オレは彼女と出会って人生が変わった   作:チャキ

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どうもチャキです!第6話どうぞ!


第6話

八幡side

 

あれから雪ノ下も入院中のオレの勉強をたまに見てくれるようになった。聞いたところによると、全科目1位という。いや、めっちゃ頭良いな。しかも帆波と同じくらい教えるの上手いし、色々助かってる。それから小町や瑞希にも紹介すると、すぐに仲良くなりやがった。いや、君達ホントにすごいコミュ力高いね。ビックリしてるよ正直。そんな感じであっという間に退院できた。

 

そして…

 

帆波「とうとう八幡も今日から学校に行けるね」

 

八幡「ああ」

 

帆波「緊張する?」

 

八幡「いや、別に」

 

かおり「へぇ〜そうなんだ」

 

千佳「でもなんで?」

 

八幡「いや、だってお前らがいるから安心だなって思って」

 

帆波「…八幡、そんな事言われたら嬉しいけど、急だと困るよ」

 

かおり「ほんとね」

 

千佳「うん」

 

ええ〜、なんで?ホントの事言っただけじゃん。

 

帆波「でも、そっか。私達がいるから安心するんだ」

 

八幡「ああ」

 

そんな他愛もない会話をしながら学校へと向かう。そして、下駄箱に着くと…

 

雪乃「あら、おはよう比企谷君、一之瀬さん、折本さん、仲町さん」

 

雪ノ下と会って挨拶された。

 

八幡「おう、おはよう雪ノ下」

 

帆波「おはよう雪乃ちゃん」

 

かおり「おはよう!」

 

千佳「おはよう」

 

雪乃「とうとう今日から学校に来るのね」

 

八幡「ああ、やっとだ」

 

雪乃「そう、良かったわね」

 

八幡「ああ」

 

帆波「じゃあ私自分のクラスに行くね。また、お昼になったらそっちに行くから」

 

八幡「おう、わかった」

 

かおり「じゃあまたお昼ね帆波」

 

千佳「またお昼にね」

 

帆波「うん。よし、じゃあ雪乃ちゃん行こ!」

 

雪乃「わ、わかったから引っ張らないで」

 

と帆波は雪ノ下を連れて行った。

 

八幡「もしかして帆波は雪ノ下と同じクラスなのか?」

 

かおり「うん、そうだよ」

 

八幡「へぇ〜」

 

千佳「じゃあ私達も教室に行こ」

 

八幡「おう」

 

かおり「そうだね」

 

オレは折本と仲町のあとを着いていき、自分の教室まで向かった。

 

かおり「あ、比企谷の席そこだから」

 

折本が指さす方向には誰も座ってない席があった。なるほど、ここか。

 

八幡「サンキュ」

 

オレは自分の席に座る。すると右隣には仲町が座った。あれ?もしかして…

 

千佳「比企谷君の隣は私だよ」

 

八幡「そうだったのか。よろしくな」

 

千佳「うん」

 

かおり「私も比企谷の隣だよ」

 

八幡「マジか…」

 

かおり「マジだよw」

 

八幡「そうか、折本もよろしくな」

 

かおり「うん、よろしく」

 

まさか折本と仲町が隣同士の席だったとはな。思ってもなかったぜ。それから担任の先生が来て、オレはクラスの人達に自己紹介した。何とか噛まずに言えて良かった。その後の授業では、帆波達のおかげで難なく受けることができた。もし、帆波達と出会ってなかったら、授業に追いつけず絶望してたかもしれないな。ホント帆波達には今度何かお詫びしないとな。

 

そんな感じで昼休みになると帆波がオレ達のクラスにやってきて、4人で弁当を食べるので、オレ達3人の机をくっつけて、イスは余っている物を1つ持ってきて、そのイスを帆波が座る。当然オレの隣だ。折本と仲町は向かいの席に座る。雪ノ下は用事があるそうだ。

 

帆波「じゃあ」

 

4人「「「「いただきます」」」」

 

帆波の合図でオレ達は手を合わせて、そう言って弁当を食べる。オレの弁当は小町が作ってくれている。中学に上がったことにより、包丁などが使えるようになり、母ちゃんそれに帆波にも教わりそれで料理の腕がメキメキ上達した。

