本当に申し訳ない。後悔も反省もしております
敵機が退散していくのを見たヤマギは、ザクⅡを駆り、ソンネンの元へと急行した。
「ソンネン少佐!大丈夫ですか?」
ヤマギが呼びかけると、
『ッ………ああ、技術屋か。ちょっと頭から血が出てるが動ける。意識もはっきりしてるぞ。問題ねぇ。』
「良かった。」
ソンネンのその声を聞いて、ヤマギは安心した。
『お~い05のパイロット!!ひょっとしてヤマギか?特務大尉の嬢さんから連絡があったぞ!!』
更に、彼の愛する者の声がした。
「シノ!!」
その声に、ヤマギが顔を輝かせる。
『いやぁ救難信号をキャッチしてよォ、慌てて急行して助かったぜ!!』
ディスプレイには、そう言い頭をかく、彼の顔が映っていた。
「ありがと、助かったよ。」
『いいってことよ!!それと、』
二足形態になった流星号が、後ろを振り向く。
『俺の所属する部隊、ガルマ・ザビキカドクリツキドウチジョーセイアツダイタイ一番隊、いや、流星隊のお出ましだぜ?』
すると、そこには数機の物資を積んだホバートラックがイモリのペイントの施された白いザクが率いるザク小隊に先導されてやって来た。
『隊長!!いきなり急行しないでください!!物資を積んだホバートラックはそこまで足が速いわけではないのです!!』
『悪ィ悪ィ。でもまぁ、急いでこれたおかげでこいつらが助けられたんだ!!悪い事じゃ無いだろ?スデン。』
『まぁそうではありますが!!貴官は隊長なのです!!私は隊長の世話役をガルマ様より仰せつかっております!!』
白いザクのパイロットは、そうシノに小言を言う。それを見たモニクは、
『ウソ!?ホワイトオーガ―?』
と驚いた。それに対しヤマギが
「ホワイト?」
と聞き返す。すると、モニクの解説が入った。
『地上戦の主力とされているエースパイロットの一人よ。白き鬼ホワイトオーガ―、エルマー・スデン大尉。』
「そうなんだ………。」
それにしても教育係って………。と呟くヤマギに、
『お、そうだったな。挨拶が遅れた。ノルバ・シノ
『ガルマ・ザビ旗下独立地上攻略大隊一番隊です!!変な名前付けないでください!!』
エルマーがそう怒鳴るが、
『スデン大尉!!もうしょうがないですよ。隊長のネーミングセンスはご愛嬌でしょう?』
すでに隊員たちは受け入れてしまっていた。
『そう言う問題では………ああもう!!』
『何でかしら?ホワイトオーガ―に親近感を感じるわ?』
そう言い、モニクは眉間を抑えるのであった。
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翌日、ヤマギのザクとソンネンのヒルドルブの改修が行われていた。
「そう言えばシノ、流星号、何か雰囲気が変わった?」
ふと気が付いたように、ヤマギが問いかける。
「お、良く気付いたな!!ギジュツブが生まれ変わらせた新しい流星号、四代目改め、五代目流星号だ!!」
そう言い、胸を張る。
「ガンダム・フラウロス・レオパルドゥスです!!また変な名前を………。いや、言っても仕方ないか。」
すでに諦め、ホバートラックに物資を積み込んでいるのは銀髪の男。エルマーだ。
「どんなところが変わってるの?シノ。」
「えっとだな………確か、キャノン形態で歩けるようになったんだよ!!瞬発力はザクより上だぜ!!」
「隊長が間に合ったのも、四足形態の恩恵ですよね。」
隊員の一人がそう口を挟んだ。
「そうだな。ヤマギの命を救ってくれたギジュツブに感謝だ。」
そう言い、豪快に笑うシノ。
「それで?ヒルドルブの方はどうすんだよ?」
そう言うのは頭に包帯を巻いたソンネンだ。シノが駆けつけてくれたことで軽傷で済んだが、シノが居なければ今頃二人はあの世だろう。
「MTの方も損傷は軽微ですね。頭部メインカメラ付近の装甲の損傷ですが、カメラへのダメージはほとんどありません。
画質が少し落ちる程度ですが、照準鏡もあるので大きな問題はありませんよ。」
そう言うのは流星隊の整備士だ。
「おう、助かったよありがとな。コムサイは、」
「放棄するしかなさそうですね。」
「分かったわ。技術少尉、ヒルドルブのデータは?」
モニクが整備士の声を聞き、ヤマギを振り返る。
「全部このタブレットの中に、重要なデータはコムサイには乗ってないよ。」
ヤマギがそう言うと、
「分かったわ。コムサイは爆破処理するわ。ここにこのまま残しておくわけにもいかない。付近の集積場は全滅、しばらく空調とはオサラバね。」
そうため息を付いた。
「しゃぁねぇ。お前ら!!指令に連絡とれ!!これより本隊に帰還するぜ!!」
シノは、総司令を出した。
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「しかし、災難だったな。軽い演習のはずが、まさかこんな事になるとはよォ、」
ソンネンは、ヒルドルブのコクピットで、ドロップを口に放り込みながらそう言う。
「確かに、でも、その分、ヒルドルブの評価は上がると思いますよ。」
ヤマギは、ソンネンのその言葉に、そう答える。
「本官も見ましたが………5機のザク、2機のガンキャノンの撃墜………あのヘナチョコMSを数えないとして、5機のMSを撃墜するとは、恐れ入りました。」
「そうか?」
「はい、あれは、ヒルドルブの装甲、火力、スピードがあったからこそです。私ではとても………。」
「そうか?こりゃぁ量産は確定かもな。」
ソンネンはそう言い、量産されるヒルドルブを思い浮かべて、ニヤリと笑った。
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「量産はしない。」
「は?」
しかし、ガルマから言われたのは、NOの一言だった。
「ま、待ってくれガルマ大佐!!アイツの、ヒルドルブの力はしっかりと見ただろ!!なのに何で!!」
咄嗟に椅子から立ち上がり、立場も忘れて抗議する。
