五条悟の次に強いやつって言われたいじゃん 作:五条悟のディスク
昨日は大学とアルバイトのダブルパンチで更新できませんでした。
そろそろ原作行きたいなー
上位の階級の推薦であれば、変に疑われることもなく呪術師の界隈に参加できるだろう。さらには、いろいろと動きやすくなるためのパイプにもなる。
「では君は、呪術師ではないのか?」
大事なのは中身とはよくいうものだが、実は違う。
どうあがいても人間とは第一印象に引きずられてしまう。なのでこの初対面時の問答にどのように答えるのか。
上から二番目の階級にある一級呪術師である夜蛾との問答での答えは、今後の動きを左右するおおきな要素となるだろう。
さて、ではその問答に対する答えは
「そもそも呪術の明確な定義自体、熊に聞いたのが初めてです」
すっとぼけ、である。
俺の生まれはあくまで一般家庭である。物語によくある遠縁に関係者がいた、なんてオチかもしれないが少なくとも俺は周囲に関係者がいたとは思わなかった。変に話を捏造して後々ボロが出る危険を考えれば、知らないことにした方が何かと都合がいい。
運がいいことに、熊とかいう呪術師も知らなかったようなとんでも存在がいるのだ。その点で俺に疑いをかけることはないだろう。あってもまぁ口頭試問程度の疑いに留まるだろうし。
実際この世界で、初めて熊から呪術とかの界隈の言葉を教わったのは本当なので嘘は言っていない。
「そうか…では、呪術を用いて危害を加える気は?」
「ないです」
これも当然、No。
呪術師は、世の均衡を保つために呪術を用いて戦う者の総称だ。
今世での目標は最強の次に最強の存在になること。危害を加えるなんてことをすれば、五条悟と敵対することになる呪詛師側になってしまう。そも俺自身に人を殺めて気持ち良くなるなんて感性は持ち合わせていない。その点ではただの一般人と変わらない考えをしてるつもりだ。
ただし一つ決めてあることがある。それは命の線引きだ。どんなに頑張っても手のひらで救える命には限りがある。どんな最強だったとしても救える命の数には限りがある。
転生の際に得たこの術式は、無差別に人を助けるものでもなければ、瀕死の人を逆戻しできるものでもない。あくまでも、害となる呪霊を確実に祓うためのものでしかない。
ネグレクトにより人間性が冷たくなったかは知らないが、現状特に守りたいと思う人物はいない。
よって、強者らしく自分の手の届く範囲では、人助けを行う予定だ。
「これは私からの提案だ……呪術師として活動する気はないか?」
の問いに対して。
当然………
「力にはちょっと自信があります。こんなんでよければ、是非」
下手から出るYesが俺の答えだ。
「てわけだから...何年かははっきり覚えてないけどお世話になった、熊」
『いや感謝するのはこっちのほうだよ。もう何回も言ったけど改めてありがとう、円李』
数少ない荷物をまとめながら熊と言葉を交わす。一応は土地神という立場のはずなのにペコペコと頭を下げるその姿を見て思わず笑ってしまう。
そして同時に、物語が物語でなくなったのだとはっきりと実感することができた。
「いろいろお土産ももらったし、もう言うなって」
『でもそうはいってもこれじゃ先代に顔向けできないしさ...いいからもらっていってくれ。俺らが持ってても使い道ないからさ』
というのも、富士樹海の守り神は代々その地の動物を依り代に受肉してその任に当たるらしい。今代は熊であったということ。また、性格も受肉先の動物の性格に引っ張られるらしく、こんな性格であるがゆえにいろいろとやらかしてしまったのだとか。
そんなわけで、謝罪の気持ちということでいろいろと持たせてもらった。荷物確認として広げられた風呂敷の上にはいろいろなものが置かれていた。
市場でならとんでもない高価な値段が付きそうな魚(呪力による対腐敗用のコーティング済み)や旬の果物。そして呪具と呪物。
先代の神の受肉先である鹿、その角を加工して作られた
森の中心にある最も樹齢の高い大樹の枝。
そのほかにも神気に中てられた年代物の物品がいくつか。
総額にして億は余裕で超えるほどの一級品がボロボロの風呂敷に並べられていた。
『あとこれ』
「ん?なにこれ」
最後に渡されたのが、蓋にお札が張られた瓶。中にはところどころ目玉が埋まっている太いロープが詰められていた。
『それ、円李が戦った大型呪霊の核の一部』
これが呪霊発生の原因であり、一連の騒動のきっかけ。
