このポーション屋に祝福を!   作:霜降り 

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まぁ、その……ようやくカズマと絡むよとか原作に関わってくるよとか色々ありますが……その前に一言

遅れてすみませんでしたっ!!

リアルの方でトラブルってたというか現在進行形でトラブルってるというか……

まぁ、そんな状態で書いたので短いですし、多分誤字もたくさんありますが楽しんでくれたら幸いです。


第四話

ドンドンドンドン

そんなドアを、ノックする音で目を覚ます。

うるさい、ノックするにしてももうちょっと静かにしてほしいものだ。

玄関前まで歩きドアを開けるとそこには走ってきたのか少し汗をかいた焦ってるゆんゆんがいた。

 

「どうしたゆんゆん、朝からうるせぇノックしやがってこっちはポーション作りで寝不足なんだ、くだらないことだったら媚薬飲ませて商店街に裸で投げ込むぞ」

「な、何をしようとしてるのよ!とりあえずこれを見て!」

 

ゆんゆんが封筒を渡してくる、それを受け取って開けると2枚の紙が入っていた。

 

えーと……一枚目はゆんゆんのバカ父のやつからか、えーと『この手紙が届く頃にはきっと私はこの世にいないだろう』相変わらずこの紅魔族の時候の挨拶はアホ臭いなぁ……

うーん、なになに、読みにくいがまとめると魔王の幹部が村を襲いに来たってところか。

 

「で?こんなくだらないことのためにこんな朝早くに起こしやがって、そんな媚薬が飲みたいようだな?」

「くだらないって、紅魔の里が失くなっちゃうかもしれないのよ!」

 

ないない、ありえない、あの里が魔王の幹部程度でなくなるなんてありえない。

その程度で失くなってたらもっと昔に失くなってるだろう。

クソみたいな理由で邪神とか封印して、しかも解けてるような里だし。

 

「そ、それにもう一枚の方を見て!」

 

そう言われて思い出した、確かにもう一枚あったな。

これは【紅魔族英雄伝 第一章】著者:あるえ……あいつまだ小説書いてんのか。

 

んーと、内容的には主人公のゆんゆんがヒモ男を養って、その二人にできた子供が魔王を倒す的なありがち……?なやつか、何故主人公がゆんゆんなんだ?

 

「その、それ的には私が子供を産む必要があるって……」

 

えー?もしかしてゆんゆん、これがあるえが書いた小説って気づいてないのか?

まー、確かにゆんゆんは先走ることがよくあるけどさ……流石にそれは先走りすぎだろ。

おそらく一枚目の手紙を読んで焦ってしまったのだろうけどさ。

それはさぁ。流石にないだろ。

 

「ねぇ!?どうすればいいのかな私!?知り合いにこの条件に当てはまる人がいるんだけど!?」

 

ゆんゆんが私の肩をつかんで揺らしまくりながら聞いてくる。

 

「とりあえず子供が欲しいとでも言っておけば?あと揺らすのやめろ」

「やっぱそうするしかないのかな、で、でもそれって告白じゃ!」

「とりあえず揺らすのをやめろ」

 

頭が痛くなってきた。

そんなに媚薬飲んで裸で商店街歩きたいのか?

私から不穏な雰囲気を感じ取ったのかゆんゆんは肩から手をはなした。

 

「ていうか、その条件に当てはまる男って誰だ?確実に縁を切ったほういいと思うが」

「ほらあの、この前言っためぐみんのパーティーメンバーのカズマさん」

「なおさら縁を切ったほうがいい」

 

そいつかよ、めぐみんのパーティーメンバーって時点で嫌な予感してたけど想像どおりだったな。

そういえばめぐみんって結構過保護なタイプだしまさかめぐみんのヒモってことはないよな?

 

「と、とりあえず、これめぐみんにも見せないとだからいっしょに来て!」

 

正直めんどくさいから行きたくないんだが、ポーションもまだ余裕はあるが早く入荷しなければいけないし。

まぁ、面白そうだしいいか、もしかしたらゆんゆんが何かやらかすかもしれないし。

 

「ところでゆんゆんパジャマのまま行かせる気か?早く手を離せ」

 

 

 

 

予想以上に家から近かっためぐみん達が住んでるらしい家、そこでのゆんゆんの第一声は。

 

「私……!!私……!!カズマさんの子供が欲しいっ!」

 

予想の斜め上、いや直角だった、やばい笑いを堪えるのがきつい、お腹痛い、てかもう笑ってる。

めぐみんは口を開けたまま固まってるし、ゆんゆんの目に前にいる……多分カズマというやつは紅茶を吹き出した、他の人……多分めぐみんのパーティーメンバーも全員同じような状態だ。

 

「ここに盗賊を……いやでも……」

 

訂正、一人だけボードゲームに集中していて聞いてないらしい。

 

「いやちょっと待ってください、ゆんゆんは突然何を口走っているのですか!?ふらすこぉ!笑ってないで説明してください!」

「そ、そうだ、めぐみんの言う通りだ、確かゆんゆんといったな!?カズマと何があったのかは知らないが血迷うな!コレがどんな男か知っているのか!?」

 

めぐみんと金髪の女性がゆんゆんを止めにかかる、まぁ当たり前だろう。

友人の友人が自分の友人の男に急に告白したんだからな。

それもダメ男、誰だって止めるだろう。

 

「だ、だってだって!!わたしとカズマさんが子供を作らないと世界が!魔王が……っ!!」

「そうか、世界が……。大丈夫だ、皆まで言わなくていい。世界も魔王も俺に任せとけ。俺とゆんゆんが子作「カズマはややこしくなるので黙っててください!ふらすこ!いい加減説明してください!」

