狙撃主は何を思う・・・   作:紅霧竜

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次は~カランド貿易~カランド貿易~
戦う際は~真銀斬に~お気をつけください~




アクイラvsオペレーター2

アクイラは宣言通りシミュレーターの準備をしている

その後ろではケルシーが監視しており逃げられない

 

「盟友よ…彼はなぜ監視されているのだ?」

「ああ~目を離したら逃げるからね彼」

「ああ…しかしあなたの到着が早くて助かった引き継ぎして監視をして欲しい」

「わかりました…クーリエ、アクイラについていろ」

 

ケルシーが離れクーリエが監視につく

作戦がバレるのではと思う方もいると思うが、設定しているのが武器の威力とマップの構造やターゲットの有無であるためあまり関係ない

 

「よーし終わった~」

「お疲れ様ですアクイラさん」

「おはようクーリエ…シミュレーションでは本気でいくからな?」

「楽しみにしておきますよ」

 

 

今回の演習は「人質救出」

回収目標はまさかの二人

 

「では私たちはここに」

「お兄ちゃんいってくるねー」

「ん?どこへいくんだ?二人とも突入口はこっちだぞ?」

「今回は私たち二人が回収対象です」

「アクイラさんも怖いことするよねー私たちを人質にするなんてさ~」

 

シルバーアッシュ含めた3人に静かに炎が宿る

それは気付かれぬ程小さく熱量は凄まじい

 

 

アクイラは開始を宣言すると同時に

 

 

「汝の誇示せし武勇…悉く破壊して見せよう…真銀斬!」

「家族を護るためならば…鬼神にでもなってやる!」

「僕も行きますよ…家族を助けるためならばどこへでもお供します」

 

三人は凄まじい暴れ方をする

目に入る敵を瞬時に屠り

その歩み止めることなく

ただ一直線に向かう

 

「無理!俺は逃げる!」

「あんなの相手に出きるわけねぇ!」

 

逃げる兵士をかばうように弾丸が飛んでくる

それは正確かつ的確な狙撃であった

 

兵士達は狙撃主の元へと逃げていく

 

目標のいるとされるビルから500mのところで赤いレーザーが照射される

 

「そこで止まりな…さもなくば撃つ」

「撃つがいい…撃てるものならな」

 

トリガーをひく

盾が動く

撃轍が刺さる

防御体制を取る

弾丸が放たれる

盾が吹き飛ぶ

装填する

前に入る

 

繰り返し吹き飛ばされるもだんだんと近づいて来る

いくら放とうと全て防がれる

 

「私をわすれてませんか?…!?」

 

そこにいたのは簡易的な動きをする人形

狙撃は無人で行われていた

 

「しまっ!…ゲホッゲホッ…!?(息が…できな…)」

「あれは…しまった!クーリエは無事か!?」

「三人共入ったね…エイ」

 

アクイラがスイッチをいれるととたんにビルが崩れ落ちる

三人はなんとか脱出するも迫撃の雨により行動不能となる

 

「そこまで!…まさかこれ程とは」

「だから言ったじゃないですか~家族の事になると見失うって」

「お兄ちゃん達大丈夫?」

「お兄様…ご無事ですか?」

 

観戦していたジェシカ達も集まり反省会が開かれる

 

 

「ではジェシカ解説を」

「はい…まず今回の場合アクイラさんは二人を回収するようにと言いましたがこれが罠なんです」

「どうゆうことだ?私は狙撃点に攻撃していたのだが」

「アクイラさんの狙撃は最初は本人が行っていました…しかし700m辺りから人形を仕掛け逃げたんです」

「まんまと騙されたわけか」

「ここで重要なのが兵士が逃げた方向なんです、最初はバラバラに途中から狙撃ポイントに誘導して行くことで「目標はこの方向である」と認識させたんです」

「だからスモークもあったんですね」

「はいそれに加えアクイラさんの隠蔽技術はケルシー先生でもたまに気づかないほどです」

「そうなのか?」

「その証拠にこのホログラム発生装置の中にはエナジーバーの作製機が入っています」

「ちょ!?ジェシカさん!!」

「たまにはいいですよね?アクイラさん??」

「私の貯蔵庫が…」

 

その場で崩れ落ちだんだんと白くなるアクイラを無視して話しは続く

 

「発見が遅れた理由はもう一つあります、それは中継器の破壊及び妨害です」

「我々の無線は壊れていないぞ?それに細工された形跡もない」

「ええ彼は空気中に無線妨害の粒子をあらかじめ…いえ800m辺りから撃ち始めたんです」

「そんな事は一度も…まさか時々至近弾だったのは!?」

「はい地面に隠された「垂直跳躍型炸裂地雷」その内部には電子妨害の粉が入っていたのです」

 

 

アクイラの空中炸裂地雷は二種類ある

一つは殺害を目的とした鉄球射出型

そしてもう一つが今回の索敵妨害型

妨害型に入れるのは主にガスであるが今回は電波妨害のチャフをばら蒔くように細工してあった

 

そこに短波無線は使える状態であることと単独任務であることが災いし今回の結果に繋がった

 

「なるほどな…激情している相手に対して有効打を打ち続け真意を隠す…いかにも好きそうだな」

「しかしそれだけではありませんこの行動線を見てください、クーリエさんは早い段階で別れているにも関わらず気づかないふりをしていたんです」

「なぜ…まさか!?我々に集中し短期決戦を挑んでいるように見せるためか!」

「そうですよ~きっちり耐えれるような弾道しかないのに気づかないからやりやすくて」

「これは…我々の完全敗北だな…」

「そして最後のビルに到着時すでにアクイラさんは人質と合流し防衛線を構築、照準を入り口に固定し迫撃準備も終えていました」

 

 

カランド貿易との模擬戦闘はアクイラの勝利で終わった

三人は妹達にこってり絞られ落ち込んだという…

 

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