The Beautiful World   作:水色ワンコ

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#2 Who are you?

「あなたは一体何者なの?」

自分が知らなかった感覚の中で動けないわたしにかわって、隣にいる仲間が聞いてくれました。

「......助けてもらったお礼より先に、『何者か?』なんてちょっとお行儀が悪いんじゃないの?っと、今はそんな話をしてる場合じゃないわ。私たちは戦えるけどあなたたちはそうじゃないでしょ?」と言うと彼女は突然、

「パレオ―!」

と叫んだと思えば、

「はいチュチュ様ー!♥ パレオ、参上いたしました。」

次の瞬間には私たちの背後に一人の女の子が立っていました。特徴的な2色のカラーが入ったツインテールのかわいい女の子です。っていうかどこから出てきましたッ?!!

「パレオ、この2人を安全な場所まで連れて行って。」

「はいチュチュ様、かしこまりましたー!ところで安全な場所とは『ホーム』のことでよろしいので?」

「仕方ないでしょ。放っておくわけにはいかないわ。」

「かしこまりました!ささ、お2人とも!早速行きましょう。」

「ちょちょ、ちょっと待ってください!行くってどこへですか?」

あまりの話の速さに、慌ててわたしはききました。

「細かい話はあとでするわ。今はあなたたちに避難してもらうのが先決よ。頼んだわよパレオ。」

「お任せください!」

するとネコ耳の彼女は、機械兵士たちのもとへ走って行ってしまった。

「それでは出発しましょう。」

「あの子は大丈夫なんですか?一人で向かって言っちゃうなんて!」

きかずにはいられませんでした。わたしたちを殺そうとしていた機械兵士2体を倒したのが彼女だということは事実だと思いますが、自分よりも小さな女の子が、それも1人で突っ込むのは無謀だと思います。

「問題ありませんよ。チュチュ様はお強いので。」

まるで、様々な展開に動揺しすぎている私たちを落ち着けるように、微笑みながらツインテールの彼女は言いました。

「しっかりついてきてくださいよー。」

 

それからわたしたちは3人で、30分ほど走って移動しました。移動を始めて何度か機械兵士に遭遇しましたが、その度にツインテールの女の子が、2本の光子剣(フォトンソード)の美しい舞であっさりと撃破してしまいました。そして、目の前で起こっている摩訶不思議な出来事を落ち着いて理解するよりも早く、どうやら目的地に到着したようです。

「どうぞこの中へ。」

もとは家だったのか小さな2階建ての建物の中へ入っていきます。中に明かりなんかはなくて、外も夜なので、薄暗い中奥へと進んでいきます。そして、一番奥っぽい部屋について、ツインテールの子が棚をどけると、そこには地下へ続いていそうな階段がありました。

「この奥です。足元気を付けてくださいね。」

岩壁には小さな明かりがあるが、転ばないように落ち着いてゆっくりと階段をおりていきます。少し長いと感じる階段を降り切った先には、頑丈そうな鉄の扉がありました。

ギギィッ

と扉が開き、奥の景色が目に入って、わたしは...驚きました。中はとても綺麗で現代的な作りでした。扉を開けてすぐの部屋?はそこそこ広く、左側には1番手前に通路で、その隣に扉があるのでそこにも部屋があるんだと思います。右手奥には()()()()()()?っぽいものも見えます。とにかく、ここまでの階段や最初の建物の見た目に合わず、中はとても整備されている様子でした。

「こちらの広間へどうぞ。」

と、ツインテールの子がさっきの左側にあった扉を示しました。わたしたちはなにも言わずにとにかくついていきます。広間と言いましたが、どれくらいなのでしょう?わたしたちの今いる入口もすでに大きい気がしますが...。見た感じ扉にドアノブや取手は無さそうです。自動ドアでしょうか?わたしたちの背より1.5倍くらい大きな扉の前に立つと

シュンッ

という音とともに扉が開き......わたしは想定外のものに固まってしまう習性があるようです。さっきの部屋よりもはるかに広い空間に、10数人ほどの人がいました。あっけにとられていると、前方から金髪の背が高い女の子が近づいてきます。

「ああん?」

「あわわわわ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

すごい近くで顔を見られてます!しかもすごい目つきで。とっても怖いです。

「おまえ......」

「はいぃぃぃい!なんでしょうかぁぁあ!」

「......可愛いな」

「はいぃぃぃい!......はい?」

???どうゆうことですか???




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