Death mark Vegito 作:名無しのななな
そろそろ失踪近いかも♪
なにかあるとすぐにモチベーションが下がっていく♪
(なるほど…この中はこうなっていたのか。)
スーパーサイヤ人になり一度周りを確認する。足元には八敷たちが入っていった収納スペースの入り口。少し見渡せばいくつか棚がある。
(さて、今度は荒らさないようにしないとな。どうやら新しい奴も居るようだしな。)
ベジットは花彦くんを撃退するのに教室の扉ごと廊下に穴を開けている。その反省と真下の気を収納スペースを開けた時に感じ取っている。
「さあ、来い!」
ベジットは花彦くんを撃退できるように一点に集中する。
ガチャリ、とドアが開く。
すると入ってきたのは…
花彦くんではなかった。
だからと言って入ってきたのは人間とは言えないものだった。
「誰だ…てめぇは…」
色んなものを見てきた孫悟空とベジータの記憶を辿ってもこんな奴は見たことはない。
頭には女の髪、顔面は口、鼻を見る限り豚、胴体は人間の女の体、両腕は蛇、太ももから下は鳥のようになっている。大きさからしてダチョウ。そして白衣を羽織っている。
「こいつは…!」
ベジットがこの世界に来て見たあの白い女に似ている。
(こいつが俺にシルシを刻んだのか…?だが花彦は何なんだ?)
『ゆぅうぅしゅぅなずのぉぉ!』
ベジットが考えるうちにその女は襲ってくる。
「フン!」
しかし、ベジットの敵ではない。ほんの少し気を開放するだけで吹き飛ばせる。
その女は煙のように消えていった。花彦くんを撃退した時とは違う、まるで空気を吹き飛ばした感触だった。
「何だったんだ…あいつは…」
ベジットにとっての第一印象はただひたすらに気持ち悪い。
数メートル距離を取っていても分かる匂い。その匂いは色んな匂いが交じり合いあのような匂いになったと推測できる。
少なくとも化粧の匂い、下水の匂いと…血の匂い。この三つはいやでも伝わってくる匂いだった。
(とりあえず、俺もこの収納スペースとやらの中に入るか?)
(いや、八敷たちに任せて俺はここを見張っておくか。花彦なら来てもおかしくない。)
(この収納スペースとやらも嫌な感じだが…八敷たちの気に乱れはない。)
(とはいえ、あの女みたいなやつも俺が花彦と間違えるくらい似ている気だった。)
(あいつもおそらく怪異だな…怪異になると気での区別はできないのかもしれんな…)
(あいつが怪異だとすると…俺にシルシを刻んだのはあの女みたいなやつということになるが…)
(シルシは花彦にも反応していた。花彦が無関係というわけではないのか?)
(それとも、シルシを刻まれると怪異すべてに反応するのか?)
(だが、俺も八敷たちも今の女みたいなやつにシルシは反応していなかった。)
(考えてもわからんな。ちゃんとした情報を聞くまで頭を使うのはやめるとしよう。)
シルシを刻んだのはあの女と感じたベジットであった。
はーい、今回はベジットさんのこれまでの考察で()と「」を使いわけております。いつも通り書いてるとまるでベジットさんが独り言めちゃくちゃ喋ってる感じになったのでやめました。