【本編完結】つよつよ神竜イルクスさん   作:デュアン

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前書きキャラ紹介〈イルネティア王国編②〉

ライカ・ルーリンティア
 イルネティア王国雷竜騎士団副団長。19歳。原作キャラで、初登場は1話『イルネティア沖海戦(前編)』
 神竜であるイルクスの能力を唯一最大限引き出す事のできる竜騎士。人間離れした空間把握能力と動体視力を持つ。
 イルクスとは固い絆で結ばれている。

イルクス
 イルネティア王国雷竜騎士団特務騎士。原作キャラで、初登場は1話『イルネティア沖海戦(前編)』
 神竜の一瞬『ヴェティル=ドレーキ』の生き残り。ただし神話の時代の記憶は無い。
 白銀の竜形態と竜人形態を使い分ける事が出来る。また、本人のみではその力を完全に発揮する事は出来ない(高速で飛行する、など単純な動きは出来る)
 ライカとは固い絆で結ばれている。


終幕

『そんなっ、ライカ、ライカ……どこ、どこに行ったの……』

 

 ライカの乗る竜母が沈んだ。海面では生存者達が身を寄せ合い襲いかかる海魔に対して抵抗を続けている。だが、その中に彼女の探す少女の姿は無かった。

 となれば、あるのは船から脱出出来ずに沈んだか、脱出は出来たが渦に巻き込まれて沈んだか、もしくは……

 

『ッ!! 違う! そんな、そんな事ある訳ない!!!』

 

 最悪の光景を想像し、それを頭を振って振り払う。

 

 敵戦闘機をようやく突破出来たはいいが、会えなければ結局意味が無い。もっと近くで戦っていればよかった。彼女は深く後悔する。

 また、彼女自身にも時間が無い。空母を撃沈した今、帝国軍にとっての最重要目標は彼女なのだ。現に今も殆どの戦闘機が彼女を追って向かってきている。

 

 

「───っ」

 

 

 と、その時。彼女は()()()を感じ取る。

 

「これは……!!」

 

 それは、()()()彼女から感じていた物だった。

 

 

 

「──────ぶはっ」

 

 ようやく彼女は海面へと顔を出すことができ、胸を上下させて大きく息を吸う。水棲生物特有のヌルヌルとした感覚を肌で感じながら、彼女は再び手を高く掲げる。直前まで彼女を食べようとしていた海魔は、今や彼女の忠実な従僕であった。

 そうして海魔の背に乗っている彼女は、掲げた手を固く握りしめた。

 

 効果はすぐに現れる。

 

「助けて……へ?」

「うわああああ……あ?」

 

 海面に漂う生存者達。彼等はこれまで自分達を襲っていた海魔が突如動きを止めたのに困惑する。

 更に、それらは彼等の下に潜り込むや否や浮上し、その背に載せてくるではないか。体力的にも限界であった負傷者などは助けられた形となるが、やはり感謝よりも恐怖、その恐怖よりも困惑が先に来る。

 

 だが、その疑問はすぐ後に解消されることとなる。

 

 

「───ッ!!」

 

 だが、当のライカはそれどころではなかった。

 彼女は海面に向けて魔物を操る念動波を放ち、()()()()を呼び出す。それらはすぐに浮上してくる。

 ()()()()()()()をしたウツボの様な細長い海魔。血を流す負傷者に群がり食らいつく、痛みという点で大型海魔よりも恐れられているそれを彼女は掴み、あろうことか口を左腕の断面に近づけ、食らいつかせた。当然激しい痛みが彼女を貫き顔がぐしゃりと歪む。

 だが、それでも彼女は止まらず、もう一匹を左足にも食らいつかせる。

 

「ぎゃ……ッ」

 

 歯を噛みしめ、溢れそうになった悲鳴を無理矢理止める。

 左手、左足がある筈の場所に()()()黒い触手(海魔)。その姿はまるで御伽噺に出てくる悪魔の様で……奇しくも、彼女の今は亡き双子の弟と同じであった。

 