 

帆波「やっぱ小町ちゃん上手くなったね」

 

八幡「ああ、これも帆波のおかげだな」

 

帆波「そんなことないよ。小町ちゃんが頑張った成果だよ」

 

八幡「そっか」

 

帆波「う〜ん、でも小町ちゃんも忙しい時はどうするの?」

 

そうだな。アイツ生徒会に入ってるから、作れない時もある。その時は作って貰えないな。

 

八幡「そうだな。まぁ、そん時は購買で適当に買って済まそうかなって思ってる」

 

千佳「それだと栄養かたよるでしょ?」

 

八幡「まぁ、そうだな」

 

帆波「そ、それじゃあ…私が作るよ!」

 

八幡「え?帆波が?」

 

帆波「う、うん」

 

八幡「いいのか?」

 

帆波「うん、八幡さえ良ければ小町ちゃんが忙しい時…ううん、毎日作るよ」

 

八幡「ま、毎日?でも、悪いってそれは」

 

帆波「ううん、私がやりたいの!」

 

八幡「…じ、じゃあ、頼んでもいいか?」

 

帆波「うん、まさせて!」ニコッ

 

う、その笑顔は卑怯ですよ帆波さん。

 

かおり「おやおや、お二人さんお熱いですなぁ〜」ニヤニヤ

 

うわぁ…うぜぇなあの顔。しかも言い方がおばさんみたいだな。

 

千佳「なんかおばさんみたいな言い方だねかおり」

 

かおり「な!誰がおばさんよ千佳!」

 

千佳「いや、言い方がおばさんって言ったのよ」

 

帆波「確かにおばさんみたいな言い方だったね」

 

八幡「だな」

 

かおり「ちょっと皆してひどい!」

 

3人「「「あはははは」」」

 

かおり「笑い事じゃあないよ!」

 

そんな感じで弁当を食べ終わり、午後の授業も難なく受けることができた。でも、ある日オレが帆波達と一緒にいる時だった。多分帆波のクラスメイトであろう人達がやってきた。

 

「ねぇ、一之瀬さん達。その人は一之瀬さん達の知り合い?」

 

かおり「友達だよ」

 

千佳「私も」

 

「へぇ〜、一之瀬さんは?」

 

帆波「彼氏だよ」

 

「え?一之瀬さんの彼氏!?」

 

「この人が前に言ってた人かー」

 

「へぇ〜、中々かっこいいね」

 

帆波「でしょ?」

 

え?何?帆波もしかしてオレが入院中に何言ったの?

 

かおり「比企谷心配しなくてもいいよ。この人達は大丈夫だから」

 

千佳「そうだよ」

 

八幡「い、いや、別に心配してないけど、オレが入院中に何言ったのかな…って思ってな」

 

かおり「なんだそんな事か。なら、心配いらないよ。だって帆波、比企谷の事自慢してたもん」

 

千佳「そうだね」

 

八幡「え?」

 

帆波「ちょっ!?かおり!?」

 

「あ〜、確かに自慢してたね」

 

「うんうん」

 

「そうだね」

 

帆波「え、ちょっ!皆まで!?」

 

えっと…帆波は一体どんな事言ったんですか?

 

「あの時の一之瀬さんの顔すごく真っ赤だったもんね」

 

「うんうん」

 

「彼氏さんの事すごく嬉しそうに話してたりもしてたもんね」

 

かおり「あの時の帆波、すごく可愛かったよ」

 

千佳「そうだね。あの時、比企谷君のために写真撮っとけば良かったよ」

 

帆波「うぅ…みんなやめて…お願いだから///」

 

そう言いながらオレの後ろに隠れる帆波。しかもみんなに言われて恥ずかしいのか、若干顔が赤いような気もする。

 

八幡「ほ、帆波?」

 

帆波「いや…今はこっち見ないで…は、恥ずかしいから…///」

 

八幡「お、おう」

 

さらに顔を隠すようにオレに密着する帆波。それにより、オレの背中に2つ柔らかい物が押し付けられる。ちょっとうれしいが折本がすげぇニヤニヤしながら見ていて、半分腹が立つ。

 

八幡「もう、そのぐらいにしといてやれ。でないと帆波がもたねぇよ」

 

かおり「そうだね。もうやめとくよ」

 

千佳「そうだね。帆波にも悪いし」

 

「確かにそうだね。ごめんね一之瀬さん」

 

「私もごめん」

 

「私もごめんね。つい、からかいたくなってしまっちゃったよ」

 

八幡「だってさ」

 

帆波「う、うん、いいよ。別に気にしてないから」

 

そう言ってオレの後ろから出てくる。どうやら落ち着いたみたいだ。でも、まだ顔が赤いような気もするけど、気のせいか?

