セキレイ世界に転生   作:橘闘牙

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 この作品は、気分転換に書き始めた作品なので、行き当たりばったりな内容になっていくと思いますが、どうか優しい目でご覧いただけると有り難いです。


第三話

 エミヤの作った料理に舌鼓を打ちながら、自分の紹介やサーヴァント達から質問に答えていった。

 

 

「あと、マスター呼びはやめてくれると助かる。……ありがとう。これからは、将暉って呼んでくれ。」

 

 

 そこからは、こちらもと言われて下の名で呼び合うようにしていった。

 

 

「じゃあ。俺は、家の探索に行くけど誰かこの家を見て回った人いない?」

 

 

 返事がなかったので、エミヤ達も誘って家の中を探索した。

 

 探索してみた結果は、広すぎて息が絶え絶えになってしまった。こういう事の詳しいそうなエミヤに尋ねて見ると、6LDKの三階建、そして地下も二階ありトーニングルームと宝具を余裕で放てる広さがある空間があると伝えられた。

 

 

「はあー。はあー。…そんなに広いのか、道理で…疲れるはずだー。」

 

 

 そう言うと俺は、寝てしまったと、次の朝教えてくれた。そして、エミヤは更に驚くべきことを口にした。

 

 

「将暉、学校に行く手続きを進めておいたので、明後日から学校に行ってこい!」

 

 

 一瞬「へっ。」と不抜けた声が出てしまった。慌ててその必要は無いと言おうとしたが、

 

 

「将暉、君の精神年齢は把握しているが、学校にはいくべきだ。一応伝えておくが、必ずしもあちらの世界と歴史などが同じとは限らないのだ、現在のことを確認するためにも行くべきだ。」

 

 

 エミヤに言われたことを聞いて納得した。確かに常識なんかのズレがあっては後々大きな問題を生む可能性があると感じた。

 

 

「エミヤ、分かった。俺学校に行くよ。だけど、行く日はもう少し伸ばせない?アリアからもらった力とかの確認もしたいから……あ。そういえば、隣にも挨拶しにいかなきゃいけない!」

 

 

 昨日、探索してからすぐ寝たためにしそこなったことを思い出した。

 

 

「そうか、考えての行動とあらば止める理由はないさ。さあー。朝ご飯にしよう。」

 

 

 うまい飯を食い終わってから、全員で隣や近隣に挨拶に行こうということになった。

 

 

「手土産は、こちらで用意しておいたぞ。」

 

 

 エミヤは気の利いたことに、短時間の間に手土産まで準備していたさっきの会話だけでそこまでのことも予想していることに流石だと思った。(さすが、オカン。)

 と考えていると少し睨まれてしまった。心地の良いものではなかったので、話題のそらす為にジャンヌに話をふった。

 

 

「そうだ。ジャンヌ頼みたいことがあるんだけどいいか?」

 

 

「はい、頼みたいこととはなんでしょうか。将暉。」

 

 

「この年でもできる基礎トレーニングのメニューを考えてほしくてさ!」

 

 

 その言葉を聞いて、アルトリアと武蔵、頼光が何故こちらに頼まないと言った風な様子でこちらを見てきたが無視して続けた。

 

 

「分かりました。明日までに考えて、メニューを渡しますね。それを見てから…そうですね、昼からトレーニングを始めようと考えます。…何か用事などはありませんか?」

 

 

 ジャンヌにそんなことを言われて考えてしまったが、特にないと伝えた。あっても今日中に片付くとも思った。

 まずは、隣に挨拶に行ってから帝都の探索に出掛けることになった。

 

 

「ああー。そう言えば、誰か俺が睡る前に持ってた手紙を知らないか?」

 

 

 アリアから渡された手紙のことを思い出した。すると

 

 

「これのことか?」

 

 

 とすぐ近くにいた武蔵が差し出してきた。

 

 

「ありがとう。」

 

 

 そんなやり取りをしてから、早速出雲荘へ挨拶に行った。

 

