オレは彼女と出会って人生が変わった   作:チャキ

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どうもチャキです!第4話どうぞ!


第4話

八幡side

 

今日も帆波達と一緒に会話をしながら登校する。

 

かおり「やっぱ比企谷はそっちの方がいいと私は思うな」

 

千佳「私も。だってこれでもう目つきが悪いとか言われなさそうだしね」

 

かおり「それある!」

 

帆波「私も今の八幡もいいと思うよ」

 

八幡「そうか?まぁ…サンキュ」

 

帆波「やっぱりさ、自分の彼氏が悪く言われるのは嫌だしね」

 

八幡「そうだな。オレも自分のか、かか彼女まで悪く言われるのは嫌だからな」

 

やっべぇ超恥ずかしいんですけど。

 

かおり「あれ?比企谷もしかして照れてる?」

 

そう言いながらニヤニヤしている。何あれ?ちょっとむかつんだけど。

 

八幡「うっせ折本」

 

かおり「ちょっと!口悪くない!?」

 

千佳「まぁ、今のはちょっとかおりが悪いね」

 

帆波「まぁ、かおりだしね」

 

かおり「みんなして酷い!?ウケる!」

 

八幡「ウケねぇよ…」

 

何ホントコイツの口癖『ウケる』なの?なんなの?ポケモン?ウケるポケモン折本かおり?……いや、何考えてんだよオレ。そんな会話をしていたら学校に着いたので教室に入る。すると、何故か知らんがオレだけに視線が集中しているような気が……いや、きっと気のせいだろう。うん、きっとそうに違いない。オレなんかに視線を集中させるだなんておかしいぜ。

 

かおり「なんか比企谷にすごい視線いってるね」

 

千佳「そうだね」

 

あぁ…気のせいではなかったわ。

 

帆波「ホントだね…しかもほとんど女子…」

 

ん?最後の方が上手く聞き取れなかったな。

 

八幡「最後なんて言ったんだ?」

 

帆波「な〜にも言ってないよ」

 

八幡「そうか」

 

どうやら空耳だったらしい。

 

八幡「じゃ、オレは席に戻るわ」

 

帆波「うん、じゃあまたお昼休みにね」

 

八幡「おう」

 

オレは帆波達と別れて自分の席に戻った。

 

八幡sideout

 

帆波side

 

八幡がメガネを付けるようになった。理由は他の人達が八幡の目付きが悪いと言っていたので、それを少しでも和らげるために伊達メガネを買いに行った。それで八幡がメガネをつけたらすごく似合ってて、すごくかっこよかった。でも、それでかクラスの人達が八幡に視線が集中するようになってしまった。しかも女子ばっかりだった。

 

そんな中休みの時、八幡の事で話している人達の会話が聞こえてきた。どうやら女子みたいだけど……

 

女子1「ねぇねぇ、今日の比企谷君、なんだか雰囲気変わったね」

 

女子2「そうだね〜。なんだか前よりもなんだかかっこよくなってるよね〜」

 

彼氏の八幡のいい所を言っていて彼女としてはちょっと嬉しい。

 

女子3「うんうん。でも比企谷君には一之瀬さん達がいるのよね」

 

女子1「そうだね」

 

女子2「そういえば聞いたんだけどさ、比企谷君は一之瀬さんと付き合ってるらしいよ」

 

女子3「うそ!ホントに!?」

 

女子2「うん、みたいだよ」

 

女子3「そっか〜」

 

女子1「え、何?狙ってたの?」

 

女子3「う〜ん、でも私最初比企谷君が話しかけてきたのに目が嫌だって、言ってしまっちゃって」

 

女子1「あ〜、メガネ付ける前だよね。私も最初思ったけど、もし言ってなかったらどうなってたかな」

 

女子2「うん、そうだね」

 

