オレは彼女と出会って人生が変わった   作:チャキ

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はい、どうもとてもお久しぶりのチャキです。ちょっと仕事や色々な事があり、遅れてしまいました。これからはどうなるかは、分かりませんがよろしくお願いします。


第26話

 

文化祭が終わり数日が経ったある休日

 

 

八幡は今日は休日なので今も寝ている。スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている。そんな寝ている八幡の部屋に忍び寄る1人の影があった。八幡を起こさないようにゆっくりと部屋のドアを開ける人物。ストロベリーブロンドヘアーの女子。そう、八幡の彼女である一之瀬帆波であった。帆波は部屋に入った後、ゆっくりと八幡に近づいて、八幡を起こすため身体を揺らしていた。

 

帆波「八幡、起きて」

 

八幡「んん…」

 

だけど、八幡はまだ起きようとしなかった。

 

 

帆波「もぉー、八幡。早く起きて」

 

帆波はさっきよりも揺らす力を強めて八幡を起こそうとする。

 

八幡「ん…んん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか身体をゆらされていので、ゆっくりと瞼を開ける。そこにはストロベリーブロンドヘアの女の子。オレの彼女である。

 

八幡「帆波…?」

 

帆波「おはよう八幡」

 

八幡「お、おう。でもなんでいるんだ?」

 

帆波「お・は・よ・う」

 

八幡「お、おはよう」

 

帆波「もお、休みの日だからって寝すぎだよ」

 

八幡「お、おう。それよりもなんでいるの?」

 

帆波「小町ちゃんに頼まれたの」

 

八幡「ほーん。で、その小町は?」

 

帆波「小町ちゃんは、瑞希と一緒に友達の家に遊びに行ってるよ。それと月曜日までお泊まりだって」

 

八幡「は?」

 

泊まりだと?なんだそれは。

 

八幡「初めて知ったな」

 

帆波「え?聞いてないの?」

 

八幡「ああ」

 

帆波「まったくもお……困った義妹だな…。まぁ、要するに小町ちゃんは友達の家に月曜日まで、泊まりに行ってるって訳」

 

八幡「そうか。まったく、あいつもそういう事言えよな」

 

帆波「うん、そうだよね。まぁ、それより早く起きて顔洗ってきて。ご飯できてるから」

 

八幡「そうか。悪いな」

 

帆波「ううん、私がやりたくてやっているだけだから」

 

八幡「そうか」

 

オレはベッドから降りる。

 

八幡「えーっと。帆波」

 

帆波「ん?なに?」

 

帆波はコテンと首を傾げる。うん、かわいい。じゃなくてだな!

 

八幡「着替えるから出てくれないか?」

 

帆波「え?あ、う、うん。ごめん」

 

そう言って帆波は部屋を急いで出ていった。さてと、早く着替えて行くか。

 

 

着替えも終わり、顔も洗い終わったのでリビングに向かう。入ると帆波が朝食の準備をしていた。

 

帆波「あ、来たね。ほら、早く食べてね」

 

八幡「おう、悪いな」

 

帆波「もう、こういう時はありがとうでいいんだよ」

 

八幡「そうなのか?」

 

帆波「そうだよ」

 

なるほどな。ん?でも小町も確かこういう時に言う言葉を言ってたな。えーっと……あ、そうだ。

 

八幡「ありがとうな帆波。愛してるぞ」

 

帆波「ふにゃ!?///は、はちみゃん!にゃ、にゃに急に言ってるの!?///」

 

さてと、せっかく作ってくれた朝飯を食べるか。

 

八幡「いただきます」

 

帆波「ちょっ!は、八幡!?」

 

八幡「ん?どした?」

 

帆波「あ……ううん。なんでもない」

 

八幡「?そうか」

 

一体どうしたんだろうな帆波の奴。なんだか顔が赤いような気がするけど。気のせいか?そんな事を考えながら味噌汁をすする。

 

帆波「あ、味噌汁の味どうかな?薄くない?」

 

