Death mark Vegito   作:名無しのななな

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この小説書いてて思ったんですけど真下さん収納スペースの扉人力で開かないくらい堅かったのにどうやって入ったんだろう…


13(八敷視点)

梯子と登りきると、真下とベジットさんが対面していた。

 

「まだこの学校に来た奴がいたのか。」

 

真下はやれやれといった感じだ。

 

「悪いが、ここに来たくて来たわけじゃないんでな。それはお前も同じだろう?」

 

フッと鼻で笑いながら真下に返答する。

 

「確証がないのに決めつけるのはどうかと思うが…」

 

真下は呆れ顔をするが…

 

「確証くらいあるさ。そうだな…お前は右手首の掌に近い場所ってところか。」

 

「…貴様、なぜわかった。」

 

一瞬で険しい顔になった。

 

「あとで教えてやろう。」

 

ベジットさんの超能力は健在だ。二人が言っていることはおそらくシルシのことだろう。

シルシの場所を見せていないのにいきなり当てられれば誰だって驚くだろう。

 

「で、花彦くんはどうなったの?ベジットさん戦ったんでしょ?」

 

「なに?」

 

真下が驚くのは当然か。まず怪異と一対一で挑むことは普通なら無謀だ。このベジットさんを除いてはの話だが…

 

「…ああ、今度は荒らさないよう静かに撃退したさ。」

 

「待て。じゃあ、あの地震は…」

 

「ベジットさんじゃないのか?」

 

「あー、悪い悪い。驚かせちまったな。」

 

やはりそうか。しかし、ベジットさんが地震を起こしても驚かないあたり、慣れてきているな…

 

「相変らずだね…ベジットさん」

 

どうやら萌も俺と同じで慣れてきているらしい。

 

「あれほどの力があるんなら、怪異を殺すこともできるんじゃないか?」

 

と、真下が言う。

 

「いや、怪異は浄化させる方がいい。なあ、八敷?」

 

「ああ。そうだな。」

 

いきなり話を振られても困るが…

 

「何事も穏便に済ませる方がいいだろう。」

 

真下は「そうか…」とだけ言い職員準備室を出ていった。すると、続けざまに「早く来い!」と声を上げた。

その声には怒りと焦りが混じっていた。

 

職員準備室を出て、廊下をみる。

 

 

 

そこにはガラスの破片やがれきしかなかった廊下が植物で埋め尽くされていた。

 

 

例によって赤いバラも無数に咲いており、うねうね動いている。

 

 

 

「貴様らがここに来た時もこんな感じだったか?」

 

「い、いや、違う。ついさっきまではこんな感じではなかった。」

 

「本気を出してきたのかもしれんな。少し待ってろ。」

 

すると、ベジットさんが廊下で手から光の剣を出して床の植物を切り裂いた。

 

やはり宇宙人だったのか…

 

「これなら歩きやすいだろう?」

 

「なるほど…怪異と戦っても無傷なのは伊達じゃないってことか。貴様もかなりの化け物ってわけだ。」

 

「おいおい、花彦と一緒にすんなよ。」

 

「ベジットさん、説得力がありませんよ…」

 

萌も真下も驚きを超えて呆れている。実際、俺も呆れている。ベジットさん一人でいいんじゃないかとさえ感じる。

 

「九条館でシルシが消えたらお話しするの覚えてますからね…」

 

「……………気が向いたらな。そんなことより、こいつらを切ったおかげで鍵が出てきたぜ?」

 

話題そらしのように聞こえるが、鍵があるのは本当だ。

 

「これって警備員さんが持ってた鍵じゃない?」

 

「ああ、あの警備員のか。ここで鍵が見つかるってことは…」

 

「いや、生きてはいるが重症だ。」

 

「なんだ、容態を知ってるのか?」

 

あの時、ベジットさんがいなかったら確実に死んでいただろう。

 

「ま、左腕はもうなさそうだがな…」とベジットさんが呟いた。

 

 

 

シルシがさらにその色を鮮やかにした……

 

 

 




もうちょい書こうか迷ったけど疲れた…
目標の1300文字書いたしいいや…
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