そんな会話を聞いていると、次の授業が始まるのでその女子達は自分の席に戻っていった。私も自分の席に戻った。それにしても八幡がメガネを付けて見た目が変わったからって、それで八幡に近づこうだなんて…ちょっと嫌だな。確かに少しでも八幡の見る目を変えたかったけど、この前までは色んな事八幡に言ってたくせに。なのにいきなり態度を変えて来るなんて。でも、八幡は誰にも渡したりしないんだからね。

 

帆波sideout

 

八幡side

 

何故だろうホントになんでオレに視線が集中するのか分からない。オレ何かした?何かした覚えないんだけどな。う〜ん、わけわからん。

 

八幡「なぁ、なんでオレこんなに視線が集中するの?マジでさっきから視線が痛いんだけど」

 

今は昼休み。帆波達と弁当を食べながら聞いてみる。

 

千佳「あ〜、多分。メガネつけてるからかな」

 

八幡「え?このメガネ?帆波達が選んだメガネそんなに変か?」

 

かおり「いやいや、前も言ったけど似合ってるからね」

 

帆波「そうそう」

 

八幡「じゃあなんで?」

 

千佳「前より雰囲気が変わってるから、思わず見てしまうんじゃあないかな?」

 

八幡「そんだけで?」

 

帆波「うん、千佳の言う通りそうだと思うよ」

 

八幡「ほーん」

 

そんな雰囲気変わっただけで、こんなにも視線が集中するの?もう、わけわかめなんですけど。……いや、何言ってんだよオレ。

 

八幡「まぁ、でもそのうちおさまるだろう」

 

帆波「そうだといいね」

 

八幡「ちょっとそんな怖い言い方すんなよ」

 

帆波「にゃはは、ごめんごめん。でも確かにいつかはおさまると思うよ」

 

かおり「もしかしたら卒業までおさまらないとか」

 

八幡「怖ぇよ」

 

千佳「あははは」

 

帆波「確かに見られてるけど、少しでも八幡の見る目を変えられてよかったよ」

 

千佳「そうだね。やっぱりそっちの方がいいと思うし」

 

八幡「そうか」

 

そんなこんなで、今日1日中視線を感じながら過ごした。やばい程疲れた。休めるとしたら帆波達と一緒にいる時と家にいる時ぐらいだろう。

 

八幡sideout

 

帆波side

 

今日の八幡はなんだか疲れてそうな感じだった。そりゃあ、あんなに視線を感じたら誰だって疲れるよ。私もご飯を食べている時に一緒に感じた。そんなに見る?と思いながら過ごしたけど、私もちょっと疲れちゃったよ。でも、八幡の方が疲れてるよね絶対に。そして今はかおりと千佳でラインのグループ電話をしている。私はあのクラスの女子達の会話を話している。

 

帆波「それでねそのクラスの女子達がね八幡の事言ってたの」

 

かおり『あ〜、やっぱり見た目で判断してたというわけね』

 

帆波「うん、多分そうだと思う」

 

千佳『最初に比企谷君の事悪く言ったのに見た目が変わったからと言って、態度を変えて比企谷君に近づこうとしたんでしょ?虫がよすぎない?』

 

かおり『だね』

 

帆波「まぁ、それは八幡もわかってると思うよ。最初に話しかけたのに悪く言われて、後からしっぽをふって近づいてくる人達は信用できないと思うし」

 

かおり『ホントにそうだね』

 

千佳『でも、大丈夫だよ。比企谷君は帆波の隣から離れたりしないって』

 

帆波「え?」

 

そう千佳に言われたけど、一体どういう事だろう……。まぁ、確かに私も八幡の隣から離れるつもりは無いけど。

 

千佳『だって比企谷君、帆波の事大好きだもん』

 

帆波「にゃ!?///」

 

かおり『あ〜確かに。だって比企谷、帆波と付き合う前は素直じゃあなかったけど、帆波と付き合うようになってから少しだけ素直になってきてるもん』

 

帆波「そ、そうなの?」

 