八幡「ん?ああ、大丈夫だ。丁度良いぞ」

 

帆波「ほんと?良かったぁ。そっか、八幡はその濃さが良いんだね。覚えとくよ」

 

八幡「お、おう」

 

やべぇな。オレの好みの味も知られてしまった。本当にオレは既に帆波に胃袋を掴まれたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ごちそうさま」

 

帆波「お粗末でした」

 

ふぅ…うまかった。そう思っていると帆波がオレが使っていた茶碗などを持っていく。

 

八幡「おい帆波。洗うのはオレがやるって」

 

帆波「ううん、大丈夫だよ。私がやりたいだけだから。だから、八幡はゆっくりしてて」

 

八幡「そうか?じゃあ、そうさせてもらおうかな」

 

帆波「うん」

 

洗い物は帆波に任せてオレはソファーに座ってテレビを見ることにした。帆波はなんだか楽しそうに鼻歌交じりに洗い物をしている。

 

帆波(ふふっ、なんだかこうしていると私と八幡って、夫婦みたいだな〜。って!私何考えてるんだろう!?いくらこの状況が夫婦みたいだからって、何考えてるんだろう。でも…八幡と結婚か……ふふっ。想像しただけなのに楽しくて、心がポカポカするなぁ。結婚した後はしばらくは2人の時間を楽しみたいな。将来住むところはマンションかな、それとも一軒家もいいな。でも、あんまり贅沢も言えないよね。でも、ゆくゆくは、私達のこ、子供もできるし。もしそうなったら、私も働きながら八幡を支えないとね。うん)

 

 

八幡「なんか結婚したみたいだな」ボソッ

 

帆波(っ!?は、八幡!?声小さかったけど私には聞こえた。まさか八幡まで同じ事を考えてただなんて。う、嬉しいけど…うーっ、顔がなんだか熱くなってきたよ〜。どうしよう〜)

 

 

 

 

ほんと、この光景は結婚したみたいな感じだな。なんて事を考えながらテレビを見ていると、洗い物を終えた帆波が近づいてくる。ん?なんだか顔が赤いようにも見える。

 

八幡「どうした帆波?なんか顔が赤いけど、大丈夫か?」

 

帆波「えっ!?あ、ううん。大丈夫だよ」

 

八幡「そうか。無理するなよ」

 

帆波「うん、ありがとう。……ねぇ、隣良い?」

 

八幡「良いぞ。というか次からは許可とか取らなくても良いから」

 

帆波「…うん」

 

帆波はオレの横にスっと座った。座るのは良いけどなんかかなり近い。というかピッタリとくっついている。まぁ、でももう慣れてきたな。あ、そういえば。

 

八幡「なぁ、あそこにある荷物なんだ?」

 

帆波「あ、あれは私の荷物だよ」

 

八幡「帆波の?なんでだ?」

 

帆波「え?なんでって、そりゃ私も月曜日までここに泊まるんだよ」

 

八幡「はい?」

 

帆波「あれ?もしかして小町ちゃんから聞いてないの?」

 

八幡「ああ」

 

帆波「んもう〜…またか〜」

 

八幡「帰ってきたらお仕置だな」

 

帆波「そうだね。はぁ……まったくもう。本当に困った義妹だよ」

 

八幡「なんか…すまんな」

 

帆波「ううん、大丈夫だよ」

 

八幡「そうか。…というかこの話、帆波の母ちゃん知ってるのか?」

 

帆波「うん、知ってるよ。この事話したらお母さん、すぐに許可を出してくれたよ」

 

八幡「そうか」

 

帆波「うん」

 

そうか許可出してくれたんだな。…ん?でもよく考えてみれば帆波家は月曜日まで帆波の母ちゃんだけになるよな。それでも許可を出してくれたんだ。

 

八幡「なぁ、帆波」

 

帆波「なに?」

 

八幡「どっか出かけないか?」

 

帆波「八幡自ら出かけようなんて言うとは」

 

八幡「あのな…で?どうだ?」

 

