Death mark Vegito 作:名無しのななな
ベジットさんが警備員をロッカーの中にしまった後、職員室を調べることにした。
「この職員室を調べよう。鍵がや別のものがあるかもしれない。」
そうだな。無理やり鍵を開けようとしてこの教室みたいな感じにするのはいかん。
「…悪いな。少し荒らしちまった。」
「まあ、仕方ないんじゃない?」
花彦と対峙したため職員室内が荒れている。次からはもっと静かに撃退しないとな…重要な物がどっかいっちまうかもしれん。
にしても…悟飯のいた学校とは違って机や椅子が全然ねえな。
すると、八敷が壁に何か書いてあるのをライトで見つけた。
「あいぜん…?」
「しゅら…さま?」
続いて萌が首を傾ける。
「…阿修羅像のことか?」
あしゅらぞう…?聞いたことがないな。
ベジットがいた世界に阿修羅像というものは存在しない。
「その阿修羅像とはなんなんだ?仏像か?」
「ああ。三つの顔と六本の手が特徴で戦いを象徴する守護神のはずだが…」
三つの顔に六本の手…一つずつの顔に意思があったら面白いことになりそうだな。しかし、そんな体で…
「戦いの守護神…か」
まあ、宇宙は広い。いろんな奴がいるだろう。
「何でここに書いたんだろう?ほかの教室にはなかったよね?」
「たしかに…」
落書きにしか考えられんが…
「花彦君との関連性はなさそうだね…」
たしかに顔が三つ、腕が六本の奴をあいつがわざわざ信仰してるとは思えん。もし、信仰していたらもっとこの学校の壁に書いているだろう。
暗い…だが、そこだけ空気の流れが違うな
ベジットは職員室の隅に手をかける。そこには扉があった。
「なあ、この扉は何だ?」
「暗かったのによく見つけたな」
「まあな。入ってみようぜ?」
扉を開ける。ここには棚や机がある。ここには何かあるかもしれん。
萌は木製の棚を手際よく漁っていくとナイフ、赤いぺンなどを見つけては「要らないかな」と元の位置に戻している。
「こいつはたしか…」
ブルマが唇によく塗っている…なんだったか…わからんな。
八敷は赤い棒状のものを見つけている。あれもペンなのか?
「あまり収穫はなさそうだね…」
シルシを消すのに必要そうなものは見当たらない。別のところを探した方がいいんじゃないか?
「一度切り上げて別のところでもさが…」
ベジットがそう言いかけた時、フッ…と急に懐中電灯が消え、部屋は暗闇に包まれた。
なるほど…相変わらず…
「…神出鬼没だな」
「え?どうしたの?なんでライト消したの?」
「静かにしろ。」
「花彦くんが近いのか」
「いや、近いんじゃない。おそらく…」
隣の職員室にいるぞ。
すると職員準備室の扉がグワン!と大きくたわんだ。
「もしかして入ってくる…!?」
こいつらが見つかったら殺されちまうな…む?
ベジットは足に何かが引っ掛かるのを感じた。
「落ち着け。床に何かある」
取っ手らしきものを引き上げるとそこには地下室のようなものがあった。その取っ手は古く、人の力だけで開く硬さではなかったがベジットの前ではただの取っ手だ。
「収納スペースだよそれ!入ろう!」
八敷と萌が転がり込む。
さて、また撃退しないとな…
「ベジットさんは!?」
「あいつがここに留まって出れなくなる可能性もあるだろう?俺がおとりになってやる。」
「…分かった。」
収納スペースの扉は閉じた。
さて、撃退方法だが…さっきのようにむやみに気合砲は使えん。とりあえず、ちゃんと周りに何があるかだけ把握しなければ…まだこの部屋も調べ切ったわけではない。
…仕方がないな
次の一瞬のみ、職員準備室は黄金の光に包まれた。
テスト疲れた100問40分とかふざけんなy
ちなみにラストは魔人ブウ編の悟空vsヤコンが元ネタです。