熊が言うにはこの森で主に行われていたのは首つり自殺。そして首つり自殺を象徴するロープが感情を現世に留めてまとめるための引っかかりとなって形を成してあんな大型の呪霊になったのではないかと話していた。
最初、なぜこんなものを持っていくのかと思っていたが
『円李がどれくらいできるやつか。呪術師の総本山についたらそれを見せな。きっと一発でいろいろ察してくれると思うぜ』
と熊は言っていた。
いまいち要領を得ないが、熊が言うならそうなんだろ。知らんけど。
日用品よし、ため込んだ食料も夜蛾さんと一緒に全部食べた。熊からもらった物品を詰めた風呂敷よし。そして現状ド級の地雷である日記帳よし。
サバイバルキットと調味料一式はおいていくことにした。俺が来てからご飯を食べる時間が一番楽しくなった、と言われてしまい加えて荷造りのときに『持って帰っちゃうの?』と言わんばかりの視線を向けられたら、おいていかざるを得ない。
目は口ほどに物を言うとはまさにこのことだなと思った。
そして問題となるのは日記帳だ。幸い夜蛾さんに見られた痕跡はないし、本人も見てなかったといっている。
そんなに見られたらやばいなら燃やせって感じだけど、今世での自分の来歴というか軌跡が記されているものだし、自身の起源を思い出すためにはうってつけだと思ったので消してしまうのはなんだかと思ってしまった。
呪術師として活動するために落ち着いたら、術式を習うふりして封印の術式を習おう。
それと自身の術式を合わせて次は封印術の練習でもしようか。あとは、日記を開いた相手を呪う術式とか。最終的に口封じができればトントンでしょう。
ともかく今一番したいのは、自身がどれくらい強いのか。
呪術師最強を目指し、重力という様々なことができる能力を鍛え、現状できることは出し切った気がする。その鍛えた能力がどの程度なのかを測りたい。
「じゃ、いってくるわ」
『...いってらっしゃい。また遊びにおいで』
「おう」
荷物を背負いなおして野営地を後にする。
「準備はいいかな」
「はい、いろいろとよろしくお願いします」
クレーターを淵から眺めていた夜蛾さんに声をかける。
ここを中心に降ろされている帳については、内側から外に出るために特段何が必要ということではないことを告げて森の外へ向かう。
「今いくつだ」
「たぶん14」
これは熊に聞いた。さすがは土地神というわけで、俺が森に入った時期から何年が経過したのかを教えてくれた。
時間をあまり意識しない生活を何年かしていたので、なんだか時間という概念が懐かしくも思える。まるで、
「時期的にもちょうどだな。来年にはなるが、君は学校に通ってもらう」
「学校?」
「東京都立呪術高等専門学校、その東京校だ。もう一つ姉妹校として京都校がある。そこは、呪術師に必要なことを学ぶ場であると同時に呪術師の活動の拠点ともなってる。君には来年から呪術高専の1年としてそこに通ってもらう」
「...わかりました、よろしくお願いします」
キターーーーーー!!!
これは呪術高専入学確定演出!!!
まずは第一関門を突破!!!
いきなりわけわからん規模の化け物と戦わされてどうなるかと思ったが、最強の次に最強となるためのレールに乗れたのではないだろうか?
さーて、頑張っちゃうぞー!
というわけで原作前編はこれで最後になるかな?
次からはもっと原作キャラを絡ませます。
星蔣体の話は、なんとなく話の流れを立てているのでエタることはないと思います、たぶん。
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ではまた。
節円李(オリ主)は
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バリバリの格闘派
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大剣振り回す派
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スマートな刀派
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格闘もできるけど銃派
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格闘もできる式神・呪骸使い派