 

「じゃあ私達行くね」

 

「またね一之瀬さん」

 

「また明日ね」

 

帆波「うん、また明日ね」

 

そして帆波のクラスメイトと別れる。なんかすごい奴らだったな。でも、確かに帆波達の言う通り、心配はいらないみたいだな。

 

八幡「じゃあ帰りますか」

 

帆波「そうだね」

 

さっさと帰る準備をして家に帰るため学校から出る。でも、最近まで入院してたからなのか、体が少しなまっちまったな。

 

八幡「フゥ…」

 

帆波「?どうしたの八幡」

 

八幡「いやな、この間まで入院してただろ?それでこの前体育の時さ、すぐ息切れしてしまってな、体がなまっちまったって思ってさ」

 

帆波「そうなんだ」

 

かおり「確かに体育の後の比企谷、なんだか疲れてる様子だったの覚えてるよ」

 

千佳「私も」

 

八幡「約1ヶ月ぐらい寝てたからな。多分それでなまってしまったんだろう」

 

帆波「それじゃぁさ、今度の休み一緒に運動しない?」

 

八幡「え?」

 

帆波「だから今度の休み一緒に運動するの。体がなまった八幡を治すために」

 

かおり「あ、それいいね」

 

千佳「確かにいいかもね。それに私も運動しなきゃって思ってたところだし」

 

かおり「ん?そうなの?」

 

千佳「まぁちょっとね」

 

帆波「よし、だったらみんな一緒にやろうか」

 

八幡「オレはそれで良いけど…一体何するんだ?」

 

帆波「そうだね、どこかの運動施設にでも行こっか」

 

八幡「そうだな。折本と仲町もそれでいいのか?」

 

かおり「うん、いいよ」

 

千佳「私もそれでいいよ」

 

帆波「じゃあ今度の休みにみんな一緒に行こうか」

 

 

 

と言うわけで今オレは帆波達と運動施設にいる。体がなまったオレの為に帆波達は付き合ってくれる。と言っても帆波達も運動したかったらしいがな。そんな感じで準備運動も終えて、次に何かしらのスポーツをするのだが…

 

八幡「で?何するんだ?」

 

かおり「色々あるみたいだけど、どうする?」

 

千佳「ホントだ。結構色んなところあるんだね」

 

帆波「ホントだね。よし早速これしようか」

 

と帆波が指を指したのは…

 

かおり「テニス?」

 

帆波「うん、どうかな?」

 

千佳「良いと思うよ」

 

八幡「オレもそれでいいぞ。折本はどうする?」

 

かおり「うん、いいよ」

 

帆波「よし、じゃあ早速移動しようか」

 

八幡「そうだな」

 

オレ達はテニスコート場へと移動する。そこには他にもテニスコートを使ってる人達がいる。まぁ、当たり前だけどな。空いているテニスコートに入り、テニスの準備をする。

 

八幡「どうする?2対2にするか?」

 

かおり「そうだね。人数的にそうするしかないよね」

 

千佳「そうするならチーム分けどうする?」

 

帆波「ん〜、そうだね。どうしょっか」

 

かおり「それはやっぱり、帆波と比企谷。私と千佳でいいんじゃあない」

 

八幡「え?それだと折本と仲町が不利なんじゃ…」

 

千佳「私は別にそれで良いけど」

 

ええ〜、本当にいいの?体なまってるとはいえ、男であるオレがいる方が有利なんじゃあ…

 

帆波「だったらローテーションしながらやったらどう?」

 

かおり「あ、なるほど。それなら全員とチーム組めるし良いかもね」

 

千佳「じゃあそうしょっか」

 

八幡「そうだな」

 

帆波「よし、じゃあやろうか」

 