「ライっ……カ……?」

「……ああ、イルクス。無事でよかった……」

 

 と、そこへイルクスが飛来し、竜人形態となって海魔の背に降り立つ。ライカが海魔を操っている事には日頃から漏れ出していた───本人は気付いていないが───念動波があった為今更驚く事もないが、自身に海魔を食わせている光景には流石に絶句する。

 そんな彼女を慮ってか、ライカは浮かべられる最高の笑みを表情に貼り付ける。だが、身体が弱り切り顔は蒼白、呼吸はやや荒く、食らいつかれている場所からは血が流れ落ちている。そんな状況で浮かべる笑みが満面の物である筈もなく、身体の状態も相まって死の直前の病人のそれになっていた。

 

「それ……何を……」

「これは……腕と足代わり……これでまだ、戦える……」

「……っ」

 

 告げられたその言葉に、彼女は再び絶句する。

 

「なんで、なんでそんなに戦おうとするの……!! もう、もうライカは戦わなくていい!! そんな怪我まで負って、痛みを背負って!! どうして、どうしてっ!!」

「……」

 

 彼女は耐えられず本音を吐き出す。腕と足を失って、それでもなお戦おうとする彼女に最早狂気すら感じていた。

 

「……恩人、だから」

「……」

「王国は、受け入れてくれた……居場所をくれた……どこも受け入れてくれなかった私達を……」

 

 彼女の語気は徐々に強くなっていく。

 

「ここで私が戦わなきゃ……王国が……っ。おばあ様が、陛下が、お母さんが愛した、この島が……!!」

「……」

 

 イルクスは彼女の詳しい事情を知らない。彼女がどこで生まれ、どんな人生を送ってきたのかも。ただ、ぼろぼろで森に倒れていたのを保護した、という事だけはお婆さんから聞いていた。それに加えて今の彼女の言葉だ。ここで彼女はイルネティアに辿り着くまでにどんな仕打ちを受けて来たのかを察してしまった。

 だから彼女には、今のライカを否定する事は出来なかった。ここで否定しても彼女は戦うだろう。どんなに傷ついても、どんな姿になろうとも。

 

「……分かったよ」

「!!」

「ただし!! この戦いが終わったら絶対に!! ベッドに縛り付けてでも!! 休んでもらうからねっ!!! あと! 色々と僕の隠してる事もぜーんぶ言ってもらうから!!!」

 

 そう言い放つと、彼女はライカを背負う。そして飛び立ちまばゆい光に包まれ、それが消えた後にそこにいたのは白銀の竜とそれに乗る少女であった。

 

 

『……皆さん、今あなた達を助けた海魔は安全です。彼等はあなた達を無事島まで送ってくれるでしょう。それらに続いて残存艦隊や航空隊も撤退してください』

 

「? な、なんだこれ。撤退?」

「あ、頭の中に直接……この声って」

「ラ、ライカ!?」

 

 困惑していた生存者、未だ浮いている船に乗る兵士達、空で戦う竜騎士やパイロット、そして今まさに彼女らを攻撃せんと向かっている帝国軍のパイロット達の脳内に、突如そんな声が聞こえてくる。

 それは、イルクスの念話魔法によってここにいる()()へと送られたライカの物だった。

 

 

 

『あとは……私達がやります』

 

 

───────

────

 

 

「……!? おい、どうした、応答しろ!!」

 

 同じ頃、グラ・バルカス帝国艦隊。損傷を負いながらも航行に支障の無かった『マゼラン』は艦隊後方で進軍を続けていた。

 その艦橋にて、突然通信士がそんな動揺した声を上げる。

 

「どうした」

「そ、それが……いえ、通信機の故障だとは思うのですが……」

「御託はいい。何が起こった」

 

