「もーー!!信じられない!!ロック!銃を撃つのに目を瞑るなんてありえないわ!!」
「はいぃぃ!ごめんなさいぃぃ!」
謝るわたしの頭をチュチュさんがポコポコ殴ります。結局最後にわたしが撃った光子弾はパレオさんには当たらず、顔の横を通過しただけでした。そのままわたしはパレオさんに斬られてダウン。直後にアイさんからのアナウンスが入って終了となりました。
「まあまあ、初めての戦闘だったんだし仕方ないよ。ね?ロック。」
ハナゾノさんが優しくフォローしてくれます。しかしチュチュさんは納得いってないようで、
「初めてなんて言い訳、外じゃ通用しないのよ。そ・れ・に、そもそもの話、いくら相手がパレオだからってハナゾノとバニを含めて4人もいるのにあそこまで圧倒されるなんて。努力が足りてないんじゃないの?」
「今回はお2人ともロックさんとトーンさんのサポートだったので、全力は出してないと思いますよ。」
「......それでももっとまともに戦えたでしょ...。」
チュチュさんは少しすねた様子で顔を背けました。
「ロックさん、トーンさん。今回使った武器はいかがでしたか?扱えそうでしょうか?」
パレオさんが話を変えてくれました。
「はい、私はこの武器が気に入りました。いつかもっと上手に戦えるようになれたらな。」
「光子剣なら私が教えられるよ。パレオほどじゃないけどね。」
「やったー!ぜひハナゾノ隊長にお願いしたいです!」
「うん、まかせて。」
「ロックさんはどうでしたか?」
「わたしは......」
「決まりよ。」
「え?」
「アナタの武器は光子銃で決まりよ!アナタがまともに戦えるまで、ワタシがしっかりレッスンしてあげるわ。だからアナタは2人目のガンナーになるのよ!」
自信満々にチュチュさんが叫びます。
「2人目って。わたしがですか?」
「っ...そうよ!」
「実は私たちRAISE A SUILENの中で光子銃を使っているのはチュチュ様だけなんです。ハンドガン一丁だけじゃ大変ですし、チュチュ様のような二丁持ちやほかのタイプの光子銃がなかなか扱いにくいってことで皆さん他の物を選んじゃうんです。」
「あたりまえよ!どの武器にしたって練習が必要に決まってるじゃない!ワタシだってすぐに使えたワケじゃないのに。」
だからチュチュさんは他のガンナーが増えるチャンスにこうして張り切ってるってわけですね。確かにチーム内に同じ武器を使っている仲間がいないのは寂しいですしね。
「わ、わたし!光子銃使います!そしていつかチュチュさんくらい強くなります!」
わたしは思い切って宣言しました。はっきりと自分の決意を聴いてもらうために。いつか本当に強くなるために。
「ふっ...いつかじゃ困るのよ!さっさと強くなってもらわなくちゃ。」
チュチュさんはニッと笑って言いました。
「そうと決まれば、時間が惜しいわ。来なさいロック!レッスンの時間よ。」
「えええぇぇ!今からですかぁぁ?!」
「そうですよチュチュ様、たった今模擬戦が終わったところで皆さん疲れているでしょうし、明日からにしませんか?」
パレオさんの言う通りです!実際初めての戦闘直後でとっても疲れています。今日はとりあえず休みたいです。
「No!教えなきゃいけないことは数えきれないほどあるわ。銃の扱い方だってもっと教えなきゃだし、そもそも体力や機動力もレベルアップさせる必要があるわ。ゆったりしている暇なんてない。さあ行くわよ!」
「そんなぁ...。」
「それなら私も練習したいです!ハナゾノさん、お願いできませんか?」
「ん、わかった。」
「パレオはロックさんの方をお手伝いしますよー♪」
「私とバニちゃんはトーンを手伝います。」
結局みんなこのあとも訓練するみたいです。わたしだけじゃなくて屋かったですけど、みんな明日大丈夫かな。少なくともわたしと透花は筋肉痛で動けないかもしれません。今日はまだまだ長そうです。
こんにちは、水色ワンコです。最後まで読んでいただきありがとうごぜいました。
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それでは次回の投稿までしばしお待ちください。