帆波「うん、行こっか」

 

 

お互い準備をしてから、家を出た。目的も決めてなく、そこら辺を歩こうと思ったが、無難にショッピングモールに向かうことにした。そこなら何かしらあるかもしれないしな。

 

ショッピングモールに着いた後は、適当に回ろうという話になった。後、オレと帆波は手を繋いでいる。恋人繋ぎの状態で歩き回っている。まぁ、そんなことはどうでもいいか。そんな事を考えながら、帆波と話している内に途中にあった雑貨屋に立ち寄った。そこで色々と見て回っていると、肩をちょんちょんと叩かれたので振り返って見るとそこには、ピンク色の猫耳をつけた帆波の姿があった。

 

帆波「どうかにゃ?似合っているかにゃ?」

 

手を猫のようにしてポーズをとっている。しかも語尾に何故かにゃをつけている。

 

八幡「…」

 

オレはその光景を見て固まってしまった。

 

帆波「あ、あの…八幡。な、なにか言って欲しいんだけど」

 

八幡「お、おう。その…似合ってる。…かわいい」

 

帆波「っ!そ、そっか……にゃはは///」

 

八幡「っ///」

 

お互い向き合いながら顔を赤くしている光景があった。そして帆波は顔を赤くしながらも猫耳カチューシャを元の棚に戻した後、八幡の手を引いて店を後にした。店を出て、しばらくした後、帆波は口を開いた。

 

帆波「うぅ〜、恥ずかしかった〜」

 

八幡「恥ずかしいならやるなよ」

 

帆波「だ、だって〜、つけてみたかったんだもん。そ、それに八幡にかわいいって言ってもらえて、その…嬉しかったから///」

 

八幡「なっ!///あ、あのなぁ…」

 

帆波「だって…本当の事だもん///」

 

八幡「うっ…そ、そうか…」

 

帆波「そ、それに、もし八幡さえよければ、ま、またつけてみよう…かな…なんて」

 

八幡「なっ……それはまた別の機会に…な」

 

帆波「う、うん。そうだね」

 

もう、この話は終わりだ。でも…惜しいことしたな。帆波の猫耳姿を写真でも撮っとけば良かったな。だってあんなかわいい帆波を見れたんだからな。まぁ、今更言ってもしゃあないしな。

 

 

そして、次にやってきたのはゲームセンターだ。モール内を回っていると視界に入り、帆波が行きたいと言ったので来ている。というか久しぶりかもしれないなゲームセンターに来るのは。

 

八幡「で?何するんだ?」

 

帆波「うーん、そうだな…あっ、あれやってみたい」

 

そこにあったのは太鼓の達人であった。ほう…あれをやってみたいのか。

 

八幡「はいよ」

 

帆波「私、これやるの初めてなんだ」

 

八幡「そうなのか」

 

帆波「うん。でね、この前買い物をしてた時にね、ゲームセンターで私と同じくらいの学生達が楽しそうにやってるのを見て、私もやってみたくなったんだ」

 

八幡「そうか」

 

帆波「うん。だから八幡も一緒にやってくれる?」

 

 

八幡「ああ、いいぞ。2人でもできるしな」

 

帆波「ホント!?やった!じゃあ早速やろう」

 

八幡「わかったわかった」

 

帆波は俺の腕を取って、太鼓の達人の機械まで引っ張って行く。相当やりたかったのだろう。早速、お金を入れて始める。帆波に適当に曲を選んでもらい始める。初めてなのはいいけど、帆波の奴意外と上手いな。コンボが途切れてない。俺も負けてられないな。そう思いさらに集中して太鼓を叩いた。

 

 

 

 

だが、中盤でミスをしてしまいコンボが途切れてしまった。それが気になってしまいこの後も数回ミスしてしまった。それが原因なのか帆波に負けてしまった。

 

八幡「まけ……た…だと」

 

帆波「やっ〜たぁ〜!!」

 