帆波の掛け声でテニスを始める。最初のペアはさっき言ってた通り帆波だ。向こうは折本と仲町ペア、全員合わせると4人なのだが、男1人、女3人というね。周りからしたら、羨ましい光景である。でももしここに雪ノ下を入れれば女は4人になってしまう。そうなってしまったら、オレはハーレムでも作ってるのではと勘違いさせるのではないだろうか。

 

そんなことよりテニスだテニス。と言っても真剣勝負ではないので、かるーくやる感じでやっている。それにしても、結構くるな。これは良い運動になる。

 

帆波「よっ」

 

かおり「それ」

 

八幡「ほい」

 

千佳「えい」

 

こんな感じで各々ボールを相手方に返していく。それと得点も取ったりしている。それからはペアを変えたりしてテニスを楽しんだ。そして一通りやったオレ達は椅子に座る。

 

帆波「フゥ…」

 

かおり「疲れた〜」

 

千佳「そうだね」

 

八幡「こんなに運動したの初めてだな。明日多分筋肉痛だろうな」

 

帆波「八幡はあんまり運動してないからでしょ?」

 

八幡「ひでぇ…」

 

かおり「でも私もなりそう」

 

千佳「多分私もなりそう」

 

八幡「それで帆波はどうなんだ」

 

帆波「にゃはは…多分私も筋肉痛になりそう」

 

やっぱりか…帆波も運動神経は良くもないし、悪くもない。言わば普通と言えばいいだろう。オレも普通ぐらいだ。折本はあんまししなさそうだしな。仲町は折本よりかはあるだろう。

 

かおり「あ〜、もう動けな〜い」

 

千佳「あはは、私もだよ。これじゃあテニスだけで終わってしまうね」

 

八幡「そうだな」

 

帆波「じゃあ終わりにしようか」

 

かおり「さんせ〜い」

 

千佳「そうだね」

 

帆波「八幡もそれでいい?」

 

八幡「ああ、良いぞ。オレももう動きたくない」

 

帆波「あはは、八幡らしいや」

 

いやもうホント疲れたよ。こんなに動いたの初めてだ。そして、オレ達は運動施設から出て家に帰る。

 

八幡「久々に良い運動したわ〜。ありがとな」

 

帆波「どういたしまして。私も良い運動になったし」

 

かおり「私も」

 

千佳「私も」

 

八幡「そっか、それなら良かった」

 

帆波「でも今度は雪乃ちゃんも一緒に行こうよ」

 

かおり「おっ、それいいね」

 

千佳「そうだね。今日は用事があるから無理だったけど、今度は予定のない日に誘おうか」

 

八幡「そうだな」

 

 

それからは時々こんな感じで運動をする事になった。雪ノ下も誘ってやるのだが、雪ノ下は相当負けず嫌いらしく、自分に得点が入ると小さくガッツポーズをとっていた。運動の他にもカラオケとかにも行った。雪ノ下や帆波、歌上手いな。カラオケの他にもショッピングなどにも行ったりして楽しんだ。

 

勉強も帆波や雪ノ下に見てもらったおかげで、成績はいい感じに上がっている。数学なんて中学の時に1桁とかだったのが、今じゃあ70点以上も取れるようになった。いや、ホントここまで苦労したわ。雪ノ下は帆波以上に厳しく教えるので、すごく苦労した。折本も成績は上がったが、何度も頭パンクしかけてた。仲町も成績は上がったが、仲町もかなり苦労した。帆波は元々成績は良かったで、苦労しなかったらしい。

 

そんな感じで楽しい1年を過ごした。

 

 

そして2年になって早々オレは職員室に呼び出されていた。誰に呼び出されたかと言うと、生活指導の先生で国語の教師の平塚教論である。え?なに?何したんだって?こっちが聞きてえよ。

 

平塚「なぁ、比企谷。私が授業で出した課題は何だったかな?」

 

八幡「はぁ…『高校生活を振り返って』というテーマだったかと思いますが」

 

平塚先生は少し呆れた口調で言ってくる。オレは正確に答える。すると、平塚先生は手を頭にそえて、頭痛いポーズをとってくる。

 

平塚「だったらこの作文はなんだ?」

 