 

正直説明しろと言われてもゆんゆんの持ってる手紙見ろとしか言えないが……うーん、だけどこれを言ってしまうとアレがあるえの小説だとバレてしまうな。

それじゃつまらん、ちょっと遊ぶか。

 

「まー、まー、落ち着けめぐみん、えーと、カズマだったか?コレあげるよ」

 

カズマに白衣の裏から取り出したポーションを一本渡す。

 

「なんだこれ?」

「媚薬だ。ゆんゆんにでも使ってやってくれ」

 

媚薬を渡したあとカズマに向けてサムズアップする。

 

「何をしてるんですかあなたは!!カズマも当たり前のようにしまわないでください!!」

「んーと、アークウィザードは動かしても意味ないし……あっ!!ここでいらない子だったクルセイダーを使えば!!」

「お、おい、一旦落ち着け!とりあえずその媚薬について……」

 

うん、なかなかカオスになった、いい感じだ。

 

 

 

 

「粗茶ですけど」

 

色々カオスな状態から復帰し、ちゃんと説明することになった私達は水色の髪のさっきまでボードゲームをしてた女性からお茶を……これお湯じゃね?

 

「で……ゆんゆんとふらすこはいったいなんのためにここに来たのですか」

「おい。めぐみん待ってくれふらすこって誰だ、名前からして紅魔族なんだろうけど」

「ああ、自己紹介がまだだったか、ふらすこというものだ。さっき言ってたとおり紅魔族でゆんゆんとめぐみんの同級生だ」

「あれ?」

 

あれ?ってなんだ、あれ?って、その意外そうな顔はなんだ。

 

「い、いやてっきりあの名乗りをするのかと」

 

名乗り……?あー、我が名は!ってやつか、何だったかな学校の授業で考えさせられた記憶はあるがもう覚えてないな。

昔は一応やってたが里の路上でポーション売るときに引かれるからやめた。

 

「めんどくさいし、やる必要もないだろ」

「そ、そうか、これは遂にまともなやつが……あ、俺はカズマだ」

「ダクネスだ、よろしく頼む」

「ああ、よろしく頼む」

 

黒髪の男がカズマで、金髪の女性がダクネスか、覚えておこう。

で残りのボードゲームをやってた水色髪のやつだが、なにか不敵な笑みでこちらに近づいてくる。

 

「ふふふ…、私はアクア。そう、アクシズ教団の崇めるご神体、女神アクアよ」

 

アクシズ教か、関わらないでおこう。

 

「まぁ、私のことは置いといて私達が来た理由の説明はゆんゆんに任せよう」

「あれ?今もしかして私無視された?」

「えっと…これを見てください」

 

ゆんゆんがめぐみんに封筒を手渡す。

周りのみなも手紙を見るためにめぐみんのほうに近づく。

 

「これは、族長からの手紙ですか。『……この手紙が届く頃には、きっと私はこの世にいないだろう』……?」

 

めぐみん達は神妙な顔で手紙を見ていく。

 

「ねー、少しくらい反応してほしいんですけどー」

 

訂正、見るどころか話さえ聞いてなさそうなやつが一人。

 

 

 

「ああああああああーっ!!」

 

めぐみんが手紙を読んでゆんゆんの勘違いに気づいた。

その時のゆんゆんの顔は非常に傑作だった、これもう笑っていい?笑っていいよね?

 

「ふらすこ絶対気づいてたでしょ!」

 

そんな状態の私に気づいたのか、ゆんゆんが食い気味に聞いてくる。

 

「は?当たり前じゃん」

 

なに当然のこと聞いてんの?

ゆんゆんも私とそれなりの時間いるはずなんだがいい加減私の性格を理解したほうがいい。

 

「お、おい。どういうことだ?俺はここで脱げばいいのか?」

「あなたはもう部屋で寝ててください。これはただの物語ですので」

「物語だったのか……ん?なら最初の手紙は?」

 

ダクネスが一枚目の手紙について聞いてくる。

 

「それは多分本物の内容だよ。流石に嘘でこんなことは言わないだろうし」

「多分そうでしょうね、前々から魔王軍は紅魔族を目の敵にしてましたし、ついに本腰を入れてきたってところでしょう」

「……何故二人はそんな落ち着いているんだ?同級生や家族が心配じゃないのか?」

 

そんなダクネスの言葉にゆんゆんが急に立ち上がる。

 

「そ、そうだわ、こんなことしてる場合じゃない!二人とも、どうしよう!?里が襲われてるのは本当だと思う!私達はどうすればいい!?」

「「無視すればいいと思う」」

「二人の薄情者!なんでそんな冷たいのよ!」

 

いやー、だって紅魔の里がその程度で滅びるわけないしねぇ。

めぐみんは多分ゆんゆんに実は心配してることがバレたくないだけだろうな、ツンデレだこと。

そんなこと考えてたらゆんゆんは早速紅魔の里に行くのかカズマ達に謝って出ていった。

じゃ、私も帰るか、椅子から立ち上がる。

と、その前に

 

「私も帰らせてもらうね。ああ、そのまえに、ちょっとカズマこっち来てくれ」

「ん?なんだ」

 

カズマがこちらによってくる、私は口をカズマの耳に寄せめぐみんに聞こえないように言う。

 

「多分あのツンデレが行きたいと言うから、そうなったら私はそこの家にいるから教えてくれ、こんなんでも護衛くらいになるはずだ、対価はめぐみんがどんな言い訳をしたかでどうだ?」

 

それを聞いたカズマは返事をサムズアップでした。

私もサムズアップで返した。

 




主人公朝弱いので機嫌が悪い

そして主人公もまぁまぁツンデレ(自覚はある)
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