帆波は初めてやって俺に勝てたのが嬉しかったらしく、その場でジャンプした後、大きくガッツポーズをしていた。うん、かわいい。でもね、帆波さんや。あんまり大きくジャンプしないでください。どこがとは言わないけど、大きく揺れるからやめてください。周りの人に見られてしまいます。特に男達に見られるからやめてね。

 

 

その後も何回かやった。結果は1勝1敗1引き分けの引き分けで終わった。あまり、こればかりやっていると他の人が出来ないのでいい所で終わることにした。

 

八幡「次はなにやりたいんだ?」

 

帆波「うーん、悩むな〜」

 

八幡「そう焦らなくてもいいぜ。ゆっくりでいいぞ」

 

帆波「えっと……じゃあ…あ、あれなんかどう?」

 

八幡「ん?…え?」

 

帆波が指す方向にあったのはプリクラだった。

 

八幡「マジですか帆波さん」

 

帆波「ま、マジですよ///」

 

顔を見ると帆波の顔は赤くなっていた。

 

帆波「い、嫌?///」

 

っ!だからさぁ〜……。上目遣いはダメだって。まぁ、言ってないから仕方ないか。

 

八幡「い、嫌じゃないけど…その普通に恥ずかしいっつーか///」

 

帆波「わ、私も恥ずかしいよ///」

 

八幡「だったら…」

 

帆波「でも、は、八幡とやってみたいと…思ってさ///」

 

八幡「っ」

 

帆波「だ、だからさ…ダメ?///」

 

そんな顔されたらなぁ……。という事で俺は帆波と一緒にプリクラの中へと入っていく。

 

八幡「俺、何にも分からねぇんだけど」

 

帆波「大丈夫だよ。数回だけど瑞希と一緒にやった事あるから」

 

八幡「そうか。じゃあ頼むわ」

 

帆波「わかった」

 

数回やっているとはいえ、慣れた手つきで操作していく帆波。どうやら設定が終わったらしく、音声が流れてくる。

 

『それじゃあ指示に従ってポーズをとってみてね!』

 

八幡「?ポーズ?」

 

帆波「えーっと、モード選択があってね。モードは2つあって、そのうち1つのモードでカップルモードを選んだんだ」

 

お、おう…マジっすか。それで、そのポーズをこの機械に決められるって事かよ。

 

帆波「ち、ちなみにし、指示に従わないとシャッターが切れないよ(大ウソ)」

 

八幡「は?マジかよ!?」

 

さ、最近のプリクラってそういうのが導入してんのかよ。色々と厄介だなおい。そんな事考えていると、ポーズの指示を出してくる。

 

『じゃあまずは、彼が彼女を後ろから抱きしめて♡』

 

は?う、後ろから抱きしめるという事は、いわゆるバックハグみたいなやつか?

 

帆波「ほ、ほら。八幡早く」

 

八幡「お、おう。行くぞ…」

 

指示通りに俺は帆波を後ろから抱きしめる。背は俺の方が高いので、顔の近くに帆波の頭がある。だからなのか、いい匂いがすごいする。そんな事を考えているとシャッターが切られる音が聞こえた。どうやら撮れたみたいだ。というかこれだけで、もう少し疲れたぞ。

 

帆波「ま、まだ数枚あるから」

 

八幡「おふぅ…」

 

 

 

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そしてその後も数枚撮った。指示も色んなの出された。2人でハートを作れとか、変顔にしろとか出された。いや、ホント意味わからん。でも、帆波の変顔はおもしろかった。思わず吹き出してしまいそうになったわ。俺は帆波を見ていて、出来なかったけどな。

 

帆波「つ、次で最後だってさ///」

 

八幡「やっとか」

 

いやぁ…長かった。時間にしてみれば数分なのに、体感は1時間ぐらいに感じる。

 

帆波「あ、最後は自由にしていいって」

 

八幡「ほーん」

 

帆波「えっと…じゃあ最後は…ちょっと八幡こっち向いてくれる?」

 

八幡「?どうしんむっ!?」

 

俺は言われた通り、帆波の方を振り向いた瞬間、俺の唇が何か柔らかい物で防がれた。

 

パシャ!

