ではどうぞ
初めての戦闘訓練を終えた翌日。雄英の校門前には大量のマスコミが押し掛けていた。そしてそのマスコミに揉みくちゃにされている男が1人いた。
マスコミ「オールマイトの授業はどうですか!?」「オールマイトについて一言!」「一言お願いします!!」
能登「えっえっとあの~(ひいぃぃ!怖いよぉ!!)」
能登であった。いかんせん気弱な彼はマスコミの押しに負けて捕まっていた。しかしそんな彼にも救いの手が差し伸べられた。
耳郎「能登!大丈夫!?」
能登「じっ耳郎さん!?」
耳郎「ほら腕伸ばしな!」
能登「うっうん!」
マスコミを掻き分け能登が伸ばした腕を掴み引っ張る耳郎。
マスコミ「きみヒーロー科だよね!?オールマイトについて一言!!」「こっちにも一言お願い!!」
耳郎「すいません!遅れるといけないので!!」
耳郎は能登を引っ張りなんとかマスコミという檻のなかから脱出する。
能登「はあっはあっ…あっありがとう耳郎さん」
耳郎「どういたしまして…っていうかアンタそんだけ体大きいならなんとかできるでしょ?」
能登「うぅっ、ああいうのは苦手って言うか体が委縮しちゃって…」
耳郎「なんというか…まあいいや!ほら早く行こ!」
能登「うっうん!」
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――A組教室――
能登「はあぁ~朝から疲れたぁ…」ボロボロ…
切島「おうジャガーノート!お前マスコミは大丈夫…じゃねえな」
能登「おはよう切島くん、朝からとんだ災難だよぉ…」
上鳴「いや~でもお前のおかげで入れたから助かったぜ!サンキューな!」
能登「ひどいよ上鳴くん、耳郎さんが助けてくれなかったら僕学校に入れないままだったよー!」
上鳴「いや~すまんすまん!てか耳郎が助けてくれたのか?」
耳郎「あんたね仮にもヒーロー目指してんなら助けてやりなよ」
上鳴「うっ…すみません…」
能登「耳郎さん!さっきは本当にありがとう!」
耳郎「いいってことよ。それよりさっき切島がアンタのことジャガーノートって呼んでたけどなんで?」
能登「ああ、それは昨日の放課後反省会をしていた時に決まった僕のあだ名なんだ。僕の実家はジャガイモ農家をしてるんだ」
耳郎「ジャガイモ……あぁなるほど、ジャガイモのジャガと苗字の能登を合わせてジャガーノートね」
上鳴「どうよ耳郎!考えたの俺だぜ!?カッコよくね!?」
耳郎「ふーん…あんたにしちゃいいんじゃない?」
上鳴「ひどくね!?」
八百万「ジャガーノートというのは止めることのできない巨大な力、圧倒的破壊力の意味を持ちますわ。能登さんの個性的にも合っていると思いますわ」
耳郎「ふーん…いいじゃんジャガーノート。ねえウチもそう呼んでいい?」ニッ!
能登「!//…うっうんもちろんいいよ耳郎さん//!」
耳郎の笑顔を見て顔が赤くなる能登。
上鳴「おいおいジャガーノート!なんか顔赤くなってんじゃねぇか!」このこの!
能登「やっやめてよ上鳴くん!//」
そう話しているとチャイムが鳴り相澤が教室に入ってくる。
相澤「おはよ…」
クラス「「「「「おはようございます!!」」」」」
相澤「昨日の戦闘訓練の映像と成績見させてもらったよ。爆豪」
爆豪「…!」
相澤「お前もうガキ見てぇな真似すんなよ?能力あるんだから」
爆豪「わっーてる…」
相澤「でっ、緑谷は腕ぶっ壊して一件落着か」
緑谷「―っ!!」
相澤「個性の制御…いつまでも出来ないじゃ通させねえぞ。同じこと何度も言わせるなよ。それさせクリアできればやれることは多い、焦れよ緑谷」
緑谷「はいっ!!」
相澤「あと能登」
能登「…っ!」
相澤「お前はもっと自信を持て。お前は体も個性も恵まれてんだから」
能登「はっはい!!」
相澤「さて…HRの本題だ。急で悪いが今日は君らに…」
クラス(((((なんだ!?臨時テストか!?)))))
相澤の言葉に身構えるA組。
相澤「学級委員長を決めてもらう!」
クラス「「「「「クソ学校っぽいの来たーーー!!」」」」」
切島「委員長やりたいです俺!!」
耳郎「ウチもやりたいっす」
峰田「オイラのマニフェストは女子全員膝上30㎝!!」
青山「僕の為にあるやつ☆!」
芦戸「リーダーやるやる!!」
爆豪「俺にやらせろ!!!」
普通ならやりたくない役職だがヒーロー科ではヒーローの為の素地を鍛えることが出来るので人気の役職である。
飯田「静粛にしたまえ!!」
クラス「「「「「ん?」」」」」
飯田「多をけん引する責任重大な仕事だぞ!やりたい者がやれるモノではないだろう!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票で決めるべき議案!!」ビシィィィ!