 

「今更に思ったんだが、こんな大勢で向かって迷惑じゃないかな?」

 

 

 本当に今更すぎることを考えてしまった。

 

 

「いいのではないでしょうか。一々日を改めて全員挨拶に行った方が迷惑なってしまう

と思います。」

 

 

 アルトリアや他のみんなも大丈夫と肯定してくれた。

 

 

「じゃあ。エミヤが代表として挨拶してくれ。この体じゃ逆に相手を困惑させてしまう

だろうしな。(手紙を渡したら、何かが起こるような気がしてならないから意味はないような気がしなくもないが。)」

 

 

「ああ。引き受けた。」

 

 

 そこからはスムーズに進みはしたが……やはりというか何というか、出雲荘の般若(美哉)に捕まってしまった。

 

 

「あらあら、可愛らしいこと。」

 

 

「あの、手紙を見て状況を知ったなら俺の精神年齢分かってますよね!…恥ずかしいので辞めてください!」

 

 

 とまあー。こんな感じになってしまったのである。

最初は、普通に話が進んでつつがなく終わって次のことに移ったのだが、予定が全て済んでからの帰路でアリアから渡された手紙を読んだ美哉が、待ち構えていたのだった。

 

 

「おい、いい加減にやめんか将暉が嫌がっているではないか!」

 

 

 エミヤが止めようと仲裁に入ってくれようとしたが、それよりも早く動き出した人物がいた。

 

 

「将暉を離してもらいましょうか?」

 

 

「ふっふっ、早速悪い虫が付きましたか?」

 

 

「将暉さんから離れなさい!」

 

 

「将暉から離れなさい!」

 

 

 武蔵を始めとする女サーヴァントが動いていた。

 

 

「ふふ、さすがに分が悪いわね。」

 

 

 そう言うと美哉さんが解放してくれた。

 

 

『将暉大丈夫か?』

 

 

『オメーさんも大変だな!』

 

 

 エミヤが気遣ってこちらに声を掛けてきた。クーの方も気遣ってくれているみたいだが、この状況に笑いを堪えているようだったので、仕返しを考えてしまった。(あいつなんか苦手なものあったけ…後でアリアに聞いてみるか?)

 そんなくだらないことをしている間にあちらも話が進んでいたのか、完全に臨戦態勢になっていて場の空気が一変した。

 

 

「美哉さんよ、私と一つお付き合い願えますか!」

 

 

 武蔵の言葉を聞いてこれは、まずと思い挑まれた美哉さんの方も何故か乗り気な様子だった。暫く睨み合っていたのでどうしたものかと思っていると、二人の姿が消えた。いや、後を追うように残っていた三人もすぐにいなくなった。

 

 

「おい。五人はどこに行ったんだ。」

 

 

 それに対しては、エミヤが答えてくれた。

 

 

「あの、五人だったら恐らくは我が家の地下だと思うぞ!」

 

 

 それを聞いて、はあーとため息が出てしまった。とても厄介なことになったなあーと思った。

 

 

「もしもの時は、クーお前が何とかしろよ。」

 

 

「はっ。なんでだよ?」

 

 

「お前さっきの状況楽しんでたろ!他人事だと思っているフシが見られるからな、楽し

んだんだろその分働け!」

 

 

 ちょうどいい仕返しの材料ができたとすかさず利用した。思わず黒い笑みが出てしまった。

 

 

「そんな、殺生な!あれを止めろとか将暉、わいに死ねって言ってるか!?」

 

 

 なんかわめいていたが、無視した。(まあー、アリアやエミヤにも頼むし多分大丈夫だろう。)

 

 

「それじゃあ、俺は疲れたし、家に帰って寝るから…エミヤ、今の状況に変化が現れたり、夕飯の時間になったら起こしに来てくれ。」

 

 

 エミヤが了承したのを確認してから歩き始め、家に入って深い寝た。

 

 

 

 

 

 

 

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