ハイスクールディスガイア✕RPG   作:ボルメテウスさん

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久し振りの投稿、すいません。
今回から5巻という事になりますが、D✕Dとはあまり関係ない所からスタートします。
そして、後書きにて、僅かですが魔女と百騎兵の世界で起きた出来事が描かれております。
これからもよろしくお願いします。


魔界の夏は命懸け

夏休み。

 

社会に出たらほとんど存在しないが、今の俺は学生。

 

つまり、今しかない長期間の夏休みを楽しむ学生は多いだろ。

 

4月から、これまで繋がりのあったラハールさん達は勿論の事、なぜか学園にいたという冥界の悪魔であるリアスさん達を初めとした様々なメンバーが起きるトラブルに巻き込まれていた。

 

それらを乗り越え、迎えた夏休みに胸を躍らせていたが

 

だが、悲しいかな

 

「はぁ、夏休みって、なんだっけ」

 

そう俺は目の前にある海を見ながら、思わず呟いてしまう。

 

今回の夏休みという事で、ラハールさん達によって、魔界の海へと連れて行かれた。

 

「何を落ち込んでいるのよ、藤木」

 

そう俺に話しかけたのは俺とは違い、遊び目的でこの島にやってきたフーカだった。

 

青いスカジャンにサンバイザーを付けた格好をしているのだが

 

「何をそんなに疲れているんだ?」

 

「疲れもするわよ!!

というか、私の誘いを断って、やっていたのが鰯の養殖って、どういう事よ!!」

 

「どういう事も何も、以前から深刻な魚強不足を解消する為に俺が師匠に提案したんだ。

さすがにまだ学生という事で手伝える事は少なかったが、おかげで満足な魚強ができた」

 

「あぁ、もう、ヴァルっちのせいでとんだ魚強馬鹿になってぇ!」

 

そう言いながら思いっきり頭を掻いていく。

 

「はぁはぁ、まぁ良いわ。

とりあえず、あんた、これから暇よね!!」

 

「えっ、今から師匠と一緒に魚強の料理研究があるんだ「そういうのを暇って言うのよぉ!!」えぇ」

 

これから行おうとしていた事に胸を躍らせていたら、いきなりフーカが怒鳴ってきた。

 

「良いから、その、今日はせっかく海なんだから、私に付き合いなさいよ」

 

「えぇ」

 

フーカと付き合うと大変なイベントに巻き込まれるので極力関わりたくないんだが

 

「その話、待ったぁ!」

 

「その声は!」

 

後ろから聞こえてきた声、そこに振り返ると、そこに立っていたのはなぜかスク水を身に纏っていたエトナさんだった。

 

「そいつを使った遊ぶのは私が先よ」

 

その一言に俺は助かる所か、さらにやばい事に巻き込まれるのではないか。

 

「いやぁ、助けてぇ!」

 

「ぐへぇ!!」

 

そう悩んでいる俺に飛び込んで来た謎の影に俺は吹き飛ばされる。

 

「痛っ、てめぇルーシー!!」

 

そこにはかなり過激な格好をしているルーシーが俺に泣きついてきた。

 

「どうせお前は虎千代とディエスに隠れてサボっていただけだろ!!

俺をそれに巻き込むなぁ!!」

 

「嫌だぁ!!このままじゃぁ、殺されるよぉ!!」

 

その言葉と共に後ろから感じた殺気に見ると、そこにはフーカとエトナの視線だった。

 

「へぇ、あんた、やっぱりそっちが大きいのが良いだ」

 

「どうやら、お仕置きが必要なようね」

 

「こっちもやばいっ」

 

このままではあの二人に殺されてしまう。

 

きっと、一誠の奴がこの状況を見たら、ハーレムのようで羨ましいと言うだろう。

 

けどな、実際は違うんだよ。

 

どの選択肢を選んだとしても、俺が待っているのは地獄。

 

「どれが、正解なんだ、教えてくれ、ゼロ」




「おいぃ、マオさん、いい加減、ここから出して下さい!!」

そう言いながら、俺は目の前にある転移装置のドアを吹き飛ばす勢いで蹴るが、それでもまるで壊れる気配がない。

なんとか出して貰えないか、ドアの外にいるマオさんに向けて、俺は叫ぶ。

「何を言っている。
これからお前にはXENOの奴らの世界に調査に行って貰う必要がある。
本当は俺自ら行きたい所だが、ここで他の実験もあるから、一番死ににくいお前を選んだ」

「死ににくいって、そりゃ、あんだけ色々とやっていても生きていたら奇跡だけど、それが向こうで通じるとは限らないだろ!!」

「何、心配するな。
いざという時にはすぐに戻ってこれるように準備している。
それに死んでもお前ならば幽霊でも十分に行けるだろ」

「この人はぁ!!」

「という事でスイッチオン」

「覚えてろ、マオさーん!!」

そんな叫び声と共に、俺はそのままどこか別の世界へと飛ばされてしまう。

まるで洗濯機に入れられたようにぐるぐると回されながら、やがて光が見えた先に辿り着くと、俺は吐き気を覚えながら、寝ていた。

「うぐぅ、気持ち悪い」

そう言いながら、俺は立ち上がると、そこにはこちらを驚いたように見つめる女がいた。

格好は上半身はビキニ、下はズボンというかなり過激な格好をしており、魔法使いを思わせる帽子を被り、腰まで伸びたオレンジ色の髪が特徴的だった。

「なんだ貴様、本当に百騎兵か?
いや、魂を見ても、間違いないが」

「百騎兵?
何のことだ」

何を言っているのか分からず、俺は首を傾げる。

「ちっ記憶はないのか。
まぁ良い、それよりもお前の名は」

「名?
いや、藤木大地だが」

「ふぅん、まぁ良い。
とにかく、百騎兵として召喚した以上、私の約に立って貰うぞ、百騎兵」

「だから、その百騎兵って、なんだよ!!」

そう俺が叫んでいると、身体が徐々に変わっていく。

身体には簡易だが籠手があり、何時の間にか被っていた古臭い兜を被っていた。

「・・・なんだこれは」

「何って、決まっているだろ。
今日から下僕の証だ」

「巫山戯るなよ、こんなの「あぁ、言い忘れていたが」なんだ!」

「私との契約を無視した場合、お前、死ぬぞ」

「・・・なんだって」

俺は思わず返答する。

「なに、契約なんて何時」

「私が名を頂いた事を。
そして、お前の名は今は百騎兵という事」

「あのな、名前なんて」

そう言うと、俺は思わず疑問に思う。

そういえば、俺の名前って

「キヒヒ、つまり、それが契約の証だ。
お前は私から名を取り戻さなければ、元の世界には帰れない。
そして契約を破棄した場合、お前は向こうの世界に戻る事も、かといってこの世界で干渉する事ができない存在になる」

「お前」

その言葉を聞き、俺は思わず目の前にいる魔女を睨む。

「契約が完了したら、すぐにぶっ倒す」

「キヒヒ、その時は楽しみにしているぞ、百騎兵」

次回、戦うXENOは

  • マオXENO
  • ラズベリルXENO
  • シシリーXENO
  • エミーゼルXENO
  • 影丸
  • サリア
  • サファイアXENO
  • フーカXENO
  • セラフィーヌXENO
  • デスコXENO
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