The Beautiful World   作:水色ワンコ

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11/30 8:10 タイトル変更しました
      物語のはじまり→REIGNING


#1 REIGNING

「機械兵士が来た!急いで非難するよ!」

飛び起きて夜の暗い外へ出ます。走りだして後ろを振り向くと、燃え上がる炎で明るく浮かび上がる機械兵士の姿。逃げないとっ、早く。

「六花!もっと走って!」

「うぅ」

さっきの頭痛が残ってます。痛くて走りづらい。でも逃げなきゃ。全力で逃げないと殺されちゃいます。元々は都市だったのか、ボロボロで廃れた建物が多く、私たちの()拠点にさせてもらっていた通りのひび割れた道を走り抜けます。機械兵士の足は大して速くないので、普段なら早めに気づいて、全力で逃げれば、運悪く光子銃(フォトンガン)に当たらない限りは避難できますが、ちょっと今回はどうでしょうか。頭痛のせいで足が鈍くなってます。

「ほかのみんなは?」

「もう少し先にいるよ!多分私たちが最後だと思う。」

機械兵士たちはそこそこ後ろの方にいるので光子銃だけ気をつければ大丈夫だと思います。でもまた移動です。前回の襲撃から10日です。結構遠くまで移動したと思っていたのですが...。次はどこに行きましょうか。

「うっ」

あまり考え事をしすぎるとよくありません。今は頭痛もあるので余計です。とにかく逃げないと。

 

ビュンッ

 

目の前を光子銃の一撃が横切りました。わたしも一緒に逃げている仲間もつい足が止まりました。目の前を「死」が横切った感覚に、思考が硬直し、ゆっくりと瞬きをして目を開けた時には、眼前に2体の機械兵士が立っていました。

「あぁ、わわ」

仲間もわたしも動揺で動けません。なにせ今までで一番「死」に近い状況に、とてつもない恐怖を感じているのですから、仕方ありません。正面にかまえられえた光子銃。こんな状況になってもまだ足は動きません。ただ呆然として、銃口を見つめるだけです。もしかするとわたしは、本心では死を願っているのかもしれません。

ーこの世界から早く出ていきたいー

そんな思いがあったのかもしれません。これで終われます...。

終わっちゃいます...?

 

ビュンッ

 

目を閉じると同時に光子銃の発射音が聞こえました。死ぬのって一瞬なんですね。痛みもなく、苦しんでる暇もありませんでした。結局神様に文句を言うという目標は達成できませんでしたが、もとより嫌いな神様です。かかわらずに済んでよかったです。

 

「Hello,Girls?」

 

あれ?女の子の声です。目を開いて声のする方を向いてみると、私よりも小さな、ネコ耳?がついてるかわいい女の子が立ってます。機械兵士は動かなくなっています。どうやら私は死んでないみたいです。

「ちょっと!無視しないでくれる?」

さっきの声はこの子で間違いないみたいです。どうやらわたしの命はもう少し長く続いちゃうようです。その時に、驚いたような、安心したような、残念だったような、とっても不思議な気持ちの中にいたわたしが唯一覚えているのは、神様のいたずらな運命によって、わたしの心臓がはじけだしたことです。




こんにちは、水色ワンコです。今回が2回目の投稿になります。結末や書きたいシーンはある程度考えているのですが、細かい点や設定をまだ練り切れていないので投稿間隔は開いてしまいますが、面白いものをかけるように頑張ります。良ければ、今後物語内で矛盾してしまった点や、ハーメルン自体の使い方におかしな点があればご指摘お願いします。
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