全然気づいてなかった。いつも八幡を見てるからそんなに変わってないように見えたけど、2人には分かるんだね。2人は私と違った方向から八幡を見てるんだね。こういう人達が増えてくれたらいいんだけど、クラスの人達はほとんど見た目で判断するからちょっと残念だな。

 

かおり『そうだ、帆波。帆波ってやっぱり比企谷と同じ高校に行くの?』

 

帆波「あ〜、もうそんな時期か〜」

 

高校か〜。確かに八幡と同じ高校に行きたい。まだ、八幡と行きたい場所もあるし、一緒に行きたいな。

 

千佳『それでどうするの?』

 

帆波「うん、一緒にするつもりだよ」

 

かおり『じゃあ比企谷がどこの高校に行くか聞かないとね』

 

帆波「そうだね。かおりと千佳はどうするの?」

 

かおり『私?私もできれば一緒の高校に行きたいな』

 

千佳『私も』

 

帆波「そっか。じゃあ明日八幡に聞かないとね」

 

かおり『そうだね』

 

千佳『一体どこの高校にするんだろうね』

 

帆波「そうだね。あ、もうそろそろ終わろうか」

 

かおり『あ、もうそんな時間か〜早いな』

 

千佳『そうだね』

 

帆波「じゃあまた明日ね」

 

かおり『また明日』

 

千佳『うん、また明日』

 

そう言って電話を切る。さて八幡は一体どこの高校に行くんだろう。気になるな〜。明日が楽しみになってきた。さぁて明日に備えて寝ようかな。

 

 

帆波sideout

 

八幡side

 

八幡「ふあぁ〜」

 

大きなあくびが出てしまった。本を読んでいたら寝るの遅くなってしまった。

 

帆波「眠たそうだけど大丈夫?」

 

八幡「ああ、大丈夫だ。ちょっと本を読んでいたら寝るのが遅くなってしまっただけだから」

 

帆波「そうなんだ。でも、夜更かししすぎたらダメだよ」

 

八幡「わかってるよ。でも、区切りのいいところで終わろうと思ったら、最後まで読んでしまってな」

 

かおり「比企谷って読書家なんだ」

 

八幡「いや、帆波達と友達になるまでいなかったから、本を読むぐらいしかなかったからな」

 

帆波「理由が悲しいよ!」

 

千佳「でも、今は私達がいるもんね」

 

八幡「そうだな」

 

帆波「あ、そうだ八幡。八幡ってどこの高校行くつもりなの?」

 

八幡「ん?高校か?高校は総武に行くつもりだけど」

 

かおり「え!総武!?なんでそんな頭良いところに行くの?」

 

八幡「いや、なんでって、それは家から通えてこの学校から誰も来なさそうなところに行こうかなって」

 

千佳「そうなんだ」

 

帆波「そっか…じゃあ私も総武に行くよ」

 

八幡「え?帆波も?」

 

帆波「うん、私は八幡と一緒の高校に行きたいの。八幡のいない高校生活なんて退屈だもん」

 

八幡「お、おう。そうか、それで折本と仲町は?」

 

かおり「そうだったら私も総武に行く!」

 

千佳「私も」

 

八幡「そっか、じゃあまた高校でも一緒だな」

 

帆波「そうだね。あ、でもかおりと千佳の成績大丈夫なの?」

 

かおり「う…」

 

千佳「そこなのよね」

 

え?大丈夫じゃないのに行くって言ったの!?おいおい、ホントに大丈夫かよ。

 

八幡「そう言う帆波は大丈夫なのか?」

 

帆波「うん、大丈夫。私はかおりと千佳より成績良いから」

 

八幡「へぇ〜。それで折本と仲町の成績ってどれぐらいなんだ?」

 

千佳「私は海浜総合に受かるぐらいだよ。かおりも一緒ぐらい」

 

おお……マジですか。総武と海浜総合の差はかなりあるぞ。運が良ければ受かるんじゃねぇか?いや、それはないか。

 