 そんな彼に艦長のラートスが詰め寄る。

 彼は額に冷や汗を浮かべながら恐る恐る答えた。

 

「て、敵空母部隊を攻撃していた……全機との通信が一斉に途絶えました」

「……何? 一斉に、何の前触れもなく、か?」

「は、はい。流石にこんな事は」

 

 ありえない、そう彼は続ける。ラートスも流石に全機一斉に、というのでは彼の言う通り通信機の故障を疑わざるをえなかった。

 

 

「……直前に、何か言っていたか?」

 

 

 しかし、彼───カイザルだけは違った。

 

「は、ええ……ああ、確か何機かが『神竜が動きを止めた、これよりトドメを刺す』と」

「神竜でもこれは不可能だろう。パイロットがいなければ尚更だ。やはり故障か……提督?」

 

 と、そこで彼はカイザルが目を見開いて硬直しているのに気付いた。

 

「て、提督? 一体」

「……直ちに残存する全戦闘機を上げ、北に向かわせろ。今上がっている直掩機もだ」

「き、北?」

「それと全艦に通達」

 

 困惑するラートスを置き去りに、彼は指令を出す。

 

「神竜が来る。対空警戒を厳とせよ……!!!」

「……なっ!?」

 

 彼はその言葉に更に困惑した。

 

「ま、まさかあなたはこれが故障ではなく神竜がやったというのですか!?」

「……分からん」

「分からん!?」

「ただ一つ。嫌な予感がする、それだけだ」

「そ、それだけって……!?」

 

 そこで彼は見た。カイザルが、この作戦開始初めて“冷や汗”をかいているのを。

 

 皆の思考を置き去りに、指令通り直掩機は一足先に北へと向かっていった。

 

 

 

『ライカ、前から戦闘機がたくさんきてる。気付かれたみたい。どうする?』

「このまま直進して。それで───」

 

 

『前方に白い……神竜です!!』

「なっ、あ、あの攻撃隊の網を抜けてきたのか!?」

『わ、分かりません……!?』

「どうした!!」

『ぱ、パイロットがいます!!』

「な……」

 

 パイロットは復帰は絶望的な負傷を負ったのではなかったのか。直掩機隊の隊長を務める彼は驚愕する。

 

「ぐ……だ、だがこれ程の数の差があるんだ!! 連戦で神竜も疲弊している筈。勝てるぞ!!」

『は、はい!!』

 

 冷静に考えてみればこの戦いは既に決着がついている様なものだ。敵は自分の身を守るので精一杯でこちらに攻撃機を向ける余裕はなく、それを覆してくるとすればそれは神竜しかない。

 そして、神竜は一騎しかおらず、少なくとも空母部隊を攻撃中の友軍機と戦い続けていたのは紛れもない事実。何発か弾も命中させていたようだし、今の神竜は手負いである筈なのだ。

 手負いの(トカゲ)一騎に対し、こちらは帝国最新のカノープスが30機。多少の出血は強いられるだろうが勝てない相手ではない。

 

「全機行けェ!!」

 

 と、近付く神竜を睨みつけながら彼は叫んだ───

 

 

「───なっ!!?」

 

 

───瞬間、神竜が視界から消えた。まさかと思い背後を見れば、後方に白い影が見える。

 

「は、速い!!」

 

 目で追えなかった。パイロットとしての厳しい訓練に耐え、部隊随一の動体視力とまで言われたこの俺が!?

