もはやチートと呼べないよね!?   作:小豆もやし

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脳死でお読みください


第8話

 森に入って30分程。最初は私1人の寂しいパーティだったが今ではもう4人パーティだ。街を2つ攻略し終えたぐらいのパーティ人数だ。

 では、頼れるメンバーを紹介しよう。私!幼女!幼女!王女!以上だ!いいメンバーだ。主人公にふさわしいメンバーだ。何せ幼女と王女を助けてこその主人公、つまり私こそが主人公。

 幼女や王女が何故1人で森に来ているかについての説明はない。必要がない。主人公が森に行ったら襲われる幼女や王女を助ける。それは、朝が来たら日が昇り、夜になれば日が沈み、1人で突っ込んだ野良が即死んで即切断するのと同じくらいに当たり前の事だ。主人公が百合百合するのも、チョロインハーレムを築くのも、まずは森からだ。

 

 と言うことでそのまま追加で1時間ほど森をぐるぐるすると、新たに王女2人、幼女を4人の合計6人仲間が加わった。テンテレレンテレーン!

 いやおかしくない?流石に多くない?画面から外れたらリポップする一昔前のゲームか?エンカ率バグっとるんだが?「あらー?貴女も王女ですの?」「まぁ、貴女も?」「貴女たちも?わたくしも王女ですわ?」「まぁ、奇遇ですわね。私もですの」と同じ年代の同じ王女仲間にキャッキャしている王女たち4人。…え、4人?

 

「おねぇさん。あの……助けてくれてありがとうございます」

 

「はい。どういたしまして。しかし、どうしてこんな森に1人で?」

 

「あぁ、それは……いえ、なんでですかね?よく考えると自分でもわからないです」

 

 時間潰しと他に話題がないので1人で森に居た理由を聞いてみると、幼女その1は自分のことなのに理由がわからないと言う。すると、他のパーティメンバーもざわめきだす。

 

「確かに、アタシもなんで1人で森に居たんだ?」

「わたくしも何故、護衛もなしにこのようなところに?」

「わからない……なんで、こんなところに…」

「わたくしはお散歩ですわ?」

 

 おや?なんか雲行きが怪しくなってきたぞ…?これはあれか?世界の修正力がどうのこうの的なやつか?

 

「ぶっちゃけこのイベントのためです」

「それな」

 

「あっそう」

 

 あっそう

 

 

 

 

 で、あの後学校に帰ってきた私は先生に条件達成を言い渡され、顧問を勝ち得た。 

 

「それで、あなたはなんずっと付いてきてるんでしょうか?」

 

「えーっと…なんででしょう?」

 

「いや、わからないので聞いているのですけど」

 

「わたくしもわからないわ?」

 

 なんだこのお嬢様は…モブの癖にキャラが濃いぞ?本当にモブか?

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