 

それと同時にシャッター音が鳴った。でも、そんな事よりも俺は今の状況に困惑している。だって…俺は今帆波にキスされているのだから。困惑していると帆波が離れる。帆波の顔は真っ赤になっていた。多分、俺もだろうな。

 

八幡「ほ、帆波?///」

 

帆波「ご、ごめんね。きゅ、急に…///」

 

八幡「い、いや、でもなんで急にこんな事を」

 

帆波「えっと……したかった…から。し、しちゃった」

 

八幡「急にするなよ。びっくりするだろ」

 

帆波「ご、ごめん。で、でも、時間がなくて」

 

八幡「だからって……」

 

帆波「うぅ…ごめん」

 

うーん、ちょっと言いすぎたかな?そう思い俺は帆波の頭に手をのせる。

 

八幡「まぁ、今度からは気をつけてくれよ」

 

帆波「え?……許してくれるの?」

 

八幡「ああ。だから、次からは言ってくれよ。そうしたら、やるかもしれない」

 

帆波「もー。……うん、わかった。次からはちゃんと言うね。だからごめん八幡」

 

八幡「ああ」

 

そんな会話をしていると、ラクガキをする時間がなくなってしまった。

 

帆波「あっ」

 

八幡「なんか…悪い」

 

帆波「ううん、いいよ。私が急にやっちゃったのが悪いし」

 

八幡「そうか?」

 

帆波「うん」

 

そこまで言うのならいいのだろう。そう思いながら外に出て、できた写真を取り2人で分ける。

 

帆波「捨てないでね」

 

八幡「当たり前だ。捨てるわけないだろ」

 

帆波「うん」

 

 

その後、レーシングゲーム、そしてエアホッケーをして遊んだ。

 

帆波「はぁ〜、楽しかった」

 

八幡「ああ、そうだな」

 

結構思いっきり遊んだな。ふと、時計を見るともう昼時だったので、帆波と一緒に適当なファミレスに入り昼食をとることにした。頼んだ品がきて食べていたのだが、突然帆波が……

 

帆波「はい、八幡。あーん」

 

八幡「あーむ」

 

帆波が今自分が食べている物を俺に食べさせてきたので、俺はそれを受け取る。

 

帆波「どう?おいしい?」

 

八幡「ああ、おいしいよ」

 

帆波「良かった。じゃあ…次は八幡が食べさせて」

 

八幡「はいよ。あーん」

 

帆波「あーん」

 

次は俺が帆波に食べさせていた。帆波はおいしそうに食べている。そんな姿もかわいいと思ってしまう。でもあれだな。前まではこんな事をするのを恥ずかしがっていたのに、普通にできてしまっている。もうあれか?慣れてしまったのだろう。

 

昼食を食べ終わりファミレスを出て、再びモール内を歩き回る。

 

八幡「そういえば帆波。泊まるのは良いけど、帆波用の茶碗とか箸とかないだろ?だから、帆波用に今から買いに行かないか?」

 

帆波「私用に?」

 

八幡「ああ、そうだ」

 

帆波「でも、どうして?」

 

八幡「いや…また泊まりに来るのなら、あった方が良いと思ってな」

 

帆波「う〜ん…確かにそうだね。うん、じゃあ買いに行こっか」

 

八幡「ああ」

 

というわけで食器売り場にやって来ました。茶碗やコップなど色んな食器が売られている。まぁ、当たり前だよな。

 

八幡「結構色んな食器が揃っているんだな」

 

帆波「そうだね」

 

八幡「で?どれにするんだ?」

 

帆波「うーん、そうだね〜」

 

八幡「ゆっくりで良いからな」

 

帆波「うん、わかった」

 

その後、帆波は数分の間店内を歩き回り、色んな食器を見ている。帆波は何やら考えながら選んでいる。そこまで考え込むものなのか?そしてさらに数分後、どうやら決めたようだ。