 

「く、くそっ、追え───あれ」

 

 すぐに機体を反転させようとする。だが、動かない。それどころか

 

「なんで景色が」

 

 ズレて。

 

 そこでようやく気付く。

 

 

 自分が既に切り裂かれている事に。

 

 

 イルクスは急加速し編隊の中を直進、その際にレーザーを放ちながら錐揉み回転し的確に戦闘機を全て切り裂いた。イルクスの能力とライカの超人的な空間把握能力が組み合わさって可能とした攻撃である。

 彼率いる『カノープス型艦上戦闘機』30機は彼女らに対し一秒ももつ事が出来ず全滅したのだった。

 

 そしてこれは『マゼラン』でも確認していた。

 

「全機反応消失!!」

「今の一瞬でか!?」

「故障でなければ!!」

 

 レーダー員の思考は既に停止していた。なにせ、先程まであった30個の反応が一瞬で全て消えたのだ。それはよく見れば北の機から順に消えており、それが意味する事実はただ一つだけだった。

 

「神竜が来るぞ!! 全艦備えろォ!!!」

 

 カイザルは叫んだ。

 

 

 

「敵艦隊が……見えた……っ!!」

『対空砲が上がってくるよ!!』

 

 海を埋め尽くすほどの大艦隊。ただ、最初に見た時よりかは減っている様にも感じた。味方の艦隊が頑張ってくれたのだろう。

 そんな艦隊から一斉に光弾が彼女らに向け放たれる。しかし、その密度は低い。

 兵達の士気は高まっている。しかし、戦闘による疲労は確実にあった。

 それでも数は多い。近接信管の爆煙が空を黒く染め上げ、光弾が空間を埋め尽くす。だが、彼女らはそれのどれにも掠りすらしていなかった。それどころか。

 

「撃って!」

『了解!』

 

 遠い空に伸びるレーザーが艦隊に振り下ろされ、その下にいた駆逐艦三隻に当たる。彼女らは不幸にも魚雷を撃っておらず、ライカが狙ったのもまたそこだった。

 他の乗組員はさぞ恐怖した事だろう。たった一発の光線で三隻の駆逐艦が爆沈したのだから。

 それだけでは終わらない。彼女らは対空砲火を避けつつレーザーを振り下ろし無数の駆逐艦や巡洋艦を屠っていく。先程の戦闘が混戦となったが為に魚雷を撃たなかった艦が多いのも災いした。

 そんな事を続けながら彼女らは前進する。

 

 無数の爆炎を引き連れて飛来する彼女ら。無論、『マゼラン』側も黙って見ている訳ではない。

 

「第一、第三主砲発射準備完了!」

「よし、全砲門開け!! 神竜を仕留めろ!!!」

「了解、Z弾発射ァ!!」

 

 轟音。

 マゼランの主砲が火を噴く。第二主砲は『イルネティア』との交戦で破壊されていた為に計六門ではあったが、それでもなお凄まじい音であった。

 そして、これに二人は不意をつかれた形となる。艦隊への攻撃で意識を削がれていた。気付いた時には既に発射され、回避は不可能だった。

 だが、ライカもイルクスも全く動じていない。

 

「イルクス、()()やるわよ!!」

『オッケー!!』

 

 そう言うと、イルクスの開かれた口の前方に複雑怪奇な魔法陣が無数に重複して現れ、そして。

 

 

『「誘導魔光弾、発射!!!!」』

 

 

 彼女らの叫びと共に、白の一際大きな光弾がそこから勢いよく発射され───

 

 

───空に巨大な爆炎が現れた。

 

「やったか!?」

「……いや、爆発が早い!!」

 

 カイザルが目を見開き言う。

 

 その瞬間、煙の中から何かの影が現れる。

 

「あ───」

「なっ───」

 

 それは、イルクスによって振り上げられた駆逐艦であった。

 ひどくゆっくりと振り下ろされる駆逐艦。艦橋要員は呆気にとられ、悲鳴一つ上げることすら出来なかった。

 ラートスでさえ、何が起こったのかを理解出来ずに口を小さく開けただけだったのだ。

 

 そして、ただ一人だけ。

 

 駆逐艦が主砲天盤を貫通する直前、カイザルだけがそう小さく呟いた。

 

 

 

「───すまん」

 

 

 その言葉は、一体誰に向けて発したのだろう。

 

 

───────

 

 

