シャルルが病んでる   作:doesn't work

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だいぶお久しぶりです


part2

「はぁはぁはぁ」

 

シロナは自分のお腹にいる我が子に気を遣いながら夜道を走っていました

 

「やっと逃げることができた」

 

シロナはあの地獄のような場所から脱出することができた喜びからか少し涙目になっていました。

 

なぜ、シロナがこんなにあっさりと監禁されていた部屋から出ることができたのか、それはシロナ本人にも分かりませんでした。

 

シロナが今しかないと必死に脱出の方法を画策しているときでした。いつも通り運ばれてくる昼食の中に手紙と鍵が入っていました。その手紙の内容は単純なものでした

 

「私はあなたをそこから助けます?同封した鍵はあなたの牢屋のものです。今すぐ逃げてください」

 

手紙にはそれだけが書かれていました。シロナは妙な書き方をされた手紙に不信感を覚えます。しかし、他に逃げ出す手段が見つからずこのままこの場にいても他の方法が思いつかなかったシロナは藁にもすがる思いでその手紙の言う通りにしました。その結果無事に脱出することができたのです

 

「でも、逃げ出せたのはいいけど。これからどうすれば… 」

 

しかし、逃げ出したあとシロナにはここが何処なのかがわからず途方に暮れていました

 

「うぅ、痛い」

 

すると突如シロナのお腹に激痛がはしりました。シロナは堪らずその場にうづくまってしまいます。

 

「ぅぁ、このままじゃ」

 

そう、それは陣痛の痛みでした。シロナも自らに起きている痛みがなんなのかがわかっているのか焦りが見え出します。しかし、ここまで全力で走ってきたため体力がなく初めての激痛にたまらず意識を手放してしまいそうになっています

 

「だめ、誰か…」

 

そしてそのままシロナは意識を手放してしまいます

 

「ふふ、やっぱりシロナは僕がいないダメなんだね」

 

シロナが意識を手放す瞬間そんな声が聞こえました

 

ーーー

 

「ん、ここは?私の子供は⁉︎」

 

シロナはベッドの上で目を覚ました。シロナは目を覚ましてそうそう我が子の心配をしました。

 

「あれ?お腹が…」

 

しかし、シロナが意識を失う前まであったお腹の膨らみがなくなっていることに気がつきました。さらに確認するように服を捲って自分のお腹を確認するとお腹に手術したような縫い合わせられた跡があることに気がつきました

 

ガチャ

 

すると困惑てしているシロナの一室の扉が開きました

 

「あ、シロナ起きたの?」

 

「な、なんで、ここに」

 

そこにいたのは我が子を抱えたシャルルの姿でした

 

「実はね、シロナに言ったことは嘘だったんだ」

 

「嘘?」

 

「そう、まぁ全部が全部じゃないんだけどね。IS学園に行かないといけないのは本当だけど入学の時期はもう少し先なんだ」

 

「じゃあ、なんであんな嘘を」

 

シロナは我が子を抱えながらいつも自分に向けている笑顔で話しかけているシャルルに恐怖を覚えながらも疑問をぶつけていきます

 

「ん?それはシロナを試すため?に嘘をついたんだ。まぁ、シロナなら僕がいなくてもしっかりと僕の妻として行動してくれると思ってさ」

 

そう言いながらシャルルは赤ん坊の頬を突いたりして遊び出します

 

「それでさ、ただ嘘つくだけじゃ面白くないから手紙を書いたりして逃げ出せるように人払いをしたりとかしたんだよ」

 

「そ、それって」

 

シャルルから告げられた真実にシロナはどんどん青ざめていきます。そんなシロナとは対象にシャルルは楽しそうに話をしていきます

 

「まあ、シロナなら大丈夫だと思ってたんだけど、ねぇ?」

 

「あの、それは…」

 

「シロナだって人間だもの。間違いを起こすこともあるよね。だから今回のことはなかったことにしようと思うんだ」

 

「でもね、次にまた同じようなことが起こったら」

 

そう言いながらシャルルは抱いている赤ん坊に視線を向けます

 

「わ、わかった。こんなことはもうやらないから」

 

「うん。わかってもらえたなら良かった」

 

シャルルはシロナが頷くと満足したのか抱いている赤ん坊をシロナに手渡します

 

「やっと、会えたね」

 

シロナはやっと自分の元に迎えることができた我が子を大事そうに抱きしめました

 

「それでね、僕達のこれからについてなんだけど」

 

シャルルはそんなシロナの隣に座り込見ながら話を続けました

 

「うん」

 

シロナは胸に抱いた我が子を思うあまりシャルルの言葉をよく聞いていませんでした。シロナのそんな態度に腹を立てたのかシャルルはシロナに詰め寄ります

 

「ねえ、シロナ。さっき僕が言ったこと覚えてないのかな?」

 

「え?」

 

シロナはシャルルの声色が変わったことに気がつき我が子から目線をシャルルに向けます

 

「ねえ、シロナが僕との子供を大事にするのはすごくいいことだとは思うんだけどね。僕よりも大事にするのは違うでしょう?」

 

「あ、えっと、ごめんさなさい」

 

「それがいるからなの?それがシロナのことをたぶらかしているの?」

 

シャルルは自分の子供でもある赤子をまるでゴミでも見るかのように見つめます

 

「ち、違う。シャルルの方が好きに決まってるじゃない!」

 

シロナはこれ以上シャルルを怒らせてはまずいと思いとっさにシャルルにそう話しました。それを聞いたシャルルは先ほどまでとは打って変わって笑顔になりました

 

「そうだよね。だったらはい、そんなものは置いて僕の中においで」

 

シャルルはそう言いシロナに向けて両手を広げます。シロナは少し戸惑いながらも我が子を布団に置いてシャルルの腕の中に入りました

 

「えへへ、やっぱりシロナの抱き心地は最高だよ。ねぇ、このまましようよ」

 

「でも、赤ちゃんが…」

 

「赤ちゃんが、何?」

 

「えっと、私たちの子供でもシャルルの裸を見せたくないなって思って。ほらシャルルの裸は私だけが見たくて…」

 

「なんだ、そうだったんだ。そうだよね、僕はシロナだけのものだものね。わかったじゃあ部屋を移そうか」

 

そう言いシャルルはシロナを連れて部屋を出ていきます

 

おぎゃあ、おぎゃあ

 

すると先ほどまで静かに寝ていた赤子が急に泣き出しました

 

(ごめんね、ごめんね。すぐ戻ってくるから頑張って)

 

シロナはシャルルに部屋から連れ出されながらひたすら愛しの我が子にそう願いました

 

ーーーー

 

しばらくして

 

ガチャ

 

泣き疲れて眠ってしまっている赤子の部屋に服をはだけさせ、ところどころキスマークを覗かせフラフラと歩いてシロナが入ってきました

 

「ごめんね、今母乳あげるからね」

 

シロナは満身創痍の状態でありながらも必死に母乳を与えます

 

そのあとゲップをさせると我が子を抱きしめベッドに横になります

 

「絶対にあなただけは不幸にさせないからね」

 

そう言いシロナは疲れからかすぐに寝てしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

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