なんだと言われましても、確か帆波や折本、仲町と出会えた事と帆波と付き合えた事を書いたような。

 

八幡「いや、何かおかしかったですか?」

 

平塚「いや、おかしくはないがな、もうこれは中学生活を振り返ってないか?」

 

八幡「そうですか?」

 

平塚「ああ、もうほとんど中学の事しか書いてないぞ」

 

八幡「はぁ…」

 

平塚「それに本当に友達とか彼女がいるのか?そうには見えないが」

 

おっと、これは聞き捨てならないな。

 

八幡「そこで見栄を張るような子供じゃあないですよ」

 

平塚「妄想か?二次元か?」

 

ホント失礼だなこの人。そんなことしてるから結婚できn…と考えているとオレの顔を掠めるような感じで平塚先生の拳が通り過ぎた。

 

平塚「比企谷。今なにか失礼な事考えてなかったか?」

 

なんでわかるんだよ、エスパーかよ。ていうか早っ!どんだけ早いんだよこの人。

 

八幡「い、いえ。そんな事はありません」

 

平塚「そうか?ならいいが…」

 

内心ホッとする。あぶねぇ〜、危うくバレるところだったわ〜。すると、職員室の扉が開き…

 

帆波「失礼しま〜す。比企谷八幡君はいらっしゃいますか〜」

 

と帆波の声が聞こえた。多分オレが来るのが遅いから迎えにでも来たのだろう。

 

平塚「おお一之瀬か。比企谷ならここにいるぞ、どうした?」

 

帆波「あ、八幡いた。ほらかおり、千佳、八幡いたよ」

 

千佳「あ、ホントだ」

 

かおり「比企谷〜。遅いよ何してるの?」

 

八幡「お前ら…どうしたんだよ」

 

帆波「八幡が中々来ないから迎えに来たの」

 

八幡「そうか、それは悪いな」

 

どうやらオレの予想は合っていたらしい。

 

平塚「ん?なんだ、お前らは知り合いなのか?」

 

八幡「ええ、さっき言ってた友達と彼女ですが」

 

平塚「なっ…本当だったんだな」

 

八幡「だから言ったでしょ」

 

平塚「そうか…それでどっちが比企谷の彼女なんだ?」

 

帆波「私です」

 

平塚「そうか…一之瀬か……クソ、生徒に先越されるとは……」

 

帆波「それでなんで呼び出されたの?」

 

八幡「国語の授業で出された作文の事で呼び出された」

 

帆波「作文で?」

 

八幡「ああ」

 

かおり「何書いたの?」

 

平塚「ここにあるぞ。読むか」

 

ちょっと平塚先生!?何勝手に人の書いた作文を渡しちゃうの?

 

千佳「ありがとうございます」

 

と仲町がオレの書いた作文を受け取る。それを横から見ようと、仲町の左右に帆波と折本が覗き込んで読む。

 

3人「「「……」」」

 

3人は真剣に作文を読む。

 

3人「「「!!?」」」

 

3人は驚いた顔になる。

 

帆波「ちょっ八幡!」

 

八幡「な、なんだ?」

 

帆波「こ、こんなの書いて提出したの?」

 

八幡「そうだけど…」

 

かおり「こんな恥ずかしいの書いて提出するなんて…」

 

千佳「うん…気持ちは嬉しいけど…やっぱり恥ずかしいよね」

 

帆波「うん…」

 

かおり「私や千佳の事書かれているけど、ほとんど帆波よね」

 

千佳「うん、そうだね」

 

やっべぇ…今気づいたけど、確かにほとんど帆波の事しか書いてないな。オレって帆波の事好き過ぎだろ。どんだけ好きやねん。まぁ、確かにオレは帆波に大好きだと言ってるしな。でも、それだけでこんなにも書くのかよ。

 

帆波「///」

 

帆波の方を見ると顔を赤くして下の方を見ている。何このかわいい生き物。

 

八幡「……」

 

なんて声をかければいいのか……なんかこっちまで顔が赤くなりそうだ。

 

平塚「イチャイチャするな!」

 

その声でオレと帆波は我に返る。

 

平塚「はぁ…まったく。とりあえず作文は書き直しだ。それと君にはペナルティとして奉仕活動してもらう」

 

