破壊の熊は家族の元へ   作:悪魔野郎

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すいません、リアルが忙しく遅くなりました。
短いです。


どうしてこうなった

「……置いていかれた」

 

 とぼとぼ、歩いています。

 まあ、”封印”で気配を完全に消していたから仕方がないのだが。

 

「ん?」

 

 歩いていると一匹の子供の狼が居た。

 

「死んでは……いないな」

 

 触り”変成魔法”による診断を行う。

 確か、このタイプの魔物は群れをつけるはずだ……でもコイツは──

 

「変異かな?」

 

 恐らく、突然変異が起き仲間と認識されなかったのだろう。

 つまりは……仲間外れにされたのだ。

 突然変異で多少強くてもただの魔物でしかないコイツにはこの砂漠の環境は一個体では厳しいだろう。

 

「……仲間だな」

 

 ……とりあえず、砂漠を抜けたら離してやろう。

 影を動かし影の中に引きずり込む。

 

「……分かってるよ。……コイツが()()を望まない限りやらないよ」

 

 影に居る仲間達にそう言ってまた、歩き始めた。

 

 ◆◇◆◇

 

「あぁぁぁぁぁぁ」

 

「うるせぇ……気持ちは分かるがな」

 

「くっううぅぅ、レミアさん」

 

「……ドンマ──ッ! 魔物だ! 魔物の大群だ!!」

 

 門番が叫ぶ。

 そこのには──どっかで見た気がする影を纏う魔物達がどっかで見たことのある子供を乗せて門に向かってくる光景だった。

 

「……どうしてこうなった」

 

 あの後、私は何故か分からないがよく同じような拾い物(魔物)をして安全な所に離すと言う事をやっていたのだが離すと無理矢理にも追ってくるんだよね……。

 

 うん、分かるよ。一人は怖いよね。

 

 生き残れるように”変成魔法”で第二段階まで強化したから知能はあるし支配は解いたけど、ついてきてしまうものだから愛着が湧いてしまって……気がつけば、大群と呼べる規模になってしまった。

 

 だって、可愛いんだもん!! 

 

「……とりあえず、武器を下ろしてくれませんか?」

 

「……」

 

「じゃあ、帰ってくるまで外で待つか」

 

 気配を探すとハジメ達は居ないから迷宮に入ったのだろう。

 今、追いかけてもすれ違いになるだろうからここで待つ方が良いだろう。

 

「……名前……つけていなかったなぁ」

 

 ペットにしたのは”狼”蛇”カラス? ”だ。

 大群と見られたのは”狼”の技能でたくさんの小型狼を召還出来るからそれで近づいてくる魔物に威嚇していたからだ。

 目が赤黒いから魔物としか他からは認識されるだろうけど私も魔物だから初めての同種みたいな感じなんだよね。

 

 狼を布団にして”影魔法”で本を取り出す。

 

 近くに水もあるし、まだ”異空間”に食材は残っているからハジメ達が帰ってくるまではここで待てるはずだ。

 

 ハジメ達が帰ってくるまでモフモフを楽しもう。




名前の募集再来!
……狼、蛇、カラス?の名前を感想などで送ってくれるとありがたいです。
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