 

帆波「よしっ、これにしよう」

 

八幡「決まったか?」

 

帆波「うん、これにするよ」

 

帆波はそう言いながら両手で持った茶碗を見せてくる。色はピンクのような色をしているが……

 

八幡「なんか見た事あるような…」

 

帆波「でしょ!これ、八幡が使っているお茶碗と同じなの」

 

八幡「言われてみれば…確かに」

 

俺が家で使っている茶碗と同じように見える。まさか…

 

八幡「まさか帆波。これを探していたのか?」

 

帆波「うん、そうだよ。だって、せっかくだったらお揃いの方がいいじゃん」

 

八幡「っ!そ、そうか」

 

いや、あのね。ホント、そういう事急に言うのやめてね。確かに俺も帆波とお揃いの物とか欲しいけどね。

 

帆波「でも……本当は苗字をお揃いにしたいけど」

 

八幡「っ!?」

 

あのさぁ……本当にさ…もう勘弁してよ。そういう事を急に言うのはさ。俺は片手で顔を隠しながらそう思った。でもまぁ、確かにいつかはお揃いにしたいな。

 

 

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帆波用の茶碗と箸、そしてコップを購入する事ができた。茶碗などを割れないように気をつけながら、一旦家に置きに帰った後、俺と帆波は晩飯の材料を買いに近くのスーパーへと向かった。

 

 

 

 

帆波「早く買い物しようか」

 

八幡「そうだな」

 

俺がカートを押してその隣に帆波が並んで歩いている状態で、店内をまわる。

 

帆波「晩ご飯どうする?」

 

八幡「ん?あー、そうだな。俺1人なら適当に済ますんだがな」

 

帆波「もう、そんな事していると体に悪いよ。ちゃんと栄養管理はしないとダメだよ」

 

八幡「まぁ、そうなんだけどやっぱり1人だとそうなってしまうんだよな」

 

帆波「もう。でもこの2日間は私がいるから、栄養管理はばっちりだね」

 

八幡「ああ、そうかもな」

 

帆波「さてと、八幡は何食べたい?」

 

八幡「ん?そうだな…ハンバーグ…かな」

 

帆波「うん!わかった!じゃあ早速材料揃えに行こっか」

 

八幡「ああ」

 

 

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2人で回りながら必要な材料揃えて、会計も済ませた後、店を出て家に帰った。

 

 

帆波「よしっ、じゃあ早速作るね」

 

八幡「手伝おうか?」

 

帆波「ほんと?じゃあお願いしようかな」

 

八幡「おう、任せろ」

 

帆波「ふふっ、それじゃあ…」

 

 

料理なんて久しぶりにするけど、帆波に教えてもらいながら一緒にハンバーグ作りをした。玉ねぎ切るとなんか涙が出てきそうになったし、人参とか分厚くならないように切るのとか、久しぶりだったから難しかったが帆波のおかげで上手くできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡・帆波「「ごちそうさま(でした)」」

 

あれから時間が経ち、今晩飯を食べ終わった直後だ。

 

帆波「美味しかったね」

 

八幡「ああ、そうだな」

 

帆波「さてと、片付けるね」

 

八幡「じゃあ、俺は風呂入れてくるわ」

 

帆波「うん、お願い」

 

風呂の栓を締めて、お湯はりをして後は風呂が沸くのを待つのみだな。リビングに戻ると帆波はまだ洗い物をしていた。

 

八幡「なんか手伝おうか?」

 

帆波「ううん、大丈夫。だから八幡はゆっくりしてて」

 

八幡「そうか?」

 

帆波「うん」

 

八幡「わかった」

 

俺は言葉に甘えて、ソファに座りながらテレビを見ていた。すると、洗い物を終えた帆波が俺の隣に座り込んだ。

 

帆波「何見てるの?」

 

八幡「ん?いや、別に適当にチャンネルを回しているだけだが」

 

帆波「そうなんだ」

 

八幡「なんにもねぇな」

 

