこしかった。けど、帆波が教えてくれたおかげで何とか解くことができた。

 

帆波「こんな感じで解くんだよ」

 

八幡「なるほどそういう事か。サンキュ帆波助かった」

 

帆波「どういたしまして」

 

いや、ホント助かった。いや、ホント帆波は教えるのが上手いな。数学が苦手なオレでもわかりやすく教えてくれる。まぁ、そんな感じでちょっとした勉強会は部活が終わるまで続いた。オレ達は後片付けをして部室から出て家に帰った。

 

 

翌日

 

教室で授業の間の休み時間に次の授業の準備をしていると…

 

彩加「ねぇ、比企谷君」

 

と戸塚が話しかけてきた。

 

八幡「ん?どした?」

 

彩加「比企谷君はもう職場見学のグループ決まった?」

 

八幡「いや、まだだけど」

 

彩加「そうなんだ。じゃ僕と一緒のグループにしたない?」

 

八幡「え?」

 

オレは急な事だったのでマヌケな声が出てしまった。なんでオレと一緒のグループに?

 

八幡「オレで良いのか?」

 

彩加「うん、僕は比企谷君が良い」

 

そう言ってニッコリ笑う戸塚。やめて!その笑顔は反則ですよダンナ!そんな風に誘ってくれた同性は戸塚が初めてだった。オレもグループを組む相手がいなくて困ってたところだし、戸塚も勇気をだして誘ってくれたんだし、その気持ちを無駄にする訳にはいかないな。

 

八幡「じ、じゃあよろしくなとつ…彩加」

 

名字では無く名前で言ってみた。同性で名前で呼んだのは戸塚が初めてだ。もし、これで気持ち悪がられたらどうしょう。と思いながら戸塚を見ると戸塚はポカーンとした顔でこっちを見た。口はポケッと開いている。……ああ、やっぱりいきなりは不快だったか。オレはすぐに謝ろうとした時

 

彩加「…嬉しいな。初めて名前で呼んでくれたね」

 

ええ〜、良いんですかダンナ!と思っていると戸塚は続けて言う。

 

彩加「僕も八幡って呼んでいい?」

 

八幡「お、おう、いいぞ」

 

彩加「ホント!?ありがとう!」

 

そう言ってまたニッコリと笑う戸塚改めて彩加。

 

彩加「じゃあよろしくね八幡」

 

八幡「お、おう、よろしく。彩加」

 

そして彩加は笑顔で自分の席へと戻って行く。正直助かったな。知り合いがいると気が少しでも楽になるからな。

 

かおり「良かったね比企谷」

 

千佳「戸塚君に誘ってくれて良かったね」

 

八幡「ああ。って言ってもあと一人なんだよな」

 

かおり「それを言うなら私達もだよ」

 

千佳「私とかおり、後一人どうしようかな」

 

八幡「こっちもどうするかな。でもまぁ、適当な奴と組めばいいか」

 

かおり「比企谷らしいね」

 

千佳「そうだね」

 

八幡「フッ…まぁな」

 

かおり・千佳「「褒めてないよ」」

 

あれ?

 

 

そして放課後部室。今日は勉強せずに話したり、読書をしたりして過ごす。

 

雪乃「どうぞ」

 

と雪ノ下が紅茶を入れてくれた。

 

八幡「サンキュ」

 

帆波「ありがとう」

 

かおり「ありがとうね」

 

千佳「ありがとう」

 

雪ノ下が入れてくれた紅茶を飲んで気を休める。コーヒーやマックスコーヒーも美味いけど、雪ノ下が入れてくれた紅茶も美味しいな。そんな感じで時間も過ぎていく。そしてもう部活も終わろうとしていた時だった。タンタンっとリズミカルに扉を叩く音がした。オレは内心こんな時間になんだよと思ってしまう。

 

雪乃「どうぞ」

 

と雪ノ下がそう返事すると来客が入ってくる。 

 