八幡「どうすんだよ」

 

かおり「うぅぅ……助けてぇ〜帆波〜」

 

帆波「もう…しょうがないな〜。今からでも遅くないし皆で勉強会しようか」

 

千佳「あ、いいね!」

 

かおり「ありがとう〜」

 

どうやら帆波達は勉強会をするらしい。

 

帆波「もちろん八幡もだよ。数学の成績悪いんでしょ?」

 

八幡「な、なんで知ってんだよ」

 

帆波「たまたま見ちゃったの数学のテストの点数を」

 

八幡「な、なにィ!?」

 

ま、まさかあの1桁の数学のテストを見たのか!

 

帆波「だから皆で頑張って総武に受かって一緒に行こ!」

 

かおり「うん、そうだね。私、勉強苦手だけど頑張るよ!」

 

千佳「私も!」

 

八幡「…わかったよ。オレもできるだけ手伝うからやろうか」

 

帆波「よしっ!絶対に皆で一緒に総武に受かろうね」

 

かおり・千佳「「うん!」」

 

八幡「…おう」

 

ハァ…嫌だな。数学…というより理系だよな。最もオレの苦手というより捨ててる科目だもんな。

 

それからは、ほとんど勉強に時間を費やす。場所は教室やサイゼ、帆波の家やオレの家でやった。オレの家に来た時は小町にも紹介した。紹介した時小町は『ホントに友達いたんだ』と言う反応された。酷くない?別に見栄を張って言ってる訳じゃあないんだからさ。そんなある日の勉強会の時だった。

 

かおり「う〜、頭パンクしそう…」

 

と言いながら頭を抱えている。そりゃああんだけ帆波に教えられたんだしな。総武に受かる為とは言え結構ハードだ。仲町も結構きている。オレも数学を教えてもらいながら折本に勉強を教えている。それからはちょっと休憩しながら勉強会を再開する。オレも数学を予習や復習をするようになった。まあ、ほとんどは帆波に教えてくれた。帆波ってこんなに頭良かったんだ。オレよりも成績良いって聞いたけど、めっちゃ良いじゃん。

 

勉強会をしているけれど、学校行事があればそれを優先して楽しんだ。文化祭では帆波達と学校を周ったりした。けど、勉強しすぎてそれが夢まで出てくるようになったらしい…折本が。

 

そして…帆波と付き合って初めての2月14日

 

いつものように帆波達と登校して下駄箱を開ける。するとそこにはなんだか可愛くラッピングされた箱などが5つほど入っていた。

 

八幡「ん?なんだこれ?」

 

オレは何か分からずその中から1つ取り出す。

 

八幡「なぁ、なんでこんな物がオレの下駄箱に入っているんだ?」

 

帆波「…八幡それ本気で言ってる?」

 

八幡「え?いや、マジで、なんでこんな可愛くラッピングされた箱が、下駄箱に入ってのか分からないんだけど」

 

かおり「本当なんだ」

 

千佳「しかも5つも入ってる」

 

八幡「ん?なんだこの紙」

 

ラッピングされているリボンの間に紙が挟まっていたのでそれを取り出して開いてみる。

 

帆波「何が書いているの?」

 

そう言って覗き込んでくる帆波。折本と仲町も覗き込んでくる。ちょっとあなた達近いですよ。しかも3人揃っていい匂いするし。

 

かおり「あの時助けていただきありがとうございます。これはお礼です…だって」

 

なんで折本が読んじゃうの?まぁ、別にいいけどよ。

 

かおり「比企谷、誰か助けたの?」

 

八幡「いや、助けた覚え…あ、あるわ」

 

かおり「なんなの?」

 

八幡「大した事じゃあないんだけど、散らばったノートを拾ったり、転けそうになったところを支えたりしただけだけど」

 

3人「「「それだ」」」

 

八幡「え?」

 

千佳「それだよ絶対」

 