「ヒルドルブの量産がお蔵入りになった理由、それは簡単だ。コストが高すぎるんだよ、アレは、」
「だが、その分の活躍が出来る!!見たでしょう!!ザク5機を撃墜だ、技術屋はガンキャノンの相手をしてた!!あれを仕留めたのはヒルドルブの」
「加えて、ヒルドルブはタンクと言う特性からも、運用できる場が限られる。足があるほうがいいのだ。」
「グッ、それはそうだが………、でも」
「それに、あそこまでの活躍が出来たのは偏に、少佐の実力があってこそだ。他の、並みのパイロットが乗っても、あのような活躍は出来ん。」
「そんな事は………。」
「しかし、改修は進めさせてもらう。」
「え?」
「確かに、量産は出来ないだろう。だが、あの一機の活躍は、まさしく君とヒルドルブの実力によるものだ。少佐、
あの機体を駆り、戦う君の姿はまさしく陸の王者だ。ヒルドルブの量産は無い。だが、これを見てくれ、」
そう言い、ガルマはヤマギ達にモニターを見せた。そこにいたのは、
「四足歩行………MA?」
モニクはそう言い、首をかしげた。
「フラウロスの技術を流用した機体、
更に、リモコンを操作した。そこに映っていたのは、二機の、ヒルドルブに酷似した機体だ。
片方には、両肩にもキャノンが装備されており、側面には対艦ライフルの装備された重層型になっている
もう一機は武装として槍が装備され、ショベルアームも形が変わっている、さらに、砲身も若干短くなっており、リボルバー型の弾倉が装備されている。
「YMT-06、【ヒルドルブ・トール】、YMT-07、【ヒルドルブ・グングニール】だ。」
「こいつらは………?」
「トールは重層型の機体、マシンガンを二丁装備できるようにした他に、対艦ライフル、
そして極めつけは、両肩のショベルアームを廃止して装備した、両肩のショートバレルレールキャノンだ。
変形時はロングバレルになる。これにも、フラウロスの技術が使われている。
グングニールの方は、機動性を重視した近接戦対応型使用だ。タンクとしての取り回しのカバーをするための銃剣、ヒートベイオネットが装備されている。
また、ショベルアーム改めクレーンアームは、機体の固定としても使えるし、パワーで敵を引きちぎることが可能だ。
キャノンには専用のリボルバーキャノンが用意されている。機構がわりと複雑だが、速射性に優れた機体だ。
ラゴゥハウンド、そして二機のヒルドルブの改修型、そして、少佐のヒルドルブ、そして二機のMSの計七機で編成された部隊、オーディン小隊を指揮してもらいたい。」
「そいつは………。」
「期待しているぞ、少佐。」
「………ハッ!!」
その言葉に、ソンネンは、敬礼で返したのだった。
前回の半分ほどしか書けてなくて申し訳ない。次回は、オーディン小隊編です。神速のゴーストファイターが来るのはもう少し後です。デュバルファンの皆様申し訳ない。
ホワイト・オーガ―が登場しましたが、次ぎ登場するキャラは誰がいいでしょうか?
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ジョニー・ライデン(深紅の稲妻)
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シン・マツナガ(ソロモンの白狼)
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アナベル・ガトー(ソロモンの悪夢)
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シーマ・ガラハウ(頼れる姉御)
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昭弘・アルトランド(ガチムチ)
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ユーマ・ライトニング
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二ムバス・シュターゼン
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闇夜のフェンリル隊の皆さん
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マルコシアス隊の皆さん
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マ・クベ(壺バカ)
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ノイエン・ビッター
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ククルス・ドアン
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ジーンとデニム
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リビング・デッド師団の方々
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ヴィッシュ・ドナヒュー
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ノリス・パッカードとサハリン家
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ランバ・ラル
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シャア・アズナブル
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黒い三連星