葉山「失礼するよ」

 

うっわ…アイツは確かテニスの練習を邪魔して停学くらった奴じゃん。まぁ、今はもう停学明けだけどな。ていうか何しに来たんだよ。

 

葉山「こんな時間にごめん。ちょっとお願いがあってさ」

 

そう言ってエナメルバッグを床に置き、自然に向かい側の席に座る。と言うかごめんと言うなら来るなよ。明日にでも来いよ。

 

葉山「いやー、なかなか部活から抜けさせてもらえなくて。試験前は部活休みになっちゃうから、どうしても今日のうちにメニューをこなしておきたかったっぽい。ごめんな」

 

なんで自慢話してんだよ。何お前?自慢してないと生きていけないのかよ。

 

雪乃「能書きはいいわ。何か用なんでしょ?葉山隼人くん」

 

とバッサリと冷たく切る雪ノ下。テニスの時も思ったが雪ノ下はもしかして葉山の事嫌い?まぁ、オレも嫌いだけどよ。それにしては毛嫌いしているな。もしかして昔何かあったのか?

 

葉山「あ、ああそうだった。奉仕部ってここでいいんだよね?平塚先生に、悩み相談するならここだって言われて来たんだけど…」

 

何コイツ?喋るたびに、何故か窓から爽やかな風が吹き込んでくる。マジないわ〜。

 

葉山「折本さんに仲町さんに一之瀬さんも悪いね」

 

かおり「別に」

 

帆波「全然いいよ」

 

千佳「うん」

 

と3人は答えるがどこか素っ気ない。お前らも葉山の事嫌い?

 

葉山「ヒキタニくんも遅くなってごめん」

 

八幡「…別に」

 

オレも素っ気なく答える。別にコイツ仲良くしようなんてこれっぽっちもないけどな。すると…

 

帆波「ねぇ、葉山君」

 

葉山「何かな?一之瀬さん」

 

帆波「八幡の名前はひきたにでは無くひきがやと読むんだよ。八幡は気にしてないかもしれないけど、名前はちゃんと呼んだ方がいいよ」

 

葉山「そ、そうだったのか。す、すまない。今度から気をつけるよ」

 

と帆波がオレの名前を訂正してくれた。確かにオレはヒキタニと呼ぼれても気にしない。中学の時も呼ばれてたから気にしなくなった。それよりも

 

八幡「んで何か用があったから来たんだろ」

 

葉山「あ、ああ…実はコレなんだけど…」

 

葉山はそう言ってオレ達の前に携帯の画面を見せてきた。そこには…

 

『戸部は稲毛のカラーギャングの仲間でゲーセンで西高狩りをしていた』

 

『大和は三股かけている最低のクズ野郎』

 

『大岡は練習試合で相手校のエースを潰すためにラフプレーをした』 

 

と書かれたメールだ。なるほど、所謂チェーンメールというやつだな。高校でもこんなのやる奴いるんだな。

 

帆波「あ、これチェーンメールというやつだよね」

 

八幡「みたいだな」

 

葉山「実はうちのクラスで昨日から回ってるやつなんだ」

 

八幡「そうなのか折本、仲町」

 

かおり「あー、確かにきてたね。でも消したよ」

 

千佳「私も」

 

八幡「あ、消したんだ」

 

かおり「うん」

 

うわぉ、すごい普通に答えるじゃん。まぁ、理由は聞かないでこおう。そしてそのメールを改めて見ながら、葉山は微苦笑を浮かべながら

 

葉山「これが出回ってから、なんかクラスの雰囲気悪くてさ。それに友達の事悪く書かれてれば腹が立つし」

 

そういう葉山の表情はしょうたいのわからない悪意にうんざりした顔だった。まぁ、確かにオレも帆波や折本や仲町、それに雪ノ下の事を悪く言われたら腹が立つ。けどクラスの雰囲気が悪いんじゃなくて、お前らのグループの雰囲気が悪いんじゃねぇの?知らんけど。