帆波「そうだね」

 

八幡「はぁ…」

 

まぁ、ニュースでも見とくか、そう思いニュースをやっているチャンネルへと変える。

 

帆波「…ねぇ、八幡」

 

八幡「ん?」

 

振り向くと帆波は自分の太ももら辺をポンポンと叩いていた。

 

帆波「膝枕してあげようか」

 

八幡「いいのか?」

 

帆波「うん、いいよ」

 

八幡「じゃあ、お邪魔します」

 

帆波「はい、どうぞ」

 

俺はゆっくりと頭を帆波の太ももへとおろす。すると帆波の柔らかい太ももの感触が伝わってくる。おお、これは中々すごいな。

 

帆波「どう?」

 

八幡「ああ、柔らかい」

 

帆波「そう?」

 

八幡「ああ。それより足大丈夫か?」

 

帆波「うん、大丈夫だよ。ありがとう」

 

八幡「そっか」

 

帆波は片手をそっと俺の頭にのせた後、ゆっくり撫ではじめた。親以外に撫でられるなんてな。

 

帆波「ふふっ、八幡の髪の毛ちょっと硬いね」

 

八幡「そうか?まぁ、多分親父に似て硬いのかもしれないな」

 

帆波「へぇ、お義父さん譲りなんだ」

 

八幡「ああ」

 

そんな会話をしながらも帆波は俺の頭を撫で続けている。膝枕をされながらだが、俺と帆波は見つめあっている状態でもある。こっからでもわかる。帆波の髪はサラサラでキレイそうだな。それに唇も柔らかそうだな。いや、柔らかそうじゃなくて、柔らかいんだよな。そんな事を考えていると、頭を撫でている手が止まった。どうしたんだ?そう思いながら帆波を見ていると、帆波の顔が徐々に近づいてくる。そして俺は帆波が何をするのかすぐに悟った。そして帆波の顔がすぐそこまで近づいた時、帆波は目をつぶったので、俺も目をつぶった。そしてすぐに唇に柔らかい感触が伝わってくる。けど、その感触はすぐに離れる。

 

帆波「ごめんね。したくなっちゃって」

 

八幡「別にいいが、ちょっとびっくりしたけどな」

 

帆波「ごめん。……ねぇ、もう1回良い?」

 

八幡「っ……あ、ああ」

 

正直、俺もまだしたかったから嬉しい。そしてまた唇が重なる。さっきよりも少し長い時間重なる。テレビをつけているのに、そのテレビの音声は2人には聞こえていないようだ。

 

帆波「ふふっ、八幡の唇柔らかい」

 

八幡「帆波の唇も柔らかいぞ」

 

帆波「ほんと?」

 

八幡「ああ」

 

帆波「そっか。じゃあもう1回いくね」

 

そして帆波は俺の言葉を聞く前に唇を重ねてくる。そして離れたと思ったら、すぐに重ねてくる。そしてまた離れては重ねて、また離れて重ねるの繰り返しだ。そして俺は唇が離れた後、すぐに口を開く。

 

八幡「ぷはっ、ちょ、ちょっ!?ほ、帆波!?今日はどうしたんだよ!?」

 

帆波「べ、別にいつも通りだよ」

 

八幡「い、いや、いつもとちょっと違っんむっ!?」

 

違うと言いそうになった時、帆波に唇をふさがれた。突然の事で俺はかなり驚いている。

 

八幡「んんっ!?」

 

そんな中、俺の口内に何か入ってきた。それが何かはすぐにわかった。それは帆波の舌だ。そんな事を考えていると帆波の舌は動き出し俺の舌と絡めてきた。

 

八幡「ぷはっ、ほ、帆波!?ちょっと待ってって!」

 

帆波「ごめん待てない」

 

八幡「ほ、ほなっ」

 

そしてまた唇が重なろうとした時だった。ピピッと電子音が聞こえてきた。どうやら風呂が湧いたみたいだ。

 

帆波「お風呂沸いたみたいだね」

 