瀬呂「腕そびえ立ってんじゃねーか!!なぜ発案した!?」
蛙吹「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」
切島「そんなん皆自分に入れらぁ!」
飯田「だからこそここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間ということにならないか!?どうでしょうか先生!?」
相澤「時間内に決めれば何でもいいよ」
そして…
緑谷「僕3票ーーー!?」
爆豪「なんでデクに!?」
瀬呂「まーお前に入れるよかわかるけど」
飯田「1票…一体誰が…!?」
八百万「他に入れたのですね…」
砂藤「やりたがってたのに何がしたかったんだ飯田…」
こうして委員長は緑谷、副委員長は八百万となった。
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――お昼休み――
――雄英大食堂――
能登「やっぱり美味しいねランチラッシュのご飯は」
切島「いや~食べ応えあって大満足だぜ!」
上鳴「これが安く食えるから言うことなしだぜ!」
能登「上鳴くん昨日もハンバーガー食べてなかった?」
上鳴「いや~ついな!めっちゃ美味いし!」
3人でお昼ご飯を食べたあと楽しく話しながら食堂の入口に向かっていると…
ウゥッーー!!…ウゥッーー!!ウゥッーー!!
上鳴「うおっなんだ!?」
切島「何の音だ!?」
能登「なっ何が…」
放送『セキュリティ3が突破されました…セキュリティ3が突破されました…生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください』
能登「セキュリティ3ってなに!?」
切島「よくわかんねぇが避難した方が…」
切島がそう言っていると食堂から大量の生徒が3人のいる方へ向かってくる。
ドドドドドドドッ!!!
能登「わあああああっ!?いっぱい来たああああ!?」
上鳴「うえぇぇ!?」
切島「どわあああ!?」
今までセキュリティが破られたことがなかったため生徒たちは動揺し混乱が起きていた。
生徒「いてててっ!」「ちょっ押すな押すな!!」「人倒れたって!!」「ちょっとどこ触ってるのよ!」
切島「皆さーーん!落ち着いて!ゆっくり!ゆっくり!」
上鳴「んだこれ…?」
能登「わあああ!?…みっ皆さんゆっくり…」
??「きゃっ!ちょっ…!?」
能登(?……今の声は…)
能登が聞き覚えのある声のした方へ顔を向け見渡す。
能登(あれは…耳郎さん!?)
そこには耳郎がこの混乱で身動きが取れずにいた。
能登「(このままじゃ耳郎さんが危ない!)…耳郎さん!」
耳郎「!…ジャガーノート!?」
能登「こっちに手をっ!!」
耳郎「うっうん!」
能登が長い腕を伸ばし耳郎の手を握り自身の方へ引っ張り引き寄せる。
グイッ!
能登「耳郎さん大丈夫!?」
耳郎「あっありがと…でも//」
能登「危ないから離れないでね!」
耳郎「わっ分かった…//」
混乱がこのまま続くかと思われたが…
飯田「大丈ーー夫!!」
切島「飯田!?」
飯田「皆さん!大丈ー夫!!ただのマスコミです!何もパニックになることはありません!大丈夫!ここは雄英!最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!!」
飯田の行動により混乱は収まり生徒達は食事に戻ったりそのまま教室に戻ったりするのであった。
切島「ふぃ~何とかなったな!」
能登「何ともなくてよかったよぉ~」
上鳴「ホントにな…おいジャガーノート、おめぇ何良いことしてんだよ!」
能登「えっ?」
耳郎「ねっねぇ…//」
能登「ん…?」
能登が視線を下に向ける。
耳郎「そろそろ肩…放してくんない?///」
能登「!?//…わあああ!!ごごごごめん耳郎さん!!///」パッ!
上鳴「おいジャガーノート!てめぇさっきまで大変だったのに随分と余裕だな!!」
能登「ちっ違うよ上鳴くん!これは耳郎さんが危なかったから…!!」
切島「ジャガーノート!おめぇ漢気あるじゃねぇか!」
上鳴「それでもなんて羨ましいことをぉぉ!!」
能登「誤解だよ上鳴くん!!」
わーわーぎゃーぎゃー…
耳郎(男らしいとこあんじゃん…///)
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その日の放課後のHR。緑谷が委員長はやはり飯田がふさわしいと話したため委員長は飯田に決まったのであった。
スクラッチの宝くじかったら200円当たりました。