 

帆波「それでこれをどうするの?」

 

葉山「止めたいんだよね。こういうのは気持ちがいいもんじゃないしさ。あ、けど犯人を探したいんじゃないんだ。丸く収める方法を知りたいんだ。頼めるかな?」

 

うん、何言ってんのコイツ?日本語でOK。

 

雪乃「なるほど、つまり事態の収拾図ればいいのね」

 

葉山「ああ、そうだな」

 

雪乃「では犯人を捜すしかないわね」

 

うん、それが良いだろう。

 

葉山「うん、よろし、え!?あれ、なんでそうなるの?」

 

前後を完全に無視された葉山が一瞬驚いた顔をしたが、次に瞬間には取り繕った微笑みで穏やかに雪ノ下の意図を問う。すると、葉山とは対照的に、凍てついた表情の雪ノ下がゆっくりと、それはまるで言葉を選ぶかのように話し始めた。

 

雪乃「チェーンメール……あれは人の尊厳を踏みにじる最低の行為よ。自分の名前も顔も出さず、ただ傷つけるためだけに誹謗中傷の限りを尽くす。悪意を拡散させるのが悪意とは限らないのがまた性質が悪いのよ。好奇心や時には善意で、悪意を周囲に拡大し続ける…止めるならその大本を根絶やしにしないと効果がないわ。ソースは私」

 

千佳「あ、実体験なんだ…」

 

まぁ、雪ノ下の実体験は置いといて、オレは雪ノ下の意見に賛成だ。こういうのは犯人を見つけ出すのが1番手っ取り早い。

 

八幡「まぁ、確かに犯人を見つけ出すのが1番手っ取り早いよな」

 

葉山「え!?なんで?」

 

八幡「いや、こういうのは犯人を見つけてもうさせないのが良いだろう」

 

葉山「いや、俺はただ大事にしなくないだけで」

 

八幡「あのな…」

 

帆波「八幡ストップ」

 

帆波はオレの言葉を遮る。

 

帆波「気持ちは分かるけど、一応葉山君は依頼人なんだし、依頼人の意見も入れないと」

 

八幡「…分かったよ」

 

納得したオレを見た帆波はニッコリと笑った後、葉山に体事向き口を開く。

 

帆波「よし、まず初めに聞くけどそのメールが来たのはいつ頃なの?」

 

葉山「えっと…先週末からだったかな」

 

帆波「そうなるの?かおり、千佳」

 

かおり「うーん…確かそれぐらいだったかな」

 

千佳「そうだね。でもすぐに消したよ」

 

帆波「それはなんで?」

 

かおり「だって気味悪いじゃん。知らないメールアドレスから来てるしさ。だから気味悪くなって消したの」

 

帆波「そっか…八幡はこのメール来てる?」

 

八幡「いんや来てないぞ」

 

帆波「え?そうなの?」

 

八幡「ああ」

 

千佳「私、てっきり比企谷君にも来てるんだと思ってたよ」

 

かおり「でもなんで?」

 

八幡「こっちが聞きてぇよ」

 

雪乃「それはあなたがメールアドレスを聞かれなかったからでしょ?」

 

八幡「まぁ、それもあるな」

 

千佳「…あるんだ」

 

仲町は苦笑しながら言ってくる。折本と帆波も若干苦笑気味だった。

 

雪乃「それよりもそのそのメールは先週末から突然始まったわけだけど。先週末に、その3人が関係する出来事は何かあったの?」

 

葉山「いや、なかったと思うけど」

 

雪乃「折本さんと仲町さん、それに比企谷君はどう?」

 

かおり「うーん、無かったかな」

 

千佳「私も思いつかないや」

 

八幡「オレもない……いや、1個だけあったな」

 

帆波「それは何?」

 

八幡「職場見学」

 

