アクイラが目覚めると見知らぬ天井であった
ジェシカ)あっおはようございますアクイラさん
アクイラ)おはようございますジェシカさん・・・ここは?
ジェシカ)私の部屋です・・・昨日は食べすぎて寝ていましたよ?
アクイラは昨日の事を思い出しているとだんだんと鮮明になり納得する
アクイラ)ごめんね・・・ここまで運ぶの大変だったでしょ?
ジェシカ)昨日は装備を持ってなかったので軽かったですよ?どうかしましたか??
普段ならスナイパーライフルやハンドガンなどを持っているのだが、昨日は食事のみで終わると予想していたため持っておらずグレネードポーチに、緊急用の数個しかなかったためであった
アクイラ)さーて食堂に行きますか~
ジェシカ)皆さん待ってますよ
アクイラの顔が一瞬曇る
~食堂~
グム)あっ!来た!!
アクイラ)おはようございますグムさん・・・昨日に続き今日もいいのですか?
調理人)気にすんな!食ってけ!!
グム)だから気にしないでいいよ!
アクイラ)・・・ありがとうございます
アクイラは席に座り待っていると食パンとスープが出される
アクイラ)・・・これは私ではなく避難してきた感染者に回してください・・・パンはいただきます
グム)・・・わかったけどホントにいいの?
アクイラ)そのためのこれです
アクイラが見せたのはエナジーバー
主成分は小麦などだがその中には「精神安定成分」「麻酔成分」「幻覚・幻聴」等含まれており戦闘中の「恐怖」や「痛み」等を軽減する成分も多い
そしてそこには「空腹」も含まれる
グム)ねえ?アクイラさんはどうしてそこまでするの??
アクイラ)・・・後方で安全に戦っている人間がどうして正面で敵と戦うものたちより多く貰えるんです?
グムは答えを聞いたときに他のオペレーターからの評価を知っていた
アクイラ?ああ後方で何もしない狙撃手だろ?アイツはなんでいるのかわかんねえよ
アクイラ・・・ですか・・・よく知らないのですが私は嫌いです・・・いつも後ろにしかいませんし一度も攻撃してるのを見たことがありません・・・なんで前に来ないんでしょうか・・・
と批判ばかり聴こえてくる同じ自治団のメンバーに聞いてみてもマイナスの意見しか出てこない
しかしこの少女は違った
グム)私は君に助けられたんだよ・・・君が食べてるエナジーバーに携わって・・・要求通りの物を作った・・・
アクイラ)グムさんも関わっていたんですねありがとうございます
グム)ありがとうじゃないの!!
グムはお礼を否定した何故なら
グム)あなたはどんなに頑張ろうと決して手柄を主張しない!それに「撃ってない」なんてあり得ない!!
アクイラ)いえ・・・撃ってない事の方が多いですよ?
グム)それは嘘!!あなたの「援護」は到達前から始まってるんだもん!!
グムは感情のままに叫ぶ食堂に居たオペレーター達も驚いていたがその言葉に頷いていた
ジェシカ)そうですよ?皆さん見てないようで見ていますからね??
アクイラ)ええ・・・今度はもっと見えないようにしないと・・・
グム)だから・・・自分の評価を下げるために「問題を起こすのはやめて」!
アクイラ)あー・・・バレてたの?今度からもっと・・・あっドクター・・・
ドクター)フム・・・今一度君の評価を見直さないと行けないようだね・・・一週間後を楽しみにしておきなさい
ケルシー)もちろん私も参加するし他のオペレーター達も参加するから覚悟しておけ?
二人の表情こそ優しかったがまとうオーラは完全に鬼であった
アクイラ)私の亡骸はどこかへ捨てておいてくれ・・・
グム)アクイラさん?アクイラさん!?
真っ白になったアクイラはジェシカによって再度部屋に戻された
~一週間後~
アクイラ)ゴフッ・・・(もっときつい薬混ぜないと)
手元にあった書類には
「昇進可否通知書」
「アクイラ(以下貴方)の昇進が確定し以下の条件を満たすことを義務付ける」
アクイラ)ええ・・・強制昇進じゃん・・・嫌だぁ・・・
「1・貴方はオペレーターとして任務に参加し一定の功績を納めなければならない」
「2・貴方は教員またはそれを補佐する者として訓練に参加しなければならない」
「3・貴方は他オペレーター達とできるだけ交流し連携の精度上昇を図らねばならない」
「4・以上3項目のうち一つ以上遂行できない場合昇進を解除し以降審査を行わない事とする」
アクイラ)じゃあいつも通りでいいや・・・ん?小さいけどなんだ??
「尚貴方はこの限りではない」
アクイラ)・・・もっと評価されないようにしないと・・・