かおり「助けてくれたお礼だよそれ」

 

八幡「そうか。まぁこれがお礼の物だとわかったけどよ。これはなんだ?ん?1つはチョコレートみたいだけど……」

 

かおり「ねぇ、比企谷。今日はバレンタインデーだよ」

 

八幡「あ〜、あったな〜そんなの。今まで無縁だったから忘れてたわ」

 

かおり「比企谷らしいね」

 

千佳「だね」

 

帆波「…」

 

ん?なんだ?なんでか帆波は頬を少し膨らませていた。なんかリスみたいだな。

 

八幡「ど、どうした帆波。なんか機嫌悪い?」

 

帆波「な、なんでもない!」

 

えぇ〜なんで怒ってるの?オレなんか怒らすような事したかな?

 

かおり「ほら、帆波。そんな顔してないでもう渡したら?」

 

千佳「そうだよ。もう渡しちゃいなよ」

 

帆波「かおり、千佳…うん、そうだね」

 

帆波はそう言ってカバンからオレの持っているような可愛くラッピングされた箱が出てきた。

 

帆波「…は、八幡!」

 

八幡「お、おう」

 

帆波「こ、これ本命チョコ。手作りだから八幡の口にあうといいけど///」

 

八幡「お、おう…さ、サンキュ///」

 

かおり「おお〜帆波ったら大胆」

 

帆波「にゃ!?///」

 

周りを見てみると、続々と登校してきた生徒達に見られてしまった。まさか、折本の奴これを狙って?

 

かおり「あ、そうだ。比企谷これあげる。義理チョコね」

 

千佳「私からも、はい」

 

八幡「お、おう、ありがとう」

 

それからは他の男子たちは嘆いていた。

 

そしてオレ達が3年になると小町と瑞希が入ってくる。もう既に小町と瑞希は会ってるから仲がいい。いつも一緒にいるところを見かける。

 

修学旅行でも帆波達と班を組んで行動する。と言っても班行動時は他にも人はいるけど、自由行動の時は行動した。ホントに楽しい修学旅行だった。小町のためにお土産も買った。

 

そんな感じで時々帆波とデートとかもした。最初は結構緊張したが手を繋ぐところまでいった。

 

 

 

 

そして時は流れ総武校の合格発表日。

 

かおり「う〜めっちゃ緊張する」

 

千佳「私もだよ」

 

帆波「私も」

 

八幡「ああ、そうだな」

 

オレ達は今は合格発表場の総武校にいる。合格しているか、はたまた落ちているのかで緊張する。心臓の鼓動がうるさい。受かってるかどうかで緊張している。

 

八幡「な、なぁ帆波」

 

帆波「何?」

 

八幡「どうしてオレの腕にしがみついてんだ?」

 

そうさっきから帆波はオレの腕にしがみついている。緊張しているからしがみついているのか分からないけど。

 

帆波「いいじゃん」

 

まぁ、別にいいけどさ、さっきから折本がニヤニヤしてるのがちょっとイラッとくる。仲町は仲町で苦笑している。そんな事していると合格発表が始まる。

 

『えー、ただいまより合格発表をしたいと思います。受験者は自分の受験番号をこちらに用意してある紙から探してください。それでは貼ります』

 

そう言って筒状に丸められていた紙をホワイトボードに広げて磁石で固定させていく。さて、自分の番号を探さねぇとな。オレ達は自分の番号を探す。

 

 

八幡「…あっ」

 

あった。

 

帆波「…あった」

 

すると隣からもそんな声が聞こえる。帆波の方を見ると帆波もオレ見ていた。すると…

 

帆波「あった…あったよ…八幡」

 

八幡「あ、ああ。オレもあった」

 

帆波「よ、よかった〜!」

 

帆波はそう言ってオレの腕が離れて抱きついてきた。当たってる当たってる。帆波の2つが当たってる。

 

かおり「ヒューヒューおふたりさんお熱いね〜」

 

