人機絶唱シンフォギア 機械仕掛けのD   作:火力万能主義

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どうも、初めまして。火力万能主義と言います。
前から考えて来た設定とストーリーを自分で書いてみたいと思いこうして初投稿させていただきました。


Prologue (原作開始時点より10年前)
寝て起きると異世界? 1-1


  寝て起きたら異世界だった。

 

 

 俺はいつものように学校でクラスの友達とバカ騒ぎしながら遊んで、家に帰って親と夕ご飯食べて、寝る前に風呂に入ってから寝た。

 

 それだけだったのに何故か目を覚ますとノイズというアニメに出てきそうな化け物が存在する世界だった。

 

 

「は?何だこのテンプレのような展開は?」

 

 

 家の構造と部屋はそのまんまで、元々俺がいた世界の家と同じだったのが唯一の安心だった。

 

 しかし、それ以外の全ては違った。

 

 両親も初めて会う他人で、スマホには知らない番号と名前だらけ。しかも身に覚えのない弟までいるのを知ったときには目の前が真っ白になる気分だった。

 

 さすがにこれ以上はやばいと思った俺は今自分の部屋と同じ部屋で布団に包まった状態だ。

 

 

 部屋の中にある置物は全部見覚えのあるもので、置き場も同じだったおかげで少しは落ち着いた、と思う。

 

 だが、やはりその細部まで同じではなかった。

 

 

 まずカレンダーに書かれている年度が違うのが、俺がいた世界はまだ201○年のなつだったがここでは2035年の春に入ったばかり。

 

 壁に掲げた写真らも見覚えのないものばかりで、アルバムの中身も記憶にないものがほとんどだ。

 

 

「見覚えがある写真も、結局同じ顔と体つきだからそう感じているだけだろうし」

 

 

 そう、どうやらこの世界の‘俺’は俺と真っ二つの人間のようだ。

 

 しかし、どうしても理解できないのが一つ。

 

 なんで俺だけしかいない?この世界の俺は一体どこにいる?

 

 

「まさか死んだ?いや、唐突に死んだ人間の身体に同じ顔の人間、しかも違う世界の魂が入るなどあまりにも不自然すぎる」

 

 

 そもそも異世界に、しかも突然的に飛ばされてしまう事自体がありえない。

 

 異世界転移はあくまで創作の話だったはず。

 

 

「...それか存在自体が何かの理由で消えて俺が代わりに呼ばれたのかもしらない」

 

 

 でも、なんで俺なんだ?何かずば抜けた特技を持っているわけでもないし、血筋に何か特別なものがあるわけではない。

 

 前に中学校の課題で父さんと爺さんに聞いてみたら俺らの家は商人下りだと言われた。だからどっかの忍なのに忍ばない忍者のようなこともない。

 

 

「はぁなんでよりにもよって俺なんかが...」

 

 

 正直に言うと、俺も異世界やファンタジーといったものに興味がないわけではなかった。

 

 普通にゲームはするし、魔法と剣があるファンタジーの世界観で好きなことをしながらハーレムを作るイケメンの主人公には憧れる時も一時はあった。

 

 でも俺はそれよりも親と友達がいるありふれた日常の方が好きだった。だから俺は異世界に行くのは死んでもゴメンだった。

 

 

「やはり創作はあくまでも創作ってことか」

 

 

 アニメやラノベの主人公たちはいきなり知らない土地に一人でポンと置かれて、しかも地球に帰れるかどうかすらも分からないというのに平然とチートを使いながらハーレムを作る。

 

 俺には到底できることじゃない。

 

 昨日までも愛する家族たちと夕ご飯を食べながら一日あったことを話してたんだ...大事な友人たちとバカしながら笑っていたんだ...

 

 なのに...なんで俺が異世界に来なきゃならないんだ⁈

 

 

「...なんでだよ」

 

 

 なんで俺なんだ...他にもいるんだろう?隣のクラスでもすでに異世界異世界と歌うやつが3人もいたんだというのに...

 

 

 異世界に行きたいやつなんざ他にもたくさんいるはずなのに...なんでよりによって俺なんだよ...

 

 

 俺はもうすでに満足していたんだ。

 

 

 だと言うのにどうして…

 

 

 

 

「一体俺にどうしろってんだよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈side ???〉

 

 

 

 

 これで全ての条件は揃った。

 

 

 生け贄となる少年には()()の埋め込み作業も終わり、()の打ち込みも今全てが終わった。

 

 

 後はきっかけさえあれば計画は始まる。

 

 

 しかし、そのきっかけがいつどこで起きるかまでは分からない。

 

 

 ただ一つ確かなことはあの少年こそが人類にとって最後の希望ということだ。

 

 

 愛する我が兄弟よ、もう僕たちに残った方法とはこれしかない。

 

 

 僕たちの間で晴らすべきだった怨念も、そしてこれまで続いてきた負の連鎖を全て断ち切れるのはあの少年だけだ。

 

 

 もちろん子供()が道を踏み外しそうなら()が踏み外さないように導こう。

 

 

 しかし、最後に選択するのは彼だ。

 

 

 押し付けるばかりしては何もしない僕が言うのも皮肉だろうが、こればかりは譲れないさ。

 

 

 愛しい我が子に親が背負うべきだった全ての重荷を背負わせたんだ。

 

 

 これぐらいはしてあげたいのが親の心という物だよ。

 

 

 

 萩原仁、愛しい子らの一人よ。

 

 

 

 僕たちが背負わせた負の連鎖をいつか断ち切る解放者であり、また人類の未来を背負った守護者よ。

 

 

 これから君が歩むだろうその道には様々な試練があり、それらが君の持つ全てを奪っていくかも知れない。

 

 

 

 しかし、それでも祈ろう。

 

 

 

 これからの君にも人並みの幸せと光が共にあれることを…

 

 




感想と評価よろしくお願いします。

*文章が読みやすいように修正しました。

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