八幡「そ、そうだな」

 

助かったという気持ちもあるが、惜しいという気持ちが少なからずあった。

 

帆波「じゃ、じゃあ八幡先に入ってきたら?」

 

八幡「い、いや、帆波からでいいぞ」

 

帆波「ううん、大丈夫。ちょっと用意するのに時間が必要だから、八幡が先に入ってきて」

 

八幡「そ、そうか?わかった。じゃあ先に入らせてもらうわ」

 

帆波「うん」

 

俺は起き上がり風呂に入る為にリビングから出た。それにしても今日の帆波はどうしたんだ?ちょっとグイグイ来てたな。あんなに激しいキスを……っ!あっぶね、これ以上考えるのはやめよう。さっさと風呂に入ろう。

 

 

 

 

 

一方帆波は

 

ふぅ……ちょっとグイグイ行き過ぎたかな?でも、これぐらいしないと進展しないよね。けれど、慌てちゃダメだよね。

 

 

今日は長い1日になりそうだしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ふぅ、上がったぞ帆波」

 

帆波「わかった。じゃあ入ってくるね」

 

 

 

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帆波「お風呂いただいたよ」

 

八幡「おう…っ」

 

帆波「どうしたの?」

 

八幡「い、いや…なんでもねぇよ」

 

い、言えねぇよ。風呂上がりの帆波の姿が良いだなんて。それにちょっと色っぽいしよ。

 

 

その後、寝る時間までまだ時間があったので、2人でテレビを見て過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「さて、そろそろ寝るか」

 

帆波「う、うん。そうだね」

 

テレビを消してリビングの電気も消して、2階へと上がり、自分の部屋へ入ろうとすると、帆波に呼び止められた。

 

帆波「ねぇ、八幡」

 

八幡「ん?」

 

帆波「えっとね…ちょっと話したんだけど、いいかな?」

 

八幡「あ、ああ別にいいけど。なら、下に降りるか?」

 

帆波「ううん、八幡の部屋が良いんだけど、良いかな?」

 

八幡「俺の部屋?まぁ、良いけど」

 

一体どうしたんだ?今日はなんか本当に変な気がするけど。

 

 

 

 

俺の部屋に入り、ベッドに並ぶようにして座る。

 

八幡「で?どうしたんだ帆波?」

 

帆波「うん、あのね」

 

帆波はスっと俺と向かい合うようにして、俺の顔を見てくる。

 

帆波「八幡、好きだよ。優しくて、かっこよくて、時々かわいい一面もあって、そんな八幡が好き、大好きだよ」

 

八幡「きゅ、急にどうしたんだよ」

 

帆波「急にも何も…好きだから気持ちを伝えたかったから。最近そういった事、言ってなかったから」

 

そうか帆波は自分の気持ちを正直に言ってくれたんだ。俺も言わないといけないよな。

 

八幡「俺も…俺も帆波の事が好きだ。笑顔がかわいくて、誰にでも優しくて、俺の事をいつも思ってくれて、そんな帆波が大好きだ」

 

帆波「うん、ありがとう。嬉しい」

 

八幡「俺も…そのありがとな。あの時俺と出会ってくれて」

 

帆波「うん、あとね」

 

八幡「うん?」

 

帆波「えっとね。八幡になら私の初めてあげられる。全部、八幡に捧げられる」

 

八幡「帆波…それって…」

 

帆波「うん…八幡の思ってる事であってるよ」

 

八幡「俺でいいのか?」

 

帆波「当たり前だよ。八幡に貰って欲しいの。というか八幡にしかあげないよ。だから、私の初めて貰って欲しいの。その代わり八幡の初めて私にちょうだい」

 

八幡「…わかった。俺の初めて帆波にやる。だから帆波の初めては貰う」

 

帆波「うん。……優しくしてね八幡」

 

八幡「…ああ」

 

そう言って俺は帆波と唇を重ねて、帆波をベッドに押し倒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という訳でこんな感じにしてみました。ではではまた。
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