千佳「ちょっ!かおり」

 

帆波「ハッ!///」

 

帆波は気づいたのかオレから離れる。すごく顔が赤い。多分オレの顔も赤いだろう。だってあついからな。

 

帆波「か、かおりと千佳はどうだったの!?」

 

かおり「私もあったよ」

 

千佳「私も」

 

帆波「ほ、ホント!やったね!これでまた皆と一緒に学校行けるね!」

 

かおり「そうだね」

 

千佳「うん」

 

八幡「皆受かっててホント良かったな」

 

帆波「うん、またよろしくね八幡、かおり、千佳」

 

3人「「うん(おう)」」

 

 

 

そして今は合格発表の帰り、折本と仲町と別れて今は帆波と一緒にいる。

 

帆波「もう、中学校生活終わりだね」

 

八幡「ああ、そうだな。マジで早かったな。特に帆波と出会って、付き合ってからは早かったな」

 

帆波「そっか。高校でも色んな所行こうね」

 

八幡「ああ」

 

そして歩き続けていると、急に帆波が立ち止まった。

 

帆波「ねぇ、八幡。ちょっと寄り道していい?」

 

八幡「おう、良いけど」

 

そう言って連れてこられたのが公園のベンチだった。すると帆波はスカートを正しながら座る。

 

帆波「ほら、八幡。八幡もここに座って」

 

ぱんぱんと隣に誘ってくる。

 

八幡「おう」

 

オレは言われた通り帆波の隣に座る。一体どうしたんだ?

 

帆波「八幡さ…あの時私、八幡に抱きついちゃたけど…嫌だった?」

 

あ、ああ。あの時か…確かにあの時帆波に抱きつかれたけど。

 

八幡「いや、別に嫌ではなかったぞ。ちょっといきなりすぎてビックリしたけど」

 

帆波「そ、そっか…」

 

安心したのか胸を撫で下ろす。どうやらその事で心配していたらしい。

 

帆波「じゃあ…んっ」

 

すると腕を広げる帆波。え?何?何したらいいの?

 

帆波「ほ、ほら早く。ハグだよハグ」

 

ま、まさかオレにしろと?結構ハードル高くないですかね?というよりオレにそんな度胸まだねぇよ。

 

帆波「…八幡?」

 

ちょっと目をウルウルしながら上目遣いはやめてください。でも、恋人を待たせるのはアレなため覚悟を決めおそるおそる帆波を抱き寄せた。すると帆波もオレの身体をギュッとしがみついてきた。

 

帆波「んっ…はふぅ…」

 

八幡「お、おふぅ…」

 

思わずそんな声が出てしまった。

 

抱きしめた帆波の身体は想像よりも柔らかく、小さかった。

 

帆波「八幡の心臓すごい事になってるよ」

 

八幡「緊張してんだよ」

 

帆波「にゃはは、そっか。八幡って女子にこういうのするの?」

 

八幡「いや、小町以外にしたのは帆波が初めてだな」

 

帆波「そ、そっか…八幡の初めてもらっちゃったな」

 

八幡「お、おう」

 

うん、その言い方すると勘違いする人いるからホントやめてね?

 

帆波「ねぇ、もう少し強くして」

 

と耳元でささやかれる。ちょっと耳は苦手なんですよ。でも、オレはそれに答えるためさっきよりも力強く抱きしめる。

 

帆波「んっ…ありがとう」

 

八幡「…どういたしまして」

 

さっきより心臓の鼓動がすごいことになる。帆波の心臓の鼓動や体温が伝わる。

 

帆波「ねぇ八幡」

 

八幡「ん?」

 

帆波「…大好きだよ」

 

八幡「っ!…オレも帆波の事大好きだ」

 

こうしてオレの中学校生活は終わりを迎えた。

 

できれば高校では帆波ともっと進展ができますように。

 

 

 

 




いかがでしたか?ではまた会いましょう。
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