かおり・千佳「「あ、なるほど」」

 

帆波「確かにそれかもしれないね」

 

葉山「え?そんなことでか?」

 

かおり「こういうイベントごとはグループ分けはその後の関係性に関わるからね。ナイーブになる人もいるんだよ」

 

八幡「へぇ〜」

 

雪乃「成程、それでは容疑者はあの3人が最有力候補で決まりね」

 

雪ノ下が結論を出すと、葉山が声を荒げて異議を申し立てた。

 

葉山「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺はあいつらの中に犯人がいるなんて思いたくない。それに、3人それぞれ悪く言うメールなんだぜ?あいつらは違うんじゃないのか?」

 

八幡「いやいや、馬鹿なの?そんなの自分が疑われないようにするためだろ?」

 

帆波「まぁ、確かに八幡の言う通りかもね。3人の誰かをハブらせるメリットなんてその3人にしかないよね?他の人がやったってメリットなんてないし」

 

その反論に葉山は悔しそうに唇を噛んだ。こんなこと想像していなかったんだろう。いや、どんだけ頭の中お花畑なんだよ。

 

雪乃「それではまず、その3人の特徴を教えてくれないかしら?」

 

雪ノ下が情報の提示を求める。すると葉山は意を決したように顔を上げた。その瞳には信念が宿っている。おそらくは友の疑いを晴らそうという崇高なる信念が。 

 

葉山「戸部は、俺と同じサッカー部だ。金髪で見た目は悪そうに見えるけど、一番ノリのいいムードメーカーだな。文化祭とか体育祭とかでも積極的に働いてくれる、いい奴だよ」

 

雪乃「騒ぐだけしか能がないお調子者、ということね」

 

葉山「…」

 

雪ノ下の一言に葉山は絶句していた。当然オレらもだ。すごい変換機能だな。

 

雪乃「…どうしたの?続けて」

 

葉山「あ、ああ。大和はラグビー部。冷静で人の話をよく聞いてくれる。ゆったりしたマイペースさとその静かさが人を安心させるっていうのかな。寡黙で慎重な性格なんだ。いい奴だよ」

 

雪乃「反応が鈍いうえに優柔不断…と」

 

葉山「…」

 

葉山はもう諦めたかのような顔で、ため息をつきながら続ける。

 

葉山「大岡は野球部だ。人懐っこくていつも誰かの見方をしてくれる気のいい性格だ。上下関係にも気を配って礼儀正しいし、いい奴だよ」

 

雪乃「人の顔色窺う風見鶏、ね」

 

隼人「…」

 

雪ノ下…あんたマジパないスっわよく人をそこまで悪しざまに解釈できるな。見ろ葉山を、もう諦めたかのように曇り顔で沈黙してるぞ。実際オレらも終始ポカーンとしてたからな。

 

雪乃「どの人が犯人でもおかしくないわね」

 

八幡「むしろお前が一番犯人っぽいぞ」

 

雪乃「私がそんなことするわけないでしょう。私なら正面から叩き潰すわ」

 

八幡「あ、さいですか…」

 

もうオレは呆れてしまった。帆波達なんて苦笑しているよ。すごいよ雪ノ下。

 

葉山「じゃあ悪いけど、よろしく頼むよ」

 

雪乃「ええ、わかったわ」

 

葉山はそう言って部室から出ていった。

 

帆波「さて、チェーンメールどうしようっか?」

 

雪乃「そうね。私と一之瀬さんはクラスが違うから、これは同じクラスである折本さん、仲町さん、比企谷君に調査してもらいたいのだけれど、いいかしら」

 

八幡「まぁ、依頼だし仕方ねぇか。出来る限りのことはする」

 

かおり「そうだね」

 

千佳「うん」

 

帆波「お願いね」

 

八幡「ああ」

 

ハァ…めんどくさいけどやるしかないか。

 

 

 




いかがでしたか?ではまたお会いしましょう。

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