「……ま、マゼラン、轟沈……」

「「「……っ」」」

 

 アリエス級戦艦『シェラタン』艦橋。マゼランのすぐ脇に控えていた彼女は、マゼランの巨大な艦体の中央に駆逐艦が突き刺さるのを間近で見ていた。

 これまで体験した事のない程の轟音が響き渡り、艦に衝撃波が叩きつけられる。窓は全て割れ乗員がガラス片で傷を負う。だが、その痛みがまるで気にならない程目の前の光景は衝撃的な物だった。

 その場にいる艦橋要員、いや艦隊を操る全員が絶句し呆然とする。これまで喧騒に包まれていた海は一瞬で静寂に包まれる。

 

「……か、艦長、どう、しますか」

「ッ……どう、する……?」

 

 艦長である老年の男は何も言えなかった。いや、考えられなかったのだ。

 今するべき事、それは勿論神竜を撃墜する事に決まっている。だが……

 

「それが出来れば……苦労はしない……!」

 

 と、そこで現状最高位の将校が座乗しているヘルクレス級戦艦『ヘルクレス』から通信が入る。

 

『私はガレット准将だ。艦隊司令部の戦死により私が臨時に指揮を執る。命令はただ一つだ。神竜を墜とし帝国に勝利を』

 

 しかし、その言葉が続けられる事は無かった。

 

「ぬうッ!!?」

「うわあぁっ!!?」

 

 再び轟音が耳を貫く。慌てて外を見れば、『ヘルクレス』がいた場所に巨大なキノコ雲が上がっていた。

 

「へ……ヘルクレス、轟沈……」

「見れば分かる!!」

「か、艦長。ガレット准将が戦死された今、艦隊で最も階級の高い軍人は艦長です。艦隊指揮権は艦長に移ります……」

「な!?」

 

 もう自分にそんな順番が回ってきてしまったのか。彼は再び唖然とする。

 『ヘルクレス』は例外だが、帝国では戦艦の艦長は通常大佐が務める。彼も例に漏れず大佐であった。現状、この艦隊には複数の戦艦が残っており、それらの艦長は皆大佐である。

 しかし帝国ではこういった場合、指揮系統の混乱を避ける為年功序列が適用される。彼は生き残っている大佐の中で不幸にも最も年老いていたのだ。

 

「ッ……は、反撃を」

 

 と、その時だった。

 

 

『……本海域にいるグラ・バルカス帝国全軍人に告ぐ』

 

 

「な!?」

 

 突如、彼等の脳内にそんな声が響き渡る。それはどうやら少女の物で、しかし冷たく、刺す様な声だった。

 

 

『直ちに投降せよ。さもなくば撃沈する』

 

 

 それは降伏勧告であった。一体どういう仕組みで声を送っているのかは分からないが、言っている事が本当である事は『ヘルクレス』がその身をもって証明していた。

 どうやら撤退を許してくれる様な雰囲気でもない。もし変な動きを少しでも見せればその瞬間この艦にも駆逐艦が降ってくる事だろう。

 

「ここまで、か……」

 

 そうして、彼は賢明で不名誉な判断を行った。

 

 

 かくして、史上最大の海上作戦と語り継がれる事となる第三次イルネティア沖大海戦は世界連合側の戦略的・戦術的勝利に終わる。

 神竜より突きつけられた降伏勧告を『シェラタン』艦長であるワーシガット大佐は受理、その場で全艦に武装解除を命じた。

 また、イルネティア島南西部にてムー国機動艦隊及びミリシアル地方艦隊と戦闘し、辛くも勝利を収め島へと向かっていたミレケネス率いる第二先遣艦隊は一時撤退を目論むも、結局直後に現れた神竜によって戦艦が撃沈され、こちらもすぐに降伏を選択した。

 

 イルネティア王国侵攻艦隊679隻は、遂に一隻も戻ってくる事は無かったのである。

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