今日は珍しく休みを満喫する予定だったが
ジェシカ、スズランが任務に入るという情報を聞きつけ同行(勝手に)をする
普段は対物狙撃銃を持つが隠密行動をする際は杖に偽装した小型狙撃銃と脚に偽装補助具を着ける
鞄にはメモ調やエナジーバー、水筒をいれて任務先へ先回りしておく
「ちょっと出掛けてくるねドクター…」
「行ってらっしゃい、お土産待ってるよ」
車で移動した先は龍門のとあるビル
とある地域の調査を頼まれていたロドスの活動地点である
「なるほど…これはひどいね…」
「そうでしょ~だから来たんだけどどこからはじめようかな~と」
「私はわかりませんよ…どこか観光できるところはあるかな?」
「う~ん…おっと私はこれで!またね!クルス」
「またどこかで…エリサ」
赤い髪のサンクタの少女はどこかへ走り去る
アクイラは宿泊予定のホテルで受付し部屋へと入る
「さて…無線はっと」
「…ジェシカ、敵の数は?」
「正面に4裏口に3ビル内はわかりませんが…各階に6人ほどかと…」
「おっけ~嵐のように蹂躙してくる!」
「ちょっと!?エクシアさん!!」
「すまない…あいつはああいう奴だ…」
「これは大丈夫かなぁ…」
無線を聞いていると近くで銃声が聞こえ始める
どうやらあらかじめ目星をつけていた場所で戦闘があるようだ
時折爆発が聞こえ闇夜にあわぬ光が見える
一時的に銃声がやむもそれはすぐに聞こえ始める
爆発、銃声、土煙、叫び、それらは一般人をも巻き込む物となり
「皆さん?どちらに??」
「エクシアさん?テキサスさん??」
「こうなるよね~っと」
「「アクイラさん!」」
「二人ともお疲れ様とりあえずホテルにくる?」
アクイラは自分が泊まっている部屋に招き入れる
受付で事情を説明し「ここで寝るわけではない」事を説明すると了承された
「まったく…エクシアは帰ったらきっちり絞めないと」
「そういえばアクイラさんはなぜここに?今日は休暇のはずでは…」
「そういえばそうですね…もしかして私たちの任務を見に来たんですか?」
「なんでばれるのかなぁ…ええお二人のチームが危なそうだったので見に来たんですよ…二人とも伏せろぉぉ!!」
直後部屋に放たれるロケット弾
炸裂するもほぼ無傷の三人
「あいつらぁ~まあじで絞める…あの赤髪はまじで締め上げる」
「アクイラさん?そんな足でどうやって…それに杖もついているのに」
「これ?偽装弾薬入れと小口径スナイパーだよ?」
アクイラは松葉杖をカチャカチャするとスナイパーライフルが完成し足のギプスは支持台と弾薬箱に変わった
「あれ?入国審査で武器は引っ掛かりませんか?それに弾薬も…」
「私はこれまでの行動で信頼を得ていることとこのホテルって実は裏社会の住人が管理してるからね~」
「あの…私たち巻き込んでしまったんじゃ…」
「ああ大丈夫大丈夫…理由はね~」
「その二人かい?お前のお気に入りは」
「お久しぶりですポストマン…請求はペンギン急便のエクシアでお願いします」
「あいよ…ったく派手に暴れるわ仲間置いてくわ何してるんだか…ああスマンスマンこれ胸元に付けといてくれうちらの符丁だ」
「いいの?これ組員の一部しか…」
「あんたは俺たちのホテルに来てくれたじゃないか!それだけで十分宣伝だよ」
「じゃあ気を付けてな…俺たちは一度拠点に戻るよ」
ポストマンと別れ作戦待機場所へ向かう
その道中…
「いたぞ!…あいつらはちげぇな…他を探せ!!」
「?なぜこのバッチを見ると皆さん逃げるのでしょうか…」
「おそらく裏社会で手を出してはいけない程の組織の符丁なんでしょう…私たちはアクイラさんの比護下で助かりました…」
「どちらかというとそれ私の符丁なんですけどねー」
「「え?」」
「私はこの区域の用心棒みたいなこともしてまして〈適正価格で適正な物を売る〉お店の常連なんですよ」
「もしかして先程のホテルも…」
「ええ…私が利用するお店は安全でサービスも値段に見合うものということです」
「だからアクイラさんを見ても怒らなかったし状況を理解していたんですね」
「そういうこと…なんだけどさっきからつけられてるんだよね~」
「そうですね…3人でしょうか?」
「え?ほんとですか??」
会話を聞いていたのか数人前に現れる
「ジェシカ、スズランの後方待機及び影に警戒、スズランは回復準備」
「さすが〈殿の主〉と言われるだけのことはある」
「用件はなんだ?」
「なに…少し来てほしいだけさ…」
「断る…と言ったら?」
「二人の命はないとおm」
アクイラはライフルを構えようとした瞬間出てきた全ての人間が撃たれる
「ありがとうございます…次弾装填し待機」
「あの…これは…?」
「この街は私の支配下にあります…『私の前で私の仲間を傷つけるわけがない』…また今度飲みに行きますねー」
影から一度だけ光が見える
それは了承の合図であり護衛を続ける合図でもある
「すごい…私は気付きませんでした…」
「ジェシカさんでも気付けないなんて…私なんて…なにも…」
「スズランさんは気付かなくて良いんですよ?この世界の…いえ戦場の理なんてその心に無くて良いんです」
アクイラの考える理
それは「地を知り先を取り影拝むこと無し」
作戦地域を調べあげ狙撃位置を確保し
相手に撃たれる前にこちらが撃ち
自身の姿は影さえも見せない
だからこそアクイラは現地部隊と仲良くする
だからこそ己の評判を保つ
「アクイラさんといれば今のところは安全ですが…任務が終わっていません」
「情報収集なんて今の状態ではとてもできませんね…」
「任務は諜報でしたか!私で良ければ答えれる範囲でお教えしますよ?」
二人は顔を見合わせる
そうロドス内でいつも訓練しているため忘れられがちだが、アクイラはその土地の代表者と繋がりを持ちやすい
「さて…ただいまー」
「ん?アクイラさん!?いま休暇のはずでは!?!?」
「二人がしんぱいで…普通に観光です」
「そういや連絡来てたな(アクイラが二人に介入するだろうから確保してね)って」
「「アクイラさん?どうゆうことですか?」」
「あっ…スゥー」
「奥の部屋使いな?外から閉めておくよ…」
「ヤメッ!担がないで!?おろして!!スズランさん!!」
「おねいさんそのまま縛りましょう」
「そうですね!たくさん聞きたいこともありますし…今日は逃がしませんよ?」
その後エクシア・テキサスの両名が帰ってくると意識を失った見慣れた人物を発見する
ジェシカは任務達成が可能であることを伝えロドスへと戻る
~ロドス・アイランド~
「……以上を持ちまして報告を終えます」
「皆ご苦労だった…しばらく休むといい」
「ねぇねぇなんでアクイラがここにいるの?」
「資料に書いてある協力者はアクイラさんです」
「勝手に手伝いに来たの?なんで??」
「私達を見に来たらしいです…これ以上は言えませんけど…」
脱け殻のように倒れているアクイラに声をかけるも返事はない
なぜなら協力な薬を複数飲まされたあげくいいようにおもちゃにされていたからである
「…ん?これって…え?え??」
「ほらいくぞ!お前は始末書の提出だ」
「アクイラさんは私が運びますね」
ジェシカはアクイラの共同部屋に連れていきベッドに寝かせて退室する
その後更に協力な意識消失薬を作り出したのは言うまでもない