2月に入っての初投稿兼オリジナル章の始まりとなります。
これから原作第一話までの十年間、つまり例のライブ襲撃事件までの話を書いてく予定です。ですのでこれからもよろしくお願いします。
あと、今回は一つチャレンジというかちょっとしたお試しってやつをやってみました。これについては感想欄で指摘してくだされればと思います。
さて、世間話(?)はこのぐらいにしてそろそろ本編に行きますかー
それでは本編をどうぞ
その男の名は 1ー1
認定特異災害ノイズ。通称『ノイズ』
それは、奇怪で無機質な姿形を持った怪物のこと。各国から意思疏通を試みたがその全てが失敗し、国連からはノイズとの意思相通は不能と確定した程。奴等は突然現れては人を襲い、自身諸とも人間を炭素の塊へと変えて殺していく。奴等は出現する度にその数や規模は不規則ではあるが、一気に現れてはその場を一瞬にして地獄に反転させる大量殺戮者どもである。
突然大量に現れて人間を襲い、時間が経てば勝手に消えていなくなる。さながら、嵐や台風のようだ。故にそれを一種の自然災害に数えて
世界中の各政府はそのノイズに対してあらゆる対策を施したが、その全てが無意味だと知った。思い知ってしまったのだ。
ただ幸いなことにノイズにはエネルギー消費による活動限界時間が存在する。その大きさや元となるタイプの種類などにより差は生まれるものの、
そうして人類はこの三年間、ただ落ちる火の粉を払う所か避けるだけで精一杯であった。
中国四川省の外郭に位置した七星町。現在この町にてノイズ警報が鳴り響いている。ノイズの出現を感知した瞬間に自動で発動する
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逃げ惑う住民たち。運悪く出現場所に居合わせた者たちはすでに炭素になって久しく、他の住民たちもノイズにより炭素の塊にされてゆく。
「うわあああっ」
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道路で避難を呼びかけるも槍状のノイズに貫かれてしまった若い警察官、逃げた先を回り込んでいたノイズに阻まれてしまった中年の会社員。下校帰りに運悪くノイズに遭遇してしまった女子生徒。これが人間同士の戦争であったのならまだ人道的配慮があったかも知れない。
しかしノイズには
老若男女関係なくノイズは目の前にある
抵抗の一つすら許さない絶対なる死神、ノイズ。それを前にして人々は死への恐怖と抗えない運命に対する絶望を感じただ死を待つだけだった。
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この姉妹もまた学校帰りに運悪くノイズに遭遇してしまった口である。二人の前と後ろの両方向から挟むように現れた二体のノイズ。それらの手足はまるで猿のように長く、三本の指は鉤爪のように鋭くて細長い。黒配色の身体に白いラインが引かれてるその姿はまるで
姉の
ええ、分かっているわ。こんなことしても無駄だってことぐらい…
でも…だからと言って諦めていい訳がないっ
「……
姉として先に生まれたから
愛する妹を守りたいと思うから
私とて死ぬのは怖いし死にたくもない
でもそれ以上に嫌なのは
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「
「
互いのために一歩も引かない。しかしやっとの思いで妹の手を離した
しかし、現実は残酷であった。
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ノイズたちはその二人を囲った状態で近づく。一歩ずつゆっくり近づいてくるノイズはそれぞれの
指先が触れるまであと一歩。
三体のスカルノイズの内に前方向にいた個体が両腕を広げた。そしてその姿勢のまま二人に向かってその身を投げ出す。
「「ッ 」」
(
しかし、その手が二人に触れることはなかった。
「オラァァアアアッッ」
それは突然の出来ごとだった。ボロボロの布を纏った男が現れてはいきなり
「…嫌なもん見せつけてんじゃねぇ」
ノイズをたったの一撃で、それも拳で直接殴り倒したにも関わらず平然としている謎の男性。その名は萩原仁。約半年前に日本で起きた赤柱事件の生き残りの一人であった。
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いきなり現れた目の前の男がノイズを殴ったことは分かった。それでノイズが倒されたのも直接両目で見た。しかし、何故
「おい、そこの二人。まだ生きているか?」
それから何年も過ぎた後に
何を言っていたのかはわからないし、その正体は今もまったく見当がつかない。でも確かなのは一つ
あの時、彼のお陰で私たちが助かったことに安心したような……そんな優しい目をしていたわ
ひしぶりに中国語を思い出そうとしたら単語のいくつかと簡単な文法ぐらいしか思い出せなかったのでグーグル翻訳先生と単語帳ニキに大変お世話になりました。(汗)
もっと現地感があるように書いてみたくてやってみました。如何でしょう?
もしこれについての反応が良ければ他の国に行った時にも最初だけですが、現地の言葉を使ってみようかなと思っています。さすがにあんな小さなルビーだらけの文は読みづらいし読みたくもないだろうから次話からは日本語に統一して書きます(笑)
感想・評価お待ちしております。
今後のR-15タグ付き描写について
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R-15描写は好きだから今後も使って
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毎回じゃなくて、たまに使うぐらいならOK
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むしろもっと苛烈で生々しくしてぇ!
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そもそもやるな
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好きにしたら?