破壊の熊は家族の元へ   作:悪魔野郎

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アンケートで出して良いと言われたので出しました!
「帰って来た熊はセカイを見渡す」と言うタイトルです。
プロジェクトセカイと言うスマホゲームのクロスオーバーですがほとんどありふれた職業で世界最強の話がメインになりそうで少し怖いです(笑)


妹が出来ました!

「ターゲット発見! このまま監視を続ける!」

 

 私はハジメ兄とシア姉のデートの監視をしている。

 え? 何でそんなことをしているかって? 

 だって、ハジメ兄の弱味を握れそうじゃん(悪魔)

 

 ん? じゃあ手にあるスナイパーライフルは何かって? 

 はは、なーにシア姉に近くづこうとするクソ野郎を速攻で殺るためだよ。

 え? 殺っちゃったら駄目だろ? 

 ……バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。

 

 ◆◇◆◇

 

 うんうん、順調だねぇ~。

 ……はっきり言って暇だよぉぉ~誰でもいいからちょうど良いトラブルを引き起こしてくれませんか! 

 あっこの串焼き旨い。(暇だったので買い食い)

 

 これは……子供か? 

 

 ハジメ兄達も気がついたらしい。

 救出はあっちでやってくれるだろうから準備でもしようか。

 

 ◇◆◇◆

 

「ハジメ兄ぃ~、容体は?」

「「いつから居た?! (ですか?!)」」

「ん? デートの記念写真を撮っていただけだよ♪」

「……もう、突っ込まねぇぞ」

「はいはい、それよりもその子の治療するから子供服とか買ってきて」

 

 海人族の子供をハジメ兄から取り上げて近くの宿へと向かった。

 

 ◆◇◆◇

 

「う~ん」

「あっ起きた?」

「…………」

 

 子供はキョロキョロ周りを見ると私をジーと見る。

 どうやら敵かどうかを見定めているようだね。

 少し見つめ合っていると「グゥ~」と言う可愛い音が部屋に響いた。

 その音に少し笑ってしまうと恥ずかしそうに顔を赤くする。

 

「お腹が空いているかな?」

 

【シャルル】をキッチンに変形させて”影魔法”で食材を取り出して適当に野菜炒めでも作る。

 さて、作っている間に子供の容体の話をしよう。

 まず、”変成魔法”によって不純物は完全に取り出した。

 ジョジョの奇妙な冒険を知っている人なら”クレイジー・ダイヤモンド”を想像すれば分かりやすいだろう。

 ……”破壊権限”で外側の汚れ等も破壊して無いのでもう大丈夫。

 

「食べたい人は手を上げてくださーい」

「…………」(手を上げる)

 

 ……可愛い。

 体力は回復させられないので食べたりして元気になってもらわないといけないので拒否されても無理やり食べさせるつもりだったけど自分の作った料理が美味しそうな顔で食べてくれるのは嬉しいものだ。

 

 ◇◆◇◆

 

「「なにやってるんだ(ですか)?」」

「……助けて下さい」

 

 海人族の子供──ミュウから【シャルル】などを変形させて見せたりしていたら「他に何が出来るの!」ってキラキラさせた目で見てくるもんだから”変成魔法”による肉体変形で可愛い毛玉? モンスターに変形したんだけど……その上で寝られちゃった。

 下手に動かしたら落ちちゃうし、かれこれ三十分間この体制だ。

 

「てか、何でこんなに遅いの?」

「「……」」

「……色々、未来を想像して子供用品を見ていたら遅くなったとか?」

「「……」」

「目をそらさないでくれませんなねぇ?」

「う~ん、どうしたの初命姉ちゃん」

「あっ起きちゃった」

 

 ◆◇◆◇

 

「……可愛いかったなぁ」

「そうか? 眼帯取られたりして大変だったんだが」

「そう言う割には傷つけないように色々気をつけていたじゃん」

「……」

「……意外にも子煩悩?」

 

 ミュウをギルドに預けしばらく歩くと──ギルドが爆発した。

 

 まず、初命が”永遠之魔眼”による視認をし【シャルル】を【血烈刀】に変形

 

「破ァァ!!!!」

 

 ギルドをカチ割る。

 そして、ハジメ達よりも早くギルドへ走った。

 

 後にハジメ達は言う──あの時の初命はスタンドのようなものが後ろに見えたと……

 

「……チッ!」

 

 それでも逃げられた。

 恐らく、珍しい海人族だったから拐ったのだろう。

 置き手紙にはシアを連れて指定の場所に来いと書かれている。

 さて、初命の呪いは愛する存在──子供などに関する呪いだ。

 その呪いを受け入れている初命は愛するものを奪われることを極端に嫌う。

 ならば、さっきまで可愛がっていたミュウを拐われた心境はどうだろうか。

 

「おい! 初命! 落ち着け──」

 

 ハジメの忠告を無視して行動を起こす。

 

 ──市街地に赤い境界線が生まれ家が真っ二つになった

 

 これが心境の答えだ。

 最早、初命は誰にも止められない。

 血走った目で顔を上げ同時に【月食】による強化が入る。

 呪いも初命と同じ怒りを持ち協力的なので強化具合もいつもの比にならない。

 

 ハジメ達は思った。

「これ、フューレン明日には地図から無くなっているんじゃないか?」と

 

 ◇◆◇◆

 

 その様子にため息を漏らすものがいた。

 もちろん、その怒りを否定するつもりはない。

 しかし、後処理は考えてほしいものである。

 

 そう考えながら一つの()を取り出す。

 

「我、ここに二つの終わりを求める」

 

 そう言うと真っ二つになった家は()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……誰も死んでいなくて良かった」

 

「はぁ」とまた、ため息をつきながら考える。

 これから、()()()()()()

 その顔は昔、本から希望を貰った時の顔と全く一緒だった。




少し能力提示。
え?誰のか?
……考えてみてください。
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