はい?なんか面倒くさそうだなぁ〜。

 

平塚「拒否権はない」

 

な、なんて横暴な。作文書き直しだけで良くない?でも、今度は本当に殴られそうなので。

 

八幡「ハァ…わかりました。それでどうすればいいんですか?手短にお願いします。帆波達を待たしてるので」

 

平塚「それなら一之瀬達も着いてくるといい」

 

帆波「いいんですか?」

 

平塚「ああ」

 

帆波「わかりました。じゃあ私達ついて行くね八幡」

 

八幡「お、おう」

 

え?ホントに着いてくるの?別に着いて来なくても良くない?玄関で待っててくれればいいのに。そして、オレ達は平塚先生の後を着いていき連れてこられたのは特別棟の奥の方の教室で、その教室のプレートには何も書かれていない。

 

すると先生は教室のドアをガラリと開ける。

 

「平塚先生。入るときにはノックを、とお願いしているのですが」

 

何やら聞き覚えのある声だな。

 

平塚「そういって君は返事をした試しがないじゃないか」

 

「返事する間もなく先生が入ってくるんですよ」

 

それもそのはず。その声の主は1年前、オレと帆波達の友達になった人物。雪ノ下雪乃なのだから。

 

雪乃「それで今日はって、比企谷君?それに一之瀬さん達まで」

 

帆波「あ、雪乃ちゃんだ」

 

かおり「あ、ホントだ」

 

千佳「聞き覚えのある声だなと思ったら」

 

雪乃「それでどうしたの?」

 

八幡「平塚先生に連れてこられたんだ」

 

雪乃「何したの?」

 

八幡「おい、待て。オレが何かしたという前提で聞くな」

 

雪乃「違うの?」

 

八幡「いや、まあそれは…当たらずとも遠からずというか」

 

雪乃「それで結局なんの用ですか平塚先生」

 

平塚「あ、ああ。実は…というよりお前ら知り合いか?」

 

帆波「雪乃ちゃんと私達は友達です」

 

平塚「!?…そうなのか?雪ノ下」

 

雪乃「ええそうですが」

 

平塚「そうか…あ、用事というのはな、今日比企谷をここに入部させに来たんだ」

 

八幡「はい?」

 

平塚「これから君には舐めた作文書いた罰としてここでの部活動を命じる。異論反論抗議口答えは一切受け付けない」

 

八幡「いやいや、それはさすが横暴すぎるでしょ」

 

帆波「そうですよ先生」

 

雪乃「確かにいくらなんでもそれはないと思いますよ先生」

 

帆波と雪ノ下の意見を聞いた平塚先生はため息をついた。いや、こっちがつきてぇよ。

 

平塚「じゃあこうしよう。比企谷、君には雪ノ下の補佐をしてもらう」

 

八幡「補佐?」

 

平塚「なーに。これからも依頼はくるだろう。そこで雪ノ下が一人じゃ抱えきれない問題がくるかもしれない。そこで、比企谷に補佐をやらせる。拒否権はない」

 

くっ…マジかよ……何が拒否権はないだ。でも…

 

八幡「ハァ…わかりました。やります」

 

かなり横暴だが、逆らったら殴られそうだからな。いくら教師でも殴ったらダメだろう。

 

平塚「そっかそっか。引き受けてくれるか」

 

うんうんと頷きながら言う平塚先生。すると…

 

帆波「先生。私も入部していいですか?」

 

え?帆波もこの部活に入部するの?まぁ、確かにオレ達は部活に入ってないけど。ホントに入るの?

 

かおり「じゃあ私もいいですか?」

 

千佳「私も」

 

平塚「ああ、良いぞ」

 

3人「「「ありがとうございます」」」

 

いいのかよ。

 

帆波「これからよろしくね雪乃ちゃん」

 

かおり「よろしく」

 

千佳「よろしくね」

 

と帆波達は雪ノ下に次々と言っていく。あ、これオレも言わないといけないパターンだ。

 

八幡「よろしく」

 

雪乃「ええ、よろしく。あなた達4人の入部を歓迎するわ」

 

こうしてオレと帆波達は高校生活2年目にして、雪ノ下が所属する部活に入部することになった。

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?ではまた会いましょう。
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